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ダンジョンスタンピード第二波 情報
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今まさに、オレの目の前から去っていく国防の勇士。
と、その背中を見送っていると瑠羽が離れたところからこちらを視ていた事に気づく。どうやら会話が終わるのを待っていてくれたようだ。戦闘スーツの上にはパーカーを羽織っており、スーツの金ぴかが目立たないようにと気を遣っている。
そんな瑠羽に向け微笑むと、瑠羽も破顔して『とてて』と走り寄ってくる。セミロングに伸びた髪が軽やかに揺れ、何とも愛らしい。
だが戦闘スーツのあちこちには、拭いきれなかった返り血の筋がいくつも…。
数刻前、別室にて事情聴取を受けたオレ達。だがこの裁判所に到着した時にはあれだけ降っていた雨はやんでおり、幾度かの戦闘を経ての到着だった為に全員返り血で血塗れ状態だったのだ。
そこで見かねた自衛官さんらが部屋に水バケツとボロ布を用意してくれたのだが、ひと拭いしただけでバケツの水は真っ赤に染まる…。
そこであまり何度も水を換えてもらうのも悪いと思い、とにかくお尻の部分だけを綺麗にすると、椅子には浅く腰かけ事情聴取を受けた次第。
要するに、戦闘スーツはまだまだバッチい状態であった。
でもいつも身綺麗を心掛けていた彼女たち。普段ならスーツが汚れても、すぐに自身で生み出した酸液を使い綺麗にしていた。しかし今日は一日長丁場、余力を残しておく為にも無駄な魔力を使わないようにしていたのだ。
ほんとなら裁判所に入る前に綺麗にするつもりだったんだけど、その前に騒動になっちゃったから全然時間が取れなかったんだよな。自衛官らの前でスキルを使うのも、少々憚られたし…。
「瑠羽、お父さんとはゆっくり話せた?」
「はい、ありがとうございます。コーチも自衛隊の人と話してたんですね」
「ああ、もう少し話したいなんて言われてね…」
「でも、なんだか楽しそうでしたよ。コーチが同性の方と仲良く話してるの、初めて見た気がします」
「え…?おかしいな、トライデントの提督や鍋さんとも、仲がいいだろ?」
「はい…。でもそれよりも、もっと仲が良い様に視えました!」
そう言って、少しだけ焼きモチやきな感じで頬を膨らませる瑠羽。
(ああ…なるほど。そう見えたのか)
あれね…、『ダンジョン能力者同士の高速&小声会話』が、女の子のよくやる『仲良しひそひそトーク』みたいに見えちゃった訳か。あとは少しだけ、人と本音で話し合えたことが嬉しかったのかもしれない。
「ちょっと込み入った話もあったから、互いに声を潜めて話してただけだよ。それより仁菜さん達を探しに行こうか」
「はい」
そうして手を繋ぎ廊下を歩きだすココは、建物の3階。
モンスターが来た時の為にと、歩ける負傷者は上の階へと押し込まれていた。そして場所が裁判所なのは、国の持っている施設で自衛隊の部隊を入れるのに丁度いい規模だったのが、恐らくこの裁判所だったのだろう。民間のビルなんかだと、色々面倒そうだし。
にしても、廊下には鬱々と通信端末を覗きこんでいる者達のなんと多いことか。
みな暗い表情で壁にもたれかかり、あるいはしゃがみ込んだ状態で通信端末を弄っている。イヤホンをしている者は、テレビでニュースを観ているのだろう。『シャカシャカ』といったイヤホンから洩れる音を、強化された聴覚が無駄に拾っていく。
「「………」」
(でもなぁ…)
ハッキリいって無駄だ。ダンジョンスタンピードが起きた状況下では、ネットやテレビなどの情報はまったく役に立たないといっていい。
なぜかというと、第一に政府は発生したダンジョンスタンピードに対処するので精一杯。それ故第一報で出した緊急事態宣言以上の更新が、早々にはまず為されない。
第二に、不安に駆られた人達がなにか情報は無いかとネットを彷徨い、くだらないチェーンメールなどにひっかかってはまたそれを拡散させるという悪循環を発生させるから。
こういう情報の錯そうしている時は、特にそういったガセ情報が飛び交いさらにそれに踊らされる人達も増える。
初めて世界にダンジョンが発生した時にも、『地底人の襲来だ!』なんてメールが普段全く反応をみせなかったオレのメーラーにすら送られてくる始末。
ただ、それを貰った時に激しい揺れの地震が頻発していたり、ニュースで謎の穴が発生している映像が流れていたりすれば、『コレって本当なのかも!?』なんて気分になってしまったりもするものだ。
特にそういったガセ情報を作って流すような連中は、その出所を『政府の高官やら自衛隊の知り合いが特別に漏らしてくれた』等と装い拡散させる。
でもそれ。『特別に漏らしてくれた』のなら、絶対ダダ漏れさせたらダメじゃんね。その人物からの信頼を、まるごとドブに捨てるような真似になるんだから。
でもそれを敢えて、『ボクは善い人ですから多くの人に知らせちゃいます!』とかいってばら撒いちゃう。うん、でもそれはまさに、起きた騒動に対して火に油を注いで喜んじゃう伊達正宗ムーブよ。
そんな感じでパニックを起こした人達がさらにネット上でもパニックを起こし、自身の空想妄想から在らぬ書き込みを始めたりするので、どんどんと混沌とした情報が広がってしまう。
ふむ…。視れば今も何人かがせっせと指を動かして通信端末に何事か入力しているが、ちゃんとした情報を発信しているかは非常に怪しいものだ。
第三に、ダンジョンスタンピード時のテレビは何も報じない。
だって、これでダンジョン発生の時から数えれば3回目よ。初めての世界ダンジョン同時発生の時は、テレビ局各社がこぞってこの事件に飛び付いた。余りにも突然で、余りにもセンセーショナルだったのでソレも当然だ。
だが、ダンジョンスタンピードは他の災害とは大きく違う点が、ひとつだけあった。
それは…『人の死ぬ瞬間があまりにも簡単に撮れてしまう事』。
これが中継中の映像にでも流れてしまうと、エライ騒ぎになる。国からは『パニックを助長させるような映像を流した』としてキツイお叱りを受ける事になるし、映像に映り込んでしまった死亡者の遺族からは、『故人の死を見世物にされた』として訴えられてしまうのである。
さらには非常事態ということで、企業がコマーシャルを自粛。
なのでテレビ局にとってダンジョンスタンピードは、『厄介なうえちっともお金にならない非常に面倒な事件』という事になる。な訳で現在テレビ局各社は大抵、花の咲いている風景やら静止画像を背景に国からの発表をエンドレスで流している。
頭を低くして嵐が過ぎ去るのを待つ。それが一番賢いやり方だと学習したのだ。
ま、そんな感じ。まったく、やれやれな状況でございますな…。
…。
そうして瑠羽と二人、裁判所の正面入り口にやってきた。
と、夜にも拘わらずここには大勢の人達が屯していて、なにか新しい情報が入ってきやしないかと待っている。
そして恐らく瀬来さんも仁菜さんもこの辺りにいるだろうと思い探すと、すぐに発見できた。さすがに目立つお二人。
瀬来さんは、建物内に何かのコードを引いている自衛官さんに話しかけていた。
ちょうど話しかけたばかりらしく、作業中の自衛官さんは瀬来さんの事をちょっと煙たそうにしている。だが、それで怯むような瀬来さんではない。『なにがそんなに嬉しいのか?』と思うような満面ニコニコスマイルでしきりに話しかけ、大した返事を貰えなくても『へぇ~!そうなんですかぁ!』などと大袈裟に驚いて見せている。
すると煙たがっていた若い自衛官さんも、『あれ?この子意外と可愛いじゃん』なんてことに気付き、まんまと瀬来さんの策に嵌って色々問われるがままに答えてしまっている。
もしもし…気を付けてください!それが彼女の作戦ですよ!
そして瀬来さんのこの動きを『動』とするならば、仁菜さんの動きは『静』…。
仁菜さんの方へと眼を向けると、彼女は敢えて人通りの多い正面入り口の中央部分で立ち止まって『困ったわぁ、どないしよう…』と、顎に手を当て眉根を寄せるお困りポーズ。
するとたちまち誘蛾灯に誘われる蛾の如く、若い男性が『なにかお困りですか?』等と言って仁菜さんに声をかける。だがここで仁菜さんは『助けて』とか、『お願い』とかいう単語は一切口にしない。ただ『こうこうこうで困っとるんよぉ~。どないしたらええやろぉ…』と、さらに困って見せるだけ。
だが美人のそんな困った姿を視た若い男性は、その胸に熱く庇護欲と下心を滾らせて、『私に任せてください!』等と言って行動を開始。その場を離れると、すぐにお茶のペットボトルとおにぎりを携えて戻ってきた。
うん、今回のおねだりは食料だった模様。
「はい!コレをどうぞ!」
となるとここからは仁菜さん必殺コンボの炸裂である。
『わぁ~ありがとう!失礼やけど、お名前教えてもらってもええやろか?』
『まぁ〇×さん言うの?素敵なお名前やねぇ。優しい人とお知り合いになれて、ウチ嬉しいわぁ』
こう返されると若い男性は『美人と知り合えて名も覚えてもらい、なおかつ優しい人だと思われた』と、完全にインプットされてしまう。それが巧妙な罠だとも知らずに…。
以降、その男性は優しい人だというイメージを崩さない為にも、仁菜さんに対して善良であり続けなくてはならず下手な事が出来なくなってしまうのだ。うむむ、なんとも恐るべし思考誘導よ…。
なんてな。ま、オレも仁菜さんに同じようにされたから、ここまでハッキリと解るのだけど。
と、その背中を見送っていると瑠羽が離れたところからこちらを視ていた事に気づく。どうやら会話が終わるのを待っていてくれたようだ。戦闘スーツの上にはパーカーを羽織っており、スーツの金ぴかが目立たないようにと気を遣っている。
そんな瑠羽に向け微笑むと、瑠羽も破顔して『とてて』と走り寄ってくる。セミロングに伸びた髪が軽やかに揺れ、何とも愛らしい。
だが戦闘スーツのあちこちには、拭いきれなかった返り血の筋がいくつも…。
数刻前、別室にて事情聴取を受けたオレ達。だがこの裁判所に到着した時にはあれだけ降っていた雨はやんでおり、幾度かの戦闘を経ての到着だった為に全員返り血で血塗れ状態だったのだ。
そこで見かねた自衛官さんらが部屋に水バケツとボロ布を用意してくれたのだが、ひと拭いしただけでバケツの水は真っ赤に染まる…。
そこであまり何度も水を換えてもらうのも悪いと思い、とにかくお尻の部分だけを綺麗にすると、椅子には浅く腰かけ事情聴取を受けた次第。
要するに、戦闘スーツはまだまだバッチい状態であった。
でもいつも身綺麗を心掛けていた彼女たち。普段ならスーツが汚れても、すぐに自身で生み出した酸液を使い綺麗にしていた。しかし今日は一日長丁場、余力を残しておく為にも無駄な魔力を使わないようにしていたのだ。
ほんとなら裁判所に入る前に綺麗にするつもりだったんだけど、その前に騒動になっちゃったから全然時間が取れなかったんだよな。自衛官らの前でスキルを使うのも、少々憚られたし…。
「瑠羽、お父さんとはゆっくり話せた?」
「はい、ありがとうございます。コーチも自衛隊の人と話してたんですね」
「ああ、もう少し話したいなんて言われてね…」
「でも、なんだか楽しそうでしたよ。コーチが同性の方と仲良く話してるの、初めて見た気がします」
「え…?おかしいな、トライデントの提督や鍋さんとも、仲がいいだろ?」
「はい…。でもそれよりも、もっと仲が良い様に視えました!」
そう言って、少しだけ焼きモチやきな感じで頬を膨らませる瑠羽。
(ああ…なるほど。そう見えたのか)
あれね…、『ダンジョン能力者同士の高速&小声会話』が、女の子のよくやる『仲良しひそひそトーク』みたいに見えちゃった訳か。あとは少しだけ、人と本音で話し合えたことが嬉しかったのかもしれない。
「ちょっと込み入った話もあったから、互いに声を潜めて話してただけだよ。それより仁菜さん達を探しに行こうか」
「はい」
そうして手を繋ぎ廊下を歩きだすココは、建物の3階。
モンスターが来た時の為にと、歩ける負傷者は上の階へと押し込まれていた。そして場所が裁判所なのは、国の持っている施設で自衛隊の部隊を入れるのに丁度いい規模だったのが、恐らくこの裁判所だったのだろう。民間のビルなんかだと、色々面倒そうだし。
にしても、廊下には鬱々と通信端末を覗きこんでいる者達のなんと多いことか。
みな暗い表情で壁にもたれかかり、あるいはしゃがみ込んだ状態で通信端末を弄っている。イヤホンをしている者は、テレビでニュースを観ているのだろう。『シャカシャカ』といったイヤホンから洩れる音を、強化された聴覚が無駄に拾っていく。
「「………」」
(でもなぁ…)
ハッキリいって無駄だ。ダンジョンスタンピードが起きた状況下では、ネットやテレビなどの情報はまったく役に立たないといっていい。
なぜかというと、第一に政府は発生したダンジョンスタンピードに対処するので精一杯。それ故第一報で出した緊急事態宣言以上の更新が、早々にはまず為されない。
第二に、不安に駆られた人達がなにか情報は無いかとネットを彷徨い、くだらないチェーンメールなどにひっかかってはまたそれを拡散させるという悪循環を発生させるから。
こういう情報の錯そうしている時は、特にそういったガセ情報が飛び交いさらにそれに踊らされる人達も増える。
初めて世界にダンジョンが発生した時にも、『地底人の襲来だ!』なんてメールが普段全く反応をみせなかったオレのメーラーにすら送られてくる始末。
ただ、それを貰った時に激しい揺れの地震が頻発していたり、ニュースで謎の穴が発生している映像が流れていたりすれば、『コレって本当なのかも!?』なんて気分になってしまったりもするものだ。
特にそういったガセ情報を作って流すような連中は、その出所を『政府の高官やら自衛隊の知り合いが特別に漏らしてくれた』等と装い拡散させる。
でもそれ。『特別に漏らしてくれた』のなら、絶対ダダ漏れさせたらダメじゃんね。その人物からの信頼を、まるごとドブに捨てるような真似になるんだから。
でもそれを敢えて、『ボクは善い人ですから多くの人に知らせちゃいます!』とかいってばら撒いちゃう。うん、でもそれはまさに、起きた騒動に対して火に油を注いで喜んじゃう伊達正宗ムーブよ。
そんな感じでパニックを起こした人達がさらにネット上でもパニックを起こし、自身の空想妄想から在らぬ書き込みを始めたりするので、どんどんと混沌とした情報が広がってしまう。
ふむ…。視れば今も何人かがせっせと指を動かして通信端末に何事か入力しているが、ちゃんとした情報を発信しているかは非常に怪しいものだ。
第三に、ダンジョンスタンピード時のテレビは何も報じない。
だって、これでダンジョン発生の時から数えれば3回目よ。初めての世界ダンジョン同時発生の時は、テレビ局各社がこぞってこの事件に飛び付いた。余りにも突然で、余りにもセンセーショナルだったのでソレも当然だ。
だが、ダンジョンスタンピードは他の災害とは大きく違う点が、ひとつだけあった。
それは…『人の死ぬ瞬間があまりにも簡単に撮れてしまう事』。
これが中継中の映像にでも流れてしまうと、エライ騒ぎになる。国からは『パニックを助長させるような映像を流した』としてキツイお叱りを受ける事になるし、映像に映り込んでしまった死亡者の遺族からは、『故人の死を見世物にされた』として訴えられてしまうのである。
さらには非常事態ということで、企業がコマーシャルを自粛。
なのでテレビ局にとってダンジョンスタンピードは、『厄介なうえちっともお金にならない非常に面倒な事件』という事になる。な訳で現在テレビ局各社は大抵、花の咲いている風景やら静止画像を背景に国からの発表をエンドレスで流している。
頭を低くして嵐が過ぎ去るのを待つ。それが一番賢いやり方だと学習したのだ。
ま、そんな感じ。まったく、やれやれな状況でございますな…。
…。
そうして瑠羽と二人、裁判所の正面入り口にやってきた。
と、夜にも拘わらずここには大勢の人達が屯していて、なにか新しい情報が入ってきやしないかと待っている。
そして恐らく瀬来さんも仁菜さんもこの辺りにいるだろうと思い探すと、すぐに発見できた。さすがに目立つお二人。
瀬来さんは、建物内に何かのコードを引いている自衛官さんに話しかけていた。
ちょうど話しかけたばかりらしく、作業中の自衛官さんは瀬来さんの事をちょっと煙たそうにしている。だが、それで怯むような瀬来さんではない。『なにがそんなに嬉しいのか?』と思うような満面ニコニコスマイルでしきりに話しかけ、大した返事を貰えなくても『へぇ~!そうなんですかぁ!』などと大袈裟に驚いて見せている。
すると煙たがっていた若い自衛官さんも、『あれ?この子意外と可愛いじゃん』なんてことに気付き、まんまと瀬来さんの策に嵌って色々問われるがままに答えてしまっている。
もしもし…気を付けてください!それが彼女の作戦ですよ!
そして瀬来さんのこの動きを『動』とするならば、仁菜さんの動きは『静』…。
仁菜さんの方へと眼を向けると、彼女は敢えて人通りの多い正面入り口の中央部分で立ち止まって『困ったわぁ、どないしよう…』と、顎に手を当て眉根を寄せるお困りポーズ。
するとたちまち誘蛾灯に誘われる蛾の如く、若い男性が『なにかお困りですか?』等と言って仁菜さんに声をかける。だがここで仁菜さんは『助けて』とか、『お願い』とかいう単語は一切口にしない。ただ『こうこうこうで困っとるんよぉ~。どないしたらええやろぉ…』と、さらに困って見せるだけ。
だが美人のそんな困った姿を視た若い男性は、その胸に熱く庇護欲と下心を滾らせて、『私に任せてください!』等と言って行動を開始。その場を離れると、すぐにお茶のペットボトルとおにぎりを携えて戻ってきた。
うん、今回のおねだりは食料だった模様。
「はい!コレをどうぞ!」
となるとここからは仁菜さん必殺コンボの炸裂である。
『わぁ~ありがとう!失礼やけど、お名前教えてもらってもええやろか?』
『まぁ〇×さん言うの?素敵なお名前やねぇ。優しい人とお知り合いになれて、ウチ嬉しいわぁ』
こう返されると若い男性は『美人と知り合えて名も覚えてもらい、なおかつ優しい人だと思われた』と、完全にインプットされてしまう。それが巧妙な罠だとも知らずに…。
以降、その男性は優しい人だというイメージを崩さない為にも、仁菜さんに対して善良であり続けなくてはならず下手な事が出来なくなってしまうのだ。うむむ、なんとも恐るべし思考誘導よ…。
なんてな。ま、オレも仁菜さんに同じようにされたから、ここまでハッキリと解るのだけど。
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