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ダンジョンスタンピード第二波 究極
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炊き出しは無事、好評を博して終えた。
水を取りに行く人なんかが匂いに釣られ大勢寄ってくれたし、そのお礼にと家にあるアルコールを持って来てくれたので結構いろんな種類のお酒を集めることも出来た。
オレはいつ何時トラブルが発生しても対処できるようアーマード蟲王スーツ姿で居た訳だが、そのド派手な格好をご当地ヒーローか何かと勘違いしたチビッ子たちから握手や写真撮影を求められたりも。なのでちょっとした催しものみたいな感じになってたな。
ま、蟲王マスクを付けた途端に大泣きされたけど。
いやだってほら、顔さらしてるヒーローってのもアレかと思ってさ。コッチとしては気を遣ったつもりだったんだが、逆に怖がらせてしまったようだ。
またそれとは別に、『巨大コヨーテの毛皮着ぐるみ』を手に入れた。
これは普段モンスターの死体をどう処理していたのかを瑠羽に訊いたら『可燃物と一緒に燃やしてました』と言うので、『ならレッドスライムに処理してもらおう』と提案したのだ。
これならば火の消えるまで番をしていなくても良いし、レッドスライムも美味しいゴハンが頂ける。
で、巨大コヨーテをレッドスライムに食べてもらってたんだけど透けて見える巨大コヨーテがへにょへにょになっても、いつまでも消化できぬままモゴモゴしていた。
そこで処理的には腐敗する肉がなくなればいい訳なので、『うん、消化しにくい骨とか毛は食べなくてもいいよ。もうペェしなさい』って言ったら骨と毛皮をまるっとペしたのだ。
それがあんまり綺麗だったもんだから、気に入って今はベランダに干してある。
アレかね、皮をなめすのにタンニン酸とか塩酸を使うそうだし、レッドスライムが消化に使う酸がちょうどいい感じでその代わりをしたのかもしれないな。
そして今は夕飯時。
今夜は彼女たちに感謝を籠めて、オレから精一杯のおもてなしをさせて頂きます。
なにせオイラは世間の嫌われ者。ゆえに誰かからプレゼントをもらった記憶など、ほとんどない。ま、バレンタインデーにチョコに偽装されたゴミが机の中に入ってた記憶ならあるけど。
だがそんなオイラに『いっしょに行くわ!』と危険な旅について来てくれた瀬来さん。そして真心の籠った『赤蠍増加装甲』を作ってくれた瑠羽と仁菜さん。うん、オレにはもったいないくらいの最高の彼女達だ。
だから今夜はそんな彼女たちに、たくさん喜んでもらうのだ。
「「「カンパ~イ!!」」」
まずはみんなで乾杯し、シンプルな焼きムール貝から食べていただく。
「はい、焼きムール貝だよ。熱いから気を付けてね」
「は~い!って…アレ?江月さん、コレって味付けは塩だけなの??」
「うん、塩味だけ。でもキミたちなら自分の生み出した酸で、好みの酸味を加えられるだろ?さ、誰が一番おいしい酸を作れるかな?」
「そやねぇ。せやったらウチ、瑠羽ちゃんの作るスダチっぽいのがええなぁ~。頼めるか瑠羽ちゃん?」
「うん!まかせて静ちゃん!」
「あ、ルウ、それ私にもちょうだ~い!でも私のレモン風味もさらに磨きがかかったんだから、コレも食べてみてよ!」
「ふふっ、慌てんでも皆で食べ比べしよなぁ。でもウチ、どうしてもグレープフルーツっぽくなってしまうんよ?なんでなんやろ?」
「わたしは静ちゃんのが好き。アイスにかけてもらうと、とっても美味しいもん!」
ふふふ、3人は互いの生み出した酸を味比べして愉しんでくれている。うむ、これぞ遊びのなかの学び。教育の極意なり!なんてな。
さて、お次はシンプルながらも奥が深いぞ。
まずは巨大ムール貝の身を細かく刻み、そこにドクダミを煮た苦汁を加える。そこからはひたすら叩いて叩いてチタタプするとアラ不思議!なぜかウニになるというミラクル現象が起きるのだ。
「はいお次はコレだよ。仁菜さん、なんの味か当ててみて」
「ん~、なんやろ?貝の身を叩いたなめろうみたいやけど…。んふぅ~ッ!?え、なんで??これウニやん!嘘やろ…、ホンマに!?」
「ははは!やっぱり仁菜さんもウニに感じたか。どうだい不思議だろ?巨大ムール貝の身とドクダミの煮汁を混ぜて叩くと、なぜかウニの味になるんだ」
しかも貝特有の磯臭さとドクダミの青臭さが真っ向からぶつかり合うと、プラマイ0ですっかり臭みも消えてしまうのだ。
「うん!コレ触感もトロットロで甘いし…もうウニにしか思えへんよぉ!あ~美味しいわぁ…」
お、仁菜さんが美味しさに沁みていらっしゃる。ささ、ここにちゃんとぬる燗も用意してございますよ。コレでキュッといっちゃってくださいな。
「はぅ…ほぅ。この味、最高やわぁ~…」
うんうん、伊豆旅行の時も宿で出された海鮮に舌鼓打ってたもんね。サザエとかウニとかが好きって、仁菜さんの味の好みはバッチリ覚えてるよ。
「…フン、こんなモノは紛いものね。とてもじゃないけど、食べられたモンじゃないわ!」
と、ここで唐突に瀬来さんがとんでもない事を言いだした。
「な、なんだと!?」
「えぇ~!ま、万智ちゃん!?」
「なに言うとるんや万智!せっかくコォチが美味しいのをたくさん作ってくれとるのに…今すぐ謝りぃ!」
「ハン!味も中身もスッカスカで、まるでなってないわ。こんなモノを有難がって食べているようじゃ、それこそ程度が知れるってモンよ!」
「ぐ、ぐぬぬ…!ならば瀬来さんには、コレよりもっと美味い料理が作れるって言うのか!?」
「ええいいわ。任せなさいッ!私があなた達に『本物のカニチーズグラタン』ってヤツを食べさせてあげるんだからッ!!(ビシッ!)」
あ、いや瀬来さん、『あとでフルからノッてね!』って言われたからノッたけどさ…、料理変わっとるやん。それって同じ料理や食材で勝負しないとだからね…?
う~む、女子高で指導してる子から本借りてなんか読んでると思ったら、あれグルメ漫画だったのか。
ま、瀬来さんが『みんなにカニチーズグラタンを作って食べさせたい』っていう熱意だけは強く伝わってきたから、いいんだけども。
水を取りに行く人なんかが匂いに釣られ大勢寄ってくれたし、そのお礼にと家にあるアルコールを持って来てくれたので結構いろんな種類のお酒を集めることも出来た。
オレはいつ何時トラブルが発生しても対処できるようアーマード蟲王スーツ姿で居た訳だが、そのド派手な格好をご当地ヒーローか何かと勘違いしたチビッ子たちから握手や写真撮影を求められたりも。なのでちょっとした催しものみたいな感じになってたな。
ま、蟲王マスクを付けた途端に大泣きされたけど。
いやだってほら、顔さらしてるヒーローってのもアレかと思ってさ。コッチとしては気を遣ったつもりだったんだが、逆に怖がらせてしまったようだ。
またそれとは別に、『巨大コヨーテの毛皮着ぐるみ』を手に入れた。
これは普段モンスターの死体をどう処理していたのかを瑠羽に訊いたら『可燃物と一緒に燃やしてました』と言うので、『ならレッドスライムに処理してもらおう』と提案したのだ。
これならば火の消えるまで番をしていなくても良いし、レッドスライムも美味しいゴハンが頂ける。
で、巨大コヨーテをレッドスライムに食べてもらってたんだけど透けて見える巨大コヨーテがへにょへにょになっても、いつまでも消化できぬままモゴモゴしていた。
そこで処理的には腐敗する肉がなくなればいい訳なので、『うん、消化しにくい骨とか毛は食べなくてもいいよ。もうペェしなさい』って言ったら骨と毛皮をまるっとペしたのだ。
それがあんまり綺麗だったもんだから、気に入って今はベランダに干してある。
アレかね、皮をなめすのにタンニン酸とか塩酸を使うそうだし、レッドスライムが消化に使う酸がちょうどいい感じでその代わりをしたのかもしれないな。
そして今は夕飯時。
今夜は彼女たちに感謝を籠めて、オレから精一杯のおもてなしをさせて頂きます。
なにせオイラは世間の嫌われ者。ゆえに誰かからプレゼントをもらった記憶など、ほとんどない。ま、バレンタインデーにチョコに偽装されたゴミが机の中に入ってた記憶ならあるけど。
だがそんなオイラに『いっしょに行くわ!』と危険な旅について来てくれた瀬来さん。そして真心の籠った『赤蠍増加装甲』を作ってくれた瑠羽と仁菜さん。うん、オレにはもったいないくらいの最高の彼女達だ。
だから今夜はそんな彼女たちに、たくさん喜んでもらうのだ。
「「「カンパ~イ!!」」」
まずはみんなで乾杯し、シンプルな焼きムール貝から食べていただく。
「はい、焼きムール貝だよ。熱いから気を付けてね」
「は~い!って…アレ?江月さん、コレって味付けは塩だけなの??」
「うん、塩味だけ。でもキミたちなら自分の生み出した酸で、好みの酸味を加えられるだろ?さ、誰が一番おいしい酸を作れるかな?」
「そやねぇ。せやったらウチ、瑠羽ちゃんの作るスダチっぽいのがええなぁ~。頼めるか瑠羽ちゃん?」
「うん!まかせて静ちゃん!」
「あ、ルウ、それ私にもちょうだ~い!でも私のレモン風味もさらに磨きがかかったんだから、コレも食べてみてよ!」
「ふふっ、慌てんでも皆で食べ比べしよなぁ。でもウチ、どうしてもグレープフルーツっぽくなってしまうんよ?なんでなんやろ?」
「わたしは静ちゃんのが好き。アイスにかけてもらうと、とっても美味しいもん!」
ふふふ、3人は互いの生み出した酸を味比べして愉しんでくれている。うむ、これぞ遊びのなかの学び。教育の極意なり!なんてな。
さて、お次はシンプルながらも奥が深いぞ。
まずは巨大ムール貝の身を細かく刻み、そこにドクダミを煮た苦汁を加える。そこからはひたすら叩いて叩いてチタタプするとアラ不思議!なぜかウニになるというミラクル現象が起きるのだ。
「はいお次はコレだよ。仁菜さん、なんの味か当ててみて」
「ん~、なんやろ?貝の身を叩いたなめろうみたいやけど…。んふぅ~ッ!?え、なんで??これウニやん!嘘やろ…、ホンマに!?」
「ははは!やっぱり仁菜さんもウニに感じたか。どうだい不思議だろ?巨大ムール貝の身とドクダミの煮汁を混ぜて叩くと、なぜかウニの味になるんだ」
しかも貝特有の磯臭さとドクダミの青臭さが真っ向からぶつかり合うと、プラマイ0ですっかり臭みも消えてしまうのだ。
「うん!コレ触感もトロットロで甘いし…もうウニにしか思えへんよぉ!あ~美味しいわぁ…」
お、仁菜さんが美味しさに沁みていらっしゃる。ささ、ここにちゃんとぬる燗も用意してございますよ。コレでキュッといっちゃってくださいな。
「はぅ…ほぅ。この味、最高やわぁ~…」
うんうん、伊豆旅行の時も宿で出された海鮮に舌鼓打ってたもんね。サザエとかウニとかが好きって、仁菜さんの味の好みはバッチリ覚えてるよ。
「…フン、こんなモノは紛いものね。とてもじゃないけど、食べられたモンじゃないわ!」
と、ここで唐突に瀬来さんがとんでもない事を言いだした。
「な、なんだと!?」
「えぇ~!ま、万智ちゃん!?」
「なに言うとるんや万智!せっかくコォチが美味しいのをたくさん作ってくれとるのに…今すぐ謝りぃ!」
「ハン!味も中身もスッカスカで、まるでなってないわ。こんなモノを有難がって食べているようじゃ、それこそ程度が知れるってモンよ!」
「ぐ、ぐぬぬ…!ならば瀬来さんには、コレよりもっと美味い料理が作れるって言うのか!?」
「ええいいわ。任せなさいッ!私があなた達に『本物のカニチーズグラタン』ってヤツを食べさせてあげるんだからッ!!(ビシッ!)」
あ、いや瀬来さん、『あとでフルからノッてね!』って言われたからノッたけどさ…、料理変わっとるやん。それって同じ料理や食材で勝負しないとだからね…?
う~む、女子高で指導してる子から本借りてなんか読んでると思ったら、あれグルメ漫画だったのか。
ま、瀬来さんが『みんなにカニチーズグラタンを作って食べさせたい』っていう熱意だけは強く伝わってきたから、いいんだけども。
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