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巨大鰐サルコスクス
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人というのは強い精神的ショックを受けると、頭が真っ白になり身体も動かなくなってしまう。
例えば暴走した車が眼前に迫って来た時や、目が覚めたら燃え盛る炎に囲まれていたなんて時が、まさにそれ。
しかしそれは死神に魅入られている瞬間であり、その先あるのはもはや死だけ。だから戦う者は強い精神的ショックを受けても、即座に頭が回転し身体が動くようでなければ生き残れない。
つまりは危機的状況に陥っても逆に脳細胞はスパークプラグが激しく火花を散らすが如く活発に活動し、血は沸き肉はフィーバーダンシング状態で火事場の馬鹿力が出せなければならないのだ。
故にそうなってこそ、死中に活ありジョージにメアリー。
ところで巨大鰐の目はうまいこと潰せたが、それに伴い目下激しく暴走中。頭の中で繋げた岩塩杭をさらに成長させて攻撃しようとしたが、さすがにそれは抵抗されてしまった。
「ぬぅ…敵の体内となると、さすがに魔力の通りが悪いか!だがこれならばどうだ!スキル【図工】、レッツできるかなッ!!」
そこで巨大鰐の虚を突いて突きこんだ岩塩杭を、スキル【図工】でサクッと工作してみることに。その強度を保ったまま内部を中空にしていき、脳のある辺りへと穴を空け、そして…。
「喰らえ、強酸注入!ストロングアシッドインジェクションッ!!」
発動せしは初めて取得して以降、安定の発動率を誇るスキル【強酸】。
コイツはいざという時でも効果抜群の威力を誇る、なんとも頼れる憎いヤツ。そんな強酸を溶けちゃえ溶けちゃえ脳ミソ溶けちゃえ~!の願いと共に岩塩の管を伝い脳天直撃のダイレクトアタック。
すると強力な酸を頭蓋に注入され脳を溶かされだした巨大鰐の巨躯に、ビクビクと神経締めをされた魚のような痺れが走っていく。それと同時に足は利かなくなって激しく腹を打ち、濛々と砂埃をあげながら野球のグラウンドで停止した。
そこでようやくキツく握っていた岩塩ステアリングを放し、ホッと息を吐く。
(ハァ…ようやく止まった。だが、まだ死なないか。さすがは爬虫類系モンスター、生命力がとんでもないな)
全身を痙攣させもはや死に態の巨大鰐。だが心臓はいまだに動いていて、生命エナジーの発散はない。
「いや、だがこれは血抜きには好都合か?これだけクソデカいモンスターを吊るして血抜きするのは、大変だものな」
そう、いつだってキャッチ&イートの精神を忘れないオレ。思わぬ獲物だったが、ワニだって食える。しかもコイツなら、相当食べごたえがありそうだ。
そこで巨大鰐から降りると、その首元に向け鋭く生み出した岩塩の刃を構える。
「随分と驚かされたが、まぁしっかりと食ってやるから安心しろ。おまえもオレを喰おうとしたんだから、おあいこだよな。では…我と戦い果つるを誉れとし、その全てを差し出すがいい。スキル【簒奪】発動ッ!!」
スキル【簒奪】と共にトドメの一撃。というか血抜きの一撃。
その後即座に後足の付け根にも太い血管を断ち切る一撃を突きこむと、たちまち赤黒い血がドバドバと噴き出し辺りが血生臭くなっていく。
「ああレッドスライム?飲みたきゃ飲んでいいぞ。幸い近くに目は無いからな」
レッドスライムが噴き出た血に食欲をそそられていたので、飲むのを許してやる。
巨大鰐が散々に暴走してくれたせいで、元居た場所からは1キロ近く離れている。なので立会いをしていた警官や保健所職員は、はるか彼方だ。
するとレッドスライムが巨大鰐の首元に張り付き血をぎゅんぎゅんと吸い始めたので、これは血抜きがはかどりそうだ。まぁその分膨らんでしまったレッドスライムは、あとでカード化するほかないが。
と、ここで出血多量で死んだ巨大鰐から、ようやく生命エナジーの金色の光が沸き立つ。
「ふむ…デカい割にはさほどではないか?ボスではなく、エース級といったとこか」
それでもキングゴキにほど近い生命エナジー量だったので、ステータスを確認してみるとひさびさにレベルが上がっていた。
現在 前回
レベル 17 16
種族: 人間?
職業: 教師
能力値
筋力: 559 479
体力: 564 485
知力: 573 513
精神力: 602 521
敏捷性: 536 455
運: 632 555
やるせなさ: 280 282
加護:
【塩精霊】奇御霊・【小妖精女王】幸御霊・【赤粘性生物】準奇御霊・【空間猿】眷属・【格闘蛙】眷属・【大蛞蝓(オオナメクジ)】眷属
技能:
【強酸】2・【俊敏】2・【病耐性】7・【簒奪】・【粘液】7・【空間】6・【強運】1.4・【足捌】・【瞑想】・【塩】5・【図工】・【蛆】2・【女】・【格闘】6・【麻痺】4・【跳躍】9・【頑健】8・【魅惑】
称号:
【蟲王】・【ソルトメイト】・【しょっぱい男】・【蟲女王】・【女殺し】・【ムシムシフレンズ】
う~む、コイツ単体の生命エナジーという訳ではないだろうが、時間の掛かったぶん能力値の上昇がすごいな。全般的に約+80か。
おかげで猿たちに注いだ生命エナジー分くらいは、補えたようだ。
でもこれと同じ分だけ塩太郎たちも強くなってるはずだから、また相当な強化だぞ。ていうかオレは都度弱体化があったけどピクシークィーン達はそのままだから、今じゃクィーンたちの方が強いのか。
まぁ仲間が強いというのは、心強い限りだけど。
「おっと、それはなんだ?む、これはスキルオーブ。血に混じって出て来たのか?」
吸血していたレッドスライムが何かを渡してくるので見てみると、それはスキルオーブだった。
もしかしたらオレのキャパがいっぱいで直接スキルを簒奪出来なかったから、代案的にスキルオーブ化したとか??
そんな事を考えていると、ようやくパトカーが土手を降ってこちらに向かってくるのが視えた。
倒したと踏んでようやく様子を見に来たか。ふぅむ、随分と現金なもんだ。ま、いいか。かかった巨大カニに巨大鰐が喰いついたってことで、用意しといた巨大カニも空間庫から出して、鰐の口にでも放り込んどこう。
例えば暴走した車が眼前に迫って来た時や、目が覚めたら燃え盛る炎に囲まれていたなんて時が、まさにそれ。
しかしそれは死神に魅入られている瞬間であり、その先あるのはもはや死だけ。だから戦う者は強い精神的ショックを受けても、即座に頭が回転し身体が動くようでなければ生き残れない。
つまりは危機的状況に陥っても逆に脳細胞はスパークプラグが激しく火花を散らすが如く活発に活動し、血は沸き肉はフィーバーダンシング状態で火事場の馬鹿力が出せなければならないのだ。
故にそうなってこそ、死中に活ありジョージにメアリー。
ところで巨大鰐の目はうまいこと潰せたが、それに伴い目下激しく暴走中。頭の中で繋げた岩塩杭をさらに成長させて攻撃しようとしたが、さすがにそれは抵抗されてしまった。
「ぬぅ…敵の体内となると、さすがに魔力の通りが悪いか!だがこれならばどうだ!スキル【図工】、レッツできるかなッ!!」
そこで巨大鰐の虚を突いて突きこんだ岩塩杭を、スキル【図工】でサクッと工作してみることに。その強度を保ったまま内部を中空にしていき、脳のある辺りへと穴を空け、そして…。
「喰らえ、強酸注入!ストロングアシッドインジェクションッ!!」
発動せしは初めて取得して以降、安定の発動率を誇るスキル【強酸】。
コイツはいざという時でも効果抜群の威力を誇る、なんとも頼れる憎いヤツ。そんな強酸を溶けちゃえ溶けちゃえ脳ミソ溶けちゃえ~!の願いと共に岩塩の管を伝い脳天直撃のダイレクトアタック。
すると強力な酸を頭蓋に注入され脳を溶かされだした巨大鰐の巨躯に、ビクビクと神経締めをされた魚のような痺れが走っていく。それと同時に足は利かなくなって激しく腹を打ち、濛々と砂埃をあげながら野球のグラウンドで停止した。
そこでようやくキツく握っていた岩塩ステアリングを放し、ホッと息を吐く。
(ハァ…ようやく止まった。だが、まだ死なないか。さすがは爬虫類系モンスター、生命力がとんでもないな)
全身を痙攣させもはや死に態の巨大鰐。だが心臓はいまだに動いていて、生命エナジーの発散はない。
「いや、だがこれは血抜きには好都合か?これだけクソデカいモンスターを吊るして血抜きするのは、大変だものな」
そう、いつだってキャッチ&イートの精神を忘れないオレ。思わぬ獲物だったが、ワニだって食える。しかもコイツなら、相当食べごたえがありそうだ。
そこで巨大鰐から降りると、その首元に向け鋭く生み出した岩塩の刃を構える。
「随分と驚かされたが、まぁしっかりと食ってやるから安心しろ。おまえもオレを喰おうとしたんだから、おあいこだよな。では…我と戦い果つるを誉れとし、その全てを差し出すがいい。スキル【簒奪】発動ッ!!」
スキル【簒奪】と共にトドメの一撃。というか血抜きの一撃。
その後即座に後足の付け根にも太い血管を断ち切る一撃を突きこむと、たちまち赤黒い血がドバドバと噴き出し辺りが血生臭くなっていく。
「ああレッドスライム?飲みたきゃ飲んでいいぞ。幸い近くに目は無いからな」
レッドスライムが噴き出た血に食欲をそそられていたので、飲むのを許してやる。
巨大鰐が散々に暴走してくれたせいで、元居た場所からは1キロ近く離れている。なので立会いをしていた警官や保健所職員は、はるか彼方だ。
するとレッドスライムが巨大鰐の首元に張り付き血をぎゅんぎゅんと吸い始めたので、これは血抜きがはかどりそうだ。まぁその分膨らんでしまったレッドスライムは、あとでカード化するほかないが。
と、ここで出血多量で死んだ巨大鰐から、ようやく生命エナジーの金色の光が沸き立つ。
「ふむ…デカい割にはさほどではないか?ボスではなく、エース級といったとこか」
それでもキングゴキにほど近い生命エナジー量だったので、ステータスを確認してみるとひさびさにレベルが上がっていた。
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種族: 人間?
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筋力: 559 479
体力: 564 485
知力: 573 513
精神力: 602 521
敏捷性: 536 455
運: 632 555
やるせなさ: 280 282
加護:
【塩精霊】奇御霊・【小妖精女王】幸御霊・【赤粘性生物】準奇御霊・【空間猿】眷属・【格闘蛙】眷属・【大蛞蝓(オオナメクジ)】眷属
技能:
【強酸】2・【俊敏】2・【病耐性】7・【簒奪】・【粘液】7・【空間】6・【強運】1.4・【足捌】・【瞑想】・【塩】5・【図工】・【蛆】2・【女】・【格闘】6・【麻痺】4・【跳躍】9・【頑健】8・【魅惑】
称号:
【蟲王】・【ソルトメイト】・【しょっぱい男】・【蟲女王】・【女殺し】・【ムシムシフレンズ】
う~む、コイツ単体の生命エナジーという訳ではないだろうが、時間の掛かったぶん能力値の上昇がすごいな。全般的に約+80か。
おかげで猿たちに注いだ生命エナジー分くらいは、補えたようだ。
でもこれと同じ分だけ塩太郎たちも強くなってるはずだから、また相当な強化だぞ。ていうかオレは都度弱体化があったけどピクシークィーン達はそのままだから、今じゃクィーンたちの方が強いのか。
まぁ仲間が強いというのは、心強い限りだけど。
「おっと、それはなんだ?む、これはスキルオーブ。血に混じって出て来たのか?」
吸血していたレッドスライムが何かを渡してくるので見てみると、それはスキルオーブだった。
もしかしたらオレのキャパがいっぱいで直接スキルを簒奪出来なかったから、代案的にスキルオーブ化したとか??
そんな事を考えていると、ようやくパトカーが土手を降ってこちらに向かってくるのが視えた。
倒したと踏んでようやく様子を見に来たか。ふぅむ、随分と現金なもんだ。ま、いいか。かかった巨大カニに巨大鰐が喰いついたってことで、用意しといた巨大カニも空間庫から出して、鰐の口にでも放り込んどこう。
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