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カブトムシ
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今、オレ達の前にはカブトムシの幼虫っぽいモンスターが穴を出たり入ったりしている。
ぽいというのは、幼虫の姿形はカブトムシもクワガタもほぼ変わらない為。なんならサイズを気にしなければカナブンの幼虫だっておんなじだ。
なので甲虫の類は成虫がどのような姿をしているのかでしか判別のしようがなく、それ故に推定で巨大カブトムシの幼虫(仮)と呼ぶ他はないという訳。
そして、件の巨大カブトムシの幼虫(仮)は全長60~80センチ。胴はたいへんボリューミーで、人の頭ほどの太さである。なので長さといい大きさといい、抱き枕には丁度よさそうなサイズ感。
ただ朝起きた時に布団のなかからコイツがモゾモゾと姿を見せたなら、普通の人間であればまず大絶叫まちがいなしだろう。
(う~む。かなりカブトムシっぽいけどな、どうなんだろう…)
カブトムシといえば、言わずと知れた虫の王様と呼ばれる昆虫。その威風堂々とした姿を、カッコイイと感じるチビッ子も大勢いることだろう。
だがしかし、そんな虫の王様もスズメバチには敵わなかったりする。カブトムシが夜行性になったのは、スズメバチと餌場で出くわすのを回避する為だという説まであるくらいなのだ。
そんな話を聞くと、「んなアホな。硬くて頑丈な外骨格に守られているカブトムシやで。スズメバチいうたかて、噛みつきも毒針も効かんやろ?」と、思うかもしれない。
ところがどっこい。そういったことはスズメバチの方でも先刻承知のすけで、カブトムシと餌場の争奪戦になった場合には、執拗に脚を狙って攻めてくるという。
しかし、それはナゼか?うむ、それは硬くて頑丈なカブトムシでも、脚だけは細くて脆いからなのだ。
そんな話を聞くと「いやいや、んなアホな。おいカブトムシ、おまえなんで脚だけそないに弱いねん!」と思うかもしれない。だがそれにもちゃんとした理由がある。
カブトムシの進化には、重装甲でかつ飛行可能という一見相反する実に欲張りな設計思想が盛り込まれているのだから。
これを他のモノにたとえるならば、戦車に空を飛ばせようと考えるようなものであり、戦闘機にクソ重い装甲を積ませるようなもの。当然そこには相容れない要素が絡み合い、設計者であったならそのバランス調整にひどく頭を悩ませたことだろう。
しかしカブトムシはその重装甲でかつ飛行可能という欲張り要素を、脚部の著しい軽量化で実現してみせた。仮にカブトムシが飛行能力を断念した進化を遂げていたのなら、恐らくはもっと太くて逞しい脚部を獲得していたはず。
しかし欲張り設計な要素を盛り込んでしまったが為に、飛行機やヘリの降着装置といった感じの脆弱な脚しか持ち得なくなってしまった。
これは飛行するといった行動をとるに際しては軽量で非常に都合が良かったが、対他種族との戦闘においては、いささか耐久度が低すぎた。
胴体を狙ってもさしたる効果が望めないスズメバチは、攻撃の目標をその身体に対して酷く細いカブトムシの脚に向ける。するとその噛みつきで、容易く脚のツメがカットされてしまうのだ。
餌場を舞台にしたバトルフィールドは、主にクヌギの樹などの樹液が出ている場所。
故に地面からは直角90度で、しっかりと樹皮を掴んでいなければ容易く落とされてしまう。しかし重装甲ではあるものの移動のための飛行しかできない鈍重なカブトムシは、戦闘飛行もお手の物で機敏に動けるスズメバチに翻弄され、脚を切られてあえなくリングアウトという顛末を迎えてしまう。
まぁ、でもね…。
戦車と戦闘機がドッキング!うん、それはもうパワ-×パワーでめっちゃスゴイことに!!
みたいなスーパーロボット的進化をガチで行なったカブトムシ。そんなロマンあふれる要素が、子供心をひきつけて止まないのだろう…。。
「どうしたの江月さん?黙り込んで静かになっちゃって…」
おっと、カブトムシについて考えていたら、つい長考してしまっていたようだ。ふたりを不安にさせちゃったかな。
「いや、ちょっと考え込んでしまっていただけだ。悪かったね」
「ほんならええんやけど…なんや穴がぎょうさんあって、なんかちょっと怖ない?ただの穴かと思うたら、急に槍とか矢が飛び出てきそうやん…?」
たしかに仁菜さんの言う通り、前方20メートルに渡ってそんな地形が続いている。
「罠の懸念か…。よし、それなら粘液で渡ってしまおう。…それっ!!」
生み出したるは粘液ロープ。
その先端を通路奥の天井にベタリと張り付かせると、上下に振ることで波打たせて奥の方から順に天井へと張り付かせていく…。するとお誕生会の飾りつけみたいにして、粘液が小さな弧を描きつつ張り付く状態に。
「ほら、コレを雲梯のように渡っていけば、床にも壁にも一切触れることなくパス出来るよ。トラップの発動は、大抵壁か床にあるスイッチが原因だからね」
普通に考えて、誰も触れることのない天井に罠の作動スイッチがあるなんて、まずないだろうし。
「江月さん粘液すごいよ!すごいよ粘液!」
「ははは、どうだすごかろう!」
スキル【粘液】があれば、常識に囚われない自由な動きが可能となる。
さて、こうしてオレ達が雲梯ムーブで危険地帯を渡りきると、残るはマサルのみ。
しかしマサルに雲梯ムーブは出来ないので前傾の高機動モードに姿勢チェンジすると、勢いをつけたカンガルージャンプで危険地帯を駆け抜けてきた。
オレ達の動きを見て、マサルなりに少しでも少ない歩数で駆け抜けようと考えたのだろう。結果、なにごともなく全員無事通過。特に罠もなかった模様である。
「よしよし、マサル。いい感じじゃないか、その調子で頼むぞ」
「ぶっふふん!」
オレ達の元まで辿り着いたマサルの肩をかるく叩き、その行動を称える。まだまだ先は長いが、まぁ悪くない滑りだしだ。
ぽいというのは、幼虫の姿形はカブトムシもクワガタもほぼ変わらない為。なんならサイズを気にしなければカナブンの幼虫だっておんなじだ。
なので甲虫の類は成虫がどのような姿をしているのかでしか判別のしようがなく、それ故に推定で巨大カブトムシの幼虫(仮)と呼ぶ他はないという訳。
そして、件の巨大カブトムシの幼虫(仮)は全長60~80センチ。胴はたいへんボリューミーで、人の頭ほどの太さである。なので長さといい大きさといい、抱き枕には丁度よさそうなサイズ感。
ただ朝起きた時に布団のなかからコイツがモゾモゾと姿を見せたなら、普通の人間であればまず大絶叫まちがいなしだろう。
(う~む。かなりカブトムシっぽいけどな、どうなんだろう…)
カブトムシといえば、言わずと知れた虫の王様と呼ばれる昆虫。その威風堂々とした姿を、カッコイイと感じるチビッ子も大勢いることだろう。
だがしかし、そんな虫の王様もスズメバチには敵わなかったりする。カブトムシが夜行性になったのは、スズメバチと餌場で出くわすのを回避する為だという説まであるくらいなのだ。
そんな話を聞くと、「んなアホな。硬くて頑丈な外骨格に守られているカブトムシやで。スズメバチいうたかて、噛みつきも毒針も効かんやろ?」と、思うかもしれない。
ところがどっこい。そういったことはスズメバチの方でも先刻承知のすけで、カブトムシと餌場の争奪戦になった場合には、執拗に脚を狙って攻めてくるという。
しかし、それはナゼか?うむ、それは硬くて頑丈なカブトムシでも、脚だけは細くて脆いからなのだ。
そんな話を聞くと「いやいや、んなアホな。おいカブトムシ、おまえなんで脚だけそないに弱いねん!」と思うかもしれない。だがそれにもちゃんとした理由がある。
カブトムシの進化には、重装甲でかつ飛行可能という一見相反する実に欲張りな設計思想が盛り込まれているのだから。
これを他のモノにたとえるならば、戦車に空を飛ばせようと考えるようなものであり、戦闘機にクソ重い装甲を積ませるようなもの。当然そこには相容れない要素が絡み合い、設計者であったならそのバランス調整にひどく頭を悩ませたことだろう。
しかしカブトムシはその重装甲でかつ飛行可能という欲張り要素を、脚部の著しい軽量化で実現してみせた。仮にカブトムシが飛行能力を断念した進化を遂げていたのなら、恐らくはもっと太くて逞しい脚部を獲得していたはず。
しかし欲張り設計な要素を盛り込んでしまったが為に、飛行機やヘリの降着装置といった感じの脆弱な脚しか持ち得なくなってしまった。
これは飛行するといった行動をとるに際しては軽量で非常に都合が良かったが、対他種族との戦闘においては、いささか耐久度が低すぎた。
胴体を狙ってもさしたる効果が望めないスズメバチは、攻撃の目標をその身体に対して酷く細いカブトムシの脚に向ける。するとその噛みつきで、容易く脚のツメがカットされてしまうのだ。
餌場を舞台にしたバトルフィールドは、主にクヌギの樹などの樹液が出ている場所。
故に地面からは直角90度で、しっかりと樹皮を掴んでいなければ容易く落とされてしまう。しかし重装甲ではあるものの移動のための飛行しかできない鈍重なカブトムシは、戦闘飛行もお手の物で機敏に動けるスズメバチに翻弄され、脚を切られてあえなくリングアウトという顛末を迎えてしまう。
まぁ、でもね…。
戦車と戦闘機がドッキング!うん、それはもうパワ-×パワーでめっちゃスゴイことに!!
みたいなスーパーロボット的進化をガチで行なったカブトムシ。そんなロマンあふれる要素が、子供心をひきつけて止まないのだろう…。。
「どうしたの江月さん?黙り込んで静かになっちゃって…」
おっと、カブトムシについて考えていたら、つい長考してしまっていたようだ。ふたりを不安にさせちゃったかな。
「いや、ちょっと考え込んでしまっていただけだ。悪かったね」
「ほんならええんやけど…なんや穴がぎょうさんあって、なんかちょっと怖ない?ただの穴かと思うたら、急に槍とか矢が飛び出てきそうやん…?」
たしかに仁菜さんの言う通り、前方20メートルに渡ってそんな地形が続いている。
「罠の懸念か…。よし、それなら粘液で渡ってしまおう。…それっ!!」
生み出したるは粘液ロープ。
その先端を通路奥の天井にベタリと張り付かせると、上下に振ることで波打たせて奥の方から順に天井へと張り付かせていく…。するとお誕生会の飾りつけみたいにして、粘液が小さな弧を描きつつ張り付く状態に。
「ほら、コレを雲梯のように渡っていけば、床にも壁にも一切触れることなくパス出来るよ。トラップの発動は、大抵壁か床にあるスイッチが原因だからね」
普通に考えて、誰も触れることのない天井に罠の作動スイッチがあるなんて、まずないだろうし。
「江月さん粘液すごいよ!すごいよ粘液!」
「ははは、どうだすごかろう!」
スキル【粘液】があれば、常識に囚われない自由な動きが可能となる。
さて、こうしてオレ達が雲梯ムーブで危険地帯を渡りきると、残るはマサルのみ。
しかしマサルに雲梯ムーブは出来ないので前傾の高機動モードに姿勢チェンジすると、勢いをつけたカンガルージャンプで危険地帯を駆け抜けてきた。
オレ達の動きを見て、マサルなりに少しでも少ない歩数で駆け抜けようと考えたのだろう。結果、なにごともなく全員無事通過。特に罠もなかった模様である。
「よしよし、マサル。いい感じじゃないか、その調子で頼むぞ」
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