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石灯籠
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不気味な音と振動を響かせて、石舞台は下へと降りていく。そんな石舞台の中心に円形防御陣を築いたオレ達は、なかから油断なく周囲を警戒し様子をうかがう。
頑丈なバキバキ岩塩バリケードの上には、さらに肉厚もっちりベタベタな粘液をトッピング。コレならどうだ。オレ特製の硬軟織り交ぜたこの防御陣を抜くのは、ちょっとやそっとじゃ敵わないぞ。
しかし何事も起きないので、今のうちピクシー達にはカードに戻ってもらう。突然に罠の激流とか大きな火の玉にでも襲われたら、数の多いピクシーたち全てを守るのは難しいからだ。
「なにかあったら呼ぶから、その時はまた頼むな」
「「「ぴぴぃ」」」
いつもならグズがるところだが、暴れて甘い汁も飲み満足したピクシー達は素直にカードへと戻っていく。なので防御陣のなかは念の為まだ残ってもらっているピクシークィーンを除けば、ダンジョン突入時の編成に戻った。
「マサル、アンタまた前に出過ぎちゃダメよ?」
「ぶふふん…」
傍らでは、瀬来さんがそんな風にマサルへ注意を促している。さっきのボス戦で、流石にマサルも懲りたろう。それにボコボコにされた瀬来さんには、マサルもそう反抗的な態度は示さない。
よし、では今のうちにオレもステータスを確認しておくか。
現在 前回
レベル 19 18
種族:人間??
職業:教師
能力値
筋力: 740 668
体力: 753 686
知力: 671 612
精神力: 702 645
敏捷性: 638 578
運: 712 656
やるせなさ:234 256
加護:
【塩精霊】奇御霊・【小妖精女王】幸御霊・【赤粘性生物】準奇御霊・【空間猿】眷属・【格闘蛙】眷属・【大蛞蝓(オオナメクジ)】眷属
技能:
【強酸】2・【俊敏】2・【病耐性】7・【簒奪】・【粘液】7・【空間】6・【強運】1.4・【足捌】・【瞑想】・【塩】5・【図工】・【蛆】2・【女】・【格闘】6・【麻痺】4・【跳躍】9・【頑健】8・【魅惑】
称号:
【蟲王】・【ソルトメイト】・【しょっぱい男】・【蟲女王】・【女殺し】・【ムシムシフレンズ】
お、レベルがあがってる。で、え?なんで種族人間のクエスチョンが増えてんの…?
むぅ…。これはアレか、能力値が700台に達したことで、さらに人間の枠から逸脱してしまったということなのだろうか…。
ともあれ山での修行の成果か、筋力・体力・精神力の上昇が良い。あと運もなかなかじゃないか。それに、ずっと能力値の項目に居座ってるやるせなさが地味に低下しているのが何気に嬉しい。
「ふたりのレベルに変化はあった?」
それぞれに岩塩の隙間から外を警戒しているので、顔は向けずに声だけで訊いてみる。
「うん、2レベルあがったわね」
「ウチもやね」
「なに、そんなにか!?」
瀬来万智
レベル: 26
種族: 人間
職業: 鳴人特待生
能力 ALL470前後
技能:
【酸】・【敏捷】・【剛腕】・【粘液】3・【糖】
【飛行】?(スーツ効果によるもの)
仁菜静絵
レベル: 25
種族: 人間
職業: 鳴人特待生
能力値: ALL470前後
技能:
【酸】・【敏捷】・【健脚】・【複利】・【粘液】3・【雷】・【甘露】
とすると、こんな感じになったのかな。
「たぶんやけど、あの手強かったアリが並みのモンスターよりも強かったんやろね」
「そうそう!倒した時、生命エナジー出てたもん」
「そうか。厄介な敵だと思ったが、アイツらも一体一体がエース級だったというわけか」
さすが山ダンジョン七体蟻、道理で手強かった訳だ。
しかしピクシー達もいて2レベルも上がるなんて、スゴイな。ああ…、そういやオレが離れて超巨大アブラムシのなかにいたから、その分も生命エナジーの吸収が良かったのか。
ゲームのようにパーティ組んでたら均一に経験値が分配されるなんてことはないから、生命エナジーを吸収できる範囲を離れると、そういったことも起こる。ま、それでふたりとピクシー達が強くなれたのならオレに文句はない。
「それにしても随分降りとるけど…、まだまだ止まる様子もないねぇ」
「ふぅむ…。降りはじめてから、もう2分は経つか?」
「そうよね、いつまで続くのかしら。もうエッ?キャアッ!!」
言葉を続けようとしていた瀬来さんが慌ててその場から飛び退くと、その立っていた場所から何かが生えてきた。
「え、なんやの…!?」
「コレは…、石灯篭か?」
『ずずんッ!!』
そんな石灯籠チックな石柱が床から生えきるのと同時に、動いていた石舞台は降下を終えたのだった。
頑丈なバキバキ岩塩バリケードの上には、さらに肉厚もっちりベタベタな粘液をトッピング。コレならどうだ。オレ特製の硬軟織り交ぜたこの防御陣を抜くのは、ちょっとやそっとじゃ敵わないぞ。
しかし何事も起きないので、今のうちピクシー達にはカードに戻ってもらう。突然に罠の激流とか大きな火の玉にでも襲われたら、数の多いピクシーたち全てを守るのは難しいからだ。
「なにかあったら呼ぶから、その時はまた頼むな」
「「「ぴぴぃ」」」
いつもならグズがるところだが、暴れて甘い汁も飲み満足したピクシー達は素直にカードへと戻っていく。なので防御陣のなかは念の為まだ残ってもらっているピクシークィーンを除けば、ダンジョン突入時の編成に戻った。
「マサル、アンタまた前に出過ぎちゃダメよ?」
「ぶふふん…」
傍らでは、瀬来さんがそんな風にマサルへ注意を促している。さっきのボス戦で、流石にマサルも懲りたろう。それにボコボコにされた瀬来さんには、マサルもそう反抗的な態度は示さない。
よし、では今のうちにオレもステータスを確認しておくか。
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レベル 19 18
種族:人間??
職業:教師
能力値
筋力: 740 668
体力: 753 686
知力: 671 612
精神力: 702 645
敏捷性: 638 578
運: 712 656
やるせなさ:234 256
加護:
【塩精霊】奇御霊・【小妖精女王】幸御霊・【赤粘性生物】準奇御霊・【空間猿】眷属・【格闘蛙】眷属・【大蛞蝓(オオナメクジ)】眷属
技能:
【強酸】2・【俊敏】2・【病耐性】7・【簒奪】・【粘液】7・【空間】6・【強運】1.4・【足捌】・【瞑想】・【塩】5・【図工】・【蛆】2・【女】・【格闘】6・【麻痺】4・【跳躍】9・【頑健】8・【魅惑】
称号:
【蟲王】・【ソルトメイト】・【しょっぱい男】・【蟲女王】・【女殺し】・【ムシムシフレンズ】
お、レベルがあがってる。で、え?なんで種族人間のクエスチョンが増えてんの…?
むぅ…。これはアレか、能力値が700台に達したことで、さらに人間の枠から逸脱してしまったということなのだろうか…。
ともあれ山での修行の成果か、筋力・体力・精神力の上昇が良い。あと運もなかなかじゃないか。それに、ずっと能力値の項目に居座ってるやるせなさが地味に低下しているのが何気に嬉しい。
「ふたりのレベルに変化はあった?」
それぞれに岩塩の隙間から外を警戒しているので、顔は向けずに声だけで訊いてみる。
「うん、2レベルあがったわね」
「ウチもやね」
「なに、そんなにか!?」
瀬来万智
レベル: 26
種族: 人間
職業: 鳴人特待生
能力 ALL470前後
技能:
【酸】・【敏捷】・【剛腕】・【粘液】3・【糖】
【飛行】?(スーツ効果によるもの)
仁菜静絵
レベル: 25
種族: 人間
職業: 鳴人特待生
能力値: ALL470前後
技能:
【酸】・【敏捷】・【健脚】・【複利】・【粘液】3・【雷】・【甘露】
とすると、こんな感じになったのかな。
「たぶんやけど、あの手強かったアリが並みのモンスターよりも強かったんやろね」
「そうそう!倒した時、生命エナジー出てたもん」
「そうか。厄介な敵だと思ったが、アイツらも一体一体がエース級だったというわけか」
さすが山ダンジョン七体蟻、道理で手強かった訳だ。
しかしピクシー達もいて2レベルも上がるなんて、スゴイな。ああ…、そういやオレが離れて超巨大アブラムシのなかにいたから、その分も生命エナジーの吸収が良かったのか。
ゲームのようにパーティ組んでたら均一に経験値が分配されるなんてことはないから、生命エナジーを吸収できる範囲を離れると、そういったことも起こる。ま、それでふたりとピクシー達が強くなれたのならオレに文句はない。
「それにしても随分降りとるけど…、まだまだ止まる様子もないねぇ」
「ふぅむ…。降りはじめてから、もう2分は経つか?」
「そうよね、いつまで続くのかしら。もうエッ?キャアッ!!」
言葉を続けようとしていた瀬来さんが慌ててその場から飛び退くと、その立っていた場所から何かが生えてきた。
「え、なんやの…!?」
「コレは…、石灯篭か?」
『ずずんッ!!』
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