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research facility1
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真面目に整体学校に通う傍ら、何かとやることのあるオレ。そんなわけで今日は、晴海にある特異迷宮対策省の研究施設に向かっていた。
あの江戸川で倒した巨大鰐の素材を分けてもらうのと、「江月さんが着てるアレ、よければ詳しく調べさせて」と枝葉志さんから連絡があったのだ。
で、そう言われるとオレもやぶさかではない。
情報を取られるのは面白くないが、蟲王スーツはオレの自信作。なので人に自慢したいという気持ちもあった。そしてそれが本職の研究者の目に止まったとなれば、つい鼻も高くなろうというものだろう。
それに蟲王スーツの性能を国の持つスゴイ検査機器とかで調べてくれるなら、その情報はオレにも重要だ。
(ん~と、住所じゃこの辺の筈なんだが…。あ、なんだアレか?工場か倉庫まんまの建物だな)
そうして着いた先は、晴海の倉庫街にある建物。というか倉庫。
トタンなんかよりもブ厚い金属張りで、大型トラックもそのままケツ突っ込んで荷捌きできるようなドデカいシャッター。そのヘリに申し訳程度にある塀に、特異迷宮対策省の真新しいネームプレートがついていた。
そこでシャッターの閉まっている広い荷捌きスペースに車を乗り入れようとしたら、いきなり小銃担いだ隻腕自衛官が物陰から現れ進路を塞がれる。
(っと、あぶな!いや轢いちゃうとこだろ危ないな…)
「なんの用だ!?」
「…枝葉志主任に面会」
そんな自衛官が運転席に寄ってきて居丈高に誰何するので、ついコチラもぶっきらぼうに。
「免許証。待ってろ…」
(うん、まぁ研究施設だろうから警備を厳重にするのも解るけどさ、もうちょいフレンドリーでもいいんじゃない?)
待てよ、オレの免許証を持って確認に向かったのは服装は自衛官だが、もしかしたら特異迷宮対策省の職員かもしれない。ともあれそんな警備の後姿を、そう溜息交じりに見送った。
…。
そうして迎えに来た白衣の職員に先導され倉庫のなかに入ると、そこはハンガーのなかに研究室をいくつも作りましたってな感じの空間。入り口側のシャッターのある方は広く空間が空いているが、奥に行くほどプレハブみたいな部屋が密集している。
(へぇ~。じゃあオレの倒した巨大鰐も、きっとココに運び込まれたんだなぁ)
素材を取りに来いと言われた場所がココなのだから、そういうことなのだろう。そしてもうだいぶ時間が経ってるので、あの巨大鰐の姿は影も形もない。
と、そこへ金属タラップみたいな通路にカンカンと高い音色の靴音を響かせながら、枝葉志主任が人を連れやってきた。
「やぁ、どうも江月さん。大会おつかれさまでした」
「こんにちは、枝葉志しゅ…なッ!?」
しかし後ろの人物を見た途端、呼吸は止まりオレの視線は釘付けに。と、それをみた枝葉志主任が、その人物を紹介してくれる。
「どうしました?ああ、コチラは豊波チーフ。江月さんのアレに興味があるとのことで、今日の検査に協力してくださいます」
「あ…そ、そうでしたか。江月です、どうぞよろしく」
「うん、よろしく。じゃ時間もないし、すぐ始めよ~か」
「は、はい!」
突然のこの遭遇に困惑し、はげしく動揺。
まさかこんな場所にその人物がいるはずはないと思いつつ、それでも目が離せないでいた。だって、だって豊波チーフの御姿が、オレの人格形成に多大な影響を与えた巨匠アニメ監督にソックリだったから…。
そんな人物が、いかにも研究者って白衣姿でハンガーっぽい空間を歩いている。
白い白衣の裾をはためかせ、金属通路に高く靴音を響かせ、そして天井から降り注ぐライトの光に輝く頭皮。それだけでもう、オレの胸はおおきな高鳴りを覚えていた。
それは初めてダンジョンへと入った時、まるでゲームの世界に飛び込んだようだと感じたように。今はまるでSFロボアニメの世界に飛び込んだかのような、そんな感動が胸に押し寄せていたのだ。
(うぉ~、スゲェ。監督じゃないけど…、監督だよぉ~ッ!!)
そして、確信した。この人なら間違いなく、大型人型兵器とか造っちゃいそうだと…。
(あぁ~もう!この人に、『江月くん、キミがコレに乗るんだ!』とか、すっごい言われてェ~~ッ!!)
あの江戸川で倒した巨大鰐の素材を分けてもらうのと、「江月さんが着てるアレ、よければ詳しく調べさせて」と枝葉志さんから連絡があったのだ。
で、そう言われるとオレもやぶさかではない。
情報を取られるのは面白くないが、蟲王スーツはオレの自信作。なので人に自慢したいという気持ちもあった。そしてそれが本職の研究者の目に止まったとなれば、つい鼻も高くなろうというものだろう。
それに蟲王スーツの性能を国の持つスゴイ検査機器とかで調べてくれるなら、その情報はオレにも重要だ。
(ん~と、住所じゃこの辺の筈なんだが…。あ、なんだアレか?工場か倉庫まんまの建物だな)
そうして着いた先は、晴海の倉庫街にある建物。というか倉庫。
トタンなんかよりもブ厚い金属張りで、大型トラックもそのままケツ突っ込んで荷捌きできるようなドデカいシャッター。そのヘリに申し訳程度にある塀に、特異迷宮対策省の真新しいネームプレートがついていた。
そこでシャッターの閉まっている広い荷捌きスペースに車を乗り入れようとしたら、いきなり小銃担いだ隻腕自衛官が物陰から現れ進路を塞がれる。
(っと、あぶな!いや轢いちゃうとこだろ危ないな…)
「なんの用だ!?」
「…枝葉志主任に面会」
そんな自衛官が運転席に寄ってきて居丈高に誰何するので、ついコチラもぶっきらぼうに。
「免許証。待ってろ…」
(うん、まぁ研究施設だろうから警備を厳重にするのも解るけどさ、もうちょいフレンドリーでもいいんじゃない?)
待てよ、オレの免許証を持って確認に向かったのは服装は自衛官だが、もしかしたら特異迷宮対策省の職員かもしれない。ともあれそんな警備の後姿を、そう溜息交じりに見送った。
…。
そうして迎えに来た白衣の職員に先導され倉庫のなかに入ると、そこはハンガーのなかに研究室をいくつも作りましたってな感じの空間。入り口側のシャッターのある方は広く空間が空いているが、奥に行くほどプレハブみたいな部屋が密集している。
(へぇ~。じゃあオレの倒した巨大鰐も、きっとココに運び込まれたんだなぁ)
素材を取りに来いと言われた場所がココなのだから、そういうことなのだろう。そしてもうだいぶ時間が経ってるので、あの巨大鰐の姿は影も形もない。
と、そこへ金属タラップみたいな通路にカンカンと高い音色の靴音を響かせながら、枝葉志主任が人を連れやってきた。
「やぁ、どうも江月さん。大会おつかれさまでした」
「こんにちは、枝葉志しゅ…なッ!?」
しかし後ろの人物を見た途端、呼吸は止まりオレの視線は釘付けに。と、それをみた枝葉志主任が、その人物を紹介してくれる。
「どうしました?ああ、コチラは豊波チーフ。江月さんのアレに興味があるとのことで、今日の検査に協力してくださいます」
「あ…そ、そうでしたか。江月です、どうぞよろしく」
「うん、よろしく。じゃ時間もないし、すぐ始めよ~か」
「は、はい!」
突然のこの遭遇に困惑し、はげしく動揺。
まさかこんな場所にその人物がいるはずはないと思いつつ、それでも目が離せないでいた。だって、だって豊波チーフの御姿が、オレの人格形成に多大な影響を与えた巨匠アニメ監督にソックリだったから…。
そんな人物が、いかにも研究者って白衣姿でハンガーっぽい空間を歩いている。
白い白衣の裾をはためかせ、金属通路に高く靴音を響かせ、そして天井から降り注ぐライトの光に輝く頭皮。それだけでもう、オレの胸はおおきな高鳴りを覚えていた。
それは初めてダンジョンへと入った時、まるでゲームの世界に飛び込んだようだと感じたように。今はまるでSFロボアニメの世界に飛び込んだかのような、そんな感動が胸に押し寄せていたのだ。
(うぉ~、スゲェ。監督じゃないけど…、監督だよぉ~ッ!!)
そして、確信した。この人なら間違いなく、大型人型兵器とか造っちゃいそうだと…。
(あぁ~もう!この人に、『江月くん、キミがコレに乗るんだ!』とか、すっごい言われてェ~~ッ!!)
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