512 / 660
adjustment
しおりを挟む
公私、という言葉がある。
公とは、社会に向けられた個人の意識またはその認識。私とは、その個人のみに向けられた自身の意識や認識。公私混同や利己主義、個人主義などといった言葉も、その意識や認識から生まれる。
そしてまた別の側面からみれば、公とは個人が他者からどう見られるかを意識した顔、ともいえる。
だが今まで働いたこともなければ恋人のいたためしもなかった糧品瑠羽には、他者に自分をどう見せるかといった顔が存在しなかった。その為、いつも素の自分を見られることを恐れ、ビクビクと怯えていた。
しかし、怯えていた時代はすでに終わった。
江月という恋人ができたことで、自分を相手によりよく見せようという意識が芽生え、変わったのだ。それからは親友で異性からとてもモテる瀬来万智と仁菜静絵を見倣い、他者から良く思われる仕草や表情といったモノを、学んでいったのだった。
そんな彼女を指導をしていた江月もまた、「戦う時は、自分をだれにも負けない最強の戦士と思ってごらん。料理をする時は、自分を天才料理人だと思って料理してごらん」といったペルソナ式マインドアップ法を伝授していたので、根が真面目で素直な糧品瑠羽はそれをそのまま実践し続けていた。
(そうだ。わたしは最強のアイドルなる…。そしてみんなに、強くなる方法をおしえるんだ…)
その声を届けるには、振り向いて耳を傾けてもらわねば始まらない。その為にはまず、アイドルとなって世間の注目を集めなければならない。
記憶に浮かび上がってくるのは、たくさんの悲しい出来事。
怒鳴り声をあげ迫ってきた人に、突き飛ばされて倒れた時。うなりをあげて加速し、自分達を轢こうと車が迫ってきた時。どうしてこんなことをするのかと、とても悲しかった。
モンスターと戦っていて手が届かず、悲鳴をあげながら引き摺られていく人と目が合った時。その一瞬一瞬が深く刺さってしまったトゲのように、今も瑠羽の心にチクチクとした痛みを走らせる。
(だから…。あんな悲しいことが、また起きないように…。わたしが変われたように、みんなも強くなれればきっと…)
それを願い、糧品瑠羽は今日も熱心にアイドルへなる為のレッスンに取り組むのだった。
…。
テレビ帝京のプロデューサー・八重樫小五郎は野球帽にグラサンといったいつもの恰好で、播磨プロダクションを訪れた。テレビ業界というのは少々特殊で、裏方であってもそうやってキャラ立ちしていた方がなにかと都合がいい為である。
「やぁどうも、コンチハ」
「アラま、八重樫さんさんじゃな~い!やだもぉ、おひさしぶりぶりぃ~!!」
その甲斐あって顔の半分以上を隠しているにも関わらず、事務所に入っていっても不審者とは思われずこうして歓迎してもらえる。
「ハハ、組苑ちゃんも相変わらず、絶好調だねぇ」
そうして迎えてくれた事務所側の人間は、仕事での付き合いももうだいぶ長くなった振付師。それに八重樫も気心の知れた笑みを返す。
相手もまた自分と同じ苦労人で、アイドル歌手として売り出したもののたいして売れず、苦悩のバックダンサーを続けたりしたのち、振付師という立場で今も頑張っている。どういうわけか途中から、すっかりオネェキャラになってしまったが。
「そうよォ~、ワタシはいつだって絶好調なの!で、今日はなんの御用かしら?」
顎に手をあて、そうウインク混じり返してくるに組苑に、八重樫も苦笑交じりに用件をきりだすことに。
「いや、新しくデビューさせる子達の件なんだけどね。スポンサーからせっつかれて。ホラ、今UFOの子たちが、弾けてるだろ?」
「あ~!あの子たち!スゴイ人気よねェ~」
ふたりは頭の中で、デビューした瞬間から爆発的人気を博したダンジョン能力者の女子高生たちだけで結成されたMJ13のことを思い浮かべる。
「ああ、それがあるもんだから、コッチも早くデビューさせろってね…」
「う~ん…。でも売り出す側の者として言わせてもらうなら、13の子達ってば、てんで素人じゃない?元気で覇気があるのはいいけどぉ、歌も踊りもサッパリでしょ??」
「ハハ、組苑ちゃんは相変わらず手厳しいねェ。でもそんな初々しい姿が可愛いとか、成長していく姿を観るのが嬉しいって、そういうファン心理もあるんだよ」
そう返されると、組苑も腕を組んで考え込んでみせる。
「それもまた、時代よねぇ…。ワタシなんか散々、歌がダメ踊りがダメって、いっくら練習してもテレビで使ってもらえなかったのに…」
「いやいや。組苑ちゃんのガンバリは、ボクもよく知ってるよ。だからこうして、使うって決まってる新しい子を任せてるんじゃない。キミのガンバリは、ぜんぜん無駄になってないよ」
それに肩を竦めて組苑も笑う。いくら自身の過去を振り返ってみても、もう変えようはないと解かっている。
「ハァ…。ふふ、なんか愚痴っちゃってゴメンなさいね。もちろんそんなことは承知してるんだけど、八重樫さんの顔みたら、つい甘えたくなっちゃったのかしら」
「そうかい、でも長い付き合いなんだ。お酒くらいなら付き合うよ。それで、あの子たちは今、どんな調子だい?」
「もぉカンペキ~ッ!!って、言いたいところだけど…、まだ芸能界のイロハについては教え込めてないわ。だからまだちょっと不安なのよ。歌や踊りに関しては、なにアナタたち超人なの!?ってくらいにやってくれるんだけど…」
「そうか…。じゃあ、そこはウチの方でも面倒みるし、マネージャーも経験の長い者をつけてやれるかな?そうすれば少しは期間を短縮できると思うんだが」
「ん~どうかしらねェ。慣れてるマネージャーを引き抜かれて、ほかの子が不満に思わなきゃそれも可能だけど…」
「ま、そこは無理のない範囲で頼むよ。なにごとも、無理をしても碌なことがないからね」
「もぉ…、さすがは歴戦の八重樫さんね。そうやって、希望をねじ込むのが巧いんだから」
「そんなことないさ。無理をせず、よろしく頼むよ組苑ちゃん」
そう言うと、瑠羽たちの顔を見ていかずにいいのかという組苑からの誘いを断り、八重樫小五郎は播磨プロダクションを後にするのだった。
公とは、社会に向けられた個人の意識またはその認識。私とは、その個人のみに向けられた自身の意識や認識。公私混同や利己主義、個人主義などといった言葉も、その意識や認識から生まれる。
そしてまた別の側面からみれば、公とは個人が他者からどう見られるかを意識した顔、ともいえる。
だが今まで働いたこともなければ恋人のいたためしもなかった糧品瑠羽には、他者に自分をどう見せるかといった顔が存在しなかった。その為、いつも素の自分を見られることを恐れ、ビクビクと怯えていた。
しかし、怯えていた時代はすでに終わった。
江月という恋人ができたことで、自分を相手によりよく見せようという意識が芽生え、変わったのだ。それからは親友で異性からとてもモテる瀬来万智と仁菜静絵を見倣い、他者から良く思われる仕草や表情といったモノを、学んでいったのだった。
そんな彼女を指導をしていた江月もまた、「戦う時は、自分をだれにも負けない最強の戦士と思ってごらん。料理をする時は、自分を天才料理人だと思って料理してごらん」といったペルソナ式マインドアップ法を伝授していたので、根が真面目で素直な糧品瑠羽はそれをそのまま実践し続けていた。
(そうだ。わたしは最強のアイドルなる…。そしてみんなに、強くなる方法をおしえるんだ…)
その声を届けるには、振り向いて耳を傾けてもらわねば始まらない。その為にはまず、アイドルとなって世間の注目を集めなければならない。
記憶に浮かび上がってくるのは、たくさんの悲しい出来事。
怒鳴り声をあげ迫ってきた人に、突き飛ばされて倒れた時。うなりをあげて加速し、自分達を轢こうと車が迫ってきた時。どうしてこんなことをするのかと、とても悲しかった。
モンスターと戦っていて手が届かず、悲鳴をあげながら引き摺られていく人と目が合った時。その一瞬一瞬が深く刺さってしまったトゲのように、今も瑠羽の心にチクチクとした痛みを走らせる。
(だから…。あんな悲しいことが、また起きないように…。わたしが変われたように、みんなも強くなれればきっと…)
それを願い、糧品瑠羽は今日も熱心にアイドルへなる為のレッスンに取り組むのだった。
…。
テレビ帝京のプロデューサー・八重樫小五郎は野球帽にグラサンといったいつもの恰好で、播磨プロダクションを訪れた。テレビ業界というのは少々特殊で、裏方であってもそうやってキャラ立ちしていた方がなにかと都合がいい為である。
「やぁどうも、コンチハ」
「アラま、八重樫さんさんじゃな~い!やだもぉ、おひさしぶりぶりぃ~!!」
その甲斐あって顔の半分以上を隠しているにも関わらず、事務所に入っていっても不審者とは思われずこうして歓迎してもらえる。
「ハハ、組苑ちゃんも相変わらず、絶好調だねぇ」
そうして迎えてくれた事務所側の人間は、仕事での付き合いももうだいぶ長くなった振付師。それに八重樫も気心の知れた笑みを返す。
相手もまた自分と同じ苦労人で、アイドル歌手として売り出したもののたいして売れず、苦悩のバックダンサーを続けたりしたのち、振付師という立場で今も頑張っている。どういうわけか途中から、すっかりオネェキャラになってしまったが。
「そうよォ~、ワタシはいつだって絶好調なの!で、今日はなんの御用かしら?」
顎に手をあて、そうウインク混じり返してくるに組苑に、八重樫も苦笑交じりに用件をきりだすことに。
「いや、新しくデビューさせる子達の件なんだけどね。スポンサーからせっつかれて。ホラ、今UFOの子たちが、弾けてるだろ?」
「あ~!あの子たち!スゴイ人気よねェ~」
ふたりは頭の中で、デビューした瞬間から爆発的人気を博したダンジョン能力者の女子高生たちだけで結成されたMJ13のことを思い浮かべる。
「ああ、それがあるもんだから、コッチも早くデビューさせろってね…」
「う~ん…。でも売り出す側の者として言わせてもらうなら、13の子達ってば、てんで素人じゃない?元気で覇気があるのはいいけどぉ、歌も踊りもサッパリでしょ??」
「ハハ、組苑ちゃんは相変わらず手厳しいねェ。でもそんな初々しい姿が可愛いとか、成長していく姿を観るのが嬉しいって、そういうファン心理もあるんだよ」
そう返されると、組苑も腕を組んで考え込んでみせる。
「それもまた、時代よねぇ…。ワタシなんか散々、歌がダメ踊りがダメって、いっくら練習してもテレビで使ってもらえなかったのに…」
「いやいや。組苑ちゃんのガンバリは、ボクもよく知ってるよ。だからこうして、使うって決まってる新しい子を任せてるんじゃない。キミのガンバリは、ぜんぜん無駄になってないよ」
それに肩を竦めて組苑も笑う。いくら自身の過去を振り返ってみても、もう変えようはないと解かっている。
「ハァ…。ふふ、なんか愚痴っちゃってゴメンなさいね。もちろんそんなことは承知してるんだけど、八重樫さんの顔みたら、つい甘えたくなっちゃったのかしら」
「そうかい、でも長い付き合いなんだ。お酒くらいなら付き合うよ。それで、あの子たちは今、どんな調子だい?」
「もぉカンペキ~ッ!!って、言いたいところだけど…、まだ芸能界のイロハについては教え込めてないわ。だからまだちょっと不安なのよ。歌や踊りに関しては、なにアナタたち超人なの!?ってくらいにやってくれるんだけど…」
「そうか…。じゃあ、そこはウチの方でも面倒みるし、マネージャーも経験の長い者をつけてやれるかな?そうすれば少しは期間を短縮できると思うんだが」
「ん~どうかしらねェ。慣れてるマネージャーを引き抜かれて、ほかの子が不満に思わなきゃそれも可能だけど…」
「ま、そこは無理のない範囲で頼むよ。なにごとも、無理をしても碌なことがないからね」
「もぉ…、さすがは歴戦の八重樫さんね。そうやって、希望をねじ込むのが巧いんだから」
「そんなことないさ。無理をせず、よろしく頼むよ組苑ちゃん」
そう言うと、瑠羽たちの顔を見ていかずにいいのかという組苑からの誘いを断り、八重樫小五郎は播磨プロダクションを後にするのだった。
48
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
異世界帰還者の気苦労無双録~チートスキルまで手に入れたのに幼馴染のお世話でダンジョン攻略が捗らない~
虎柄トラ
ファンタジー
下校帰りに不慮の事故に遭い命を落とした桜川凪は、女神から開口一番に異世界転生しないかと勧誘を受ける。
意味が分からず凪が聞き返すと、女神は涙ながらに異世界の現状について語り出す。
女神が管理する世界ではいま魔族と人類とで戦争をしているが、このままだと人類が負けて世界は滅亡してしまう。
敗色濃厚なその理由は、魔族側には魔王がいるのに対して、人類側には勇者がいないからだという。
剣と魔法が存在するファンタジー世界は大好物だが、そんな物騒な世界で勇者になんてなりたくない凪は断るが、女神は聞き入れようとしない。
一歩も引かない女神に対して凪は、「魔王を倒せたら、俺を元の身体で元いた世界に帰還転生させろ」と交換条件を提示する。
快諾した女神と契約を交わし転生した凪は、見事に魔王を打ち倒して元の世界に帰還するが――。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる