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Robust:DEF&M-DEF 20%UP ATK&SPD10%DOWN Rapid growth:・・・
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いつものように特異産業へ赴くと、今日はジェロームたちから面白い話を聞けた。
「ロゥバスト、ガンケン、ディフェンスゴーズァップ。固くなりまス。デモ、アタックとスピード落ちるの、良くないデス」
「お~、そうか。よく気づいたもんだな」
巨大カメムシが持っているスキル、【頑健】。これはオレも取得しているが、都奈美さんの護衛を任せた報酬としてジェロームたちにも取得させている。それにより彼らは、より詳しくスキル【頑健】について調べてくれたようだ。
「ディフェンスゴーズァップ、20%。アタック&スピード、ゴゥダウン10%」
「ふむふむ…」
そこで忘れぬよう、しっかりメモをとっておく。
(なるほどなぁ。オレは【頑健】をほとんど使わぬからな…)
なぜならばスキル【頑健】は、防御スキルであるため。使用してもその効果が発揮されるのは、ダメージを受けた時だけ。それだと優先順位は、必然的にかなり下がってしまう。
オレの場合、いざ戦闘となった際にまず使用するのは塩と粘液。
うん、塩も粘液も、攻めてヨシ守ってヨシの攻防一体のスキル。防御にも攻撃にも使えるので、これらのスキルを主軸に戦闘の流れを組み立てるのがいつものスタイル。さらに防御を抜かれ攻撃を受けたとしても、基本全身は丈夫な蟲王スーツで守られているし、咄嗟の気合オーラバリヤでその威力を減衰させたりもできる。
だからわざわざスキル【頑健】を使用して魔力を消費するよりも、その分の魔力を塩でも粘液でもの操作に用いた方がよほど効率がいいのだ。
それでもスキル【頑健】には魔法防御力の上昇する効果もあるので、魔法攻撃力の高い敵が相手の場合には保険で前もって使っておきたいスキルではある。
それらがスキル【頑健】をオレがさほど使用しない理由であるが、ジェロームたちは基本パーティーを組んでの行動で、戦闘も負担を平均化するため前衛を小まめにローテーションしている。そうして自分が前衛を受け持つ際には、せっかく手に入れたスキルを成長させようと、 頻繁にスキル【頑健】を使用していたそうだ。
「しかし、よく細かい値まで調べたな」
「ハイ、3人でフィーリン、よく話し合いました」
「ほうほう…」
オレの体感だと、ざっくりダメージ3割減くらいに思ってたけど、これについてジェロームたちの方が正確だろう。
なにせオレの場合、蟲王スーツのほか常に岩塩やら粘液やらを身体にひっけてるから、それでも喰らった時のダメージは減衰される。あとはそもそも魔法攻撃をしてくるような敵以外では使用することもないから、まったくの調査不足。ピクシー達としたスキルや魔法の検証でも、『なんかオーラバリアの方が使えんじゃね?』という雑な結論で止まってたし。
ま、それもあってジェロームたちには、あまり悪用しにくいスキル【頑健】と【跳躍】を渡したんだけど。
うん、闇堕ちしてた時は冷蔵庫ダンジョンの地下9層で、巨大カメムシと巨大カマドウマを狩りまくっていた。それがあったのでスキルオーブについても、この2種だけは余分に持ってたのだ。
オレもスキル【頑健】は8、【跳躍】9と、かなり高いしな。
「じゃあ3人も、日々の仕事でスキルもだいぶ成長したか」
「ハイ、あと、バンブーからラピッドグロウス、手に入れました」
「ラピッドグロウ…?あ、それって、急速成長ってことか??おお、スゴイじゃないか!」
ちなみに特異産業では、モンスターがドロップしたレアアイテムは、倒した社員やバイト君にその所有権があると認めている。
それらも全て会社のモノだとしてしまうと、こっそりネコババするヤツが出ないとも限らないし。それを毎度、金山のように出入り口で手荷物検査など手間でしかない。なによりそんなことで、仲間同士ギスギスしたくない。
という話し合いの結果、倒したモンスターのレアアイテムは討伐者に権利があると明確に決めた。
その方が仕事にも張り合いが出るだろうし、そうして社員やバイト君が強くなってくれることは会社にとってもプラスに繋がる。もちろん会社に買い取りを希望する場合には、応相談で受けている。
なので時折、インストラクター事業の方でお客さんに倒させたモンスターから レアアイテムが出た場合にも、その所有権は倒したお客さんのモノとしている。ドッと歓声が沸いて、その後に「おめでとー!」なんて声が聞こえた時は、大抵そういったレアドロップが出た時だ。
「そうか。じゃあ急速成長って事は、レベルの上昇も早くなったりするのか?」
「「「……」」」
「あれ…?どうしたんだ、3人とも…?」
オレは新しいスキル名を耳にして喜んでいたが、ジェローム・ミゲルタ・アブドゥルの3人はなんだか浮かない様子。
「ラピッドグロウス。使うと、カラダ、すごい痛くなります…」
「ニー、ヒザ…、とてもイタイ…」
「え…それって、もしや成長痛…??」
(あ~、急速成長…って、竹だけに、そういうことッ…!?)
成長は成長でも、まさかソッチの成長とは。
それは人には、特に成長期を終えた歳の人間にはひどく使い勝手の悪いスキルだろう。うん、植物系の種族ボーナスでもなけりゃ、カラダおかしくするわな。
「ロゥバスト、ガンケン、ディフェンスゴーズァップ。固くなりまス。デモ、アタックとスピード落ちるの、良くないデス」
「お~、そうか。よく気づいたもんだな」
巨大カメムシが持っているスキル、【頑健】。これはオレも取得しているが、都奈美さんの護衛を任せた報酬としてジェロームたちにも取得させている。それにより彼らは、より詳しくスキル【頑健】について調べてくれたようだ。
「ディフェンスゴーズァップ、20%。アタック&スピード、ゴゥダウン10%」
「ふむふむ…」
そこで忘れぬよう、しっかりメモをとっておく。
(なるほどなぁ。オレは【頑健】をほとんど使わぬからな…)
なぜならばスキル【頑健】は、防御スキルであるため。使用してもその効果が発揮されるのは、ダメージを受けた時だけ。それだと優先順位は、必然的にかなり下がってしまう。
オレの場合、いざ戦闘となった際にまず使用するのは塩と粘液。
うん、塩も粘液も、攻めてヨシ守ってヨシの攻防一体のスキル。防御にも攻撃にも使えるので、これらのスキルを主軸に戦闘の流れを組み立てるのがいつものスタイル。さらに防御を抜かれ攻撃を受けたとしても、基本全身は丈夫な蟲王スーツで守られているし、咄嗟の気合オーラバリヤでその威力を減衰させたりもできる。
だからわざわざスキル【頑健】を使用して魔力を消費するよりも、その分の魔力を塩でも粘液でもの操作に用いた方がよほど効率がいいのだ。
それでもスキル【頑健】には魔法防御力の上昇する効果もあるので、魔法攻撃力の高い敵が相手の場合には保険で前もって使っておきたいスキルではある。
それらがスキル【頑健】をオレがさほど使用しない理由であるが、ジェロームたちは基本パーティーを組んでの行動で、戦闘も負担を平均化するため前衛を小まめにローテーションしている。そうして自分が前衛を受け持つ際には、せっかく手に入れたスキルを成長させようと、 頻繁にスキル【頑健】を使用していたそうだ。
「しかし、よく細かい値まで調べたな」
「ハイ、3人でフィーリン、よく話し合いました」
「ほうほう…」
オレの体感だと、ざっくりダメージ3割減くらいに思ってたけど、これについてジェロームたちの方が正確だろう。
なにせオレの場合、蟲王スーツのほか常に岩塩やら粘液やらを身体にひっけてるから、それでも喰らった時のダメージは減衰される。あとはそもそも魔法攻撃をしてくるような敵以外では使用することもないから、まったくの調査不足。ピクシー達としたスキルや魔法の検証でも、『なんかオーラバリアの方が使えんじゃね?』という雑な結論で止まってたし。
ま、それもあってジェロームたちには、あまり悪用しにくいスキル【頑健】と【跳躍】を渡したんだけど。
うん、闇堕ちしてた時は冷蔵庫ダンジョンの地下9層で、巨大カメムシと巨大カマドウマを狩りまくっていた。それがあったのでスキルオーブについても、この2種だけは余分に持ってたのだ。
オレもスキル【頑健】は8、【跳躍】9と、かなり高いしな。
「じゃあ3人も、日々の仕事でスキルもだいぶ成長したか」
「ハイ、あと、バンブーからラピッドグロウス、手に入れました」
「ラピッドグロウ…?あ、それって、急速成長ってことか??おお、スゴイじゃないか!」
ちなみに特異産業では、モンスターがドロップしたレアアイテムは、倒した社員やバイト君にその所有権があると認めている。
それらも全て会社のモノだとしてしまうと、こっそりネコババするヤツが出ないとも限らないし。それを毎度、金山のように出入り口で手荷物検査など手間でしかない。なによりそんなことで、仲間同士ギスギスしたくない。
という話し合いの結果、倒したモンスターのレアアイテムは討伐者に権利があると明確に決めた。
その方が仕事にも張り合いが出るだろうし、そうして社員やバイト君が強くなってくれることは会社にとってもプラスに繋がる。もちろん会社に買い取りを希望する場合には、応相談で受けている。
なので時折、インストラクター事業の方でお客さんに倒させたモンスターから レアアイテムが出た場合にも、その所有権は倒したお客さんのモノとしている。ドッと歓声が沸いて、その後に「おめでとー!」なんて声が聞こえた時は、大抵そういったレアドロップが出た時だ。
「そうか。じゃあ急速成長って事は、レベルの上昇も早くなったりするのか?」
「「「……」」」
「あれ…?どうしたんだ、3人とも…?」
オレは新しいスキル名を耳にして喜んでいたが、ジェローム・ミゲルタ・アブドゥルの3人はなんだか浮かない様子。
「ラピッドグロウス。使うと、カラダ、すごい痛くなります…」
「ニー、ヒザ…、とてもイタイ…」
「え…それって、もしや成長痛…??」
(あ~、急速成長…って、竹だけに、そういうことッ…!?)
成長は成長でも、まさかソッチの成長とは。
それは人には、特に成長期を終えた歳の人間にはひどく使い勝手の悪いスキルだろう。うん、植物系の種族ボーナスでもなけりゃ、カラダおかしくするわな。
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