探偵の助手

yuri

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依頼1

依頼1  恐怖

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 カーテンレールにカーテンがかかったので、
「押えていただいて、ありがとうございます」
と言う。
一さんはカーテンが直ったのを確認すると、私から離れた。
やっと終わったと思った時、蓮さんが小声で
「下着の色が変わっていますよ」
と耳元で言った。
正直、着替えをしてからずっと秘所が湿っている。
スカートを覗かれ嫌なはずなのに、蓮さんも見ていると思うと少しドキドキしている。
分かってはいたが、言葉にされると余計に恥ずかしくなった。
いっきに体温が上がるような感覚におちいった。
そんな私をよそに、蓮さんは何事も無いかのように、一さんと話始めていた。


 少しの間、探偵からの尾行の件、色々な店に行けなくなった件の続きを話していると、蓮さんが一さんに会社での様子を聞いた。
「会社では尾行などによって弊害へいがいはないんですか?」
「尾行による弊害は無いんだけど、最近女子社員がチョットした事でもすぐセクハラだ、なんだのとうるさくて」
「あー、最近そういったたぐいの依頼も多いので、一さんも気を付けてください」
そんな話をしている間も、私は濡れた下着のまま立っていた。
すると蓮さんが
「チョット頭を働かせる為に甘いものを買いにコンビニまで行ってきても良いですか?」
と言った。
一さんは
「好きなの買って来てください。今日は時間があるので」
と言った。
一さんと2人きりになるのは、あまり気が進まないが、この格好だ。
私が変わりに行くとも言えず
「お願いします」
といった。


 蓮さんが出ていってすぐ
「メイド姿よく似合いますね。下着は普段からそんないやらしいものを?」
「いえ、蓮さんに連れていってもらった服屋の店員さんに下着までコーディネートされてしまって……」
「そうですか。ところでスカートのヒダが崩れてるよ。メイド服はしっかり着ないと着崩れるんだよ。直してあげる」
と言って、私の後ろに回り込む一さん。
スカートの辺りを触られている。
実は男性経験がそんなに無い私。
2人きりの状況で、こんなことをされるのは怖くて仕方なかった。
恐怖で動けずにいる私に、一さんの手は更に伸びて来た。
その手は太もも辺りをなで回して来た。
「実はずっと触りたかったんだよ。こんな格好して。本当は触ってほしかったんでしょ」
「……」
恐怖で声が出ない。
「下着が濡れてるのも知ってるよ。確認してみようか」
泣きそうになりながらも、首を横にふる。
しかし、そんな抵抗は無駄だった。
太ももからゆっくりと秘所に移動している。
下着の中に指が入って来た瞬間。
ドン。
とドアが開く音がした。
音の方を見ると蓮さんが居た。


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