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act.2
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【ルカナ湿原】草原エリア
霧の立ち込める湿原を抜けると、目の前に広がるのは一面の草原だった。ここはルカナ湿原の中でも比較的安定した地形が続くエリアであり、狩猟の際には一時的な拠点として利用されることもある。
しかし、その平和な景色の裏には、確かな危険が潜んでいる。
「静かに」
ユリアスが低く囁いた。
リリゼは思わず息を呑み、弓を抱えたまま身を縮める。隣のベニもまた、ユリアスの腕をそっと掴み、不安げな視線を向けていた。
ユリアスはゆっくりと目を閉じる。
そして、意識を研ぎ澄ませた。
——ざわめき。
——ざわめき。
草のそよぐ音、羽ばたく小さな翅音、湿った土の中を蠢く虫の気配。それらの微細な囁きを拾い上げると、その奥に混じる、ひときわ重く、深い鼓動が聞こえてきた。
(やはり、いるな……)
ユリアスは静かに目を開け、ゆっくりと身を屈めた。
「……ドンバッドがいる」
低く告げると、リリゼはこくりと頷いた。
ユリアスの指示に従い、三人は草の影に身を潜める。
目の前、緩やかに傾斜した草地の先に、それはいた。
巨大な影。
ぬらりと濡れた灰色の皮膚。カバに似た太く短い四肢を持ち、ずんぐりとした体躯はゆっくりと揺れながら歩を進めている。
《ドンバッド》——ルカナ湿原の草原エリアを根城とする、大型草食獣だ。
その性質は穏やかで、縄張りを荒らされなければ襲ってくることは少ない。しかし、一度でも敵意を見せれば、巨体に似合わぬ素早さで突進し、鋭い牙を剥く危険な存在でもあった。
「……でかいですね」
リリゼが小声で呟く。
「そうですね。ドンバッドの中でも比較的大きいかもしれないです」
ユリアスもまた、小声で返す。
ドンバッドは鼻をひくつかせ、泥に覆われた地面を前足で掻きながら、草をむしゃむしゃと噛み砕いていた。その姿は呑気にも見えるが、油断はできない。
「この距離なら、気づかれることはない。でも、無闇に近づくなよ」
「はい……」
リリゼは神妙に頷いた。
一方、ベニはじっとドンバッドを見つめていた。小さな手をユリアスの袖にしがみつかせたまま、その赤い瞳が何かを探るように揺れる。
「ベニ?」
ユリアスが囁くように名を呼ぶ。
……なんでも、ない…
そう呟いたベニの顔には、微かな不安の色が滲んでいた。
——ドンバッドを観察する理由。
それが何なのか、ユリアスはまだ語らなかった。
しかし、この慎重な観察が、後々の狩猟に大きな影響を及ぼすことになる——。
ユリアスは、ドンバッドの巨体が遠ざかるのを確認すると、ゆっくりと立ち上がった。
「さて、リリゼさん」
静かに呼びかける。
「はい?」
リリゼは息を詰めていたのか、わずかに肩を上下させながら答えた。
「今、俺たちが目視で確認したのは《ドンバッド》ですよね?」
「……はい」
「では、その確証を持てる痕跡を探してみてください」
リリゼは一瞬、きょとんとした顔をした。
「えっと……確証を持てる痕跡?」
「そうです。俺たちは姿を見たからドンバッドだと分かります。でも、狩猟家はいつも姿を見られるとは限らない。大切なのは、目に見えない時でも《どのモンスターの痕跡なのか》を判断できることです」
「なるほど……」
リリゼは弓を背負い直し、草むらに視線を落とす。
「……えっと、まずは足跡?」
「そうですね。それから観察してください」
ユリアスが顎で示すと、リリゼはしゃがみ込み、草むらの地面にめり込んだ大きな足跡を見つけた。
「わっ……大きい」
草が倒れ、ぬかるんだ土が深く圧迫されている。その形は楕円に近く、四つの窪みがくっきりと残っていた。
「この形……」
リリゼは慎重に指でなぞる。
「四本の指がありますね」
「そうです。ドンバッドの足は四肢とも幅広い形状をしています。体重が重いので、足の裏全体で体を支えるようになっているんですよ」
ユリアスは指で跡をなぞりながら説明する。
「この窪みの深さもポイントです。湿原は地盤が柔らかいですが、それでもここまで沈み込むということは、それなりの重量がある証拠です。小型の生物では、こうはなりません」
「なるほど……じゃあ、歩幅は……?」
リリゼは少し先に目を向け、次の足跡を探す。
「あっ、結構間隔が広い」
「ええ。ドンバッドは見た目に反して足が長いので、歩幅も広いです。これを覚えておけば、どれくらいの速度で移動しているかも推測できますよ」
「すごい……痕跡だけで、そんなことまで……」
リリゼは感心したように頷いた。
「では、次に食べられた植物を見てください」
「植物……あ、これですか?」
リリゼが指差したのは、葉先がちぎれたようになっている草だった。
「ええ。それに、あちらの茂みも。ドンバッドは草食性で、特に湿地帯の水分を多く含んだ草を好んで食べます。この噛み跡の形を覚えておけば、食痕だけでもドンバッドの存在を推測できますよ」
「へえ……歯型がすごく綺麗に残ってる」
リリゼはしゃがみ込んで、じっくりと観察する。
「こういうのを積み重ねて、確証を持つんですね」
「その通りです」
ユリアスは満足そうに頷いた。
「痕跡を一つ一つ分析することで、姿が見えなくても、どんなモンスターがここにいたのかが分かるようになります。これができるようになれば、狩猟家としての精度も上がりますよ」
「……すごいですね。私、まだまだ覚えることがたくさんあるなあ」
リリゼは少し照れくさそうに笑いながら、立ち上がった。
「でも、こうやってユリアスさんと一緒に学べるなら、頑張れそうです!」
その言葉に、ユリアスはふっと微笑んだ。
「それは何よりです」
ユリアスは立ち上がり、膝についた土埃を軽く払い、リリゼに告げる。
「さて、見失わないうちに追いかけますよ」
ユリアスの言葉に、リリゼは慌てて弓を背負い直した。
「え、追うんですか?」
「当然です。観察するなら、動いている時の習性も把握しなければなりません」
ユリアスはそう言いながら、草むらの陰を縫うように進み始めた。足音を極力抑え、ぬかるみに注意しながら慎重に前へと進む。リリゼも遅れまいと、彼の後を追った。
草原を抜けると、視界が少し開けた場所に出た。そこでは、大きな影がゆったりと揺れながら進んでいる。
——《ドンバッド》。
巨大な体躯を揺らしながら、湿原の浅い水たまりを歩いている。しっかりとした四肢で地面を踏みしめ、ゆっくりとした動作で泥を跳ね上げる。
「……本当に大きいですね」
リリゼは息をのんだ。
「ええ。この個体は成体でしょう。体長はおそらく五メートルほど。あの動き方を見る限り、警戒はしていませんね」
ユリアスは静かに観察を続けた。
ドンバッドは湿原の草を食みながら、時折鼻先を水面に近づける。そのたびに、水の中で何かが動く気配があった。
「……ユリアスさん。あれって?」
「気づきましたか。ドンバッドは単なる草食ではありません。水辺の小さな生き物も食べることがあります」
「えっ、そうなんですか? てっきり草だけかと……」
「狩猟家は、モンスターの生態をしっかり把握しておく必要があります。生態を知れば、行動の予測もしやすくなりますからね」
ユリアスは草の影からじっとドンバッドの動きを追いながら、さらに続けた。
「例えば、あの個体がこのまま南へ移動すれば——おそらく、次に水浴びをするでしょう」
「えっ、なんでわかるんです?」
「さっきの足跡を思い出してください。南の方向に、泥が特に深く沈んだ場所がありましたね?」
「……あっ、もしかして、そこが水場なんですか?」
「ええ。ドンバッドは一定の時間ごとに体を冷やす習性があります。あの様子なら、そろそろ水浴びの時間でしょう」
「すごい……そうやって行動が予測できるんですね……」
リリゼは感心したように頷きながら、ドンバッドの背を見つめた。
「……でも、ひとつ疑問があるんですけど」
「なんです?」
「なんで私たち、こんなにドンバッドを観察してるんですか?」
リリゼが首を傾げると、ユリアスは小さく笑った。
「その理由は、もう少ししたら分かるかもしれません」
ユリアスの視線はドンバッドを捉えたままだった。
——その先に何があるのか、それはユリアスでさえ確証は持てないほどだった。
霧の立ち込める湿原を抜けると、目の前に広がるのは一面の草原だった。ここはルカナ湿原の中でも比較的安定した地形が続くエリアであり、狩猟の際には一時的な拠点として利用されることもある。
しかし、その平和な景色の裏には、確かな危険が潜んでいる。
「静かに」
ユリアスが低く囁いた。
リリゼは思わず息を呑み、弓を抱えたまま身を縮める。隣のベニもまた、ユリアスの腕をそっと掴み、不安げな視線を向けていた。
ユリアスはゆっくりと目を閉じる。
そして、意識を研ぎ澄ませた。
——ざわめき。
——ざわめき。
草のそよぐ音、羽ばたく小さな翅音、湿った土の中を蠢く虫の気配。それらの微細な囁きを拾い上げると、その奥に混じる、ひときわ重く、深い鼓動が聞こえてきた。
(やはり、いるな……)
ユリアスは静かに目を開け、ゆっくりと身を屈めた。
「……ドンバッドがいる」
低く告げると、リリゼはこくりと頷いた。
ユリアスの指示に従い、三人は草の影に身を潜める。
目の前、緩やかに傾斜した草地の先に、それはいた。
巨大な影。
ぬらりと濡れた灰色の皮膚。カバに似た太く短い四肢を持ち、ずんぐりとした体躯はゆっくりと揺れながら歩を進めている。
《ドンバッド》——ルカナ湿原の草原エリアを根城とする、大型草食獣だ。
その性質は穏やかで、縄張りを荒らされなければ襲ってくることは少ない。しかし、一度でも敵意を見せれば、巨体に似合わぬ素早さで突進し、鋭い牙を剥く危険な存在でもあった。
「……でかいですね」
リリゼが小声で呟く。
「そうですね。ドンバッドの中でも比較的大きいかもしれないです」
ユリアスもまた、小声で返す。
ドンバッドは鼻をひくつかせ、泥に覆われた地面を前足で掻きながら、草をむしゃむしゃと噛み砕いていた。その姿は呑気にも見えるが、油断はできない。
「この距離なら、気づかれることはない。でも、無闇に近づくなよ」
「はい……」
リリゼは神妙に頷いた。
一方、ベニはじっとドンバッドを見つめていた。小さな手をユリアスの袖にしがみつかせたまま、その赤い瞳が何かを探るように揺れる。
「ベニ?」
ユリアスが囁くように名を呼ぶ。
……なんでも、ない…
そう呟いたベニの顔には、微かな不安の色が滲んでいた。
——ドンバッドを観察する理由。
それが何なのか、ユリアスはまだ語らなかった。
しかし、この慎重な観察が、後々の狩猟に大きな影響を及ぼすことになる——。
ユリアスは、ドンバッドの巨体が遠ざかるのを確認すると、ゆっくりと立ち上がった。
「さて、リリゼさん」
静かに呼びかける。
「はい?」
リリゼは息を詰めていたのか、わずかに肩を上下させながら答えた。
「今、俺たちが目視で確認したのは《ドンバッド》ですよね?」
「……はい」
「では、その確証を持てる痕跡を探してみてください」
リリゼは一瞬、きょとんとした顔をした。
「えっと……確証を持てる痕跡?」
「そうです。俺たちは姿を見たからドンバッドだと分かります。でも、狩猟家はいつも姿を見られるとは限らない。大切なのは、目に見えない時でも《どのモンスターの痕跡なのか》を判断できることです」
「なるほど……」
リリゼは弓を背負い直し、草むらに視線を落とす。
「……えっと、まずは足跡?」
「そうですね。それから観察してください」
ユリアスが顎で示すと、リリゼはしゃがみ込み、草むらの地面にめり込んだ大きな足跡を見つけた。
「わっ……大きい」
草が倒れ、ぬかるんだ土が深く圧迫されている。その形は楕円に近く、四つの窪みがくっきりと残っていた。
「この形……」
リリゼは慎重に指でなぞる。
「四本の指がありますね」
「そうです。ドンバッドの足は四肢とも幅広い形状をしています。体重が重いので、足の裏全体で体を支えるようになっているんですよ」
ユリアスは指で跡をなぞりながら説明する。
「この窪みの深さもポイントです。湿原は地盤が柔らかいですが、それでもここまで沈み込むということは、それなりの重量がある証拠です。小型の生物では、こうはなりません」
「なるほど……じゃあ、歩幅は……?」
リリゼは少し先に目を向け、次の足跡を探す。
「あっ、結構間隔が広い」
「ええ。ドンバッドは見た目に反して足が長いので、歩幅も広いです。これを覚えておけば、どれくらいの速度で移動しているかも推測できますよ」
「すごい……痕跡だけで、そんなことまで……」
リリゼは感心したように頷いた。
「では、次に食べられた植物を見てください」
「植物……あ、これですか?」
リリゼが指差したのは、葉先がちぎれたようになっている草だった。
「ええ。それに、あちらの茂みも。ドンバッドは草食性で、特に湿地帯の水分を多く含んだ草を好んで食べます。この噛み跡の形を覚えておけば、食痕だけでもドンバッドの存在を推測できますよ」
「へえ……歯型がすごく綺麗に残ってる」
リリゼはしゃがみ込んで、じっくりと観察する。
「こういうのを積み重ねて、確証を持つんですね」
「その通りです」
ユリアスは満足そうに頷いた。
「痕跡を一つ一つ分析することで、姿が見えなくても、どんなモンスターがここにいたのかが分かるようになります。これができるようになれば、狩猟家としての精度も上がりますよ」
「……すごいですね。私、まだまだ覚えることがたくさんあるなあ」
リリゼは少し照れくさそうに笑いながら、立ち上がった。
「でも、こうやってユリアスさんと一緒に学べるなら、頑張れそうです!」
その言葉に、ユリアスはふっと微笑んだ。
「それは何よりです」
ユリアスは立ち上がり、膝についた土埃を軽く払い、リリゼに告げる。
「さて、見失わないうちに追いかけますよ」
ユリアスの言葉に、リリゼは慌てて弓を背負い直した。
「え、追うんですか?」
「当然です。観察するなら、動いている時の習性も把握しなければなりません」
ユリアスはそう言いながら、草むらの陰を縫うように進み始めた。足音を極力抑え、ぬかるみに注意しながら慎重に前へと進む。リリゼも遅れまいと、彼の後を追った。
草原を抜けると、視界が少し開けた場所に出た。そこでは、大きな影がゆったりと揺れながら進んでいる。
——《ドンバッド》。
巨大な体躯を揺らしながら、湿原の浅い水たまりを歩いている。しっかりとした四肢で地面を踏みしめ、ゆっくりとした動作で泥を跳ね上げる。
「……本当に大きいですね」
リリゼは息をのんだ。
「ええ。この個体は成体でしょう。体長はおそらく五メートルほど。あの動き方を見る限り、警戒はしていませんね」
ユリアスは静かに観察を続けた。
ドンバッドは湿原の草を食みながら、時折鼻先を水面に近づける。そのたびに、水の中で何かが動く気配があった。
「……ユリアスさん。あれって?」
「気づきましたか。ドンバッドは単なる草食ではありません。水辺の小さな生き物も食べることがあります」
「えっ、そうなんですか? てっきり草だけかと……」
「狩猟家は、モンスターの生態をしっかり把握しておく必要があります。生態を知れば、行動の予測もしやすくなりますからね」
ユリアスは草の影からじっとドンバッドの動きを追いながら、さらに続けた。
「例えば、あの個体がこのまま南へ移動すれば——おそらく、次に水浴びをするでしょう」
「えっ、なんでわかるんです?」
「さっきの足跡を思い出してください。南の方向に、泥が特に深く沈んだ場所がありましたね?」
「……あっ、もしかして、そこが水場なんですか?」
「ええ。ドンバッドは一定の時間ごとに体を冷やす習性があります。あの様子なら、そろそろ水浴びの時間でしょう」
「すごい……そうやって行動が予測できるんですね……」
リリゼは感心したように頷きながら、ドンバッドの背を見つめた。
「……でも、ひとつ疑問があるんですけど」
「なんです?」
「なんで私たち、こんなにドンバッドを観察してるんですか?」
リリゼが首を傾げると、ユリアスは小さく笑った。
「その理由は、もう少ししたら分かるかもしれません」
ユリアスの視線はドンバッドを捉えたままだった。
——その先に何があるのか、それはユリアスでさえ確証は持てないほどだった。
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