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ミカエルはユリアスの肩をぽんっと叩きながら、にこやかに言った。
「ツモる話もあるだろうて、まずは食事に——」
「さっき食った」
「え」
ミカエルの笑顔が固まる。
「……いやいやいや、久しぶりの再会だろ? ここは一緒に飯でも食いながら——」
「だから、さっき食った」
ユリアスは淡々と繰り返す。
「……マジで?」
ミカエルは絶望したような表情で肩を落とした。隣でリリゼは呆気に取られつつも、なんとなくこの二人の関係性を理解し始めていた。
「じゃあ温泉に行こう! 兄弟みずいらずでさ!」
ミカエルは勢いよく拳を握り、満面の笑みで提案する。
しかし、ユリアスは冷めた目で即答した。
「ねーよ。アトレイオは水質が悪いから、水は輸入品なんだよ」
「……え?」
ミカエルは一瞬、ぽかんとした顔をしたが、次の瞬間——
「マジで!? 温泉ないの!? なんで!? 俺風呂好きって知ってんじゃん…」
と、心底ショックを受けたように頭を抱えた。
「知らねーよ…。はぁ。」
「温泉が無いなら、一体俺は何しにアトレイオに来たって言うんだ……」
ミカエルは大げさに肩を落とし、天を仰いだ。
「いや、マントライキの討伐だろ!」
ユリアスが即座にツッコむが、ミカエルは一瞬きょとんとした後——
「マントライキ?……マントライキ……、マントライキ!」
突然、手を打ち鳴らし、勢いよく前のめりになる。
「そう! マントライキだ! 出たんだって? W種!」
途端に目を輝かせ、まるで最初からその話題だったかのように前のめりになるミカエル。
そんな彼を見て、ユリアスは顔をしかめた。
「切り替え早ッ、きもっ」
「おいおい、褒め言葉として受け取っとくぞ!」
ミカエルは悪びれることなく笑い飛ばし、ユリアスは深々とため息をついた。
「そうだよ……おそらくね」
ユリアスは僅かに眉をひそめながら答えた。
「何だ、不安そうだね。大丈夫だよ、僕がいるから」
ミカエルは自信満々に胸を叩く。その姿は、まるで全てを楽観視しているかのようだった。
しかし、ユリアスの表情は晴れない。
実際のところ、未探家・ミカエル=シンフォートという男の実力は、ここに集った狩猟家たちの中でも、そしてユリアス自身を含むすべてのハンターの中でも、間違いなく頭一つ抜きん出ている。戦闘経験も豊富で、単純な実力でいえば頼もしいことこの上ない。
だが、それでもユリアスの胸には拭いきれない不安があった。
W種に変貌を遂げた可能性の高い《白騎士・マントライキ》——。
それとは別に、レイオストルンの痕跡が発見されたこと。そして何より、未だに確認できない本種の行方——。
もし、どこかで生き絶えたのならそれに越したことはない。だが、もしまだ潜伏し、時を伺っているのだとしたら——。
「……用心するに越したことはないな」
ユリアスはそう小さく呟くと、静かに目を閉じた。
「あんまり深く考えすぎるなよ? 悪い癖だ」
ミカエルはユリアスの肩をぽんっと叩きながら、にこやかに言った。
ユリアスは何も答えず、ほんの一瞬だけ視線を落とす。
「……」
「お兄ちゃんがいる時は、全力で——頼ってくれぇぇぇ!!!」
突如、ミカエルが両腕を大きく広げ、まるで猛獣のような勢いで飛びかかってきた。
——その瞬間、ユリアスの背筋を悪寒が走った。
「……っ!」
唐突すぎる動きに、思わず体が反応してしまう。
バキィッ!!
左拳が突き出され、見事にミカエルの顔面へと直撃した。
「ぐはぁぁぁッ!!!」
盛大に吹っ飛び、地面を転がるミカエル。
ユリアスは拳を握ったまま、一拍遅れて「……あ」と呟いた。
「いっ……たぁ……!! 何すんのさぁ!!?」
鼻を押さえながら涙目で抗議するミカエルを見下ろしつつ、ユリアスは軽く肩をすくめる。
「悪寒が走った。唐突だったから、つい手が出た」
「どんな反射神経してんのさぁぁぁ!!」
そんなやりとりを見ていたリリゼは、呆れたようにため息をつきながらも、つい口元を緩ませるのだった。
------------------------------------------
アトレイオの街が戦いの準備を整える中、援軍が到着してから数日が経過していた。街の中には、戦の緊張感が漂っていたが、その一方で、新たに集まったハンターたちはそれぞれの想いを胸に、集結していた。
ハンターズギルドの広間には、ユリアスをはじめ、様々な実力派ハンターたちが集まりつつあった。ミカエル=シンフォートもその一人で、ギルド内を見回しながら、いつものように軽口を叩いていた。
「おお、久しぶりの再会だな、みんな。元気そうで何よりだよ」
ミカエルは仲間たちに手を振りながら、挨拶をして回る。その背後で、ユリアスは無言で彼の様子を見守っていた。
「で、だぁ…お前はマントライキを見たんだろ?足りそうか、これで?」
ミカエルはギルドの広間に集まった狩猟家たちを見回しながら、ユリアスに問いかけた。言葉の端に見える軽薄さとは裏腹に、その目は真剣だった。今、戦力として集まった者たちの実力を確かめるかのように、ミカエルは冷静に状況を見定めていた。
「正直、戦力が足りるかどうかは微妙だ…」
ユリアスは一瞬の間をおいて、低く言った。彼の目は、ギルド内の仲間たちの顔をじっと見ていた。それぞれが持つ武器や防具の状態を、戦闘準備を進めている様子を見守りながら、その心の中で考えていた。
「他に何がいる?用意できるものなら力を尽くしてみるけれど」
「数…かな」
「無理難題を言うなぁ~。アトレイオ行きの飛行艇は無いからねぇ。もう多方面からの援軍は見込めないよ」
「わかってる…だから頭を悩ませてるんだろ」
ユリアスは肩をすくめて、少しだけため息をついた。目の前にいるミカエルのあまりにも軽い言葉に、思わずイライラが募るが、同時にその余裕に少し安心もしていた。ミカエルは、実力に自信を持っているからこその余裕だということは、ユリアスもよくわかっていた。
「マントライキ…W種と言えど、そこまでの脅威とは思わないけどなぁ」
「うん。だからマントライキの討伐はミカエルに全部任せるよ」
「マントライキ…W種と言えど、そこまでの脅威とは思わないけどなぁ」
ミカエルは軽い調子で言いながら、ギルド内に集まった者たちの緊張を少し和らげるように笑みを浮かべた。その言葉に、ユリアスは微笑みながら頷いた。
「うん。だからマントライキの討伐はミカエルに全部任せるよ」
ユリアスの言葉に、ミカエルは一瞬、目を見開き、そしてその顔がふっと緩んだ。ユリアスの信頼の言葉に、心から喜びを感じたのだ。彼にとって、ユリアスから任されることはただの任務以上の意味を持つ。心の中で、やるべきことがしっかりと定まった瞬間だった。
「おお、任されたか!俺に任せてくれるなら、絶対に成功させるさ。心配するなよ、ユリアス!」
ミカエルは、やや大げさに肩を叩きながら笑った。その笑顔は本物で、今までの軽薄な態度とは裏腹に、彼の真剣な覚悟がにじみ出ていた。ユリアスが全てを任せてくれるその信頼に応えたい、そんな気持ちが強く湧いてきたのだ。
「安心しろ。必ず終わらせて、また一緒に酒でも飲もう」
その言葉に、ユリアスは軽く笑いながらも、どこか遠くを見るように目を伏せた。
「だから俺は、後処理をする」
その発言は、思いがけず重く響いた。ミカエルはその言葉を聞いた瞬間、無意識にその場の空気が変わったのを感じた。ユリアスが言いたいこと、彼が本当に心に抱えていることが、何かしらの意味を持っていることを理解した。
「後処理…?」
ミカエルが問いかける前に、ユリアスは軽く手を振って、あえてそのことには触れなかった。
「まぁ、僕は君を信じ抜いているからね。健闘を祈るよ…ユリアス」
ユリアスの表情には、確固たる決意が浮かんでいた。その言葉に、ミカエルはもう何も言わずに頷くしかなかった。ユリアスがどんな役割を果たすのか、それは戦の後に明らかになるだろう。
その後、二人の間には言葉が少しだけ途切れ、静かな緊張感が広がった。しかし、どちらもそれぞれの役割を心に誓い、ギルドを出て行く準備を始めた。
「ツモる話もあるだろうて、まずは食事に——」
「さっき食った」
「え」
ミカエルの笑顔が固まる。
「……いやいやいや、久しぶりの再会だろ? ここは一緒に飯でも食いながら——」
「だから、さっき食った」
ユリアスは淡々と繰り返す。
「……マジで?」
ミカエルは絶望したような表情で肩を落とした。隣でリリゼは呆気に取られつつも、なんとなくこの二人の関係性を理解し始めていた。
「じゃあ温泉に行こう! 兄弟みずいらずでさ!」
ミカエルは勢いよく拳を握り、満面の笑みで提案する。
しかし、ユリアスは冷めた目で即答した。
「ねーよ。アトレイオは水質が悪いから、水は輸入品なんだよ」
「……え?」
ミカエルは一瞬、ぽかんとした顔をしたが、次の瞬間——
「マジで!? 温泉ないの!? なんで!? 俺風呂好きって知ってんじゃん…」
と、心底ショックを受けたように頭を抱えた。
「知らねーよ…。はぁ。」
「温泉が無いなら、一体俺は何しにアトレイオに来たって言うんだ……」
ミカエルは大げさに肩を落とし、天を仰いだ。
「いや、マントライキの討伐だろ!」
ユリアスが即座にツッコむが、ミカエルは一瞬きょとんとした後——
「マントライキ?……マントライキ……、マントライキ!」
突然、手を打ち鳴らし、勢いよく前のめりになる。
「そう! マントライキだ! 出たんだって? W種!」
途端に目を輝かせ、まるで最初からその話題だったかのように前のめりになるミカエル。
そんな彼を見て、ユリアスは顔をしかめた。
「切り替え早ッ、きもっ」
「おいおい、褒め言葉として受け取っとくぞ!」
ミカエルは悪びれることなく笑い飛ばし、ユリアスは深々とため息をついた。
「そうだよ……おそらくね」
ユリアスは僅かに眉をひそめながら答えた。
「何だ、不安そうだね。大丈夫だよ、僕がいるから」
ミカエルは自信満々に胸を叩く。その姿は、まるで全てを楽観視しているかのようだった。
しかし、ユリアスの表情は晴れない。
実際のところ、未探家・ミカエル=シンフォートという男の実力は、ここに集った狩猟家たちの中でも、そしてユリアス自身を含むすべてのハンターの中でも、間違いなく頭一つ抜きん出ている。戦闘経験も豊富で、単純な実力でいえば頼もしいことこの上ない。
だが、それでもユリアスの胸には拭いきれない不安があった。
W種に変貌を遂げた可能性の高い《白騎士・マントライキ》——。
それとは別に、レイオストルンの痕跡が発見されたこと。そして何より、未だに確認できない本種の行方——。
もし、どこかで生き絶えたのならそれに越したことはない。だが、もしまだ潜伏し、時を伺っているのだとしたら——。
「……用心するに越したことはないな」
ユリアスはそう小さく呟くと、静かに目を閉じた。
「あんまり深く考えすぎるなよ? 悪い癖だ」
ミカエルはユリアスの肩をぽんっと叩きながら、にこやかに言った。
ユリアスは何も答えず、ほんの一瞬だけ視線を落とす。
「……」
「お兄ちゃんがいる時は、全力で——頼ってくれぇぇぇ!!!」
突如、ミカエルが両腕を大きく広げ、まるで猛獣のような勢いで飛びかかってきた。
——その瞬間、ユリアスの背筋を悪寒が走った。
「……っ!」
唐突すぎる動きに、思わず体が反応してしまう。
バキィッ!!
左拳が突き出され、見事にミカエルの顔面へと直撃した。
「ぐはぁぁぁッ!!!」
盛大に吹っ飛び、地面を転がるミカエル。
ユリアスは拳を握ったまま、一拍遅れて「……あ」と呟いた。
「いっ……たぁ……!! 何すんのさぁ!!?」
鼻を押さえながら涙目で抗議するミカエルを見下ろしつつ、ユリアスは軽く肩をすくめる。
「悪寒が走った。唐突だったから、つい手が出た」
「どんな反射神経してんのさぁぁぁ!!」
そんなやりとりを見ていたリリゼは、呆れたようにため息をつきながらも、つい口元を緩ませるのだった。
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アトレイオの街が戦いの準備を整える中、援軍が到着してから数日が経過していた。街の中には、戦の緊張感が漂っていたが、その一方で、新たに集まったハンターたちはそれぞれの想いを胸に、集結していた。
ハンターズギルドの広間には、ユリアスをはじめ、様々な実力派ハンターたちが集まりつつあった。ミカエル=シンフォートもその一人で、ギルド内を見回しながら、いつものように軽口を叩いていた。
「おお、久しぶりの再会だな、みんな。元気そうで何よりだよ」
ミカエルは仲間たちに手を振りながら、挨拶をして回る。その背後で、ユリアスは無言で彼の様子を見守っていた。
「で、だぁ…お前はマントライキを見たんだろ?足りそうか、これで?」
ミカエルはギルドの広間に集まった狩猟家たちを見回しながら、ユリアスに問いかけた。言葉の端に見える軽薄さとは裏腹に、その目は真剣だった。今、戦力として集まった者たちの実力を確かめるかのように、ミカエルは冷静に状況を見定めていた。
「正直、戦力が足りるかどうかは微妙だ…」
ユリアスは一瞬の間をおいて、低く言った。彼の目は、ギルド内の仲間たちの顔をじっと見ていた。それぞれが持つ武器や防具の状態を、戦闘準備を進めている様子を見守りながら、その心の中で考えていた。
「他に何がいる?用意できるものなら力を尽くしてみるけれど」
「数…かな」
「無理難題を言うなぁ~。アトレイオ行きの飛行艇は無いからねぇ。もう多方面からの援軍は見込めないよ」
「わかってる…だから頭を悩ませてるんだろ」
ユリアスは肩をすくめて、少しだけため息をついた。目の前にいるミカエルのあまりにも軽い言葉に、思わずイライラが募るが、同時にその余裕に少し安心もしていた。ミカエルは、実力に自信を持っているからこその余裕だということは、ユリアスもよくわかっていた。
「マントライキ…W種と言えど、そこまでの脅威とは思わないけどなぁ」
「うん。だからマントライキの討伐はミカエルに全部任せるよ」
「マントライキ…W種と言えど、そこまでの脅威とは思わないけどなぁ」
ミカエルは軽い調子で言いながら、ギルド内に集まった者たちの緊張を少し和らげるように笑みを浮かべた。その言葉に、ユリアスは微笑みながら頷いた。
「うん。だからマントライキの討伐はミカエルに全部任せるよ」
ユリアスの言葉に、ミカエルは一瞬、目を見開き、そしてその顔がふっと緩んだ。ユリアスの信頼の言葉に、心から喜びを感じたのだ。彼にとって、ユリアスから任されることはただの任務以上の意味を持つ。心の中で、やるべきことがしっかりと定まった瞬間だった。
「おお、任されたか!俺に任せてくれるなら、絶対に成功させるさ。心配するなよ、ユリアス!」
ミカエルは、やや大げさに肩を叩きながら笑った。その笑顔は本物で、今までの軽薄な態度とは裏腹に、彼の真剣な覚悟がにじみ出ていた。ユリアスが全てを任せてくれるその信頼に応えたい、そんな気持ちが強く湧いてきたのだ。
「安心しろ。必ず終わらせて、また一緒に酒でも飲もう」
その言葉に、ユリアスは軽く笑いながらも、どこか遠くを見るように目を伏せた。
「だから俺は、後処理をする」
その発言は、思いがけず重く響いた。ミカエルはその言葉を聞いた瞬間、無意識にその場の空気が変わったのを感じた。ユリアスが言いたいこと、彼が本当に心に抱えていることが、何かしらの意味を持っていることを理解した。
「後処理…?」
ミカエルが問いかける前に、ユリアスは軽く手を振って、あえてそのことには触れなかった。
「まぁ、僕は君を信じ抜いているからね。健闘を祈るよ…ユリアス」
ユリアスの表情には、確固たる決意が浮かんでいた。その言葉に、ミカエルはもう何も言わずに頷くしかなかった。ユリアスがどんな役割を果たすのか、それは戦の後に明らかになるだろう。
その後、二人の間には言葉が少しだけ途切れ、静かな緊張感が広がった。しかし、どちらもそれぞれの役割を心に誓い、ギルドを出て行く準備を始めた。
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