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act.3
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「さて行こうか、皆さん。大討伐イベントのお時間ですよ!」
ミカエルが高らかに宣言すると、それに応じるように狩猟家たちの雄叫びが響き渡った。
「おおおおおお!!!」
アトレイオのギルド前に集ったのは総勢32名の狩猟家および未探家たち。その顔ぶれは錚々たるものだった。地元アトレイオを拠点にする熟練の狩猟家たち、四人編成のパーティ『火熊のヒヅメ』、そして【バチュラス】から駆けつけた強者たち。
その中には、名だたる未探家も含まれていた。
・《銀嶺弓》の異名を持つ精密射撃の女名手――ルカナ(25)
・青服に鉄製の鎧をまとい、片手ハンマーを振るう豪傑――バルダンディー(32)
さらには、過去五年以上の狩猟経験を持つ歴戦の猛者たちが15名以上揃い、戦列を固めていた。現状集められる最高の布陣――それがここにある。
「こんな大所帯、久しぶりだな」
ユリアスは静かに目を細めながら、集まった戦士たちを見渡した。人数だけではなく、一人一人が確かな実力を持つ者ばかり。その光景に、僅かに安堵の息を漏らす。
一方で、ミカエルは昂る気持ちを抑えきれない様子だった。
「これだけ集めてもご不満かな? ブラザー」
ミカエルはわざとらしく上目遣いでユリアスの瞳を覗き込む。その表情はどこか猫のようで、甘えるような響きを含んでいた。しかし、ユリアスはふっと微笑みながら、軽く肩をすくめるだけだった。
「ミカエルが一人でマントライキを倒してくれれば、余裕はできるよ」
「無茶言わないでくれよ」
ミカエルは肩を竦めながらも、その目は冗談半分、本気半分といったところだった。彼ならば実際にやってのけるかもしれない――そんな期待が、ユリアスの言葉には滲んでいた。
「まあ、それがお願いなら聞いてあげるけど?」
へへ、と笑いながらミカエルは長剣を軽く肩に乗せる。その仕草には圧倒的な自信が滲んでいた。
「期待してるよ、兄弟子」
ユリアスは軽くミカエルの肩を叩くと、ふっと目を細めた。
------------------------------------------
出発――。
目指すは【ルカナ湿原】の奥地。そのさらに先に広がる、沼地と木々に覆われた【邪の森】。そこは霧深く、瘴気すら漂う危険な地帯。未探家たちですら容易には踏み込めない場所だった。
一行はユリアスの聴感覚を頼りに進む。彼の耳は、微かな振動や空気の流れの違いすら捉え、道なき道を示してくれる。
草原地帯を進む間は、大型の装甲車を10台用いた。鉄製の車輪が湿った土を踏みしめ、揺るがぬ轍を刻んでいく。各車両には狩猟家や未探家たちが乗り込み、武器や補給物資を詰め込んでいた。
車内では、これから始まる戦いに備え、それぞれが準備を整えていた。
「しかしまぁ、これだけの装甲車を用意できるとはな」
運転席の後部座席に腰掛けたミカエルが、窓の外を眺めながら呟く。
「アトレイオの資源じゃない。バチャラスから輸送してもらったものだ」
ユリアスが淡々と答える。
「なるほどねぇ、援軍の輸送ついでにってわけか」
ミカエルは感心したように頷き、背もたれに体を預けた。
「ま、それもこれもマントライキを討つための下準備ってわけだ」
「……ああ」
ユリアスの視線は前方の道へと向けられていた。そんな時、彼の横で両目を輝かせながら声を上げる少女がいた。
「ふあぁ~~~見てくださいユリアスさん!すごい…!」
リリゼの興奮した声が、装甲車のエンジン音の中でもはっきりと聞こえた。
ユリアスは、隣で作戦の確認をしていたミカエルと視線を交わしながら、リリゼが指さす方向へ目を向ける。
そこには、果てしなく続く草原を埋め尽くすように、草食獣《リンファトス》の群れが大移動していた。幾百もの個体が波のように流れ、舞い上がる土埃の中を進んでいく。
「リンファトスか…。」
ユリアスが低く呟く。
「ん?!ベニも見たいの?!」
リリゼがそう言うと、ユリアスの肩に乗っていた小さな影がひょいっと飛び降りた。
小柄な体をしたベニは、すばしこくリリゼの太ももへ飛び移ると、よいしょよいしょと彼女の腕をよじ登り、やがて肩の上へと到達した。そして、ピンと立てた耳を揺らしながら、目の前の光景をじっと見渡す。
「すごいですね…こんなにたくさん…。」
リリゼは目を輝かせながら呟く。ベニもまた、小さく「キュゥ…」と声を漏らし、まるでその壮大な風景に感動しているかのようだった。
「珍しいもんでもないけどね」
ミカエルが肩をすくめる。
「でも私初めてです。こんな光景を目の当たりにするの…ベニもだよね」
「珍しい…。その獣、ユリアス以外になつくんだね?」
ミカエルが興味深そうに目を細め、リリゼの肩にちょこんと座るベニを眺める。
「ベニですか? はい。元々この子は私がお世話をしていた子なので」
リリゼは誇らしげに言いながら、ベニの柔らかな毛並みをそっと撫でた。ベニは気持ちよさそうに目を細め、喉を鳴らすような小さな音を漏らす。
「え?! でもその獣は、ユリアスがどこからともなく拾ってきたやつだろ?」
ミカエルが驚いたように眉を上げ、ユリアスに確認を取ると、ユリアスもまた何のことやら深くは理解していなかった。
「そういえば、ずっと聞いてみたかったんですけど、ユリアスさんはいつベニと出会ったんですか?」
リリゼが興味津々な様子で尋ねると、ユリアスは一瞬視線を落とし、ベニを見つめた。肩の上で耳をピクピクと動かしながら、ベニは小さく鳴く。
「七年前に、【セルヒノ】で見かけたんですよ。瓦礫に押しつぶされていたベニを」
リリゼの声には、当時を思い出すような感傷が滲んでいた。装甲車の振動の中で、彼女はそっとベニを撫でる。その瞳は遠い過去を映しているようだった。
その言葉を聞いたユリアスは、しばし無言のままリリゼを見つめた。そして、ぽつりと問いかける。
「ユリアスさんも…居たんですか、あの場に?」
ユリアスは無言のまま頷いた。その表情は普段の冷静さを保っているものの、どこか重苦しさが漂っていた。
「七年前…セルヒノ…」
ミカエルがぽつりと呟く。さっきまでの軽薄な態度は消え、鋭い眼差しがユリアスとリリゼを交互に見た。
「大厄災だね……」
その名を聞いた途端、周囲の空気が僅かに沈むのを感じた者もいた。
――蠱毒の大厄災。
歴史に刻まれた、世界最悪の災厄。セルヒノの街が、たった一夜にして壊滅した惨劇。未だ詳細は謎に包まれているが、あの日を生き延びた者にとっては、決して忘れることのできない悪夢だった。
ベニがそこで救われたのなら、それは同時に――ユリアスもまた、その場にいたということ。
沈黙の中、ベニがリリゼの腕の中で静かに小さく鳴いた。
「ユリアスさんがベニを助けてくれたんですね」
「え?」
「だってその日ですから。私がベニと離れ離れになったのは。セルヒノなんです…私の故郷」
それはリリゼと、そしてベニの住んでいた故郷の国であった。
リリゼの声にはわずかな震えが混じり、その言葉がユリアスの胸に深く突き刺さる。彼はその事実をまるで知らなかった。ベニが自分を助けたのではなく、リリゼの手から離れてしまったのは、あの日の災厄のせいだったのだ。
「セルヒノが、リリゼの故郷だったのか…」
ユリアスはゆっくりと、リリゼを見つめる。彼の目には驚きと共に、どこか申し訳なさのようなものが滲んでいた。
その日、あの無惨な災害の中で、リリゼはどれほどの恐怖と絶望を感じたのだろうか。その悲しみと痛みが、この一言に凝縮されているように思えてならなかった。
リリゼはわずかに息を呑み、唇をかみしめながら話を続けた。
「ベニは私にとって、家族のような存在でした。だけど、あの日、私はベニを置いて逃げてしまいました…。」
ユリアスの表情が柔らかくなるのを感じながら、リリゼはゆっくりと目を閉じる。あの時の情景が鮮明に蘇るようだった。
「でも良かった。ユリアスさんのおかげで、こうしてまたベニと会えました。ありがとうございます、ユリアスさん」
初めて耳にしたリリゼの故郷の話。それは、想像を絶するほどに悲惨な過去を含むものであり、ユリアスは言葉を失った。しかし、それでも、こうしてリリゼが元気で生きており、さらにはもう二度と会えないと思っていた最愛のペットと再び触れ合うことができているという事実が、ユリアスにとっては何よりの朗報だった。
やがて、見渡す限りの草原地帯が次第に湿地へと変わり始めた。土が粘り気を帯び、轍の跡に水が滲み出す。装甲車の車輪が泥を跳ね上げ、時折ぬかるみに沈みそうになりながらも、進軍を続ける。
そして、行く手に広がる薄暗い森の影――【邪の森】が、一行の前にその姿を現した。
ミカエルが高らかに宣言すると、それに応じるように狩猟家たちの雄叫びが響き渡った。
「おおおおおお!!!」
アトレイオのギルド前に集ったのは総勢32名の狩猟家および未探家たち。その顔ぶれは錚々たるものだった。地元アトレイオを拠点にする熟練の狩猟家たち、四人編成のパーティ『火熊のヒヅメ』、そして【バチュラス】から駆けつけた強者たち。
その中には、名だたる未探家も含まれていた。
・《銀嶺弓》の異名を持つ精密射撃の女名手――ルカナ(25)
・青服に鉄製の鎧をまとい、片手ハンマーを振るう豪傑――バルダンディー(32)
さらには、過去五年以上の狩猟経験を持つ歴戦の猛者たちが15名以上揃い、戦列を固めていた。現状集められる最高の布陣――それがここにある。
「こんな大所帯、久しぶりだな」
ユリアスは静かに目を細めながら、集まった戦士たちを見渡した。人数だけではなく、一人一人が確かな実力を持つ者ばかり。その光景に、僅かに安堵の息を漏らす。
一方で、ミカエルは昂る気持ちを抑えきれない様子だった。
「これだけ集めてもご不満かな? ブラザー」
ミカエルはわざとらしく上目遣いでユリアスの瞳を覗き込む。その表情はどこか猫のようで、甘えるような響きを含んでいた。しかし、ユリアスはふっと微笑みながら、軽く肩をすくめるだけだった。
「ミカエルが一人でマントライキを倒してくれれば、余裕はできるよ」
「無茶言わないでくれよ」
ミカエルは肩を竦めながらも、その目は冗談半分、本気半分といったところだった。彼ならば実際にやってのけるかもしれない――そんな期待が、ユリアスの言葉には滲んでいた。
「まあ、それがお願いなら聞いてあげるけど?」
へへ、と笑いながらミカエルは長剣を軽く肩に乗せる。その仕草には圧倒的な自信が滲んでいた。
「期待してるよ、兄弟子」
ユリアスは軽くミカエルの肩を叩くと、ふっと目を細めた。
------------------------------------------
出発――。
目指すは【ルカナ湿原】の奥地。そのさらに先に広がる、沼地と木々に覆われた【邪の森】。そこは霧深く、瘴気すら漂う危険な地帯。未探家たちですら容易には踏み込めない場所だった。
一行はユリアスの聴感覚を頼りに進む。彼の耳は、微かな振動や空気の流れの違いすら捉え、道なき道を示してくれる。
草原地帯を進む間は、大型の装甲車を10台用いた。鉄製の車輪が湿った土を踏みしめ、揺るがぬ轍を刻んでいく。各車両には狩猟家や未探家たちが乗り込み、武器や補給物資を詰め込んでいた。
車内では、これから始まる戦いに備え、それぞれが準備を整えていた。
「しかしまぁ、これだけの装甲車を用意できるとはな」
運転席の後部座席に腰掛けたミカエルが、窓の外を眺めながら呟く。
「アトレイオの資源じゃない。バチャラスから輸送してもらったものだ」
ユリアスが淡々と答える。
「なるほどねぇ、援軍の輸送ついでにってわけか」
ミカエルは感心したように頷き、背もたれに体を預けた。
「ま、それもこれもマントライキを討つための下準備ってわけだ」
「……ああ」
ユリアスの視線は前方の道へと向けられていた。そんな時、彼の横で両目を輝かせながら声を上げる少女がいた。
「ふあぁ~~~見てくださいユリアスさん!すごい…!」
リリゼの興奮した声が、装甲車のエンジン音の中でもはっきりと聞こえた。
ユリアスは、隣で作戦の確認をしていたミカエルと視線を交わしながら、リリゼが指さす方向へ目を向ける。
そこには、果てしなく続く草原を埋め尽くすように、草食獣《リンファトス》の群れが大移動していた。幾百もの個体が波のように流れ、舞い上がる土埃の中を進んでいく。
「リンファトスか…。」
ユリアスが低く呟く。
「ん?!ベニも見たいの?!」
リリゼがそう言うと、ユリアスの肩に乗っていた小さな影がひょいっと飛び降りた。
小柄な体をしたベニは、すばしこくリリゼの太ももへ飛び移ると、よいしょよいしょと彼女の腕をよじ登り、やがて肩の上へと到達した。そして、ピンと立てた耳を揺らしながら、目の前の光景をじっと見渡す。
「すごいですね…こんなにたくさん…。」
リリゼは目を輝かせながら呟く。ベニもまた、小さく「キュゥ…」と声を漏らし、まるでその壮大な風景に感動しているかのようだった。
「珍しいもんでもないけどね」
ミカエルが肩をすくめる。
「でも私初めてです。こんな光景を目の当たりにするの…ベニもだよね」
「珍しい…。その獣、ユリアス以外になつくんだね?」
ミカエルが興味深そうに目を細め、リリゼの肩にちょこんと座るベニを眺める。
「ベニですか? はい。元々この子は私がお世話をしていた子なので」
リリゼは誇らしげに言いながら、ベニの柔らかな毛並みをそっと撫でた。ベニは気持ちよさそうに目を細め、喉を鳴らすような小さな音を漏らす。
「え?! でもその獣は、ユリアスがどこからともなく拾ってきたやつだろ?」
ミカエルが驚いたように眉を上げ、ユリアスに確認を取ると、ユリアスもまた何のことやら深くは理解していなかった。
「そういえば、ずっと聞いてみたかったんですけど、ユリアスさんはいつベニと出会ったんですか?」
リリゼが興味津々な様子で尋ねると、ユリアスは一瞬視線を落とし、ベニを見つめた。肩の上で耳をピクピクと動かしながら、ベニは小さく鳴く。
「七年前に、【セルヒノ】で見かけたんですよ。瓦礫に押しつぶされていたベニを」
リリゼの声には、当時を思い出すような感傷が滲んでいた。装甲車の振動の中で、彼女はそっとベニを撫でる。その瞳は遠い過去を映しているようだった。
その言葉を聞いたユリアスは、しばし無言のままリリゼを見つめた。そして、ぽつりと問いかける。
「ユリアスさんも…居たんですか、あの場に?」
ユリアスは無言のまま頷いた。その表情は普段の冷静さを保っているものの、どこか重苦しさが漂っていた。
「七年前…セルヒノ…」
ミカエルがぽつりと呟く。さっきまでの軽薄な態度は消え、鋭い眼差しがユリアスとリリゼを交互に見た。
「大厄災だね……」
その名を聞いた途端、周囲の空気が僅かに沈むのを感じた者もいた。
――蠱毒の大厄災。
歴史に刻まれた、世界最悪の災厄。セルヒノの街が、たった一夜にして壊滅した惨劇。未だ詳細は謎に包まれているが、あの日を生き延びた者にとっては、決して忘れることのできない悪夢だった。
ベニがそこで救われたのなら、それは同時に――ユリアスもまた、その場にいたということ。
沈黙の中、ベニがリリゼの腕の中で静かに小さく鳴いた。
「ユリアスさんがベニを助けてくれたんですね」
「え?」
「だってその日ですから。私がベニと離れ離れになったのは。セルヒノなんです…私の故郷」
それはリリゼと、そしてベニの住んでいた故郷の国であった。
リリゼの声にはわずかな震えが混じり、その言葉がユリアスの胸に深く突き刺さる。彼はその事実をまるで知らなかった。ベニが自分を助けたのではなく、リリゼの手から離れてしまったのは、あの日の災厄のせいだったのだ。
「セルヒノが、リリゼの故郷だったのか…」
ユリアスはゆっくりと、リリゼを見つめる。彼の目には驚きと共に、どこか申し訳なさのようなものが滲んでいた。
その日、あの無惨な災害の中で、リリゼはどれほどの恐怖と絶望を感じたのだろうか。その悲しみと痛みが、この一言に凝縮されているように思えてならなかった。
リリゼはわずかに息を呑み、唇をかみしめながら話を続けた。
「ベニは私にとって、家族のような存在でした。だけど、あの日、私はベニを置いて逃げてしまいました…。」
ユリアスの表情が柔らかくなるのを感じながら、リリゼはゆっくりと目を閉じる。あの時の情景が鮮明に蘇るようだった。
「でも良かった。ユリアスさんのおかげで、こうしてまたベニと会えました。ありがとうございます、ユリアスさん」
初めて耳にしたリリゼの故郷の話。それは、想像を絶するほどに悲惨な過去を含むものであり、ユリアスは言葉を失った。しかし、それでも、こうしてリリゼが元気で生きており、さらにはもう二度と会えないと思っていた最愛のペットと再び触れ合うことができているという事実が、ユリアスにとっては何よりの朗報だった。
やがて、見渡す限りの草原地帯が次第に湿地へと変わり始めた。土が粘り気を帯び、轍の跡に水が滲み出す。装甲車の車輪が泥を跳ね上げ、時折ぬかるみに沈みそうになりながらも、進軍を続ける。
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