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ルイが猫を被ることをやめてから一ヶ月がたった。相変わらずルイはクラスの生徒からは遠巻きにされ、アーノルドとたまたますれ違おうものなら舌打ちとともに睨まれ、ミカエルを遠目に見た瞬間に反射的に物陰に隠れてしまっていた。
弁明するならば、クラスの雰囲気のことは確かにルイに一理あるが、アーノルドとは本当にばったり、偶然曲がり角で会ってしまっただけである。あっと思った時には目の前にアーノルドがいて、ルイは先日の経験から恐怖で冷や汗がダラダラと流れた。幸い何か言われることはなく視線で殺せるなら100回は殺されたであろう特大の殺気がこもった視線とチッッ!と空耳とは間違っても言えないほどの苛立たしさを込めた舌打ちのみですれ違った。これなら何か言われた方がマシだったかも知れないとルイは思ったが、和解を試みようと思った当初の会話を思い出して考えを改めた。すっかりあの時の会話がトラウマになっている。
……殿下は歴代の王族の中でも物腰が柔らかで優しいと評判のはずだったんだけどなあ……。
もはやルイには魔王にしか見えないアーノルドの姿を思い出して思わず遠い目をしてしまった。
ミカエルについてはこちらも一度たまたま偶然彼と彼の取り巻きの視界に入ってしまったことがある。この時もミカエルはそれまで周りの男たちと楽しそうに笑い合っていたのにさっと怯えた表情になったかと思うと、そそくさと取り巻きの背中に隠れ、その様子に気づいた取り巻きたちがルイを激しく警戒して睨みつけるということがあった。
急に殺気混じりに睨みつけられ、驚きで何も言えなくなってしまったルイはただ呆然としているしかなかったが。
その場はなんとかルイが逃げおおせたが、それからルイはミカエル一向が視界の端にでも映ると咄嗟に隠れてしまうようになった。アーノルドにしても同様である。
そうして無駄に学園内でかくれんぼの腕を磨きながらルイはコソコソと生活をしていた。
そんなある日、もはや公爵邸の自室の次に落ち着く場所となった校舎裏で1人寂しくランチを食べていた時。
「おい、あんた!」
「っ!?」
誰も来ないと油断していたところにそこそこデカめの声で呼ばれたルイは驚きすぎて座っていたところからちょっと浮いた。ついでに昼食にとベスが作ってくれたサンドイッチも一緒に落としてしまい、ああっ!と思わず悲鳴を上げてしまう。
「ぼ、僕の、僕のお昼ご飯が……」
「あっ、と……悪い。そこまで驚くとは……」
「ベスのサンドイッチが……」
余談ではあるがベスのサンドイッチはルイの好みドンピシャなのである。ふわふわのパンに新鮮なレタスとみずみずしいトマト、カリカリになるまで焼いたベーコンが挟んであり、仕上げに少しだけ溶かしたチーズがかかっている。具材自体はシンプルなのに、一口食べた瞬間口の中でじゅわっと食感のハーモニーが奏でられる。そこにアクセントのように差し込まれるとろけたチーズがまた最高なのである。最近なんだか元気がないルイを気遣ってくれたベスが久しぶりに作ってくれたサンドイッチが無惨な姿になって、無性に悲しくなってしまう。
声をかけられたことに驚いてしっかりとサンドイッチを握りしめていなかった自分が悪いことも理解しているが、急に大きな声を出した相手も少しは悪い。そう結論づけたルイは恨めしげに声をかけて来た相手を見つめる。
初めて真正面から見た男はやけに眼光が鋭く目つきが鋭かった。少し目を細めて眉を上げたその表情はとてつもなく迫力のあるものに見え、どこぞの取り立て屋にも負けぬほどの凶悪な顔つきである。この顔と迫力で怒鳴られようものならたいての人は全てをゲロってしまう。
ルイは真に怖いものは暴力よりも振り翳される権力であることを知っているため、赤髪の男の睨むような視線は正直言って全く怖くない。が、痛いものは普通に痛いので、逆上して殴りかかってきたら逃げようと油断せずに相手の一挙一動を眺める。普段のルイなら決してこんなことをする勇気などなかったが、何せルイの大好物が犠牲なったのである。これくらいは許してほしい。
「わ、悪かったから、そんな顔すんなって……。」
しかし、予想に反し、相手の男はルイのじとーっとした視線を受け、素直に謝った。相変わらず目つきは凶悪だったが、謝ってもらったことで少しだけ溜飲が下がり、余裕ができたルイはそこでまじまじと上から下まで男を観察し始めた。
かなり鍛えている男のようで、着ている服の胸元がパツパツでボタンが可哀想なほど左右に引っ張られている。アーノルドもそれなりに身長が高い方であったと思うが、目の前の男はアーノルドよりも背が高く見えた。
そんな恵まれた体格に目が行きがちだが、よくよく見るとすっと通った鼻筋にシャープな輪郭、彫りの深い整った顔立ちをしており、凶悪な顔つきさえ改善すればご令嬢が放っておかないほどの色男になるだろうなとぼんやりとルイは考える。短く刈り込まれた炎のような赤髪と褐色の肌はこの国では見慣れないものだが、その色合いがひどくしっくりくるほどにこの男が持っている色気すら感じる魅力を引き立てている。そして、何より目を引くのがその瞳である。形のいいアーモンド型の瞳は太陽のように輝き、まるでトパーズそのもののが嵌め込まれているような宝石の輝きを持っている。
思わずルイが見入っていると、その視線をまだ怒っていると勘違いしたのか、男はガシガシと乱雑に頭をかいて眉を顰める。もともと悪かった目つきがさらに凶悪なものになり、人の1人や2人は殺していそうな雰囲気すら漂って来た。もしや道に迷ったというのは嘘で、人気のないこの場所で自分を殺そうとしているのか……?とルイがサンドイッチの怒りも忘れ、戦々恐々としていると。
「だーっ!悪かったって言ってんだろ!?あとで詫びでもなんでもするから、とりあえずちょっと助けてくれ!」
「……なんでも?」
聞き捨てならないセリフが聞こえて来て、思わず恐怖を忘れて反応してしまう。
どうやら目の前にいる男は何かしらに困っていて、そのためにルイに声をかけたようだ。しかも焦っている様子から何かしら時間に追われている用事のようだ。それに加え、どうやらこの男はルイのことを知らないらしい。ここ最近でどんなに自分の名前が悪い意味で広まっていたかを痛感していたルイは、こんな生徒がまだいたことに居もしない神に感謝を捧げたくなった。
「へえ?なんでも……なんでも、ね。よし!わかりました!僕がお役に立つなら喜んで力を貸しますよ!」
天啓のように舞い降りて来たある一つの考えに、ルイは猫をかぶっていた時以来の悪い笑みを浮かべて、次の瞬間人が良さそうににこにこと微笑んで見せる。もともと薄かった目の前の男への恐怖などとっくに地の果てへと飛んでいっている。
「本当か!?早速なんだが、道を教えてくれ!一体ここはどこなんだ?」
どんな無理難題でも引き受けるつもりだったが、案外簡単そうなお願いに肩透かしをくらうルイ。
道……?何かの暗喩とか?……道を教えてくれ!もちろん、お前の地獄への道をなあ!とかいう?
などなどさまざまな可能性を考えるが、目の前の男は不穏な気配を纏っているわけでもなくただただ真っ直ぐにルイを見ている。
「道を……ですか?」
「ああ。学園長室ってとこに行きたいんだが、かれこれ数時間は彷徨ってる。気づいたらこんな人気のないとこまで迷い込んじまって、オレはこのまま一生ここで暮らすのかと覚悟を決めかけてた時にお前を見つけてな。思わず大声出しちまった。」
どうやらこの無駄に顔面の整った強面は本当にただ道を教えてほしいらしい。
ルイの企んだ笑顔に気づくことなく、赤髪の男は困ったように話し始める。その巨大な図体に似合わぬしゅんとした面持ちにどこか捨てられた子犬を見つけた時のような気持ちを抱く。どこか罪悪感にチクチクと刺されているような気がしながらも、長年の猫被りで鍛えた表情筋は少しも微笑みを崩さなかった。
「確かにここら辺は滅多に学園の生徒は通りませんね。なるほど。そういうことでしたらお安いご用です!ちょうどお昼ご飯も無くなったことですし、学園長室までご案内しますよ!ご飯も無くなったのでね!」
「だから、悪かったって言ってるだろ……。お前、意外としつこいな。……まあ、助かる。」
けっ!道案内なんて、そんなん当たり前だろ!とでも言いそうな見た目に反して案外あっさり感謝を述べたことにルイは驚く。そういえば先ほどもルイなんて片手で張り飛ばせそうな図体のくせに、ちょっと睨んだだけで素直に謝って来たことといい、おそらく元々大きい声をルイに気を遣ってボリュームを落としていることといい、この男は見た目に反して気遣いのできる真っ直ぐな性格をしているように感じられた。
まあ、ルイにとってはどうでもいいことだが。
「さあ、それではご案内しますね!ところで貴方、お名前は?あまり見かけない顔ですが……。」
「ん?ああ、オレは、アル…………じゃなくて、カミル!カミル・バドゥール。留学生で、今日がこの学園での初日だ。だから、あんたが見たことねぇのも当たり前だな。」
カミルとの出会いがルイの運命を少しづつ変えていくことは、今はまだ誰も知らない。
弁明するならば、クラスの雰囲気のことは確かにルイに一理あるが、アーノルドとは本当にばったり、偶然曲がり角で会ってしまっただけである。あっと思った時には目の前にアーノルドがいて、ルイは先日の経験から恐怖で冷や汗がダラダラと流れた。幸い何か言われることはなく視線で殺せるなら100回は殺されたであろう特大の殺気がこもった視線とチッッ!と空耳とは間違っても言えないほどの苛立たしさを込めた舌打ちのみですれ違った。これなら何か言われた方がマシだったかも知れないとルイは思ったが、和解を試みようと思った当初の会話を思い出して考えを改めた。すっかりあの時の会話がトラウマになっている。
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ミカエルについてはこちらも一度たまたま偶然彼と彼の取り巻きの視界に入ってしまったことがある。この時もミカエルはそれまで周りの男たちと楽しそうに笑い合っていたのにさっと怯えた表情になったかと思うと、そそくさと取り巻きの背中に隠れ、その様子に気づいた取り巻きたちがルイを激しく警戒して睨みつけるということがあった。
急に殺気混じりに睨みつけられ、驚きで何も言えなくなってしまったルイはただ呆然としているしかなかったが。
その場はなんとかルイが逃げおおせたが、それからルイはミカエル一向が視界の端にでも映ると咄嗟に隠れてしまうようになった。アーノルドにしても同様である。
そうして無駄に学園内でかくれんぼの腕を磨きながらルイはコソコソと生活をしていた。
そんなある日、もはや公爵邸の自室の次に落ち着く場所となった校舎裏で1人寂しくランチを食べていた時。
「おい、あんた!」
「っ!?」
誰も来ないと油断していたところにそこそこデカめの声で呼ばれたルイは驚きすぎて座っていたところからちょっと浮いた。ついでに昼食にとベスが作ってくれたサンドイッチも一緒に落としてしまい、ああっ!と思わず悲鳴を上げてしまう。
「ぼ、僕の、僕のお昼ご飯が……」
「あっ、と……悪い。そこまで驚くとは……」
「ベスのサンドイッチが……」
余談ではあるがベスのサンドイッチはルイの好みドンピシャなのである。ふわふわのパンに新鮮なレタスとみずみずしいトマト、カリカリになるまで焼いたベーコンが挟んであり、仕上げに少しだけ溶かしたチーズがかかっている。具材自体はシンプルなのに、一口食べた瞬間口の中でじゅわっと食感のハーモニーが奏でられる。そこにアクセントのように差し込まれるとろけたチーズがまた最高なのである。最近なんだか元気がないルイを気遣ってくれたベスが久しぶりに作ってくれたサンドイッチが無惨な姿になって、無性に悲しくなってしまう。
声をかけられたことに驚いてしっかりとサンドイッチを握りしめていなかった自分が悪いことも理解しているが、急に大きな声を出した相手も少しは悪い。そう結論づけたルイは恨めしげに声をかけて来た相手を見つめる。
初めて真正面から見た男はやけに眼光が鋭く目つきが鋭かった。少し目を細めて眉を上げたその表情はとてつもなく迫力のあるものに見え、どこぞの取り立て屋にも負けぬほどの凶悪な顔つきである。この顔と迫力で怒鳴られようものならたいての人は全てをゲロってしまう。
ルイは真に怖いものは暴力よりも振り翳される権力であることを知っているため、赤髪の男の睨むような視線は正直言って全く怖くない。が、痛いものは普通に痛いので、逆上して殴りかかってきたら逃げようと油断せずに相手の一挙一動を眺める。普段のルイなら決してこんなことをする勇気などなかったが、何せルイの大好物が犠牲なったのである。これくらいは許してほしい。
「わ、悪かったから、そんな顔すんなって……。」
しかし、予想に反し、相手の男はルイのじとーっとした視線を受け、素直に謝った。相変わらず目つきは凶悪だったが、謝ってもらったことで少しだけ溜飲が下がり、余裕ができたルイはそこでまじまじと上から下まで男を観察し始めた。
かなり鍛えている男のようで、着ている服の胸元がパツパツでボタンが可哀想なほど左右に引っ張られている。アーノルドもそれなりに身長が高い方であったと思うが、目の前の男はアーノルドよりも背が高く見えた。
そんな恵まれた体格に目が行きがちだが、よくよく見るとすっと通った鼻筋にシャープな輪郭、彫りの深い整った顔立ちをしており、凶悪な顔つきさえ改善すればご令嬢が放っておかないほどの色男になるだろうなとぼんやりとルイは考える。短く刈り込まれた炎のような赤髪と褐色の肌はこの国では見慣れないものだが、その色合いがひどくしっくりくるほどにこの男が持っている色気すら感じる魅力を引き立てている。そして、何より目を引くのがその瞳である。形のいいアーモンド型の瞳は太陽のように輝き、まるでトパーズそのもののが嵌め込まれているような宝石の輝きを持っている。
思わずルイが見入っていると、その視線をまだ怒っていると勘違いしたのか、男はガシガシと乱雑に頭をかいて眉を顰める。もともと悪かった目つきがさらに凶悪なものになり、人の1人や2人は殺していそうな雰囲気すら漂って来た。もしや道に迷ったというのは嘘で、人気のないこの場所で自分を殺そうとしているのか……?とルイがサンドイッチの怒りも忘れ、戦々恐々としていると。
「だーっ!悪かったって言ってんだろ!?あとで詫びでもなんでもするから、とりあえずちょっと助けてくれ!」
「……なんでも?」
聞き捨てならないセリフが聞こえて来て、思わず恐怖を忘れて反応してしまう。
どうやら目の前にいる男は何かしらに困っていて、そのためにルイに声をかけたようだ。しかも焦っている様子から何かしら時間に追われている用事のようだ。それに加え、どうやらこの男はルイのことを知らないらしい。ここ最近でどんなに自分の名前が悪い意味で広まっていたかを痛感していたルイは、こんな生徒がまだいたことに居もしない神に感謝を捧げたくなった。
「へえ?なんでも……なんでも、ね。よし!わかりました!僕がお役に立つなら喜んで力を貸しますよ!」
天啓のように舞い降りて来たある一つの考えに、ルイは猫をかぶっていた時以来の悪い笑みを浮かべて、次の瞬間人が良さそうににこにこと微笑んで見せる。もともと薄かった目の前の男への恐怖などとっくに地の果てへと飛んでいっている。
「本当か!?早速なんだが、道を教えてくれ!一体ここはどこなんだ?」
どんな無理難題でも引き受けるつもりだったが、案外簡単そうなお願いに肩透かしをくらうルイ。
道……?何かの暗喩とか?……道を教えてくれ!もちろん、お前の地獄への道をなあ!とかいう?
などなどさまざまな可能性を考えるが、目の前の男は不穏な気配を纏っているわけでもなくただただ真っ直ぐにルイを見ている。
「道を……ですか?」
「ああ。学園長室ってとこに行きたいんだが、かれこれ数時間は彷徨ってる。気づいたらこんな人気のないとこまで迷い込んじまって、オレはこのまま一生ここで暮らすのかと覚悟を決めかけてた時にお前を見つけてな。思わず大声出しちまった。」
どうやらこの無駄に顔面の整った強面は本当にただ道を教えてほしいらしい。
ルイの企んだ笑顔に気づくことなく、赤髪の男は困ったように話し始める。その巨大な図体に似合わぬしゅんとした面持ちにどこか捨てられた子犬を見つけた時のような気持ちを抱く。どこか罪悪感にチクチクと刺されているような気がしながらも、長年の猫被りで鍛えた表情筋は少しも微笑みを崩さなかった。
「確かにここら辺は滅多に学園の生徒は通りませんね。なるほど。そういうことでしたらお安いご用です!ちょうどお昼ご飯も無くなったことですし、学園長室までご案内しますよ!ご飯も無くなったのでね!」
「だから、悪かったって言ってるだろ……。お前、意外としつこいな。……まあ、助かる。」
けっ!道案内なんて、そんなん当たり前だろ!とでも言いそうな見た目に反して案外あっさり感謝を述べたことにルイは驚く。そういえば先ほどもルイなんて片手で張り飛ばせそうな図体のくせに、ちょっと睨んだだけで素直に謝って来たことといい、おそらく元々大きい声をルイに気を遣ってボリュームを落としていることといい、この男は見た目に反して気遣いのできる真っ直ぐな性格をしているように感じられた。
まあ、ルイにとってはどうでもいいことだが。
「さあ、それではご案内しますね!ところで貴方、お名前は?あまり見かけない顔ですが……。」
「ん?ああ、オレは、アル…………じゃなくて、カミル!カミル・バドゥール。留学生で、今日がこの学園での初日だ。だから、あんたが見たことねぇのも当たり前だな。」
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