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恋のキューピッドか悪魔の取引かは分からないが、何やら変に気を利かせたエミリーの企みによってカミルと2人でお祭りへと行くことになったルイは頭を抱えていた。
確かに最初からカミルと2人きりだと言われていれば怖気付いて行かないと言っていたかも知れないが、何もあんな騙し討ちのような真似をしなくても、ルイはきっと……いや、こんな騙し討ちのような形でなければカミルと2人で出かけることなど無かっただろう。
そのことをルイ自身も分かっているからこそ、どうやってカミルと話せばいいのか分からない。学園では何も考えなくてもスラスラと話せていたのに、一歩学園から出ただけでなぜか声が詰まって出てこないことにルイは焦ってしまい、その焦りからさらに何も言えなくなってしまう。
どうしようとぐるぐると考え込んでいると、隣を何も言わずに歩いていたカミルがボソリとつぶやいた声が聞こえてきた。
「すごいな、花だらけだ。」
その言葉に、自分が考え込むあまり俯いて地面ばかり眺めていたことに気づいたルイはパッと顔を上げた。
その瞬間ルイの目に飛び込んできたのは極彩色の景色。
至る所で花が咲き誇り、その花で作られた花束が飾られている。楽しそうに笑っている人々は頭に花をつけたり、髪に生花を編み込む人もいて、まるで街全体が花で包まれているような鮮やかな景色に目を奪われた。
「本当だ。こんな綺麗だったんだ。」
どこか他人事のように呟くルイに首を傾げたカミルが不思議そうに尋ねる。
「この国で生まれ育ったルイなら見慣れた景色じゃないのか?」
「……うーん、何回か、来たことはあるけど。僕は公爵家の人間だからあんまり人の多いところには連れて行ってもらえなかったし……。それに、今まで花を綺麗だって思えるような余裕は無かったから。」
目線を伏せてもごもごと少し気まずげにそう言ったルイだったが、次の瞬間カミルの方を仰ぎ見てふわりと花が綻ぶように笑う。
「だから、このお祭りがこんなに綺麗だなんて知らなかった!」
知っていたらもっと早く来てたのに!と言って笑うルイにグッと堪えるように一瞬眉を寄せ、手のひらを握りしめたカミルだったが、ルイがそれに気づくより早くふっとその表情を消して笑って見せた。
「だったら、今日は目一杯楽しまないとな。」
「うん!あ、カミル、あそこの出店行ってみようよ。何だか美味しそう!」
さっきまでカミルと2人だなんて気まずいと思っていたことなどすっかり忘れてルイははしゃぐ。
早速目についた店へと歩き出そうとしたルイの腕がくんっと後ろに手が引かれたことで、あれ?と振り向いたルイは自分の腕を肩から段々と目で辿っていく。やけに時間が掛かっているような錯覚に陥りながらも目がようやく手元まで辿り着いたルイは、自分の見慣れた生っ白い手が見慣れない手によってすっぽりと覆われた光景を目にする。
ルイの手よりも一回り以上大きいその手はこの国では珍しい褐色の肌をしており、ところどころに血管の浮き出た何とも立派な手であった。
「か、カミル……?」
たっぷり数十秒は固まって、何とか自分がカミルと手を繋いでいると言う状況を理解したルイは、絞り出すような声で自分の手を掴んで離さない男へと声をかけた。
そんなルイの声にふっと微笑んだカミルは、珍しく晴れ晴れと笑って少しだけ繋いだ手に力を入れた。
「迷子防止。」
「……あ……あーなるほどね!?迷子防止ね!そっかそっか~!まいご……ん?迷子?僕のこと何歳だと思ってるの!?」
当然と言うふうに彼が言ったことと、繋がれた自分より少し体温の高い手に全ての思考力を奪われていたルイは一旦はカミルの言ったことに納得しかけてしまう。けれど、子供というには歳をとりすぎている自分の年齢を思い出し、咄嗟に声を大にして尋ねてしまう。
そんなルイを見ていたカミルはくつくつと笑い出し、そのまま声を上げて笑い出した。からかわれたのかと思って顔を赤くしたり、ぶすくれたりしたルイだったがルイの予想に反してその手が解かれることはないままカミルはルイの手を引いて歩き出した。
「ほら、あそこの店行くんだろ?」
「え、あ、はい……。」
結局カミルが何をしたかったのかが一ミリもわからなかったルイはとりあえず考えることをやめて、今は目の前のお祭りを精一杯楽しもうと思った。
「あー、楽しかった!」
「そうだな、楽しかった。」
あの後、手を繋がれたことにより全く集中できなかったかと思いきや、ルイは手を繋いでいることを忘れるくらい祭りを満喫した。
気になるものを片っ端から買って、カミルとシェアしてみたり、いい雰囲気が漂う2人を見つけるたびに方向転換してあっちこっちにカミルを連れ回したり。何かと忙しくはあったが、何とも充実した時間を過ごした。
そうして日が傾くまで祭りを満喫し尽くした2人が最後に辿り着いたのは住宅街の中にある街を一望できる少し開けた場所であった。何やらいい雰囲気の若者2人を見つけたルイが慌てて方向転換を繰り返した結果、細い路地裏を曲がりくねってたまたま辿り着いた場所であったが、周りに人が少なく、祭りで賑わう街を見下ろすことができる穴場であった。
長いこと誰も座っていないような寂れたベンチに2人で腰を下ろし、思っていたよりも自分が疲れていたことに気づいたルイはふうと一息つく。
しばらく無言で賑わう街並みを眺めていた2人だったが、ポツリとルイが話し出す。
「……今日はありがとう。カミルのおかげで本当に楽しかった!」
「いや、オレの方こそ、教えてもらわなかったらこんな祭りがあることなんて知らなかったからな。それに、この祭りにルイと来ることができて良かった。」
そう言って太陽の瞳をゆるく細めて、ふっと溢れるように笑ったカミルの顔にルイの時が止まった。
そして、ストンと音を立てて何かが落ちたような音がした気がした。
ルイにとって、恋といえば燃え上がるような情熱を持っているものだった。相手の1番であり続けたくて、無理をして背伸びをした。本当はお茶会の時の紅茶はミルクと砂糖をたっぷりと入れて飲みたいし、お菓子だってもっと食べたい。感情を分からせないように薄い笑みを浮かべ続けるより、楽しい時には笑って、悲しい時には思いっきり泣きたい。パーティーだって、着飾っておしゃべりをするだけだなんてちっとも楽しく無いし、目の前にあるのに摘むことができない食事なんて何とも虚しいだけだった。それでも、恋をしていたからその全てを覆い隠すことができた。好きな人の隣に立つためにいつだって恥ずかしくないように全力で努力をした。恋のためなら死んでも構わない。そんなふうに思えるものだと思っていた。
だからルイのカミルに対するこの気持ちは恋ではないと思っていたのだ。
ルイはカミルのために自分を殺すことはできない。
ただ、彼のそばにいると息がしやすかった。カミルの前でならルイは紅茶にたっぷりと砂糖とミルクを入れることができて、お行儀悪く口を大きく開いてお菓子を食べることができて、感情に任せて笑って怒ってわがままを言うことができた。
何を差し置いてもカミルのことを考えるほど夢中ではないけど、いつでも何となく彼のことを考えている。
アーノルドへの恋心が燃え盛る炎のようなものだったら、カミルへの気持ちはぽかぽかと暖かい、ほっとする太陽のようなものだった。
それでもルイはカミルのこぼれるような笑みを見た時、ありのままの自分でいられる彼の隣にずっといることができたらいいのに、と思った。
その笑顔を誰よりも近くで見ていたいと思った。
彼の言葉がずっとルイに向けられていたらいいのにと思った。
ずっと、カミルのそばで生きていたいと思った。
……ああ、そうか。これも、恋なんだ。
ようやく気づいた自分の気持ちに、早くこのことをカミルに話したいなと思う。彼もルイに好意を向けてくれている。ルイと同じ気持ちかは分からなかったが、彼ならルイの気持ちを無碍にはしないことは分かっていた。
その気持ちに急かされるようにルイがカミルに呼びかけたのと、少し難しい顔をしたカミルがルイへと呼びかけたのはほとんど同時であった。
「ねえ、カミル」
「なあ、ルイ」
重なった声に2人で目を丸くして、そして笑い合う。
お先にどうぞ?とわざと恭しく聞こえるように冗談めかして言ったルイにカミルは少し笑って、それからルイから視線を逸らした。
カミルが笑ってくれたことに心をときめかせたルイは、しかし、次の瞬間彼がルイから視線を外したことに心臓が凍りつくような気持ちになった。
彼はいつでもルイのことをまっすぐ見てくれた。その黄金の瞳がルイから外されることなど、記憶の限り一度もなかったルイは、これから彼が何を話すのかを耳をそばだてて聞いた。
「……報告するのが遅くなって申し訳ないんだが……。」
彼にしてはえらく歯切れの悪い言葉にどくどくと心臓が嫌な音を立てていくのを感じながら、耳を塞ぎたくなる気持ちを何とか抑えて、ルイはカミルの声を聞いていた。
――国に帰ることになったんだ。
ああ……僕はいつだって、気づくのが遅すぎるんだ。
確かに最初からカミルと2人きりだと言われていれば怖気付いて行かないと言っていたかも知れないが、何もあんな騙し討ちのような真似をしなくても、ルイはきっと……いや、こんな騙し討ちのような形でなければカミルと2人で出かけることなど無かっただろう。
そのことをルイ自身も分かっているからこそ、どうやってカミルと話せばいいのか分からない。学園では何も考えなくてもスラスラと話せていたのに、一歩学園から出ただけでなぜか声が詰まって出てこないことにルイは焦ってしまい、その焦りからさらに何も言えなくなってしまう。
どうしようとぐるぐると考え込んでいると、隣を何も言わずに歩いていたカミルがボソリとつぶやいた声が聞こえてきた。
「すごいな、花だらけだ。」
その言葉に、自分が考え込むあまり俯いて地面ばかり眺めていたことに気づいたルイはパッと顔を上げた。
その瞬間ルイの目に飛び込んできたのは極彩色の景色。
至る所で花が咲き誇り、その花で作られた花束が飾られている。楽しそうに笑っている人々は頭に花をつけたり、髪に生花を編み込む人もいて、まるで街全体が花で包まれているような鮮やかな景色に目を奪われた。
「本当だ。こんな綺麗だったんだ。」
どこか他人事のように呟くルイに首を傾げたカミルが不思議そうに尋ねる。
「この国で生まれ育ったルイなら見慣れた景色じゃないのか?」
「……うーん、何回か、来たことはあるけど。僕は公爵家の人間だからあんまり人の多いところには連れて行ってもらえなかったし……。それに、今まで花を綺麗だって思えるような余裕は無かったから。」
目線を伏せてもごもごと少し気まずげにそう言ったルイだったが、次の瞬間カミルの方を仰ぎ見てふわりと花が綻ぶように笑う。
「だから、このお祭りがこんなに綺麗だなんて知らなかった!」
知っていたらもっと早く来てたのに!と言って笑うルイにグッと堪えるように一瞬眉を寄せ、手のひらを握りしめたカミルだったが、ルイがそれに気づくより早くふっとその表情を消して笑って見せた。
「だったら、今日は目一杯楽しまないとな。」
「うん!あ、カミル、あそこの出店行ってみようよ。何だか美味しそう!」
さっきまでカミルと2人だなんて気まずいと思っていたことなどすっかり忘れてルイははしゃぐ。
早速目についた店へと歩き出そうとしたルイの腕がくんっと後ろに手が引かれたことで、あれ?と振り向いたルイは自分の腕を肩から段々と目で辿っていく。やけに時間が掛かっているような錯覚に陥りながらも目がようやく手元まで辿り着いたルイは、自分の見慣れた生っ白い手が見慣れない手によってすっぽりと覆われた光景を目にする。
ルイの手よりも一回り以上大きいその手はこの国では珍しい褐色の肌をしており、ところどころに血管の浮き出た何とも立派な手であった。
「か、カミル……?」
たっぷり数十秒は固まって、何とか自分がカミルと手を繋いでいると言う状況を理解したルイは、絞り出すような声で自分の手を掴んで離さない男へと声をかけた。
そんなルイの声にふっと微笑んだカミルは、珍しく晴れ晴れと笑って少しだけ繋いだ手に力を入れた。
「迷子防止。」
「……あ……あーなるほどね!?迷子防止ね!そっかそっか~!まいご……ん?迷子?僕のこと何歳だと思ってるの!?」
当然と言うふうに彼が言ったことと、繋がれた自分より少し体温の高い手に全ての思考力を奪われていたルイは一旦はカミルの言ったことに納得しかけてしまう。けれど、子供というには歳をとりすぎている自分の年齢を思い出し、咄嗟に声を大にして尋ねてしまう。
そんなルイを見ていたカミルはくつくつと笑い出し、そのまま声を上げて笑い出した。からかわれたのかと思って顔を赤くしたり、ぶすくれたりしたルイだったがルイの予想に反してその手が解かれることはないままカミルはルイの手を引いて歩き出した。
「ほら、あそこの店行くんだろ?」
「え、あ、はい……。」
結局カミルが何をしたかったのかが一ミリもわからなかったルイはとりあえず考えることをやめて、今は目の前のお祭りを精一杯楽しもうと思った。
「あー、楽しかった!」
「そうだな、楽しかった。」
あの後、手を繋がれたことにより全く集中できなかったかと思いきや、ルイは手を繋いでいることを忘れるくらい祭りを満喫した。
気になるものを片っ端から買って、カミルとシェアしてみたり、いい雰囲気が漂う2人を見つけるたびに方向転換してあっちこっちにカミルを連れ回したり。何かと忙しくはあったが、何とも充実した時間を過ごした。
そうして日が傾くまで祭りを満喫し尽くした2人が最後に辿り着いたのは住宅街の中にある街を一望できる少し開けた場所であった。何やらいい雰囲気の若者2人を見つけたルイが慌てて方向転換を繰り返した結果、細い路地裏を曲がりくねってたまたま辿り着いた場所であったが、周りに人が少なく、祭りで賑わう街を見下ろすことができる穴場であった。
長いこと誰も座っていないような寂れたベンチに2人で腰を下ろし、思っていたよりも自分が疲れていたことに気づいたルイはふうと一息つく。
しばらく無言で賑わう街並みを眺めていた2人だったが、ポツリとルイが話し出す。
「……今日はありがとう。カミルのおかげで本当に楽しかった!」
「いや、オレの方こそ、教えてもらわなかったらこんな祭りがあることなんて知らなかったからな。それに、この祭りにルイと来ることができて良かった。」
そう言って太陽の瞳をゆるく細めて、ふっと溢れるように笑ったカミルの顔にルイの時が止まった。
そして、ストンと音を立てて何かが落ちたような音がした気がした。
ルイにとって、恋といえば燃え上がるような情熱を持っているものだった。相手の1番であり続けたくて、無理をして背伸びをした。本当はお茶会の時の紅茶はミルクと砂糖をたっぷりと入れて飲みたいし、お菓子だってもっと食べたい。感情を分からせないように薄い笑みを浮かべ続けるより、楽しい時には笑って、悲しい時には思いっきり泣きたい。パーティーだって、着飾っておしゃべりをするだけだなんてちっとも楽しく無いし、目の前にあるのに摘むことができない食事なんて何とも虚しいだけだった。それでも、恋をしていたからその全てを覆い隠すことができた。好きな人の隣に立つためにいつだって恥ずかしくないように全力で努力をした。恋のためなら死んでも構わない。そんなふうに思えるものだと思っていた。
だからルイのカミルに対するこの気持ちは恋ではないと思っていたのだ。
ルイはカミルのために自分を殺すことはできない。
ただ、彼のそばにいると息がしやすかった。カミルの前でならルイは紅茶にたっぷりと砂糖とミルクを入れることができて、お行儀悪く口を大きく開いてお菓子を食べることができて、感情に任せて笑って怒ってわがままを言うことができた。
何を差し置いてもカミルのことを考えるほど夢中ではないけど、いつでも何となく彼のことを考えている。
アーノルドへの恋心が燃え盛る炎のようなものだったら、カミルへの気持ちはぽかぽかと暖かい、ほっとする太陽のようなものだった。
それでもルイはカミルのこぼれるような笑みを見た時、ありのままの自分でいられる彼の隣にずっといることができたらいいのに、と思った。
その笑顔を誰よりも近くで見ていたいと思った。
彼の言葉がずっとルイに向けられていたらいいのにと思った。
ずっと、カミルのそばで生きていたいと思った。
……ああ、そうか。これも、恋なんだ。
ようやく気づいた自分の気持ちに、早くこのことをカミルに話したいなと思う。彼もルイに好意を向けてくれている。ルイと同じ気持ちかは分からなかったが、彼ならルイの気持ちを無碍にはしないことは分かっていた。
その気持ちに急かされるようにルイがカミルに呼びかけたのと、少し難しい顔をしたカミルがルイへと呼びかけたのはほとんど同時であった。
「ねえ、カミル」
「なあ、ルイ」
重なった声に2人で目を丸くして、そして笑い合う。
お先にどうぞ?とわざと恭しく聞こえるように冗談めかして言ったルイにカミルは少し笑って、それからルイから視線を逸らした。
カミルが笑ってくれたことに心をときめかせたルイは、しかし、次の瞬間彼がルイから視線を外したことに心臓が凍りつくような気持ちになった。
彼はいつでもルイのことをまっすぐ見てくれた。その黄金の瞳がルイから外されることなど、記憶の限り一度もなかったルイは、これから彼が何を話すのかを耳をそばだてて聞いた。
「……報告するのが遅くなって申し訳ないんだが……。」
彼にしてはえらく歯切れの悪い言葉にどくどくと心臓が嫌な音を立てていくのを感じながら、耳を塞ぎたくなる気持ちを何とか抑えて、ルイはカミルの声を聞いていた。
――国に帰ることになったんだ。
ああ……僕はいつだって、気づくのが遅すぎるんだ。
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