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11.化け猫タムロン
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『ここが化け猫村なのかあーって
特に何もない村だにゃ。』
僕がそんか事を思っていたら、
向こうから一匹のネコが怒鳴りながら
近づいてきた。
「どいてーにゃ!どいてーにゃ」
急には止まれないらしい。
その猫は僕を見るや否、
「はじめまして、化け猫のタムロンといいますにゃ」
と、手を出して挨拶をしてきた。
『うわあ、、、汗がすごくて触りたくないなあ。。』
そう思った瞬間!手をガバって握られた!
『げー!』って思いながらも僕は顔には出さないインテリ猫ちゃんだから
「どうしたんですかにゃ?慌てたみたいだけど。。」
「君を探してたんですにゃ!
先程、閻魔様から君が来るって連絡もらったから」
「えー!!閻魔様に言ってないのに!何故分かったんだろうにゃ」
「基本、トイレ、お風呂以外は全て監視されていますからにゃ」
「げー!」
『閻魔様ー!暇なのかなあ』
「ご挨拶が遅れました。僕は化け猫村で
村長をしています。化け猫タムロンです」
その猫は二回も自分の名前を言い挨拶が一通り終わると名刺を僕にくれた。
『あの世にまで名刺があるんだなあ。。
この世もあの世もたいして変わらないなあ』って思った。
「えっあなたも化け猫なんですか?」
「はい!」
「実は僕も化け猫ですにゃ」
「あーーそうなんですね!ここでは
化け猫以外にも猫又や猫しょうやいろんな猫妖怪が住んでいます」
「なるほど!仲良くなりたいなあ」
「仲良く。。あまーい!!!!
仲良くなんかなる必要なし!猫族我らは常に一匹狼!いかに孤高であるかが素晴らしいとしています!」
『うわあー!イタイイタイ。。
こういう奴が1番苦手にゃ。孤高って。。
自分で言うもんじゃないにゃ』と思いながら
「へーそっか」
「因みに閻魔様から詳しい事は聞いてないのですが、、人を食べましたか?」
「食べてないわあ!」
『何をこいつは言ってくるじゃーい!
僕はインテリ猫さんなのに!
失礼だなあ』って怒りをおさえ…
「化け猫では流行っている遊びがありまして
死人を奪って踊らせたり
目を光らせて現生の人を踊らせたり
これは悪い流行りなんですが、
死者に取り憑いたり人に化けたりするのも
流行っているにゃ。
興味があったら言って下さい」
『ない!ない!趣味悪いーってか
それが化け猫なのぉ?イヤだなあ』
「僕はたまたま奪衣婆に気に入れられて
閻魔様から化け猫の称号をもらった可愛い猫なだけですにゃ」
「ふーん」
ふーんって何だ!何だ!
この下等を見下す視線!
僕はさらに続けた
「化け猫村にしばらく住みます
でも争い事はしないし、孤高も使者と一緒にダンスもしませんにゃ」
「よく言った!!さすがゆとり世代!
これはお前さんを試すテストだったのです!おめでとうございます!」
そう言って踊ってる。
タムロンさんが踊っていると向こうから
捉えられた人間らしき人が現れて踊っている。
『悪い流行りに便長してるじゃーーん!!
』
先が思いやられる化け猫村でした。
特に何もない村だにゃ。』
僕がそんか事を思っていたら、
向こうから一匹のネコが怒鳴りながら
近づいてきた。
「どいてーにゃ!どいてーにゃ」
急には止まれないらしい。
その猫は僕を見るや否、
「はじめまして、化け猫のタムロンといいますにゃ」
と、手を出して挨拶をしてきた。
『うわあ、、、汗がすごくて触りたくないなあ。。』
そう思った瞬間!手をガバって握られた!
『げー!』って思いながらも僕は顔には出さないインテリ猫ちゃんだから
「どうしたんですかにゃ?慌てたみたいだけど。。」
「君を探してたんですにゃ!
先程、閻魔様から君が来るって連絡もらったから」
「えー!!閻魔様に言ってないのに!何故分かったんだろうにゃ」
「基本、トイレ、お風呂以外は全て監視されていますからにゃ」
「げー!」
『閻魔様ー!暇なのかなあ』
「ご挨拶が遅れました。僕は化け猫村で
村長をしています。化け猫タムロンです」
その猫は二回も自分の名前を言い挨拶が一通り終わると名刺を僕にくれた。
『あの世にまで名刺があるんだなあ。。
この世もあの世もたいして変わらないなあ』って思った。
「えっあなたも化け猫なんですか?」
「はい!」
「実は僕も化け猫ですにゃ」
「あーーそうなんですね!ここでは
化け猫以外にも猫又や猫しょうやいろんな猫妖怪が住んでいます」
「なるほど!仲良くなりたいなあ」
「仲良く。。あまーい!!!!
仲良くなんかなる必要なし!猫族我らは常に一匹狼!いかに孤高であるかが素晴らしいとしています!」
『うわあー!イタイイタイ。。
こういう奴が1番苦手にゃ。孤高って。。
自分で言うもんじゃないにゃ』と思いながら
「へーそっか」
「因みに閻魔様から詳しい事は聞いてないのですが、、人を食べましたか?」
「食べてないわあ!」
『何をこいつは言ってくるじゃーい!
僕はインテリ猫さんなのに!
失礼だなあ』って怒りをおさえ…
「化け猫では流行っている遊びがありまして
死人を奪って踊らせたり
目を光らせて現生の人を踊らせたり
これは悪い流行りなんですが、
死者に取り憑いたり人に化けたりするのも
流行っているにゃ。
興味があったら言って下さい」
『ない!ない!趣味悪いーってか
それが化け猫なのぉ?イヤだなあ』
「僕はたまたま奪衣婆に気に入れられて
閻魔様から化け猫の称号をもらった可愛い猫なだけですにゃ」
「ふーん」
ふーんって何だ!何だ!
この下等を見下す視線!
僕はさらに続けた
「化け猫村にしばらく住みます
でも争い事はしないし、孤高も使者と一緒にダンスもしませんにゃ」
「よく言った!!さすがゆとり世代!
これはお前さんを試すテストだったのです!おめでとうございます!」
そう言って踊ってる。
タムロンさんが踊っていると向こうから
捉えられた人間らしき人が現れて踊っている。
『悪い流行りに便長してるじゃーーん!!
』
先が思いやられる化け猫村でした。
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