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9.異次元
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はぁ。。。
とうとう頭がおかしくなってきたんだ。
これって幻聴かな?
病院に行かなきゃ行けないのかな。。
何科だろう?診療内科?精神科?
東京に来てこんな事になってお母さん悲しむかな。。
「こんばんは~」
「はぁ。。とうとう幻覚まで見えてきた。。たぬきが見えるなんて。。」
「たぬきじゃないにゃ!」
「しかも。。たぬきが喋ってる。。うん!精神科だなあ。」
「おーいにゃ!通りすぎるにゃ!桃香!」
「。。何なの?一体?私頭が変になったの!たぬきが見えるの!しかも喋ってるの?もうーいやー何でー。。。」
「ももにゃ。僕はたぬきじゃないよ。ねこだにゃ。。」
「ねこなの?たぬきにしか見えないね。。」
「バカっ!ねこって言ってもいろんな種類のねこがいるにゃ!」
「ねこさん。。君が私の耳元でささやいてたの?
あんな酷い事を言ってたの?」
「違うにゃ。。
実は。。僕はもう一つの世界からきた。。」
「さよなら。。明日は病院なんで。。」
「じゅんきー!」
「えっ?何で何であんたがじゅんきーを知ってるのよ!」
「僕は。。あっちの世界でじゅんきーに言われてこっちの世界に来たんだ。」
「。。。」
「僕がいた世界はこっちとものすごく似ているパラレルワールドみたいな世界なんだ。
向こうの世界でも君は夢をおいかけてたよ。じゅんきーとね。
だけど、君は。。。上手くいかない事を悲しんで全てを辞めてしまったんだ。。そして引きこもって出てこなくなった。
心配したじゅんきーはいろいろな専門家やら家族やらに相談して何とか外に出そうとした。でも君はそれがつらかった。だから自殺をしたんだ。それを知ったじゅんきーは疲労で倒れてしまい、そのまま亡くなってしまったんだ。」
「そっそんな。。。」
「だけどね。。君は命を取りとめたんだよ!
家族も友達も喜んだよ。だけど、その中にじゅんきーがいない。。君はじゅんきーの事を知ってしまったんだ。
君はおかしくなった。以前のような明るさがなくなってしまった。むしろお芝居が大好きだった、じゅんきーと一緒に夢を追いかけた事を後悔し始めたんだ。その声が。。君が聞いた。。声だ。」
「私の声だったの。。。」
「君にお願いがある。あっちの世界の君を助けてほしいんだ。」
「えっ。。でも。。気の毒だとは思うけど、こっちの世界の私達には関係がないよね?」
「関係あるんだよ。」
「えっ?」
「君が何もしなかったら、じゅんきーも君も。。
この世界がなくなる。」
「はっ?意味が分からない!!」
「意味があるんだよ。運命は変えられない。向こうで起きたことはこっちの世界でもおこる!
そして、向こうの世界の君は黒魔術を使って魔物との交信を始めたんだ!君が芸能活動を辞めさる為にね。くだらないってそんな事でって思うよね?でも夢の力は世界を滅ぼす為のエネルギーにだってなり得るんだ。」
「そっそんな。。。」
「君はまだ続けてる!
芝居を始めた時、お母さんが喜んでくれたんだろう?
友達もいなかった君にじゅんきーという親友が出来たんだろう?
始めた時のワクワクの気持ちを思いだしてほしいんだ。。にゃ」
そう言うとねこは消えかけてる。。。
「あなたは。。」
「ねこのたるだよ。また会いにくるからね。。。
ももちゃん。。」
そう言い残すとたると名乗るねこは消えました。
とうとう頭がおかしくなってきたんだ。
これって幻聴かな?
病院に行かなきゃ行けないのかな。。
何科だろう?診療内科?精神科?
東京に来てこんな事になってお母さん悲しむかな。。
「こんばんは~」
「はぁ。。とうとう幻覚まで見えてきた。。たぬきが見えるなんて。。」
「たぬきじゃないにゃ!」
「しかも。。たぬきが喋ってる。。うん!精神科だなあ。」
「おーいにゃ!通りすぎるにゃ!桃香!」
「。。何なの?一体?私頭が変になったの!たぬきが見えるの!しかも喋ってるの?もうーいやー何でー。。。」
「ももにゃ。僕はたぬきじゃないよ。ねこだにゃ。。」
「ねこなの?たぬきにしか見えないね。。」
「バカっ!ねこって言ってもいろんな種類のねこがいるにゃ!」
「ねこさん。。君が私の耳元でささやいてたの?
あんな酷い事を言ってたの?」
「違うにゃ。。
実は。。僕はもう一つの世界からきた。。」
「さよなら。。明日は病院なんで。。」
「じゅんきー!」
「えっ?何で何であんたがじゅんきーを知ってるのよ!」
「僕は。。あっちの世界でじゅんきーに言われてこっちの世界に来たんだ。」
「。。。」
「僕がいた世界はこっちとものすごく似ているパラレルワールドみたいな世界なんだ。
向こうの世界でも君は夢をおいかけてたよ。じゅんきーとね。
だけど、君は。。。上手くいかない事を悲しんで全てを辞めてしまったんだ。。そして引きこもって出てこなくなった。
心配したじゅんきーはいろいろな専門家やら家族やらに相談して何とか外に出そうとした。でも君はそれがつらかった。だから自殺をしたんだ。それを知ったじゅんきーは疲労で倒れてしまい、そのまま亡くなってしまったんだ。」
「そっそんな。。。」
「だけどね。。君は命を取りとめたんだよ!
家族も友達も喜んだよ。だけど、その中にじゅんきーがいない。。君はじゅんきーの事を知ってしまったんだ。
君はおかしくなった。以前のような明るさがなくなってしまった。むしろお芝居が大好きだった、じゅんきーと一緒に夢を追いかけた事を後悔し始めたんだ。その声が。。君が聞いた。。声だ。」
「私の声だったの。。。」
「君にお願いがある。あっちの世界の君を助けてほしいんだ。」
「えっ。。でも。。気の毒だとは思うけど、こっちの世界の私達には関係がないよね?」
「関係あるんだよ。」
「えっ?」
「君が何もしなかったら、じゅんきーも君も。。
この世界がなくなる。」
「はっ?意味が分からない!!」
「意味があるんだよ。運命は変えられない。向こうで起きたことはこっちの世界でもおこる!
そして、向こうの世界の君は黒魔術を使って魔物との交信を始めたんだ!君が芸能活動を辞めさる為にね。くだらないってそんな事でって思うよね?でも夢の力は世界を滅ぼす為のエネルギーにだってなり得るんだ。」
「そっそんな。。。」
「君はまだ続けてる!
芝居を始めた時、お母さんが喜んでくれたんだろう?
友達もいなかった君にじゅんきーという親友が出来たんだろう?
始めた時のワクワクの気持ちを思いだしてほしいんだ。。にゃ」
そう言うとねこは消えかけてる。。。
「あなたは。。」
「ねこのたるだよ。また会いにくるからね。。。
ももちゃん。。」
そう言い残すとたると名乗るねこは消えました。
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