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16.ひとり
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にこるんを解散して数日が経ちました。
るるちゃんは実家の石川県に帰り、
私はマネージャーさんが紹介して下さった小さな事務所に移籍しました。でも前見たくマネージャーさんはつかないし、
何でも自由にやっていいよーのスタンスなので、基本はのんびりです。
なので、私は公園でぼっ~とする事が増えました。
それに後悔ばかりが頭をよぎります。。
もっと頑張れたんじゃないか?
死ぬ気でやってないんじゃないか。。
何で解散の言葉を言っちゃったのかな。。
るるちゃんは実家に帰っちゃったし、
マネージャーさんも会社を閉めて実家に帰っちゃったし。。
私は何で、まだ。。ここにいるんだろう?
遠くに行きたいなあ。。。
『だめーにゃー!!』
その時、たるが空から急に落ちてきました。
「あっ。。たる?ちゃん。。」
「いたたたっ、、。ももちゃん、君がそんな悲しい事を思う度に、向こうの世界での君がどんどん暗黒な世界に染まってるんだにゃ!」
「知らないわよっ!最後まであの声は聞こえてきていたけど、、
だけど、だけど負けないように前向きに頑張ってきたよ!でも。。
私達は解散しちゃったの。。」
「ここまでは向こうの世界でも一緒なんだにゃ。ここからが
ももちゃん分岐点だよ。向こうの世界での君は前に話した通り。
今の君は。。危ない。。」
その時、携帯がなった。。
じゅんきーのお母さんからだ!
「はい。ももです。どうしたんですか?」
イヤな予感がした。。
「ももちゃん、元気?久しぶりね。。
あのね。。じゅんきが先日倒れたの。。あっでも今は大丈夫よ。
ただ即入院だから。。準備をして一旦岡山に連れて帰るわね。」
「あっ。。あっ。。」
言葉が出ない。何て言えばよいのかっ。。?
「ももちゃん、じゅんきは大丈夫だから。心配しないで。
落ちついたらじゅんきからも連絡させるからね。」
そう言うとじゅんきーのお母さんは話すのを終えて切りました。
「。。。」
「ももちゃん。。やはりこの世界でも結局こうなる運命なのかにゃ。。向こうの世界でも悪化してる。。
とりあえず帰らなくちゃにゃ。」
「待って!たる!
まだ間に合う?私はどうしたら良いの?」
「ももちゃん。。
夢を諦めないで!応援してくれてた人は絶対にいる!
忘れないでにゃ!君の前向きな考えがあっちの世界の君を
救う事にもなるんだにゃ!」
「じゅんきーだけでなく、世界もなくなるって。。」
「うんにゃ。マイナス志向は周りを固めていくんだよ。
夢を諦めた人間、それを誰かのせいにする志向が、どんどん増えていく。魔物と交信をしている向こうの君は世界に溢れてる夢を
潰したいにゃ。イコールこの世界を魔物に引き渡すつもりなんだ!」
「向こうの私がそんなひどい事を考えてるなんて。。
じゅんきーも私のせいだ!」
涙がとまらない。。どうしたら良いの?
るるちゃんとも解散してから会ってない。。
だけど。。
私は忘れていた。るるちゃんの最後の言葉。
「るるはにこるん活動が出来て本当に本当に楽しかった。
ももちゃんと一緒にいろんな事を経験が出来て、、
私は燃え尽きたから。。引退するね。
だけど、ももちゃんの事、ずっとずっと応援するからね!
ファン第1号だよっ!」
るるちゃんは最後まで強くて私に一歩を踏み出す勇気をくれる。
「たる!私まだやる!」
「うん!ここの分岐点を境に変えて行くんだにゃ!
大丈夫!きっとこの世界もあっちの世界も変わるにゃ!」
たるはそう言うと消えました。
その夜はバイト。
どんな気持ちで働けばいいのか?分からないけど
とりあえず。。。
今はバイト頑張る!
「店長、おはようございます!」
「あっももちゃんー。新しく新人が入ったよ。どうやらももちゃんと一緒で声優を目指してるんだって。」
「はっはじめまして。いちこです。いっちゃんと呼んで下さい。」
私にまた1人友達が出来ました。
るるちゃんは実家の石川県に帰り、
私はマネージャーさんが紹介して下さった小さな事務所に移籍しました。でも前見たくマネージャーさんはつかないし、
何でも自由にやっていいよーのスタンスなので、基本はのんびりです。
なので、私は公園でぼっ~とする事が増えました。
それに後悔ばかりが頭をよぎります。。
もっと頑張れたんじゃないか?
死ぬ気でやってないんじゃないか。。
何で解散の言葉を言っちゃったのかな。。
るるちゃんは実家に帰っちゃったし、
マネージャーさんも会社を閉めて実家に帰っちゃったし。。
私は何で、まだ。。ここにいるんだろう?
遠くに行きたいなあ。。。
『だめーにゃー!!』
その時、たるが空から急に落ちてきました。
「あっ。。たる?ちゃん。。」
「いたたたっ、、。ももちゃん、君がそんな悲しい事を思う度に、向こうの世界での君がどんどん暗黒な世界に染まってるんだにゃ!」
「知らないわよっ!最後まであの声は聞こえてきていたけど、、
だけど、だけど負けないように前向きに頑張ってきたよ!でも。。
私達は解散しちゃったの。。」
「ここまでは向こうの世界でも一緒なんだにゃ。ここからが
ももちゃん分岐点だよ。向こうの世界での君は前に話した通り。
今の君は。。危ない。。」
その時、携帯がなった。。
じゅんきーのお母さんからだ!
「はい。ももです。どうしたんですか?」
イヤな予感がした。。
「ももちゃん、元気?久しぶりね。。
あのね。。じゅんきが先日倒れたの。。あっでも今は大丈夫よ。
ただ即入院だから。。準備をして一旦岡山に連れて帰るわね。」
「あっ。。あっ。。」
言葉が出ない。何て言えばよいのかっ。。?
「ももちゃん、じゅんきは大丈夫だから。心配しないで。
落ちついたらじゅんきからも連絡させるからね。」
そう言うとじゅんきーのお母さんは話すのを終えて切りました。
「。。。」
「ももちゃん。。やはりこの世界でも結局こうなる運命なのかにゃ。。向こうの世界でも悪化してる。。
とりあえず帰らなくちゃにゃ。」
「待って!たる!
まだ間に合う?私はどうしたら良いの?」
「ももちゃん。。
夢を諦めないで!応援してくれてた人は絶対にいる!
忘れないでにゃ!君の前向きな考えがあっちの世界の君を
救う事にもなるんだにゃ!」
「じゅんきーだけでなく、世界もなくなるって。。」
「うんにゃ。マイナス志向は周りを固めていくんだよ。
夢を諦めた人間、それを誰かのせいにする志向が、どんどん増えていく。魔物と交信をしている向こうの君は世界に溢れてる夢を
潰したいにゃ。イコールこの世界を魔物に引き渡すつもりなんだ!」
「向こうの私がそんなひどい事を考えてるなんて。。
じゅんきーも私のせいだ!」
涙がとまらない。。どうしたら良いの?
るるちゃんとも解散してから会ってない。。
だけど。。
私は忘れていた。るるちゃんの最後の言葉。
「るるはにこるん活動が出来て本当に本当に楽しかった。
ももちゃんと一緒にいろんな事を経験が出来て、、
私は燃え尽きたから。。引退するね。
だけど、ももちゃんの事、ずっとずっと応援するからね!
ファン第1号だよっ!」
るるちゃんは最後まで強くて私に一歩を踏み出す勇気をくれる。
「たる!私まだやる!」
「うん!ここの分岐点を境に変えて行くんだにゃ!
大丈夫!きっとこの世界もあっちの世界も変わるにゃ!」
たるはそう言うと消えました。
その夜はバイト。
どんな気持ちで働けばいいのか?分からないけど
とりあえず。。。
今はバイト頑張る!
「店長、おはようございます!」
「あっももちゃんー。新しく新人が入ったよ。どうやらももちゃんと一緒で声優を目指してるんだって。」
「はっはじめまして。いちこです。いっちゃんと呼んで下さい。」
私にまた1人友達が出来ました。
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