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第2章 バッドエンド回避RTA
19 舞踏会の招待
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寮室にて、ソファに隣り合って座るカンネンのこちらを見つめる眼差しは柔らかで、それでいて熱がこもっていた。
「故郷はどうだった」
「バイト三昧です。こき使われました」
「君は帰っても働いているのか? その……魔力流しを? 僕が渡す分では不足か? 僕は今の倍払っても構わない。僕だけにしろ」
キャバ嬢に言い寄るおじさんのような物言いである。
「いえ、今回はちょっとした調査のようなもので……内容はいつも違うんです。便利屋というか、お手伝い屋さんみたいなことをしています」
「その仕事に危険はないのか? 君はこんなに小さいのに。何か事情があって働いているのか? 親御さんが御病気なのか? 僕は支払いを二倍にしてもかまわない」
「や、まあ、頂けるんなら頂きますが……病気じゃないです。僕はナナちゃんの、えーと、母のための舞踏会を開きたいんです」
「そうか、親御さんのために。立派な志だ。君の望む分だけ支払おう」と言いながら、カンネンは僕の手を握った。
もしかして僕、キャバ嬢の才能がある? 遺伝か? 夜のDNAが黙ってないぜ。
「二割上乗せでお願いします」
握り返し指を絡める。ジャノメさんは値を徐々に釣り上げるように言っていた。その助言に従おう。
「欲がないな」と目を細めたカンネンに繋いだ手を引き寄せられ、その胸に抱き込まれる。
背中に回った腕は遠慮がちにゆるゆると力が込められ、てのひらはそろりと背骨をなぞり、腰へ下りた。
「細いな。休暇中きちんと食事は摂っていたのか」
「え? あー……言われてみればあんまりかもです」
割と働き詰めだった。そもそも故郷ではそんなにまともな食事を摂るという習慣がない。金が入ればかたいパンを買い、しかしそれも育ち盛りの弟たちに譲る生活だった。
僕たちは食堂で朝食をとることにし、寮室を出た。
くちゃくちゃのかろうじて首からぶら下げているばかりのネクタイは、カンネンによって結び直された。
「君はいつまでもネクタイが上手く結べないのだな」
「金にならないので……」
カンネンは喉の奥を鳴らして笑い、「僕が結んでやるから君はそのままで構わない」と続けた。
ネクタイを結んだカンネンの手はそのまま僕の肩に乗り、ぐいと引き寄せられる。
カンネンの長い足では僕の徒歩は遅いだろうに、速度を合わせて歩いてくれている。
何というか、カンネンは魔力流し童貞を卒業して以来どうも恋人面をしてくる。これだから童貞は……。
その能力と他者を寄せ付けない生真面目で神経質な性格で、名家の出身でありながら敬遠されがちなカンネンの砂糖対応に、時折ぎょっとしたような視線が向けられるのは僕でもわかったが、カンネンに気にする素振りはない。
僕は左肩をカンネンの肘置きとして差し出したまま食堂へのんびりと足を動かした。
「パンもちもち! 最高!」
「好きなだけ食べるといい」
食堂でカンネンはコーヒーを飲みながらふかふかであたたかなパンを頬に詰める僕を眺めていた。
僕はカンネンの視線を受けながら制服のポケットというポケットにパンを忍ばせる。
これだけ美味しいパンがあるのにコーヒーだけで済ますのだから金持ちって不思議だ。
僕はカンネンの羽織るジャケットを捲り、内ポケットにちぎったパンを入れてやった。せっかくだからカンネンもこのパンを食べた方がいい。
「君は舞踏会を開きたいと言っていたな」
「そうです」
もごもごとパンを詰まらせながら答える。
カンネンは物珍しい生き物でも見るかのように、パンを詰めて膨れた頬を撫でた。かさついたかたい指先。いつも深爪の爪先が頬をなぞり、その形を確かめる。
「僕の実家で近々舞踏会を開く。この学園の生徒も何名か招く予定だが……君も来るか? 参考になればいいが」
「金持ちってやっぱり舞踏会開くんだ! 行きます行きます!」
よくよく考えれば僕は舞踏会なるものがいかなるものか全く知識がない。
お姫様が王子様と出会って幸せになるための場所だとぼんやり思っているが、実際にどんなものか確かめておいた方がいいだろう。
持つべきものは金持ちの知人である。
「あ、正装みたいななんか、あります? 僕、まともな服持ってないですけど」
「うちで指定がある。貸出すから気にしなくていい」
金持ちはやはり違うな。僕は「やったー」と呑気にパンをかじった。
カンネンは僕の頬からパンがなくなり、膨れた形がおさまっていくのをいつまでも指先で頬を撫で確かめていた。
***
「どうやってシモンズ家とお近づきになってんの!」
「『洗脳』の家系、怖くないの?」
「ていうかシモンズ家当主には奴隷売買の悪い噂がさあ」
「何でまたポケットにパン入れてるの?」
教室に戻るとクラスメイトの少女たちに囲まれた。鳥が囀るような高い声が返事の間を与えることなく継がれる。
『無効化』持ち入学のカス魔力ド馬鹿貧民と名家の一人息子が連むのはよほど不思議に映るのだろう。
「僕、『無効化』持ちだからそんな怖いと思ったことはないかも……というか、カンネンは馬鹿真面目だから能力を無闇に使ったりしないです」
カンネンの真っ直ぐすぎる生真面目さと神経質さを思い出す。そうして童貞丸出しの彼氏面を。
しかし「怖くない」と言ったが、消灯の時間に起きていたら平手をかますし、ゲロ魔力だし、時々記憶喪失になるし……やっぱりそこそこヤバい奴だった。あまりカンネンの人格を庇うのはよそう。
訂正するために開いた口は、しかし彼女たちの続いた言葉に閉じた。
「こわくないの? そっか……わ、私たちもその、シモンズ家の舞踏会、行ってみたいんだけど」
「無効化くん、口利きしてくれない……?」
「カンネン様のこと悪く言ったわけじゃないの」
ナナちゃんを思い出す。
いつまでも幼い少女みたいなナナちゃん。
女の子はみんな舞踏会が好きなのだ。
御伽話のように王子様に出会って、いつまでもいつまでも幸せに暮らしましたとさ、に憧れるのだ。
甘い花のような匂い。
僕はこくりと頷いた。
ナナちゃんをいつまでも幸せに暮らすお姫様にしてあげなくてはいけない。
舞踏会に行きたがる少女たちと、ナナちゃんとの区別が僕にはあまりつかないのだった。
「故郷はどうだった」
「バイト三昧です。こき使われました」
「君は帰っても働いているのか? その……魔力流しを? 僕が渡す分では不足か? 僕は今の倍払っても構わない。僕だけにしろ」
キャバ嬢に言い寄るおじさんのような物言いである。
「いえ、今回はちょっとした調査のようなもので……内容はいつも違うんです。便利屋というか、お手伝い屋さんみたいなことをしています」
「その仕事に危険はないのか? 君はこんなに小さいのに。何か事情があって働いているのか? 親御さんが御病気なのか? 僕は支払いを二倍にしてもかまわない」
「や、まあ、頂けるんなら頂きますが……病気じゃないです。僕はナナちゃんの、えーと、母のための舞踏会を開きたいんです」
「そうか、親御さんのために。立派な志だ。君の望む分だけ支払おう」と言いながら、カンネンは僕の手を握った。
もしかして僕、キャバ嬢の才能がある? 遺伝か? 夜のDNAが黙ってないぜ。
「二割上乗せでお願いします」
握り返し指を絡める。ジャノメさんは値を徐々に釣り上げるように言っていた。その助言に従おう。
「欲がないな」と目を細めたカンネンに繋いだ手を引き寄せられ、その胸に抱き込まれる。
背中に回った腕は遠慮がちにゆるゆると力が込められ、てのひらはそろりと背骨をなぞり、腰へ下りた。
「細いな。休暇中きちんと食事は摂っていたのか」
「え? あー……言われてみればあんまりかもです」
割と働き詰めだった。そもそも故郷ではそんなにまともな食事を摂るという習慣がない。金が入ればかたいパンを買い、しかしそれも育ち盛りの弟たちに譲る生活だった。
僕たちは食堂で朝食をとることにし、寮室を出た。
くちゃくちゃのかろうじて首からぶら下げているばかりのネクタイは、カンネンによって結び直された。
「君はいつまでもネクタイが上手く結べないのだな」
「金にならないので……」
カンネンは喉の奥を鳴らして笑い、「僕が結んでやるから君はそのままで構わない」と続けた。
ネクタイを結んだカンネンの手はそのまま僕の肩に乗り、ぐいと引き寄せられる。
カンネンの長い足では僕の徒歩は遅いだろうに、速度を合わせて歩いてくれている。
何というか、カンネンは魔力流し童貞を卒業して以来どうも恋人面をしてくる。これだから童貞は……。
その能力と他者を寄せ付けない生真面目で神経質な性格で、名家の出身でありながら敬遠されがちなカンネンの砂糖対応に、時折ぎょっとしたような視線が向けられるのは僕でもわかったが、カンネンに気にする素振りはない。
僕は左肩をカンネンの肘置きとして差し出したまま食堂へのんびりと足を動かした。
「パンもちもち! 最高!」
「好きなだけ食べるといい」
食堂でカンネンはコーヒーを飲みながらふかふかであたたかなパンを頬に詰める僕を眺めていた。
僕はカンネンの視線を受けながら制服のポケットというポケットにパンを忍ばせる。
これだけ美味しいパンがあるのにコーヒーだけで済ますのだから金持ちって不思議だ。
僕はカンネンの羽織るジャケットを捲り、内ポケットにちぎったパンを入れてやった。せっかくだからカンネンもこのパンを食べた方がいい。
「君は舞踏会を開きたいと言っていたな」
「そうです」
もごもごとパンを詰まらせながら答える。
カンネンは物珍しい生き物でも見るかのように、パンを詰めて膨れた頬を撫でた。かさついたかたい指先。いつも深爪の爪先が頬をなぞり、その形を確かめる。
「僕の実家で近々舞踏会を開く。この学園の生徒も何名か招く予定だが……君も来るか? 参考になればいいが」
「金持ちってやっぱり舞踏会開くんだ! 行きます行きます!」
よくよく考えれば僕は舞踏会なるものがいかなるものか全く知識がない。
お姫様が王子様と出会って幸せになるための場所だとぼんやり思っているが、実際にどんなものか確かめておいた方がいいだろう。
持つべきものは金持ちの知人である。
「あ、正装みたいななんか、あります? 僕、まともな服持ってないですけど」
「うちで指定がある。貸出すから気にしなくていい」
金持ちはやはり違うな。僕は「やったー」と呑気にパンをかじった。
カンネンは僕の頬からパンがなくなり、膨れた形がおさまっていくのをいつまでも指先で頬を撫で確かめていた。
***
「どうやってシモンズ家とお近づきになってんの!」
「『洗脳』の家系、怖くないの?」
「ていうかシモンズ家当主には奴隷売買の悪い噂がさあ」
「何でまたポケットにパン入れてるの?」
教室に戻るとクラスメイトの少女たちに囲まれた。鳥が囀るような高い声が返事の間を与えることなく継がれる。
『無効化』持ち入学のカス魔力ド馬鹿貧民と名家の一人息子が連むのはよほど不思議に映るのだろう。
「僕、『無効化』持ちだからそんな怖いと思ったことはないかも……というか、カンネンは馬鹿真面目だから能力を無闇に使ったりしないです」
カンネンの真っ直ぐすぎる生真面目さと神経質さを思い出す。そうして童貞丸出しの彼氏面を。
しかし「怖くない」と言ったが、消灯の時間に起きていたら平手をかますし、ゲロ魔力だし、時々記憶喪失になるし……やっぱりそこそこヤバい奴だった。あまりカンネンの人格を庇うのはよそう。
訂正するために開いた口は、しかし彼女たちの続いた言葉に閉じた。
「こわくないの? そっか……わ、私たちもその、シモンズ家の舞踏会、行ってみたいんだけど」
「無効化くん、口利きしてくれない……?」
「カンネン様のこと悪く言ったわけじゃないの」
ナナちゃんを思い出す。
いつまでも幼い少女みたいなナナちゃん。
女の子はみんな舞踏会が好きなのだ。
御伽話のように王子様に出会って、いつまでもいつまでも幸せに暮らしましたとさ、に憧れるのだ。
甘い花のような匂い。
僕はこくりと頷いた。
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