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第107回。AGプラスのオマケの足用スプレーあるじゃん
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掲載日2017年 05月22日 01時00分
あの小さめのスプレー缶見るたびに思うんだよなー。
あーあ私もこんぐらいありゃなー…。って。
緑地公園でボケーっと散歩してたら中学生か高校入りたてくらいの男子2人が釣竿を垂らしながらダベってて。
絵にかいたような普通の男の子、よりちょっとモテ度の薄い、リアルな男子生徒。
あのー、何かのお話に出てくる「どこにでもいる平凡で普通で控えめな男子」って、可愛すぎるか整い過ぎてるんですよ。
もっと鼻がデカかったり肌がテカってたりオイル怪獣タッコングにそっくりな姉ちゃんが居たり、髪の毛ももじゃもじゃゴワゴワ、声だってガラガラ。そういうのが普通っていうんだよ。
で、そんな十把一絡げの普通の男子のより小さいキッドさんは、スプレー缶をじっと見て
あーあこんぐらいありゃーなー…。
と思っているわけ。
何の話だっけ。
そうそう、あの男子2人組が高校入りたてだったとしたら、今この時期であの仲の良さは中学一緒だと思うわけ。
それぞれ別の高校入ったり高校一緒でもクラスが違ったり部活が違ったりしても、まだ一緒に遊ぶんだよ。
でもさ、そのうちお互いの生活ってもんが出来てきて、だんだん遊ばなくなるんだよね。
自然と離れていくもんなんだ。
キッドさんはそれがどうしても寂しくて、今でも自分から心から本当に友達だと言えるヤツのうちの一人に強制的に絶交されたことがあって。一通のメールに対する返事から、たまに電話をしても、道で会っても、ずっと話もしてもらえなかったのが5年近く続いてた。
中学の部活の後輩が同窓会を企画してくれたのでそれをきっかけに実家に電話して言伝を頼んで、それに返事が来てからまたぐっと距離が縮まった。
訳を聞いてみると、結局そういう事だった。お互いの時間を大切にするべきだった、と。
あの時は夢に見るぐらいキツかったが、向こうも向こうでいつまでも同じことを繰り返すわけにもいかないし、私に合わせて友情とやらを維持することは不健康だった。今ならわかる。
自動車学校を卒業した後も顔出しに行っちゃう奴いるじゃん、ああいうのって良いのは最初だけなんだ。
滑走路でいつまでもウロウロしてることは出来ない。
あの二人組がいつまでも絶えることなく友達でいようと、いまいと、それはわからないけど、健全というか自然な形の友情って、結局は時間や場所に左右されない、いつ会ってもそのままでいられることなんじゃないかな。
そういえば昨日、駅ビルのお店で働いてる腐れ縁の男とも数年ぶりに再会した。
というか店で働いてるから行けば居るんだろうが、たまたま売り場に出てたんで探したり会いに行ったわけじゃないけど立ち話をちょっとした。
この腐れ縁、高校卒業後に引越し屋さんとかスーパーマーケットとか同じ職場に居たこともあったし、コイツが楽器とバンドを始めたんで私は作詞とベースをやらせてもらってたくらいで。
会わなきゃ会わないで寂しくも無いけど、たまに話をするとやっぱり変わってないし、こういうのが友達ってことなのかと30歳だというのに気が付いたのである。
殊更に強調した絆や友情は物語のなかのもの。
そういうもんは、自分が主人公の物語には大事かもしれないが、そもそも世の中にそんなものが溢れていたらどいつもこいつも友達じゃなきゃいけないし、何をするにも息苦しい。
キッドさんは小学6年のとき、小学校の同学年に友達がひっとりも居なくなった。
家庭にも学校にも居場所がなくて、他の小学校とか通ってた少林寺拳法の道院で友達を作った。
けれど生活の基盤になる場所で、自分にも多分に原因があるとはいえツマハジキにされているのは子供心に堪えて、アタマのてっぺんがでっかくハゲた。
友情を維持するのは難しい。壊れるときは根も葉もなくたって一瞬だし。
けれど、そこに残しておくことはきっともっとずっと容易だし、その方が長持ちする。
ネットで出会った人ともリアルと同じくらい熱く厚く接しようとして、結果依存してしまうなんてのもよくある話。私もあった。ミクシィで。
このコーナーでは基本的に自分の恥は供養(ネタ)と思ってぶっちゃけるけど、今から5年位前かなあ…。その頃すごく仲良くしてくれてた人がいて、私の書いたものも面白い面白いって言ってくれて。
その人も創作する人だったからお互いに読みあったり、感想をくれたりしてたんだ。
でも、その人は少し難しい性格の人で、私はその人の地雷を踏まないように接してて。
まあ結果踏んだんだけどね思いっきり。
ワールドヒーローズの地雷デスマッチみたいに何度も繰り返し。
必死で謝って、許してもらって、今度は話をするにもあの人の創作にコメントするにも充分に気を付けててもやっぱり踏んでて。
それでもなんだかんだ失敗を重ねることで少しずつ打ち解けていったのか、3年くらい経ったある日オフ会でカラオケしたら、その時のひとことが凄く気に障ったようで目の前にいるのにミクシィだったかツイッターだったかでボロカス書かれてた。結局は失敗ばかりの私をいつの間にか下に見てて
「まーたコイツ地雷踏んだ!もう許さん!!」
って、なっちゃったんだろうね。一度そういう関係になってしまったら元には戻らないし、そうしたのは私自身だった。
気分を害した私が悪いのはもちろんだけど、そう言う人と無理に友情を繋げていたことがそもそも間違いだったんだなと今なら思う。重ね重ね、あの人には悪いことをした。
まあ、元々が機嫌悪いと空リプだか独り言だかでグズグズ言う人だったし、私はそういう真似をあまりしないので手の合わない人だったとしか言えないな。
私はいつの間にかあの人に媚びてたし、あの人と友達であることにとらわれてた。
結局ジタバタした末に、もう仕方がないと思って落ち着いた。今でも思い出すと背中がゾワゾワするぐらい辛い思い出でもあり、大事な教訓でもある。
友情は縛り付けるものじゃなく、絆は強調するものでもなく。
育んで大事にしまっておくものだ。神社の御神体みたいなもんで、たまに覗いて掃除して、風通しよくしておけばいいんじゃないかな。
この記事の冒頭でチンチンのサイズが小さめのスプレー缶ぐらいありゃあなーとか言ってたような奴のいう事なので、まあ話半分、あとの半分は優しさで聞いておいてやってください。
こんな話聞いてると頭痛くなるだろ、バファリン飲む?
あの小さめのスプレー缶見るたびに思うんだよなー。
あーあ私もこんぐらいありゃなー…。って。
緑地公園でボケーっと散歩してたら中学生か高校入りたてくらいの男子2人が釣竿を垂らしながらダベってて。
絵にかいたような普通の男の子、よりちょっとモテ度の薄い、リアルな男子生徒。
あのー、何かのお話に出てくる「どこにでもいる平凡で普通で控えめな男子」って、可愛すぎるか整い過ぎてるんですよ。
もっと鼻がデカかったり肌がテカってたりオイル怪獣タッコングにそっくりな姉ちゃんが居たり、髪の毛ももじゃもじゃゴワゴワ、声だってガラガラ。そういうのが普通っていうんだよ。
で、そんな十把一絡げの普通の男子のより小さいキッドさんは、スプレー缶をじっと見て
あーあこんぐらいありゃーなー…。
と思っているわけ。
何の話だっけ。
そうそう、あの男子2人組が高校入りたてだったとしたら、今この時期であの仲の良さは中学一緒だと思うわけ。
それぞれ別の高校入ったり高校一緒でもクラスが違ったり部活が違ったりしても、まだ一緒に遊ぶんだよ。
でもさ、そのうちお互いの生活ってもんが出来てきて、だんだん遊ばなくなるんだよね。
自然と離れていくもんなんだ。
キッドさんはそれがどうしても寂しくて、今でも自分から心から本当に友達だと言えるヤツのうちの一人に強制的に絶交されたことがあって。一通のメールに対する返事から、たまに電話をしても、道で会っても、ずっと話もしてもらえなかったのが5年近く続いてた。
中学の部活の後輩が同窓会を企画してくれたのでそれをきっかけに実家に電話して言伝を頼んで、それに返事が来てからまたぐっと距離が縮まった。
訳を聞いてみると、結局そういう事だった。お互いの時間を大切にするべきだった、と。
あの時は夢に見るぐらいキツかったが、向こうも向こうでいつまでも同じことを繰り返すわけにもいかないし、私に合わせて友情とやらを維持することは不健康だった。今ならわかる。
自動車学校を卒業した後も顔出しに行っちゃう奴いるじゃん、ああいうのって良いのは最初だけなんだ。
滑走路でいつまでもウロウロしてることは出来ない。
あの二人組がいつまでも絶えることなく友達でいようと、いまいと、それはわからないけど、健全というか自然な形の友情って、結局は時間や場所に左右されない、いつ会ってもそのままでいられることなんじゃないかな。
そういえば昨日、駅ビルのお店で働いてる腐れ縁の男とも数年ぶりに再会した。
というか店で働いてるから行けば居るんだろうが、たまたま売り場に出てたんで探したり会いに行ったわけじゃないけど立ち話をちょっとした。
この腐れ縁、高校卒業後に引越し屋さんとかスーパーマーケットとか同じ職場に居たこともあったし、コイツが楽器とバンドを始めたんで私は作詞とベースをやらせてもらってたくらいで。
会わなきゃ会わないで寂しくも無いけど、たまに話をするとやっぱり変わってないし、こういうのが友達ってことなのかと30歳だというのに気が付いたのである。
殊更に強調した絆や友情は物語のなかのもの。
そういうもんは、自分が主人公の物語には大事かもしれないが、そもそも世の中にそんなものが溢れていたらどいつもこいつも友達じゃなきゃいけないし、何をするにも息苦しい。
キッドさんは小学6年のとき、小学校の同学年に友達がひっとりも居なくなった。
家庭にも学校にも居場所がなくて、他の小学校とか通ってた少林寺拳法の道院で友達を作った。
けれど生活の基盤になる場所で、自分にも多分に原因があるとはいえツマハジキにされているのは子供心に堪えて、アタマのてっぺんがでっかくハゲた。
友情を維持するのは難しい。壊れるときは根も葉もなくたって一瞬だし。
けれど、そこに残しておくことはきっともっとずっと容易だし、その方が長持ちする。
ネットで出会った人ともリアルと同じくらい熱く厚く接しようとして、結果依存してしまうなんてのもよくある話。私もあった。ミクシィで。
このコーナーでは基本的に自分の恥は供養(ネタ)と思ってぶっちゃけるけど、今から5年位前かなあ…。その頃すごく仲良くしてくれてた人がいて、私の書いたものも面白い面白いって言ってくれて。
その人も創作する人だったからお互いに読みあったり、感想をくれたりしてたんだ。
でも、その人は少し難しい性格の人で、私はその人の地雷を踏まないように接してて。
まあ結果踏んだんだけどね思いっきり。
ワールドヒーローズの地雷デスマッチみたいに何度も繰り返し。
必死で謝って、許してもらって、今度は話をするにもあの人の創作にコメントするにも充分に気を付けててもやっぱり踏んでて。
それでもなんだかんだ失敗を重ねることで少しずつ打ち解けていったのか、3年くらい経ったある日オフ会でカラオケしたら、その時のひとことが凄く気に障ったようで目の前にいるのにミクシィだったかツイッターだったかでボロカス書かれてた。結局は失敗ばかりの私をいつの間にか下に見てて
「まーたコイツ地雷踏んだ!もう許さん!!」
って、なっちゃったんだろうね。一度そういう関係になってしまったら元には戻らないし、そうしたのは私自身だった。
気分を害した私が悪いのはもちろんだけど、そう言う人と無理に友情を繋げていたことがそもそも間違いだったんだなと今なら思う。重ね重ね、あの人には悪いことをした。
まあ、元々が機嫌悪いと空リプだか独り言だかでグズグズ言う人だったし、私はそういう真似をあまりしないので手の合わない人だったとしか言えないな。
私はいつの間にかあの人に媚びてたし、あの人と友達であることにとらわれてた。
結局ジタバタした末に、もう仕方がないと思って落ち着いた。今でも思い出すと背中がゾワゾワするぐらい辛い思い出でもあり、大事な教訓でもある。
友情は縛り付けるものじゃなく、絆は強調するものでもなく。
育んで大事にしまっておくものだ。神社の御神体みたいなもんで、たまに覗いて掃除して、風通しよくしておけばいいんじゃないかな。
この記事の冒頭でチンチンのサイズが小さめのスプレー缶ぐらいありゃあなーとか言ってたような奴のいう事なので、まあ話半分、あとの半分は優しさで聞いておいてやってください。
こんな話聞いてると頭痛くなるだろ、バファリン飲む?
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