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拷問と呪物の日。
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11月30日はハーフ&ハーフの夜。
拷問具コレクターでもあるヌガザカさんと、
呪物コレクターの田中俊行さんの二人会。
ヌガザカさんによる拷問具の展示、実演コーナーもあり、ここでしか聞けない(話せない)トークもある。
大体、拷問具コレクターと呪物コレクターが揃って話すなんてことが、そもそもあるんだというのが驚きで。そのうえそんなことを思いつき、実際にお二人を招聘し、なんなら会場も自前で用意できるような人なんて……居た。
それが好事家にはお馴染みの浜松市は鴨江にある、鴨江ヴンダーカンマーさんであり、その館長こと西川さんである。
この日は15時からの拷問具展示に加え、別棟のサロン素頓亭で佐藤ふうさんによる怪談茶屋も開催。座談会形式で、佐藤さんを軸にみんなの持っている色んな話を聞くことも出来ました。私も幾つか話したけれど、仮面作家のdimentica(ディメンティカ)さんが短くてインパクト抜群の「ピザが落ちてた話」を放ち、この日は何かとこの話が引き合いに出た。やはり時代は短くてインパクトのある話なのかもしれない。
気がつくと日が落ちて来る頃には、素頓亭が満員。ちゃぶ台の周りには怪奇を好む人々が集まって、それぞれの話に耳を傾けたり、時には笑いあったり。
良い時間でした。佐藤さん、参加者の皆様ありがとうございました。
開場時間になり、二階で開始までの間ちょっと占いもしてもらう。
鴨江ヴンダーカンマーの名物娘、蛇蝎さんのタロット占いは評判で、軽妙かつ明るく、どっか抜けてるけど真理を突かれることもある。気がする。
要するに肩の力の抜けたパンチほど急所を捉えやすいのと同じで、喋りながらカードをめくりながら、出た絵を見て解釈を進めてゆくと……思い当たる節があったり、後々になって(あっ、あのとき蛇蝎ちゃんが言ってたワ)と当てはまったり。
本人の魅力もさることながら、占いの持つ楽しさや可笑しさも体験できる。
入館料と別料金だけど、たいへん良心的なお値段なので是非みなさんも。
私も二度ほど、仕事や悩みの相談をしてもらいまして。
今回は前世を占ってもらうことに。
えーっと……
失恋の末にグレてレディースになった人、らしいです。
本牧のカミソリマキ、と名付けました。
本牧か川崎か横浜横須賀かわからんけど(なんでマキちゃんが神奈川県民なのは決まってるんだ)、おそらく金髪くるくるパーマでピンクの特攻服に
天上天下唯我独尊
とか
百華繚乱
とか刺繍が入ってて、もうバリバリだったと思います。
ちなみにこの日はサインペンで手書きされたお知らせが水晶玉の台に挟んであって、いわく
今夜の晩ごはんを水晶玉で占います、別途100円
だそうな。蛇蝎ちゃんを見たらわかるけど、黒尽くめの色白でツンとした、育ちの良さそうな明るい美人さんで。その子がコレ書いて座ってるだけで相当可愛いし面白いのである。一度お会いしてみることをおすすめします。みんなで前世も見てもらおう。
で、前世がレディースだった人は名乗り出てください。
連合を組んで盃を交わして集会を開きましょう。
何故こんなにイベントの話に入る前置きが長いかと言うと、ほとんど書けないようなことしか話してないからです。
ヌガザカさんは、実はちょっと前に名古屋の金色鮫(コンジキザメ)さんでお会いしていて、怪談をお聞きしていました。あの時以来だったので楽しみだったのもあるけど、拷問具ってどんなのだろう!?という興味もあって。
陰キャの少年がそのまま大人になり、好きを突き詰めて生きている感じのお兄さん。
田中さんはといえば、私よく存じ上げなかったのですが、結構明るくて感じの良い方で。関西の人がいい意味で親しみを込めて言うほうの「おっさん」で。
こういう飾らない人たちから出てくる話が、まあー面白いやらおっかないやら。
ファンの方にはお馴染みらしい、チャーミーさんというお人形も一緒でした。可愛い、一見どこにでもある小さな子供が遊ぶお人形だけど…とんでもないお方だった。
そんなチャーミーさんもちょこんと座って、一緒にトークショーを進めていました。
こういったお馴染みのエピソードらしきもの以外は、
そらクローズドじゃないと無理だわ!
っていう話が出るわ出るわ。税関との戦いなんかはハラハラするやら、海外では各国のお国柄が出て面白いやら。貴重な話でした。
最初の30分は私の全然知らない世界で、ああなんか揉めてんだなーと思ってたんだけど、その話を興味深そうに聞いている人も多くて。
というか、ホラーともちょっと違う、オカルト趣味のファンの人ってこんなに居るんだなっていうのも新鮮で。三階の特設会場は満員で、女性の方も多かった。
座談会の時に伺ったら結構遠くから見えられている方も居て、そういうフットワークの良さと興味の深さというのは、本当に人生を豊かにするよな、と…。
津山にあるという、館長の脳みそが展示されている博物館。
是非行ってみます!
さて休憩時間に、ヌガザカさんのコレクションの一部を実際に触らせてもらったり、実践してみることも出来まして。
私も頭を割る装置にかけてもらいました。
万力のような仕組みになっていて、横向きに頭を突っ込んでネジを回して締めてゆく。
このネジを回す時のギャリギャリギャリギャリという音がもう怖くて、冷たい金具が頭皮に触れると、それだけで即ギブアップしたくなるぐらい怖い。
せっかくなのでちょっと締めてもらったけど、あーーコレはもうちょい締めたらパキョって行くなあ…ぐらいまで来るとほんとに冷や汗が出る。
こんなものを実際に作ったり使ったりしていたのだから恐ろしい。
他にも乳房を引き千切る道具や、男性のタマやらサオをぶっ潰す通称ワニのプライヤー、指を潰す機械などなど…。
そしてなんと物販があるとのことで。実際に使用されていたという、首に鋭いトゲのついたバックルをベルトで巻いて固定して、眠ろうとすると刺さるので眠れないというシロモノ。結構ズッシリくるし、押し付けてみるだけでもちょっと痛い。
おひとつ2500円。もちろんレプリカで、お試しで幾つか作って持ってきたそうな。
なんと完売。私が買ったのもラス1でした。
ご興味のある方はお見せします…ほしいって方は是非ヌガザカさんまで。
面白かった。面白かったけど、話の内容が全然書けない。
久しぶりにヌガザカさんにお会いできたり、みんなの持ってるお話や佐藤さんの鉄板ネタもお聞きできたり、蛇蝎ちゃんは相変わらず魅力の塊だったり、それを全部ひとまとめに包み込む館長さんのパワーだったりを、またまた浴びて来ました。
その館長さんに
「いやー…ココに来ると何かが起きますね」
と最後、つぶやくと
「ココはねえ……もう、ホイホイだよね」
と。色んなモノもヒトも出来事も引き寄せてしまう。坂の上の磁場みたいなものがあって……クレイジーケンバンドの横山剣さんが言う電氣みたいなものが、鴨江にも集まってバチバチっと暗闇をほのかに光らせているのかも。
ちなみに今回のイベントでも「鴨江ヴンダーカンマー」が爆発したのは、田中さんが少年の時代の変わったお友達の話をしているときでした。
その変わったお友達が、なんとその名もズバリ【交尾】という、動物や昆虫の交尾シーンを集めた写真集を読んでいて……という話が出て。そのまましばらく話が進んでいたところ、おもむろに館長が持ってきたのは、なんとその【交尾】でした!
あるんかい!!!!
という驚きと
まあ、ここならあっても不思議じゃないか…。
という納得が同時に押し寄せ、会場がドっと沸きました。
ウン十年前の思い出話に出てきた風変わりなアイテム、それもきちっとした大真面目で分厚い学術的な写真集。
普通に見ても古ぼけて変わった写真集だけど、田中さんの濃密なエピソードも相まってこれも素晴らしかったです。
というか、話を聞いてピンときて探しに行ってたんですね、館長。
ある!って思って出してくれる、そのサービス精神。
今年は夏からずっと、月に一度はお邪魔して本当に色々と楽しませていただいております。
やっぱりすごいぞ、鴨江ヴンダーカンマー。まさに驚異の部屋。
鴨江さんのYouTubeにあがってる、律動運動の動画も大好きです。
拷問具コレクターでもあるヌガザカさんと、
呪物コレクターの田中俊行さんの二人会。
ヌガザカさんによる拷問具の展示、実演コーナーもあり、ここでしか聞けない(話せない)トークもある。
大体、拷問具コレクターと呪物コレクターが揃って話すなんてことが、そもそもあるんだというのが驚きで。そのうえそんなことを思いつき、実際にお二人を招聘し、なんなら会場も自前で用意できるような人なんて……居た。
それが好事家にはお馴染みの浜松市は鴨江にある、鴨江ヴンダーカンマーさんであり、その館長こと西川さんである。
この日は15時からの拷問具展示に加え、別棟のサロン素頓亭で佐藤ふうさんによる怪談茶屋も開催。座談会形式で、佐藤さんを軸にみんなの持っている色んな話を聞くことも出来ました。私も幾つか話したけれど、仮面作家のdimentica(ディメンティカ)さんが短くてインパクト抜群の「ピザが落ちてた話」を放ち、この日は何かとこの話が引き合いに出た。やはり時代は短くてインパクトのある話なのかもしれない。
気がつくと日が落ちて来る頃には、素頓亭が満員。ちゃぶ台の周りには怪奇を好む人々が集まって、それぞれの話に耳を傾けたり、時には笑いあったり。
良い時間でした。佐藤さん、参加者の皆様ありがとうございました。
開場時間になり、二階で開始までの間ちょっと占いもしてもらう。
鴨江ヴンダーカンマーの名物娘、蛇蝎さんのタロット占いは評判で、軽妙かつ明るく、どっか抜けてるけど真理を突かれることもある。気がする。
要するに肩の力の抜けたパンチほど急所を捉えやすいのと同じで、喋りながらカードをめくりながら、出た絵を見て解釈を進めてゆくと……思い当たる節があったり、後々になって(あっ、あのとき蛇蝎ちゃんが言ってたワ)と当てはまったり。
本人の魅力もさることながら、占いの持つ楽しさや可笑しさも体験できる。
入館料と別料金だけど、たいへん良心的なお値段なので是非みなさんも。
私も二度ほど、仕事や悩みの相談をしてもらいまして。
今回は前世を占ってもらうことに。
えーっと……
失恋の末にグレてレディースになった人、らしいです。
本牧のカミソリマキ、と名付けました。
本牧か川崎か横浜横須賀かわからんけど(なんでマキちゃんが神奈川県民なのは決まってるんだ)、おそらく金髪くるくるパーマでピンクの特攻服に
天上天下唯我独尊
とか
百華繚乱
とか刺繍が入ってて、もうバリバリだったと思います。
ちなみにこの日はサインペンで手書きされたお知らせが水晶玉の台に挟んであって、いわく
今夜の晩ごはんを水晶玉で占います、別途100円
だそうな。蛇蝎ちゃんを見たらわかるけど、黒尽くめの色白でツンとした、育ちの良さそうな明るい美人さんで。その子がコレ書いて座ってるだけで相当可愛いし面白いのである。一度お会いしてみることをおすすめします。みんなで前世も見てもらおう。
で、前世がレディースだった人は名乗り出てください。
連合を組んで盃を交わして集会を開きましょう。
何故こんなにイベントの話に入る前置きが長いかと言うと、ほとんど書けないようなことしか話してないからです。
ヌガザカさんは、実はちょっと前に名古屋の金色鮫(コンジキザメ)さんでお会いしていて、怪談をお聞きしていました。あの時以来だったので楽しみだったのもあるけど、拷問具ってどんなのだろう!?という興味もあって。
陰キャの少年がそのまま大人になり、好きを突き詰めて生きている感じのお兄さん。
田中さんはといえば、私よく存じ上げなかったのですが、結構明るくて感じの良い方で。関西の人がいい意味で親しみを込めて言うほうの「おっさん」で。
こういう飾らない人たちから出てくる話が、まあー面白いやらおっかないやら。
ファンの方にはお馴染みらしい、チャーミーさんというお人形も一緒でした。可愛い、一見どこにでもある小さな子供が遊ぶお人形だけど…とんでもないお方だった。
そんなチャーミーさんもちょこんと座って、一緒にトークショーを進めていました。
こういったお馴染みのエピソードらしきもの以外は、
そらクローズドじゃないと無理だわ!
っていう話が出るわ出るわ。税関との戦いなんかはハラハラするやら、海外では各国のお国柄が出て面白いやら。貴重な話でした。
最初の30分は私の全然知らない世界で、ああなんか揉めてんだなーと思ってたんだけど、その話を興味深そうに聞いている人も多くて。
というか、ホラーともちょっと違う、オカルト趣味のファンの人ってこんなに居るんだなっていうのも新鮮で。三階の特設会場は満員で、女性の方も多かった。
座談会の時に伺ったら結構遠くから見えられている方も居て、そういうフットワークの良さと興味の深さというのは、本当に人生を豊かにするよな、と…。
津山にあるという、館長の脳みそが展示されている博物館。
是非行ってみます!
さて休憩時間に、ヌガザカさんのコレクションの一部を実際に触らせてもらったり、実践してみることも出来まして。
私も頭を割る装置にかけてもらいました。
万力のような仕組みになっていて、横向きに頭を突っ込んでネジを回して締めてゆく。
このネジを回す時のギャリギャリギャリギャリという音がもう怖くて、冷たい金具が頭皮に触れると、それだけで即ギブアップしたくなるぐらい怖い。
せっかくなのでちょっと締めてもらったけど、あーーコレはもうちょい締めたらパキョって行くなあ…ぐらいまで来るとほんとに冷や汗が出る。
こんなものを実際に作ったり使ったりしていたのだから恐ろしい。
他にも乳房を引き千切る道具や、男性のタマやらサオをぶっ潰す通称ワニのプライヤー、指を潰す機械などなど…。
そしてなんと物販があるとのことで。実際に使用されていたという、首に鋭いトゲのついたバックルをベルトで巻いて固定して、眠ろうとすると刺さるので眠れないというシロモノ。結構ズッシリくるし、押し付けてみるだけでもちょっと痛い。
おひとつ2500円。もちろんレプリカで、お試しで幾つか作って持ってきたそうな。
なんと完売。私が買ったのもラス1でした。
ご興味のある方はお見せします…ほしいって方は是非ヌガザカさんまで。
面白かった。面白かったけど、話の内容が全然書けない。
久しぶりにヌガザカさんにお会いできたり、みんなの持ってるお話や佐藤さんの鉄板ネタもお聞きできたり、蛇蝎ちゃんは相変わらず魅力の塊だったり、それを全部ひとまとめに包み込む館長さんのパワーだったりを、またまた浴びて来ました。
その館長さんに
「いやー…ココに来ると何かが起きますね」
と最後、つぶやくと
「ココはねえ……もう、ホイホイだよね」
と。色んなモノもヒトも出来事も引き寄せてしまう。坂の上の磁場みたいなものがあって……クレイジーケンバンドの横山剣さんが言う電氣みたいなものが、鴨江にも集まってバチバチっと暗闇をほのかに光らせているのかも。
ちなみに今回のイベントでも「鴨江ヴンダーカンマー」が爆発したのは、田中さんが少年の時代の変わったお友達の話をしているときでした。
その変わったお友達が、なんとその名もズバリ【交尾】という、動物や昆虫の交尾シーンを集めた写真集を読んでいて……という話が出て。そのまましばらく話が進んでいたところ、おもむろに館長が持ってきたのは、なんとその【交尾】でした!
あるんかい!!!!
という驚きと
まあ、ここならあっても不思議じゃないか…。
という納得が同時に押し寄せ、会場がドっと沸きました。
ウン十年前の思い出話に出てきた風変わりなアイテム、それもきちっとした大真面目で分厚い学術的な写真集。
普通に見ても古ぼけて変わった写真集だけど、田中さんの濃密なエピソードも相まってこれも素晴らしかったです。
というか、話を聞いてピンときて探しに行ってたんですね、館長。
ある!って思って出してくれる、そのサービス精神。
今年は夏からずっと、月に一度はお邪魔して本当に色々と楽しませていただいております。
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