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陵辱クラブ♣️
序
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「さぁ、皆さま!
今宵もようこそ『陵辱クラブ♣️』へ‼︎」
両手を広げ大袈裟な仕草で舞台に立つ一人の男へスポットライトが照りつけると、さほど広くはないホールの熱が一段上がった。
男はブラックスーツに身を包み、顔の上半分には仮面が付けられ表情は笑みを浮かべた口元しか見えない。
三十畳ほどのすり鉢状の独特の形状をした暗いホールには、人の気配がギッシリと詰まっている。
隣りの席に座ってる人物の顔が判別出来ないほどの暗さの中、ホールの中央部分の一段高い舞台のみ煌々と明かりが灯されている。
その舞台の上の男を客達は、期待に満ちた面持ちで見つめる。
「大変お待たせ致しました。
今夜も皆さまを極上の世界へお連れいたします事をお約束いたしましょう。
当クラブはお客様の望む事なら何でも叶えます。
美少女、美少年、幼児、人妻から美中年。
どんな商品でもご提供させていただきます。
・・・さて、ご存知の通りと思いますが今日が初めてというお客様の為にも一通り当クラブのルールをご説明させて頂きます。
ショーの開始までもう少しお待ち下さい。
まずはこちらを」
男は上向くと頭上にあるモニターを手で指し示した。
天井から垂れ下がった形で固定されている画面は4面あり、どの席からでも見る事ができた。
その画面に4つの約束事項が示された。
・指定席でのアテンド(ショー進行係)による行為の観覧は基本無料
・商品に触れる等の行為には追加料金が発生します。
・写真、動画は自由
・商品が傷つく行為は一切禁止
「ただ今皆様が現時点でお支払いいただいている金額は、お席の値段となります。
アテンドによる行為は頭上のモニターでよくよくご覧いただけますので、基本お席から離れないようお願いします。
ですがもし、商品をお気に入りいただきお客様自身が商品に触れたい、舐めたい、または大人のオモチャでのイタズラなど、ご希望の場合には追加料金が必要となります。
追加料金の確認後、アテンドの指示に従って舞台上で行為を行っていただきます。
なお、行為自体にも人数制限がありますので、希望されるお客様が多い場合オークション形式にて落札された方のみとさせていただきます。
…では最後にもうひとつ」
男が言葉を切ると、ふっと明かりが落とされ舞台上の間接照明のみとなる。
「商品に対する本番の挿入行為ですが、こちらは基本オークションにて競り落とされたお客様のものです。
落札者様には皆様の目の前で、快楽を存分に楽しんでいただきます。
さらに特典と致しまして、ショーの後もスイートルームにて一晩お楽しみになれます。
皆様、どうぞ奮ってご参加下さい」
会場のムッとした熱気の中、涼しげな男は客を盛り立てる。
「例えもし、落札が叶わなかったお客様もどうぞ落胆しないで下さい。
商品に関しましては、本日付で我が遊廓【花凛】にて品出しとなります。
明日からどなた様でも遊廓【花凛】にて指名できますので、ぜひともご贔屓に」
すでにこの排他的な雰囲気に興奮して自らの股間に手を伸ばす客もいる。
ズボンのチャックを下ろし、興奮したイチモツを取り出し手で扱き始める。
が、それを咎める者など誰一人としていない。
ここは、そういう場所なのだ。
「では、お待たせいたしました。
陵辱クラブ♣️開演させて頂きます」
今宵もようこそ『陵辱クラブ♣️』へ‼︎」
両手を広げ大袈裟な仕草で舞台に立つ一人の男へスポットライトが照りつけると、さほど広くはないホールの熱が一段上がった。
男はブラックスーツに身を包み、顔の上半分には仮面が付けられ表情は笑みを浮かべた口元しか見えない。
三十畳ほどのすり鉢状の独特の形状をした暗いホールには、人の気配がギッシリと詰まっている。
隣りの席に座ってる人物の顔が判別出来ないほどの暗さの中、ホールの中央部分の一段高い舞台のみ煌々と明かりが灯されている。
その舞台の上の男を客達は、期待に満ちた面持ちで見つめる。
「大変お待たせ致しました。
今夜も皆さまを極上の世界へお連れいたします事をお約束いたしましょう。
当クラブはお客様の望む事なら何でも叶えます。
美少女、美少年、幼児、人妻から美中年。
どんな商品でもご提供させていただきます。
・・・さて、ご存知の通りと思いますが今日が初めてというお客様の為にも一通り当クラブのルールをご説明させて頂きます。
ショーの開始までもう少しお待ち下さい。
まずはこちらを」
男は上向くと頭上にあるモニターを手で指し示した。
天井から垂れ下がった形で固定されている画面は4面あり、どの席からでも見る事ができた。
その画面に4つの約束事項が示された。
・指定席でのアテンド(ショー進行係)による行為の観覧は基本無料
・商品に触れる等の行為には追加料金が発生します。
・写真、動画は自由
・商品が傷つく行為は一切禁止
「ただ今皆様が現時点でお支払いいただいている金額は、お席の値段となります。
アテンドによる行為は頭上のモニターでよくよくご覧いただけますので、基本お席から離れないようお願いします。
ですがもし、商品をお気に入りいただきお客様自身が商品に触れたい、舐めたい、または大人のオモチャでのイタズラなど、ご希望の場合には追加料金が必要となります。
追加料金の確認後、アテンドの指示に従って舞台上で行為を行っていただきます。
なお、行為自体にも人数制限がありますので、希望されるお客様が多い場合オークション形式にて落札された方のみとさせていただきます。
…では最後にもうひとつ」
男が言葉を切ると、ふっと明かりが落とされ舞台上の間接照明のみとなる。
「商品に対する本番の挿入行為ですが、こちらは基本オークションにて競り落とされたお客様のものです。
落札者様には皆様の目の前で、快楽を存分に楽しんでいただきます。
さらに特典と致しまして、ショーの後もスイートルームにて一晩お楽しみになれます。
皆様、どうぞ奮ってご参加下さい」
会場のムッとした熱気の中、涼しげな男は客を盛り立てる。
「例えもし、落札が叶わなかったお客様もどうぞ落胆しないで下さい。
商品に関しましては、本日付で我が遊廓【花凛】にて品出しとなります。
明日からどなた様でも遊廓【花凛】にて指名できますので、ぜひともご贔屓に」
すでにこの排他的な雰囲気に興奮して自らの股間に手を伸ばす客もいる。
ズボンのチャックを下ろし、興奮したイチモツを取り出し手で扱き始める。
が、それを咎める者など誰一人としていない。
ここは、そういう場所なのだ。
「では、お待たせいたしました。
陵辱クラブ♣️開演させて頂きます」
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