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戻らずのドゥルス山脈
第5話 救命セッ……
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「くうっ……! はぁッ……」
前準備と油のおかげか、案外すんなりと男のものの先端を受け入れることができた。もちろん違和感はものすごいが。
ただ、ここでとまっている場合ではないので、多少強引にでもずぶずぶと自分のなかに埋めこんでいく。あまり力まないようにするとどうしても気の抜けた情けない声が漏れてしまう。
「はぅ、うぅん……は、あぁぁっ……」
……なんか、オレのなかの"イイ"ところを男のものがごりごりと刺激している気がして背筋が震えた。それはそれで男のものを呑みこむのに苦労することになる。
「うっ、くぁ、うぅぅ……っ」
自分の重さも利用して腰を落とすことで、なんとか男のものをほぼすべて受け入れることができた。
……さくっといったように思えるかもしれねぇけど、オレの息は絶えだえだ。
「ふーっ、ふーっ……ふ、ぁ、んっ……」
乱れた息を整えようと深呼吸するが、それに合わせて男のものを締めつけてしまい、そのたびに切ないうずきに襲われる。
……普通にヨがってどうすんだ……。
「ふぅ……よし」
あらためて根性を入れ直して、左手を男の腹について腰をあげる。内側をずるっとこすられる感覚に震えながら、抜けそうになったところで再び腰を落とす。
ぱちゅんっと音が鳴る。
「あぁっ」
「うっ……」
オレが声をあげるのと同時に男がうめき声を漏らした。
……男のものがあまりにオレのイイところをえぐるもんで、ぎゅうぎゅうと締めつけてしまう。
しかし、めげずにオレは腰を上下に動かすことを続ける。
油をたっぷり塗った穴からぱちゅぱちゅぬちゅぬちゅと、卑猥な音が住処に響きわたった。
「はぁ、あ……ふ、くぅ……ああ……」
少し慣れてきたオレは腰の動きはとめずに、目を閉じて男のうちにあるマナを探る。
空っぽのオレのなかに、男のマナを誘うようなイメージでたぐり寄せる。
「ぁ、はぁ……っ」
まぶたの裏の暗闇に、銀と金が絡み合った光の筋がかすかに見える。
細い糸のようなそれを手繰り寄せるように────触れた。
「うあっ……!? ああぁっ!」
触れた瞬間、バチッと閃光のような衝撃を受けて身体がびくんと跳ねる。
「はっ、はっ、はっ……あぐっ……」
銀と金の強烈なマナがせきを切ったようにオレのなかになだれこんできて、溺れそうになる。というか、ちゃんとめぐらせて発散するなり、男に返すなりしないとオレが文字どおり弾け飛んでしまいそうだ。
とりあえず、マナへの接続はできたので、男にマナを返すついでにオレの意識もそのマナに乗せて回復の障害を確認しにいく。
マナの流れに乗って、男の大きな傷のあたりを目指す。
「はぁ、あっ、はぁ……ん」
そのあいだも腰を動かし続ける。お互いに性感を感じ続けることもこの行為の助けになるからだ。
そうして性感を得ながらなんとかマナの奔流に流されることしばらく。
見つけた。
内側から見るとよくわかる。
赤黒いマナが傷から根を張って、男のマナの核に絡みついていた。男の膨大なマナを動力源に自己増殖をしようとしているようだ。
それを男のマナとオレの特製油がなんとか抑えこんでいる、という状態だった。その均衡も、男の体力が尽きれば崩れてしまう。
まぁ、ここまで来れて確認できたんならもう大丈夫だ。
オレはマナのなかを泳いで核に絡みつく赤黒いマナに触れ────弾き飛ばした。
オレの身体を経由することで操作しやすくなった男のマナを操って高圧洗浄機で汚れを弾き飛ばすイメージで噴射していく。
そうして男の体外に弾き飛ばされた赤黒いマナは、外でヨがっているオレがキャッチして消滅させる。
なかなか簡単にこんなことはできないんだが、いやぁ、無限ともいえるマナがあると楽でいいなぁ。
きれいになった内側は、しかし外傷と赤黒いマナに食い荒らされてズタボロだった。
オレは外側の特製油の薬用効果を内側の傷に導く。
さらにマナを使わせてもらったサービスで仙術で回復力促進や赤黒いマナへの防護をしておいた。
そうするだけでもみるみる傷が治癒していっていた。元々生命力はかなり強いんだし、もう大丈夫だろう。
ということで男のうちですることは終わったので、意識を自分の身体にもどす。
「あっ! ふぅ、うぅん……っ!」
自分の身体にもどれば、かなり高まっている性感に大きくあえいでしまった。
……やるべきことは終わったから“これ”も終わらせなきゃな。
さすがにオレも男もこのまま強制終了はつらすぎるので、最後まではしよう。
「ん?」
ふと視線をさげれば、オレのものも滴をだらだらとこぼして反り返っていた。あまりに久しぶりだったし、男のことに意識がいきすぎて完全放置だった。
「ここを弄ったほうが両方気持ちいいよな……?」
自分のものだというのに妙に恐る恐る左手で握りこむ。握りこんでしまえば、どうするかは前世の知識を参照するまでもなくわかる。
「はぁっ、あ、あぁ……いいっ……」
腰を動かしながら、左手を上下に動かして先走りでぐしょぐしょの自分のものをしごいて追い詰めていく。
「はぁ……うぅ……」
男も目元を少し赤く染めて悩ましげな吐息を漏らす。
「んん……はは、顔色がよくなってきたな。……はぁっ、もう、そろそろっ……!」
限界を感じていくにつれて手と腰の動きを早く強くしていく。
ぐちゃぐちゃとした卑猥な濡れた音も興奮の材料にして、ラストスパートをかける。
「あっ、ああ……は、あ……う、くぅっ、あっ! イ、く……っ!」
ひときわ強くしごいたあとに先端をぐりっと刺激すれば、オレのものはあっけなく弾け、白く粘ついた液体をぴゅくっと吐きだす。
「うっ……!」
「んあっ!?」
オレがイッたときのなかの締めつけがよかったのか、男のものが腹のなかでびくんっと蠢いたあと、熱いものが広がる感触がした。
無事、男も達することができたらしいが、精液とともに濃いマナもぶちまけられて先ほど男のマナを掴んだときのように全身の神経にバチバチとした刺激が走る。
「か、はっ……はーっ、はー……っ」
最後がいつだったかまるで覚えていないほど久しぶりにイッてただでさえ敏感なところにこれはキツい……と、鈍る頭で考えながら必死に男からそそがれたマナを自分のなかで撹拌して、問題ない濃度の範囲で外へ放出していった。
……正直、オレは仙人だからこの男の精に混じったマナをどうにかできているが、そのへんの意志ある者がこれをとりこんだら廃人で済めばいいほうで、下手したら内側から爆発四散だ。
そう、普通はこの男とセックスをしようものならよくて廃人、悪くすると死ぬ。……この男がまともなら、他人を傷つけないためには容易には身体的に愛し合うことはできない。
けどまぁ、オレみたいなやつはほかにもいるからチャンスがないわけではないんだけどな。
「無理やりしちまったから一発なら思いきり殴っていいけどさ……よくがんばったな。んっ……」
硬さを失った男のものに左手を添えて、穴からだしながら物言わぬ男に話しかける。当然返答はない。
かなり濃度があがっている周囲のマナをつかって、オレと男のいろんな汚れをきれいにして、あらためて全裸の身体同士をくっつけて毛皮のマントをかぶった。
「はぁー、つかれたー」
こんなに疲労を感じるのも久しぶりだなぁと思いつつ、男の胸に頬を寄せながら見てみれば、すでに傷はふさがりつつあり、きこえてくる鼓動も力強くなっていた。
そしてなにより、触れたところから熱い血が、マナが身体中を駆け巡っているのを感じる。
目を閉じれば男の呼吸と鼓動、血が流れる音、そして住処の岩の隙間の向こうで降り続ける雨の音がきこえる。
「ふぅ……」
それがあんまり心地よくて、オレはいつしか眠りに落ちていた。
────────────
性癖にピン!ときましたら、よければお付き合いよろしくお願いします(*´︶`*)
前準備と油のおかげか、案外すんなりと男のものの先端を受け入れることができた。もちろん違和感はものすごいが。
ただ、ここでとまっている場合ではないので、多少強引にでもずぶずぶと自分のなかに埋めこんでいく。あまり力まないようにするとどうしても気の抜けた情けない声が漏れてしまう。
「はぅ、うぅん……は、あぁぁっ……」
……なんか、オレのなかの"イイ"ところを男のものがごりごりと刺激している気がして背筋が震えた。それはそれで男のものを呑みこむのに苦労することになる。
「うっ、くぁ、うぅぅ……っ」
自分の重さも利用して腰を落とすことで、なんとか男のものをほぼすべて受け入れることができた。
……さくっといったように思えるかもしれねぇけど、オレの息は絶えだえだ。
「ふーっ、ふーっ……ふ、ぁ、んっ……」
乱れた息を整えようと深呼吸するが、それに合わせて男のものを締めつけてしまい、そのたびに切ないうずきに襲われる。
……普通にヨがってどうすんだ……。
「ふぅ……よし」
あらためて根性を入れ直して、左手を男の腹について腰をあげる。内側をずるっとこすられる感覚に震えながら、抜けそうになったところで再び腰を落とす。
ぱちゅんっと音が鳴る。
「あぁっ」
「うっ……」
オレが声をあげるのと同時に男がうめき声を漏らした。
……男のものがあまりにオレのイイところをえぐるもんで、ぎゅうぎゅうと締めつけてしまう。
しかし、めげずにオレは腰を上下に動かすことを続ける。
油をたっぷり塗った穴からぱちゅぱちゅぬちゅぬちゅと、卑猥な音が住処に響きわたった。
「はぁ、あ……ふ、くぅ……ああ……」
少し慣れてきたオレは腰の動きはとめずに、目を閉じて男のうちにあるマナを探る。
空っぽのオレのなかに、男のマナを誘うようなイメージでたぐり寄せる。
「ぁ、はぁ……っ」
まぶたの裏の暗闇に、銀と金が絡み合った光の筋がかすかに見える。
細い糸のようなそれを手繰り寄せるように────触れた。
「うあっ……!? ああぁっ!」
触れた瞬間、バチッと閃光のような衝撃を受けて身体がびくんと跳ねる。
「はっ、はっ、はっ……あぐっ……」
銀と金の強烈なマナがせきを切ったようにオレのなかになだれこんできて、溺れそうになる。というか、ちゃんとめぐらせて発散するなり、男に返すなりしないとオレが文字どおり弾け飛んでしまいそうだ。
とりあえず、マナへの接続はできたので、男にマナを返すついでにオレの意識もそのマナに乗せて回復の障害を確認しにいく。
マナの流れに乗って、男の大きな傷のあたりを目指す。
「はぁ、あっ、はぁ……ん」
そのあいだも腰を動かし続ける。お互いに性感を感じ続けることもこの行為の助けになるからだ。
そうして性感を得ながらなんとかマナの奔流に流されることしばらく。
見つけた。
内側から見るとよくわかる。
赤黒いマナが傷から根を張って、男のマナの核に絡みついていた。男の膨大なマナを動力源に自己増殖をしようとしているようだ。
それを男のマナとオレの特製油がなんとか抑えこんでいる、という状態だった。その均衡も、男の体力が尽きれば崩れてしまう。
まぁ、ここまで来れて確認できたんならもう大丈夫だ。
オレはマナのなかを泳いで核に絡みつく赤黒いマナに触れ────弾き飛ばした。
オレの身体を経由することで操作しやすくなった男のマナを操って高圧洗浄機で汚れを弾き飛ばすイメージで噴射していく。
そうして男の体外に弾き飛ばされた赤黒いマナは、外でヨがっているオレがキャッチして消滅させる。
なかなか簡単にこんなことはできないんだが、いやぁ、無限ともいえるマナがあると楽でいいなぁ。
きれいになった内側は、しかし外傷と赤黒いマナに食い荒らされてズタボロだった。
オレは外側の特製油の薬用効果を内側の傷に導く。
さらにマナを使わせてもらったサービスで仙術で回復力促進や赤黒いマナへの防護をしておいた。
そうするだけでもみるみる傷が治癒していっていた。元々生命力はかなり強いんだし、もう大丈夫だろう。
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「あっ! ふぅ、うぅん……っ!」
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「ん?」
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「はぁ……うぅ……」
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ぐちゃぐちゃとした卑猥な濡れた音も興奮の材料にして、ラストスパートをかける。
「あっ、ああ……は、あ……う、くぅっ、あっ! イ、く……っ!」
ひときわ強くしごいたあとに先端をぐりっと刺激すれば、オレのものはあっけなく弾け、白く粘ついた液体をぴゅくっと吐きだす。
「うっ……!」
「んあっ!?」
オレがイッたときのなかの締めつけがよかったのか、男のものが腹のなかでびくんっと蠢いたあと、熱いものが広がる感触がした。
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……正直、オレは仙人だからこの男の精に混じったマナをどうにかできているが、そのへんの意志ある者がこれをとりこんだら廃人で済めばいいほうで、下手したら内側から爆発四散だ。
そう、普通はこの男とセックスをしようものならよくて廃人、悪くすると死ぬ。……この男がまともなら、他人を傷つけないためには容易には身体的に愛し合うことはできない。
けどまぁ、オレみたいなやつはほかにもいるからチャンスがないわけではないんだけどな。
「無理やりしちまったから一発なら思いきり殴っていいけどさ……よくがんばったな。んっ……」
硬さを失った男のものに左手を添えて、穴からだしながら物言わぬ男に話しかける。当然返答はない。
かなり濃度があがっている周囲のマナをつかって、オレと男のいろんな汚れをきれいにして、あらためて全裸の身体同士をくっつけて毛皮のマントをかぶった。
「はぁー、つかれたー」
こんなに疲労を感じるのも久しぶりだなぁと思いつつ、男の胸に頬を寄せながら見てみれば、すでに傷はふさがりつつあり、きこえてくる鼓動も力強くなっていた。
そしてなにより、触れたところから熱い血が、マナが身体中を駆け巡っているのを感じる。
目を閉じれば男の呼吸と鼓動、血が流れる音、そして住処の岩の隙間の向こうで降り続ける雨の音がきこえる。
「ふぅ……」
それがあんまり心地よくて、オレはいつしか眠りに落ちていた。
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