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第5話『お茶には茶柱がいいらしいです』
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『お茶には茶柱がいいらしいです』
リビングで、母とみさきがテレビを見ながら、お茶とせんべいを楽しんでいた。
「ふぅ~、やっぱりお茶っていいわね~」
母は湯呑を持ち上げ、飲み干すと、さっと新しいお茶を注いだ。
「おおっ!」
母の目が輝いた。湯呑の中には、茶柱がぴんと立っている。
「きゃーっ! 茶柱が立ってるわ! 今日はいいことありそう~♡」
母は大喜びで両手を広げた。
みさきはクスクス笑いながら、ソファから呟く。
「お母さん、ちょろいな」
「えっ!? ちょ、ちょろくないわよ! 縁起を大切にするだけよ!」
母は必死に反論するが、みさきは冷静に湯呑を覗き込む。
「でも、高級なお茶には茎って入ってないらしいよ」
「ええっ…!」
母は一瞬固まった。
「でもでも、お楽しみが付いてるから安くてもいいのよ! これも一種の運試しってことで!」
母は得意げに胸を張るが、手元の湯呑を見つめる目は少し泳いでいた。
みさきはにやりと笑い、テレビに目を戻す。
「縁起がいいからって、強がる演技をしてもだめだよ」
リビングには、母の小さな喜びと娘の冷静ツッコミが、今日もシュールに混ざり合っていた。
リビングで、母とみさきがテレビを見ながら、お茶とせんべいを楽しんでいた。
「ふぅ~、やっぱりお茶っていいわね~」
母は湯呑を持ち上げ、飲み干すと、さっと新しいお茶を注いだ。
「おおっ!」
母の目が輝いた。湯呑の中には、茶柱がぴんと立っている。
「きゃーっ! 茶柱が立ってるわ! 今日はいいことありそう~♡」
母は大喜びで両手を広げた。
みさきはクスクス笑いながら、ソファから呟く。
「お母さん、ちょろいな」
「えっ!? ちょ、ちょろくないわよ! 縁起を大切にするだけよ!」
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母は得意げに胸を張るが、手元の湯呑を見つめる目は少し泳いでいた。
みさきはにやりと笑い、テレビに目を戻す。
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