8 / 66
第8話 アットホームな殺し合い
しおりを挟む
魔人ヴァルディスと勇者ベイルは、浴衣という名の館内着に着替え、ラングリオンの前にある広場へと足を運んだ。
昼間は露天が多く立ち並ぶそうだが、夕方にもなればそれらは撤去され、広々とした空間が広がっている。人々の往来は多かった。
勇者の喧嘩(?)ということで、大衆は足を止めていた。それらがこの決闘の語り部となるようだ。
――凄まじい力だ。
興奮冷めやらないヴァルディス。いかなる鍛錬でも到達できそうにない境地にいる。おそらく、魔王軍の中でも群を抜いて仕上がっているだろう。
「時間がない。ゆくぞ、ベイル」
「いつでもいいぜ」
ベイルは素手。随分と舐められたものだと思った。だが、生憎と手加減をしてやる気はない。ベイルを殺したのち、ここにいる人間共も皆殺しにしてやろう。
スリッパがめりこむほどの踏み込み――からの急接近。まるで身体が羽のように軽かった。間合いに入った瞬間、拳による連撃を打ち込む。まさに光速。光速の連撃。
だが、なんとベイルは、それらを直立不動のまま、蠅を払いのけるかのように撃ち落としていく。
「ぬぐッ! ならば、これならどうだッ!」
顔面への攻撃を意識させてからのローキック。フェイント気味に放たれたそれは、ベイルのすねへガツンとぶつけられた。
――あれ? ビクともしない? というか、めっちゃ痛くね?
オリハルコンの柱を蹴りつけたかと思った。蹴ったはずの足が骨折するかと思った。ヴァルディスの脚力はドラゴンの尾撃よりも強力。岩石をも砕く威力がある。
いや、ととのっている以上、そんなオリハルコンの柱でも蹴り砕くぐらいの自信があった。なのに、ビクともしないどころか、むしろこちらの脚が粉砕しそうだった。めっちゃ痛い。
「ぬぐふゥゥゥッ! やぁるでわぁないかッ!」
叫ぶことによって痛みをごまかすヴァルディス。
なるほど、さすがはサウナの勇者。ととのうと防御力も上昇するわけか。
ならば、顔面だ。鉄すらも圧縮させる握力で拳を固め、ベイルの顔面めがけて撃ち放つ。
ズガンッ! と、凄まじい音がした。だが、ベイルは微動だにしなかった。代わりに、ヴァルディスの拳がミキュリリリリと悲鳴をあげていた。
そんな拳を、ゆっくりと押しやるベイル。
「ヴァルディス……おまえは強えよ。抑えきれないほどの魔力を見ればわかる。だが。俺はサウナ勇者ベイルだぜ。おまえとは、ととのい方が違うんだ」
――バカなッ。
魔人の力が通用しない?
ととのった状態が通用しない?
ありえない!
「小癪なッ! この俺の魔力を甘く見るなよッ!」
ドゥッ! と、ヴァルディスの右腕に漆黒の炎が帯びる。
奥義・イフリート・メテオ。圧縮された炎が触れるモノすべてを消滅させる究極の一撃。いかにベイルとはいえ、これを食らったらひとたまりもないだろう。
「滅せよッ! 勇者ベイルッ!」
殴りかかったその時だった。
視界が壊れた。
――え?
たぶん、ベイルに顔面を殴られたのだと思う。
うん、陥没するかと思った。っていうか陥没した。めりこんだ。首から上が消し飛んだかと思うほど痛かった。視界が回転した。きっと、殴られた勢いで風車のように回ったんだと思う。
そこへ、ベイルのカカト落としを食らった。腹部へと。めりこませるように。いや、めりこむというか、感覚的には土手っ腹に風穴が開いたんじゃないかってぐらいの威力だった。
「ぐぼぁッ!」
なんという一撃だろうか。
意識が混濁する。
意識が薄れていく。
あっという間の出来事だった。
気がつけば、動けなくなったヴァルディスを、ベイルが見下ろしていた。
☆
「う……ぐ……」
激戦が終わった。いや、激戦といえるだろうか。完全なるワンサイドゲーム。完膚なきまでに叩きのめされた。圧倒的な戦力差。しかも、ベイルは底を見せていない。
ヴァルディスは、スーパー銭湯ラングリオンの店内へと戻され、座敷席に転がされていた。
「目ぇ覚めたか?」
傍らで、勇者ベイルが漫画を読みながら尋ねてきた。
「俺は……負けたのだな」
「ああ」
「…………まさか、貴様のような猛者がこの世に存在するとはな」
「俺のサウナ愛が勝っただけだ」
魔力を飛躍的に向上させるサウナ。これからの時代はサウナを制したものが、世界を制するようになるだろう。もし、人間共の世界でサウナが一般的になれば、魔王軍をも圧倒するに違いない――。
常連やカップル、家族連れの人間共が、アットホームな雰囲気を纏いながら、休息したり、寝転がったり、笑い合ったり、食事をしたりしている空間で、ヴァルディスはポツリとつぶやくように言った。
「……殺せ」
「は?」
「これほど無様に負けておいて、生きながらえる気など毛頭ない。……殺すがいい」
ベイルは漫画を読みながら、吐き捨てる。
「やなこった。無抵抗な奴を殺すなんて趣味、俺にはねえよ」
「なんだと……」
「そもそも、ここは客同士の喧嘩は御法度だ。館内で殺しなんてしたら、出禁にされちまうだろうが。気に入ってんだぞ、ここ」
「ふざけるなッ!」
ヴァルディスは、上半身を起こして声を荒げた。
「静かにしろ。マナーは守れ」
「うぐッ……お、俺は魔王軍の将だぞ! ここで殺さねば、いつか再び貴様の命を狙うことになる。いや、貴様だけではない。民の命を――」
「静かにしろって言ってるだろうが。――おまえの都合なんて知るか。少なくとも、俺は一緒にサウナに入った奴を殺すなんて、気分の悪いことはできねぇんだよ」
そう言って、ベイルは読んでいた漫画をパタンと閉じた。
「メシを奢ってやるから、それ食ったら帰れ」
「メシ……だと?」
「ああ、サウナのあとはメシだ。とびっきりのやつを食わしてやるよ」
昼間は露天が多く立ち並ぶそうだが、夕方にもなればそれらは撤去され、広々とした空間が広がっている。人々の往来は多かった。
勇者の喧嘩(?)ということで、大衆は足を止めていた。それらがこの決闘の語り部となるようだ。
――凄まじい力だ。
興奮冷めやらないヴァルディス。いかなる鍛錬でも到達できそうにない境地にいる。おそらく、魔王軍の中でも群を抜いて仕上がっているだろう。
「時間がない。ゆくぞ、ベイル」
「いつでもいいぜ」
ベイルは素手。随分と舐められたものだと思った。だが、生憎と手加減をしてやる気はない。ベイルを殺したのち、ここにいる人間共も皆殺しにしてやろう。
スリッパがめりこむほどの踏み込み――からの急接近。まるで身体が羽のように軽かった。間合いに入った瞬間、拳による連撃を打ち込む。まさに光速。光速の連撃。
だが、なんとベイルは、それらを直立不動のまま、蠅を払いのけるかのように撃ち落としていく。
「ぬぐッ! ならば、これならどうだッ!」
顔面への攻撃を意識させてからのローキック。フェイント気味に放たれたそれは、ベイルのすねへガツンとぶつけられた。
――あれ? ビクともしない? というか、めっちゃ痛くね?
オリハルコンの柱を蹴りつけたかと思った。蹴ったはずの足が骨折するかと思った。ヴァルディスの脚力はドラゴンの尾撃よりも強力。岩石をも砕く威力がある。
いや、ととのっている以上、そんなオリハルコンの柱でも蹴り砕くぐらいの自信があった。なのに、ビクともしないどころか、むしろこちらの脚が粉砕しそうだった。めっちゃ痛い。
「ぬぐふゥゥゥッ! やぁるでわぁないかッ!」
叫ぶことによって痛みをごまかすヴァルディス。
なるほど、さすがはサウナの勇者。ととのうと防御力も上昇するわけか。
ならば、顔面だ。鉄すらも圧縮させる握力で拳を固め、ベイルの顔面めがけて撃ち放つ。
ズガンッ! と、凄まじい音がした。だが、ベイルは微動だにしなかった。代わりに、ヴァルディスの拳がミキュリリリリと悲鳴をあげていた。
そんな拳を、ゆっくりと押しやるベイル。
「ヴァルディス……おまえは強えよ。抑えきれないほどの魔力を見ればわかる。だが。俺はサウナ勇者ベイルだぜ。おまえとは、ととのい方が違うんだ」
――バカなッ。
魔人の力が通用しない?
ととのった状態が通用しない?
ありえない!
「小癪なッ! この俺の魔力を甘く見るなよッ!」
ドゥッ! と、ヴァルディスの右腕に漆黒の炎が帯びる。
奥義・イフリート・メテオ。圧縮された炎が触れるモノすべてを消滅させる究極の一撃。いかにベイルとはいえ、これを食らったらひとたまりもないだろう。
「滅せよッ! 勇者ベイルッ!」
殴りかかったその時だった。
視界が壊れた。
――え?
たぶん、ベイルに顔面を殴られたのだと思う。
うん、陥没するかと思った。っていうか陥没した。めりこんだ。首から上が消し飛んだかと思うほど痛かった。視界が回転した。きっと、殴られた勢いで風車のように回ったんだと思う。
そこへ、ベイルのカカト落としを食らった。腹部へと。めりこませるように。いや、めりこむというか、感覚的には土手っ腹に風穴が開いたんじゃないかってぐらいの威力だった。
「ぐぼぁッ!」
なんという一撃だろうか。
意識が混濁する。
意識が薄れていく。
あっという間の出来事だった。
気がつけば、動けなくなったヴァルディスを、ベイルが見下ろしていた。
☆
「う……ぐ……」
激戦が終わった。いや、激戦といえるだろうか。完全なるワンサイドゲーム。完膚なきまでに叩きのめされた。圧倒的な戦力差。しかも、ベイルは底を見せていない。
ヴァルディスは、スーパー銭湯ラングリオンの店内へと戻され、座敷席に転がされていた。
「目ぇ覚めたか?」
傍らで、勇者ベイルが漫画を読みながら尋ねてきた。
「俺は……負けたのだな」
「ああ」
「…………まさか、貴様のような猛者がこの世に存在するとはな」
「俺のサウナ愛が勝っただけだ」
魔力を飛躍的に向上させるサウナ。これからの時代はサウナを制したものが、世界を制するようになるだろう。もし、人間共の世界でサウナが一般的になれば、魔王軍をも圧倒するに違いない――。
常連やカップル、家族連れの人間共が、アットホームな雰囲気を纏いながら、休息したり、寝転がったり、笑い合ったり、食事をしたりしている空間で、ヴァルディスはポツリとつぶやくように言った。
「……殺せ」
「は?」
「これほど無様に負けておいて、生きながらえる気など毛頭ない。……殺すがいい」
ベイルは漫画を読みながら、吐き捨てる。
「やなこった。無抵抗な奴を殺すなんて趣味、俺にはねえよ」
「なんだと……」
「そもそも、ここは客同士の喧嘩は御法度だ。館内で殺しなんてしたら、出禁にされちまうだろうが。気に入ってんだぞ、ここ」
「ふざけるなッ!」
ヴァルディスは、上半身を起こして声を荒げた。
「静かにしろ。マナーは守れ」
「うぐッ……お、俺は魔王軍の将だぞ! ここで殺さねば、いつか再び貴様の命を狙うことになる。いや、貴様だけではない。民の命を――」
「静かにしろって言ってるだろうが。――おまえの都合なんて知るか。少なくとも、俺は一緒にサウナに入った奴を殺すなんて、気分の悪いことはできねぇんだよ」
そう言って、ベイルは読んでいた漫画をパタンと閉じた。
「メシを奢ってやるから、それ食ったら帰れ」
「メシ……だと?」
「ああ、サウナのあとはメシだ。とびっきりのやつを食わしてやるよ」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる