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第10話 プールといえど花より団子
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「ここに、あの勇者ベイルがいるのね……」
ある日の昼。とある少女がラングリードの町へとやってきた。
観光都市と聞いていたが、城壁の作りも立派だし、町の治安もいい。商店街には、職人のつくった衣服や装飾品、木彫り細工の置物がいっぱい。
飲食店に関しては、凄まじい数が並んでいる。他国の名物料理までもが、完コピして提供されているようだ。
けど、彼女は遊びにきたわけではない。さっそくとばかりに城へと足を運んだ。
城内に入ると インフォメーションセンターという謎のカウンターがあった。国王への謁見や、城内を見て回るための受付をしてくれるらしい。
彼女は、そこで勇者ベイルのことを尋ねる。
「勇者ベイルに会いたいんだけど」
「失礼ですが、あなた様は……?」
「アスティナ・アースゲイルよ。大魔道士リオンの娘とでも言えばわかるかしら」
「リオン……? ――はっ! しょ、少々お待ちください!」
母の名前を使うのは憚るが、これがいちばん手っ取り早いだろう。
リオンとは、魔王を滅ぼしたといわれている勇者パーティの一員だ。
勇者ヘルキス。
結界師シノン。
戦士リトナー。
大魔道士リオン。
この4人は、かつて魔王ゲルギオラスを封印したとされる英雄たち。その知名度は世界に届いている。
大魔道士リオンの特筆すべきは、魔法の繊細さ。まるで針の穴に糸を通すかのような精密な魔法は、努力でどうにかなるレベルではない。
天才リオン・アースゲイル。その血を引くのがアスティナだ。魔王が復活した今、リオンの血縁者が現れたとなれば、城の連中は背筋を正して当然である。
「お待たせいたしました。ベイル様は非番とのことです。城内の者に確認しましたが、外出中のようですね……」
戻ってきた受付嬢が、もうしわけなさそうに述べる。
「関係ないわ。呼び出して」
「非番ですので、それはできませんね」
「……非番? これは重要な話よ。彼に伝えなさい。リオンの娘、アスティナ様がきたって」
「ですから、非番ですのでダメです。労働組合がうるさいのです」
「……ろ、労働組合?」
なにそれ? そもそも、ベイルは軍人――騎士団員のハズだ。非番だろうが寝ていようが、大事な要件ならすぐにでも駆けつけるべきだ。この国の軍人とは、そんなにも緩い考え方なのだろうか。
「とりあえず、大切なゲストのようですので、お部屋を用意いたしますね。和室と洋室のどちらがよろしいですか?」
――和室ってなに? 洋室?
「あ……え? ええと……じゃあ洋室で」
「かしこまりました。それでは、洋室シングルで御用意させていただきます。当城には、自慢の温泉施設がございますので、ごゆるりとお過ごしください。ご夕食と、朝食はおつけしますか? 何泊の御予定でございますか?」
え? なに? 城の中で旅館でも運営しているの? この国の文化が謎すぎる。
「え、あ……とりあえず三泊で……食事はいらないわ」
「かしこまりました。本日より三泊四日の素泊まりということで、お会計は前払いで21000ゴールドになります」
「金とるのかよ!」
☆
ラングリードには四季がある。おかげで四季折々の農産物や食材、文化が芽生えている。そんなラングリードに夏がやってきた。
町の郊外。ここには、王家が財を投じて、市民のためにつくった巨大プールがあった。
楕円形のプールには、魔石を使って一定方向に水流を生み出し続ける、通称『流れるプール』がある。
また、広大な敷地を利用し、徐々に深くなっていく海の如きプールも存在する。これも魔石を使って波を演出。ラングリードは、娯楽に関して世界でもトップクラスである。
「ベイルくん。おまたせしました。かき氷ですよ~」
プールの波打ち際。俺がサマーベッドで日光浴をしていると、ビキニ姿のメリアがお盆にかき氷をのせて持ってきてくれた。
「ありがとう」
ミルク抹茶パフェ。小豆チョコのせ。
いいチョイスだ。
特濃ミルクに練乳を混ぜた氷を削って、ふわふわのかき氷にしている。最後まで味が薄まることなく濃厚。
苦みをきかせた抹茶ソースは、甘い氷とベストマッチ。そこへ、小豆チョコ。これは、小型の賽の目状で、ぱらぱらとまぶすようにかけてある。
グッドなアクセントである。食べ進めていくと、中からソフトクリームがこんにちは。なんと豪華なかき氷か。
メリアも、傍らのサマーベッドに腰掛け、かき氷を頬張る。
「ん~! 幸せぇ!」
表情を綻ばせるメリア。完全に同意。このプールにきたら、絶対に食べておかなければならない絶品スイーツである。
この日、俺たちは非番だったのでメリアとフランシェと一緒にプールへきていた。
「プールはいいなぁ」
プールはなにも泳ぐだけではない。賑やかで楽しげなポジティブ空間の中、日光浴をしながらグルメを楽しむというのも一興。
フランシェは、訓練のつもりなのかプールの流れに逆らって泳いでいる。それを見た子供たちも真似している。
「平和ですねぇ。ベイルくん」
「ああ。平和だ」
俺たちは、サマーベッドに背中を預け、ひとときの休息を楽しむ。
ヴァルディスを撃退して以降、魔王軍に動きはない。近隣の魔物もおとなしくなった。いまのラングリードの町は内政に力を入れている。ともすれば、国民の気が緩むのも仕方がないだろう。
「……怒られてしまいました」
フランシェが戻ってきた。流れるプールに逆らうと危険だからということで、監視員のお兄さんに叱られてしまったようだ。
「フランシェも、なんか食べたらどうだ? 動いたら腹減ったろ?」
「そうですね、じゃあ焼きそばでも買ってきます」
言いながら、屋台の方へと向かうフランシェ。
ここのプールは焼きそばも絶品だ。特にホルモン焼きそば。牛ホルモンを使っているのだが、その上質な脂を麺が吸っているので、満足感抜群。
「いいんですかねぇ。こんなにのどかで」
メリアが、緩んだ声を漂わせる。
「いいんじゃないか。魔物が減っているのは事実だし――」
平和なひとときに幸せを噛みしめる俺たち。だが、そんなリゾート気分を払拭させるかのような言葉が、突如として投げかけられる。
「――いいわけないでしょ」
声の方を見ると、そこには金髪のツインテールの少女がいた。ちょっときつめの瞳。口元から八重歯が覗いている。
「誰だ?」
尋ねたのだが、彼女は一方的に口を開いた。
「あんたが勇者ベイル?」
「そうだが……なんでわかった?」
「そこら辺にいる人から聞いたのよ。有名人みたいね。まさか、世界を救った英雄の末裔が、こんなところでくつろいでいるだなんて思いもしなかったわ」
俺は目配せして、メリアに「誰?」と小声をするが、彼女も知らないらしい。
「あたしはアスティナ。大魔道士リオン・アースゲイルの娘よ」
ある日の昼。とある少女がラングリードの町へとやってきた。
観光都市と聞いていたが、城壁の作りも立派だし、町の治安もいい。商店街には、職人のつくった衣服や装飾品、木彫り細工の置物がいっぱい。
飲食店に関しては、凄まじい数が並んでいる。他国の名物料理までもが、完コピして提供されているようだ。
けど、彼女は遊びにきたわけではない。さっそくとばかりに城へと足を運んだ。
城内に入ると インフォメーションセンターという謎のカウンターがあった。国王への謁見や、城内を見て回るための受付をしてくれるらしい。
彼女は、そこで勇者ベイルのことを尋ねる。
「勇者ベイルに会いたいんだけど」
「失礼ですが、あなた様は……?」
「アスティナ・アースゲイルよ。大魔道士リオンの娘とでも言えばわかるかしら」
「リオン……? ――はっ! しょ、少々お待ちください!」
母の名前を使うのは憚るが、これがいちばん手っ取り早いだろう。
リオンとは、魔王を滅ぼしたといわれている勇者パーティの一員だ。
勇者ヘルキス。
結界師シノン。
戦士リトナー。
大魔道士リオン。
この4人は、かつて魔王ゲルギオラスを封印したとされる英雄たち。その知名度は世界に届いている。
大魔道士リオンの特筆すべきは、魔法の繊細さ。まるで針の穴に糸を通すかのような精密な魔法は、努力でどうにかなるレベルではない。
天才リオン・アースゲイル。その血を引くのがアスティナだ。魔王が復活した今、リオンの血縁者が現れたとなれば、城の連中は背筋を正して当然である。
「お待たせいたしました。ベイル様は非番とのことです。城内の者に確認しましたが、外出中のようですね……」
戻ってきた受付嬢が、もうしわけなさそうに述べる。
「関係ないわ。呼び出して」
「非番ですので、それはできませんね」
「……非番? これは重要な話よ。彼に伝えなさい。リオンの娘、アスティナ様がきたって」
「ですから、非番ですのでダメです。労働組合がうるさいのです」
「……ろ、労働組合?」
なにそれ? そもそも、ベイルは軍人――騎士団員のハズだ。非番だろうが寝ていようが、大事な要件ならすぐにでも駆けつけるべきだ。この国の軍人とは、そんなにも緩い考え方なのだろうか。
「とりあえず、大切なゲストのようですので、お部屋を用意いたしますね。和室と洋室のどちらがよろしいですか?」
――和室ってなに? 洋室?
「あ……え? ええと……じゃあ洋室で」
「かしこまりました。それでは、洋室シングルで御用意させていただきます。当城には、自慢の温泉施設がございますので、ごゆるりとお過ごしください。ご夕食と、朝食はおつけしますか? 何泊の御予定でございますか?」
え? なに? 城の中で旅館でも運営しているの? この国の文化が謎すぎる。
「え、あ……とりあえず三泊で……食事はいらないわ」
「かしこまりました。本日より三泊四日の素泊まりということで、お会計は前払いで21000ゴールドになります」
「金とるのかよ!」
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ラングリードには四季がある。おかげで四季折々の農産物や食材、文化が芽生えている。そんなラングリードに夏がやってきた。
町の郊外。ここには、王家が財を投じて、市民のためにつくった巨大プールがあった。
楕円形のプールには、魔石を使って一定方向に水流を生み出し続ける、通称『流れるプール』がある。
また、広大な敷地を利用し、徐々に深くなっていく海の如きプールも存在する。これも魔石を使って波を演出。ラングリードは、娯楽に関して世界でもトップクラスである。
「ベイルくん。おまたせしました。かき氷ですよ~」
プールの波打ち際。俺がサマーベッドで日光浴をしていると、ビキニ姿のメリアがお盆にかき氷をのせて持ってきてくれた。
「ありがとう」
ミルク抹茶パフェ。小豆チョコのせ。
いいチョイスだ。
特濃ミルクに練乳を混ぜた氷を削って、ふわふわのかき氷にしている。最後まで味が薄まることなく濃厚。
苦みをきかせた抹茶ソースは、甘い氷とベストマッチ。そこへ、小豆チョコ。これは、小型の賽の目状で、ぱらぱらとまぶすようにかけてある。
グッドなアクセントである。食べ進めていくと、中からソフトクリームがこんにちは。なんと豪華なかき氷か。
メリアも、傍らのサマーベッドに腰掛け、かき氷を頬張る。
「ん~! 幸せぇ!」
表情を綻ばせるメリア。完全に同意。このプールにきたら、絶対に食べておかなければならない絶品スイーツである。
この日、俺たちは非番だったのでメリアとフランシェと一緒にプールへきていた。
「プールはいいなぁ」
プールはなにも泳ぐだけではない。賑やかで楽しげなポジティブ空間の中、日光浴をしながらグルメを楽しむというのも一興。
フランシェは、訓練のつもりなのかプールの流れに逆らって泳いでいる。それを見た子供たちも真似している。
「平和ですねぇ。ベイルくん」
「ああ。平和だ」
俺たちは、サマーベッドに背中を預け、ひとときの休息を楽しむ。
ヴァルディスを撃退して以降、魔王軍に動きはない。近隣の魔物もおとなしくなった。いまのラングリードの町は内政に力を入れている。ともすれば、国民の気が緩むのも仕方がないだろう。
「……怒られてしまいました」
フランシェが戻ってきた。流れるプールに逆らうと危険だからということで、監視員のお兄さんに叱られてしまったようだ。
「フランシェも、なんか食べたらどうだ? 動いたら腹減ったろ?」
「そうですね、じゃあ焼きそばでも買ってきます」
言いながら、屋台の方へと向かうフランシェ。
ここのプールは焼きそばも絶品だ。特にホルモン焼きそば。牛ホルモンを使っているのだが、その上質な脂を麺が吸っているので、満足感抜群。
「いいんですかねぇ。こんなにのどかで」
メリアが、緩んだ声を漂わせる。
「いいんじゃないか。魔物が減っているのは事実だし――」
平和なひとときに幸せを噛みしめる俺たち。だが、そんなリゾート気分を払拭させるかのような言葉が、突如として投げかけられる。
「――いいわけないでしょ」
声の方を見ると、そこには金髪のツインテールの少女がいた。ちょっときつめの瞳。口元から八重歯が覗いている。
「誰だ?」
尋ねたのだが、彼女は一方的に口を開いた。
「あんたが勇者ベイル?」
「そうだが……なんでわかった?」
「そこら辺にいる人から聞いたのよ。有名人みたいね。まさか、世界を救った英雄の末裔が、こんなところでくつろいでいるだなんて思いもしなかったわ」
俺は目配せして、メリアに「誰?」と小声をするが、彼女も知らないらしい。
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