40 / 66
第40話 サウナ無料時代
しおりを挟む
――もはや、時間の問題。
社長室。
ウルフィは帳簿を眺めながらほくそ笑む。
ラングリードの経済はチェックメイト。町中のサウナ・銭湯が次々に崩壊、あるいはウルフィに買収されていく。
このまま娯楽施設のみならず、衣食住に、武器防具、ギルドなど、すべての分野においてウルフィが支配してみせる。
その時こそ、魔王軍の支配――否、ダークエルフの支配が始まるのだ。
パズルのピースがひとつひとつ埋められていく。いかに勇者ベイルとはいえ、この流れを止めることはできないだろう。
だが――。
「ウルフィ様! 大変です!」
ドアから、部下のダークエルフが勢いよく飛び込んできた。
「どうしたのですか?」
「こ、これを見てください!」
そう言って、彼はチラシを差し出した。
「は? こ、これは……なんですの?」
チラシにはこう書かれていた。
『サウナ、無料時代の到来!!』
入会金0。入浴料0。タダでお風呂に入れる時代。加盟店はなんと100店舗以上! スタッフ一同、笑顔でお待ちしております。
要するにサウナ・銭湯が無料で入れる。マジで無料。加盟店100……ということは、ウルフィに買収されなかった店舗の、ほぼすべてがこのイベントに参加していることになる。
おそらくベイルの差し金であろう。ウルフィのハイクオリティなサウナ施設に対抗するために、経営者たちを言いくるめて、赤字覚悟の自爆キャンペーンを仕掛けてきたのだ。
「なるほど。こういうカタチで、私たちの店を潰しにきましたか……」
ウルフィは冷静に分析する。こうでなくては面白くない。さすがはベイルだ。魔王軍最高頭脳のプリメーラを倒しただけのことはある。資本主義の波にのまれながらも、小賢しい手で対抗してくる。
――だが、これは無茶にもほどがある。
無料など、長く続けられるキャンペーンではない。おそらく、ベイルの背後には国庫が存在するのだろう。だが、それらでサウナ事業を支えられるほど、経営は甘くない。
「このキャンペーンのせいで、さっそく我々の店にも影響が出ています。朝風呂にきてくださっているお客様が激減しております」
「……様子を見に行きますか」
☆
ウルフィは屋敷を出て、無料営業を開催している近くのスーパー銭湯へと足を運んでみた。
案の定、店は大繁盛。0ゴールドという価格に魅せられた庶民が、怒濤の如く押し寄せている。
想像してもらいたい。自宅からいちばん近い銭湯が無料になったらどうなる? 答えはシンプルに『最高』だ。家で風呂を沸かしている暇があったら銭湯に通う。
順番に風呂に入らなくていいから、家族で突入して一瞬で終わらせると言うこともできる。子供に『近くのお風呂に行ってきなさい』と、声をかけるだけでいい。
おじいちゃんおばあちゃんも朝から晩まで、ふやけるまで浸かり続けることができる。
「これだけのお客様を奪われてしまったということですか……」
凄まじい損害。
だが、この店の方こそやっていけるのか?
思案にふけるウルフィ。
すると、声が投げかけられる。
「――理解できないか、ウルフィ」
振り返ると、プリメーラがいた。
「あら、プリメーラちゃん。随分とかわいらしい格好をしてますわね」
かつて魔王軍の知略と呼ばれていた暗略のプリメーラは、ハッピ姿に鉢巻きを巻いている。小脇には大量のチラシを抱えていた。
「さっそく視察か?」
「ええ。商売敵の調査は、社長として当然の勤めですもの」
対峙する魔王軍の知略と知略。お互いが穏やかな表情ながらも、火花が散る。
「見事な集客じゃありませんか。私たちもあやかりたいですわ。――けど、さすがに無理があるんじゃなくて?」
どうせ、このような賑わいなど一過性のもの。長くは続けられまい。
「わかっていないようだな、ウルフィ。あの『のぼり』が見えないのか?」
プリメーラは、軒先に立ててある旗を指差した。それを視線で追いかけ、ウルフィはポツリと読み上げる。
「……サウナ、無料時代の到来……? それがなにか?」
「無料『時代』の到来なのだぞ? これは一時的なキャンペーンではない。永続的に続けるのだ」
「永続的……ですって?」
バカげているとウルフィは思った。サウナを経営するにはお金がかかる。従業員への賃金もある。建物の整備にもお金がかかる。オーナーにだって生活があるのだ。
「そんなにも資金があるんですの?」
「こちらとて慈善事業でやっているわけではない。ちゃんと儲かる仕組みは考えているさ。――ククッ、教えてやろう。これがトリックのタネだ」
プリメーラは、脇に抱えていたチラシを差し出した。そこには、こう書かれていた。
――秋の味覚キャンペーン。
「あきの……みかく?」
「サウナで儲けることをあきらめる代わりに、別のところで稼ぐことを考えたのだよ」
それが、秋の味覚キャンペーン。要するに、店内の食堂のメニューを充実させたのである。
例えば、モンブランパフェ。牧場と工場に頼んで、上質の生クリームを大量に入荷。近隣のギルドに依頼して、ハンターたちに大粒の栗を仕入れてもらった。
有名パティシエに監修してもらい、見栄えの良いパフェにしてもらう。妥協は一切なし。金も時間も労力も使った、贅沢な逸品を制作する。
それを、施設内にある食堂で提供するのだ。もちろん値段も張るのだが、風呂上がりの客の財布のヒモは緩い。さらに、入店料は0円なので『少しぐらい、贅沢してもいいかな』なんて、考えてしまう。
当然、メニューは他にもある。キノコにサンマ、かぼちゃにぶどう。四季折々の顔を見せるラングリードには、バラエティに富んだ食材が溢れている。
もちろん、アルコールも欠かさない。ワイナリーに頼んで、普段よりもワンランク上のワインを取りそろえている。クラフトビール(丁寧につくられた、高品質なビール)もある。
無料の風呂からのサウナ。サウナからの食とアルコール。
まさに、堕落まっしぐら。現に、昼前だというのに、酔っ払って店から出てくる奴もいるぐらいだ。
――人間は欲望に抗えない。
特に気分の良い時ほど、それは顕著だ。全力でお客の機嫌を取りに行くことで、お金を落としていただくという、まさに北風と太陽の、太陽を体現したかのような経営。
それが、サウナ無料時代戦略。
「なるほど、やりますわね……」
ウルフィは奥歯を噛む。
「我らラングリードの民は、貴様如きに負けはしない。理解したら、とっとと事業から手を引くのだな、ウルフィ」
「ご冗談を……。経営はそんなに甘くはありませんわ。最後に笑うのは、ダークエルフです。あなたも、身の振り方を考えた方がいいですわよ。よかったら、ウチの熱波師として雇ってあげてもいいですわ」
「おまえこそ冗談をほざくな。すでに貴様の店の面接を何十回も受けたが、落とされたぞ――」
社長室。
ウルフィは帳簿を眺めながらほくそ笑む。
ラングリードの経済はチェックメイト。町中のサウナ・銭湯が次々に崩壊、あるいはウルフィに買収されていく。
このまま娯楽施設のみならず、衣食住に、武器防具、ギルドなど、すべての分野においてウルフィが支配してみせる。
その時こそ、魔王軍の支配――否、ダークエルフの支配が始まるのだ。
パズルのピースがひとつひとつ埋められていく。いかに勇者ベイルとはいえ、この流れを止めることはできないだろう。
だが――。
「ウルフィ様! 大変です!」
ドアから、部下のダークエルフが勢いよく飛び込んできた。
「どうしたのですか?」
「こ、これを見てください!」
そう言って、彼はチラシを差し出した。
「は? こ、これは……なんですの?」
チラシにはこう書かれていた。
『サウナ、無料時代の到来!!』
入会金0。入浴料0。タダでお風呂に入れる時代。加盟店はなんと100店舗以上! スタッフ一同、笑顔でお待ちしております。
要するにサウナ・銭湯が無料で入れる。マジで無料。加盟店100……ということは、ウルフィに買収されなかった店舗の、ほぼすべてがこのイベントに参加していることになる。
おそらくベイルの差し金であろう。ウルフィのハイクオリティなサウナ施設に対抗するために、経営者たちを言いくるめて、赤字覚悟の自爆キャンペーンを仕掛けてきたのだ。
「なるほど。こういうカタチで、私たちの店を潰しにきましたか……」
ウルフィは冷静に分析する。こうでなくては面白くない。さすがはベイルだ。魔王軍最高頭脳のプリメーラを倒しただけのことはある。資本主義の波にのまれながらも、小賢しい手で対抗してくる。
――だが、これは無茶にもほどがある。
無料など、長く続けられるキャンペーンではない。おそらく、ベイルの背後には国庫が存在するのだろう。だが、それらでサウナ事業を支えられるほど、経営は甘くない。
「このキャンペーンのせいで、さっそく我々の店にも影響が出ています。朝風呂にきてくださっているお客様が激減しております」
「……様子を見に行きますか」
☆
ウルフィは屋敷を出て、無料営業を開催している近くのスーパー銭湯へと足を運んでみた。
案の定、店は大繁盛。0ゴールドという価格に魅せられた庶民が、怒濤の如く押し寄せている。
想像してもらいたい。自宅からいちばん近い銭湯が無料になったらどうなる? 答えはシンプルに『最高』だ。家で風呂を沸かしている暇があったら銭湯に通う。
順番に風呂に入らなくていいから、家族で突入して一瞬で終わらせると言うこともできる。子供に『近くのお風呂に行ってきなさい』と、声をかけるだけでいい。
おじいちゃんおばあちゃんも朝から晩まで、ふやけるまで浸かり続けることができる。
「これだけのお客様を奪われてしまったということですか……」
凄まじい損害。
だが、この店の方こそやっていけるのか?
思案にふけるウルフィ。
すると、声が投げかけられる。
「――理解できないか、ウルフィ」
振り返ると、プリメーラがいた。
「あら、プリメーラちゃん。随分とかわいらしい格好をしてますわね」
かつて魔王軍の知略と呼ばれていた暗略のプリメーラは、ハッピ姿に鉢巻きを巻いている。小脇には大量のチラシを抱えていた。
「さっそく視察か?」
「ええ。商売敵の調査は、社長として当然の勤めですもの」
対峙する魔王軍の知略と知略。お互いが穏やかな表情ながらも、火花が散る。
「見事な集客じゃありませんか。私たちもあやかりたいですわ。――けど、さすがに無理があるんじゃなくて?」
どうせ、このような賑わいなど一過性のもの。長くは続けられまい。
「わかっていないようだな、ウルフィ。あの『のぼり』が見えないのか?」
プリメーラは、軒先に立ててある旗を指差した。それを視線で追いかけ、ウルフィはポツリと読み上げる。
「……サウナ、無料時代の到来……? それがなにか?」
「無料『時代』の到来なのだぞ? これは一時的なキャンペーンではない。永続的に続けるのだ」
「永続的……ですって?」
バカげているとウルフィは思った。サウナを経営するにはお金がかかる。従業員への賃金もある。建物の整備にもお金がかかる。オーナーにだって生活があるのだ。
「そんなにも資金があるんですの?」
「こちらとて慈善事業でやっているわけではない。ちゃんと儲かる仕組みは考えているさ。――ククッ、教えてやろう。これがトリックのタネだ」
プリメーラは、脇に抱えていたチラシを差し出した。そこには、こう書かれていた。
――秋の味覚キャンペーン。
「あきの……みかく?」
「サウナで儲けることをあきらめる代わりに、別のところで稼ぐことを考えたのだよ」
それが、秋の味覚キャンペーン。要するに、店内の食堂のメニューを充実させたのである。
例えば、モンブランパフェ。牧場と工場に頼んで、上質の生クリームを大量に入荷。近隣のギルドに依頼して、ハンターたちに大粒の栗を仕入れてもらった。
有名パティシエに監修してもらい、見栄えの良いパフェにしてもらう。妥協は一切なし。金も時間も労力も使った、贅沢な逸品を制作する。
それを、施設内にある食堂で提供するのだ。もちろん値段も張るのだが、風呂上がりの客の財布のヒモは緩い。さらに、入店料は0円なので『少しぐらい、贅沢してもいいかな』なんて、考えてしまう。
当然、メニューは他にもある。キノコにサンマ、かぼちゃにぶどう。四季折々の顔を見せるラングリードには、バラエティに富んだ食材が溢れている。
もちろん、アルコールも欠かさない。ワイナリーに頼んで、普段よりもワンランク上のワインを取りそろえている。クラフトビール(丁寧につくられた、高品質なビール)もある。
無料の風呂からのサウナ。サウナからの食とアルコール。
まさに、堕落まっしぐら。現に、昼前だというのに、酔っ払って店から出てくる奴もいるぐらいだ。
――人間は欲望に抗えない。
特に気分の良い時ほど、それは顕著だ。全力でお客の機嫌を取りに行くことで、お金を落としていただくという、まさに北風と太陽の、太陽を体現したかのような経営。
それが、サウナ無料時代戦略。
「なるほど、やりますわね……」
ウルフィは奥歯を噛む。
「我らラングリードの民は、貴様如きに負けはしない。理解したら、とっとと事業から手を引くのだな、ウルフィ」
「ご冗談を……。経営はそんなに甘くはありませんわ。最後に笑うのは、ダークエルフです。あなたも、身の振り方を考えた方がいいですわよ。よかったら、ウチの熱波師として雇ってあげてもいいですわ」
「おまえこそ冗談をほざくな。すでに貴様の店の面接を何十回も受けたが、落とされたぞ――」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる