皇太子様!!嫁いだばかりの僕っ子ですが溺愛してくれるようなので僕も愛します!!!

久遠りも

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可哀想な僕っ子ちゃん

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「おはようございます。ナナお嬢様。」
「ん、あ、サチか、おはよ~」
「何度言ったらお嬢様は呼び捨てを止めてくれるんですか。
それより、ナナお嬢様、お父様がお呼びですよ。」
「え、?なに、あのお父様が?」

僕はお父様が嫌いだ。
自分に愛情を注いでくれなかった。
でも、その代わりにサチが愛情を注いでくれたからいいけど!

「ナナ、皇太子のもとへ嫁いでくれないか。」  
「は、?」
「え、ん」
「絶対嫌です!!!そもそもなんで僕が!?」
「いや、前にパーティーに招待された時に、皇太子がな、良い相手が見つからないと嘆いておったからな、うちの可愛い娘はどうですか、と。」
(僕のことなんて、可愛い娘なんて思ってないくせに)
「そしたら嫁ぐことになったと?」
「うむ。」
(そんな偶然ある、、、?)
「ということで、嫁いでくれ。」
ナナは、考えることなく、
「嫌です!!!!」
「まぁ待て。皇太子様の名前を紹介しよう。」
「しなくていいです。」
「それは、、、この国の第四王子、リバーヌ様だ!!」
「どうでもいいです。
僕は絶対に行きません!!!!」
「決定事項なんだかな。」
ナナは、硬直した。
「いーやーでーすー!!!」
「そして、頼む、皇太子様と仲良くなってくれ。」
(いや絶対そっちが本心でしょ)

~数日後~

「はぁ、、、結局、行くことになってしまった、、、。」
そしてナナは皇太子宅に着いた。
「あ、いらっしゃいませ~!!!」
(使用人かな?)
「こんにちは」
(笑顔、笑顔を意識しないと)
「すいません、皇太子様はどこにいるでしょうか?」
「え?おれが皇太子だよ~!!!」
「は、、!?」
「ん?おれ、変な事言った?」
皇太子は首を傾げた
「あ、いえ。失礼しました。」
「てかさ、タメでいいよ~!!!」
「た、タメ!?!?」
(皇太子様にタメなんて許されるのか…?)
「だって、ナナちゃんでしょ~?おれのお嫁さんになるんだから~!」
「え」
「え?」
「いや、そうなんですけどそうじゃないって言うか…」
「え!?えええええ~!?…」
(うわ、シュンとなっちゃった)
「そうです!!僕が皇太子様のお嫁さんになります!!」
「僕…?」
(しまった)
「も、申し訳ございません!」
「え?なんで?可愛いね!!!」
(え)
「…そんなこと、言われたの初めてです。」
「にへへ、ナナちゃんって、可愛いね~!」
「可愛い…!?皇太子様に言われるなんて光栄です…。」

(あ…意外と悪い人ではないのかも)

「てかさ、おれの名前はリバーヌって言うんだ!リバーヌって呼んで!!」
「あ…はい。リバーヌ様。」
「もぉおおおおおお!!リバーヌで良いから!」
リバーヌはナナの肩を触る
(…距離の詰め方は異常だけど。)
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