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銀髪ロリッ子とお風呂で……
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「う……ん。あれ……? いつの間にか寝てたのかぁ?」
確か、蔵の掃除をしていて、それで……あれ? 高そうな箱をを見つけた所までは覚えているのに、そこから先の記憶がない。ただ、とんでもない高揚感と万能感で、空に飛んで行ってしまいそうな気分だったのは体が覚えている。おぼろげながら、自分好みの幼女を犯したような気もするのだが、あれは夢だったのだろうか? いや、きっと夢だったのだろう。
「そりゃそうか。普通、あんなことありえな……」
そこまで言って、俺は部屋の惨状に気付くのだった。生臭い臭いに、近くに散乱した丸まったティッシュ。何より、幸せそうな表情で涎を垂らしている、ほぼ全裸の少女の姿を。混乱しながらも、俺は理解してしまった。年端も行かぬ少女を、この手で、というか自分の愚息で汚してしまったのだと。
「むにゃむにゃ……あれぇ? 旦那様ぁ? うえへぇ、おはようなのじゃ……♡」
「ほんとすいませんでしたぁー-!!?? あれは何というか、なんかおかしくなっていたというか、自分を抑えられなかったというか、とにかく何でもするので許してくださいぁああい!!!」
「うぇ!? な、なんで謝ってるんじゃ!? ちょ、そんな情けない恰好で土下座などするなぁ!?」
完璧に思い出した。俺は興奮した面持ちで、欲望の赴くまま少女を穢した。嫌がる少女に汚らしい口でキスをし、そのままの勢いで挿入した。あの丸まったティッシュと生臭い臭いから、中に出してしまったのだろう。オロオロと狼狽える少女に対する申し訳なさで、死んでしまいたい。
「旦那様、とりあえず面を上げい。ワシはこれっぽちも怒っておらんし、そもそも旦那様がおかしくなったのは、元を辿ればワシのせいなのじゃ。だから、その……旦那様の旦那様を早く仕舞うのじゃ……」
「へ? あ! マジですんません!」
顔を朱に染めた少女にボクサーパンツを差し出され、慌ててそれを受け取る。しかし、この少女は一体何なのだ? 見た目は小学校中学年辺りだが、その落ち着き様も話し方もその限りではない。普通、成人男性から性被害にあった場合、これくらいの年の子なら泣いたり、怯えたりするものだろう。なのに、俺にパンツを手渡してきて、しかもチラチラと俺の俺を見てくる。もしかしてこの少女……
「ち、痴女なのか……!?」
「なななんじゃと!? おい旦那様!? 言っていいことと悪いことがあるじゃろ!?」
「いや、そういえばやけに感じやすかったし、キスしただけでぐちょぐちょになってたし……」
「あ、あれは違うのじゃ……ワシを封印した奴が仕掛けた、質の悪い嫌がらせのせいなのじゃ……」
少女は語る。そもそも、少女の正体は何なのか? 話はそこから始まった。
「ワシは、まぁ厳密に少し違うのじゃが、所謂神様と言う奴じゃ。今でこそ人間一人に組み伏せられて、発情していたとはいえ抵抗も出来ないほどに弱ってしまったがの」
「ほんとすいません……」
「あぁもう! 怒ってないと言うておるじゃろう! 男なら、乙女の一人や二人食ったくらいでクヨクヨするな! ワシの旦那様なのだから、これからはもっと堂々としておれ」
「あの……さっきから俺のこと、旦那様って言ってますけど、それはどういうことですか?」
おぼろげな記憶の中では俺に対する少女の呼び方は、お主だったはずだ。それに、旦那様だなんてまるで夫婦のようじゃないか。
「そのままの意味じゃ。旦那様がワシの中で射精したから、ワシは旦那様の物になってしまった。心の底からこの人の子を孕みたいと思ってしまったからな」
「そ、それってつまり……慰謝料と養育費を払えってことですか!?」
「なんでそうなるんじゃ!? 神が人の子に金など揺する訳無かろう! 心配しなくても、ワシのことは気にしなくてもいい。あり得んだろうが、子を授かったとしても認知する必要もない。問題なのは、ワシじゃなくてワシに仕掛けられた呪いの方じゃ」
理解が追い付かない。少女が実は神様だったとか、俺がいつの間にか童貞どころか少女を娶ることになっているとか、全く訳が分からない。けれども、それを投げることは駄目だ。例え幼い少女に欲情して襲うようなダメ人間でも、取れる責任は取るべきなのだ。それすら出来ないのなら、俺はダメ人間どころか外道にまで成り下がってしまう。それだけは、俺も嫌だ。
「肝心なのはここからじゃ。良いか? ワシを封印していた箱を開けた時、悪趣味な煙が吹き出たじゃろう? あれは、人の欲望を増大させる効果があるんじゃ。一度それを受ければ、聖人であっても邪な行動を抑えることは出来ないじゃろう」
「じゃ、じゃあ……俺があの時、君を襲ったのは仕方のないことだった?」
「だから、最初からそう言っておるじゃろう」
「あぁ~~よがっだぁ~~!!!」
「な、泣くほどワシとするのが嫌じゃったのか……?」
「めちゃくちゃ気持ちよかったし、許されるならいくらでも抱きたいけど、現代社会じゃそれは許されない行為なんだよ……いやぁ、マジで良かったぁ」
安心した。この年でロリコン性犯罪者のレッテルを張られ、死ぬまで汚名を背負ったまま生きるなど、ごめん被る。死ぬほど焦ったが、いざ大丈夫だったと分かった俺は、すっかり安心しきってしまった。続く言葉には、性犯罪者に落ちるより酷な内容がふんだんに盛り込まれているというのに。
「しかし、ワシを襲ったせいで旦那様は呪われた。自らの欲望を膨らませ続け、最後には破滅するじゃろう。それこそが、一番の問題点じゃ」
「……は? 呪い? どゆこと?」
「旦那様は随分と性に飢えておるようじゃから、このままだと性欲を抑えきれずに、最後は女と見れば襲い掛かる悲しき強姦モンスターと成り果てるぞ」
少女は無慈悲にも言葉を続ける。あの時、箱を開けると同時に吸い込んだ煙には、とんでもない呪いが込められていたようだ。その効果は、吸い込んだ者が一番渇望する欲望を、際限なく増幅させるというものだ。要するに、俺は誰かとエロイことするという欲望を青天井で引き揚げ続けられる。
「こればっかりは旦那様が悪いぞ。金や名誉なんぞの即物的なものなら、ワシがどうにかしてやったものを、性欲となると……ワシ一人じゃ到底受け止めきれなくなるな。この前は一発で済んでも、次は二発、次は四発と、終いにはワシ以外も食いたくなるじゃろう」
「つまり……俺は四六時中交尾のことを考え続ける、万年発情期になったってこと? え、ヤバいじゃん。俺昨日まで手も繋いだことのないクソ童貞だったのに、どうすればいいの神様ー!!!」
「簡単な事じゃ。ワシ以外の性交相手を見つければよいのじゃ。そうじゃのぉ……大体100人くらいおれば、流石に打ち止めになるじゃろう」
無理に決まってるだろう!? こちとら年齢イコール彼女どころか女友達すらもいない歴なんだぞ! あ、でも2000万あるし、風俗とかに行けば……
「それと、交尾相手とは少なからず、親愛の情を含んだ相手じゃないと意味がないぞ。もし商売として体を売っている相手と済まそうとしているなら、諦めた方が良い」
「なんでそんな無理難題ばっかり言うんだよぉ!?」
「しょうがないじゃろ。旦那様が満足しないといけないのじゃから、旦那様のこだわりを守らんとな」
うっ……確かに、俺はセックスするなら相手とは好き合っていたいと思っている。金だけの関係でする性行為に、あまり魅力を感じていないのも確かだ。少女はひとしきり話し終えると、体の匂いを嗅いで顔をしかめた。
「さぁ、話は終わりじゃ。湯浴みに行きたいのじゃが、浴場は何処じゃ?」
「部屋を出て曲がって右側……」
「うむ、あまり落ち込むでない。封印を解いてくれた礼もあるし、ワシが全身全霊でサポートしてやるのじゃ。じゃから、そんな顔をするな」
「うぅ……ありがと……」
今この少女が、大変頼もしい。童貞卒業という、今の年齢にしては低すぎる目標を達成したというのに、まさかこんなことになるだなんて……気分は落ち込むばかりだが、これ以上悩んでいても仕方が無い。幸い、少女も協力してくれると言っているのだ。大人の俺がいつまでもウジウジしている場合じゃないだろう。だから気分を入れ替えて――
「ぬわぁー-!? ど、どうなっとるんじゃこれはぁ!?」
「……そういえば、今まで封印されてたんだよな。じゃあ、風呂の使い方も分からないんじゃ……」
少女の大きな声で思考を中断された俺は、しかし同時にそりゃそうだと思った。少女がどれくらいの間封印されていたのかは知らないが、それにしたって10年や20年じゃないだろう。風呂場に行くと、ドアも開けっぱのまま、少女はシャワーの流水に怯えて、バスタブの中で縮こまっていた。
「なんじゃこれ……良く分からん金属を捻ったら、水が噴き出してきおった……ワシの知っている風呂とは違うと思ってはおったが、それにしたって進化しすぎじゃろ……」
「あー……神様、よければ俺がお背中流しましょうか?」
「よ、良いのか? な、なら済まないがお願いするのじゃ……」
シャワーを止めて、少女を正面のガラスまで来てもらう。もちろん、少女はすっぽんぽんで色んな部分が丸見えだ。まじまじと見るのは失礼な気がするので、若干目を逸らしながらタッチパネルを押してお湯を出す。古い日本家屋だが、意外と色んな所がリフォームしてあるのだ。
「ふおぉー--!? 板が喋ったのじゃ!?」
「家にはオールインワンのシャンプーしかないから、そこんところは期待しないでね」
「おーるいんわん? なんかよく分からんが、全部旦那様に任せるぞ!」
鏡越しに見える、キュウっと目を閉じてシャワーのお湯を浴びる少女は、大変可愛らしい。俺自身がロリコンの素質があるせいで、そんな少女の様子にすら興奮してきた。はっ! もしや、これも呪いのせいなのか? 後ろから見える白い肌やうなじ、モチモチとしていていくらでも触っていられる体も、全てが愛おしい。しかし、今は我慢だ。まずは、体を洗う方が先である。
「ぬおぉおお……なんじゃこれぇ……目が痛いぞぉ」
「シャンプーハットも無いから、ちゃんと目閉じててね」
ゴシゴシと長い銀髪を洗っていく。女性の髪の洗い方など知らないので、爪にひっかけないように指の腹で擦るぐらいしか出来ない。しかし、下から聞こえてくる少女の声を聞く限り、少なくとも不快ではないようだ。
「なぁぁぁー--♡これ、いいぞぉおおー--♡」
「ちょ、マジで……! そんな声出さないでって!」
「しょんなこと言ってもぉっ♡ 声が洩れちゃうのじゃあっぁ♡」
色っぽい声が、俺のマイサンを刺激する。既に今日、濃ゆいのを一発ぶちかましたというのに、元気なことだ。理性と性欲がせめぎ合いながら、何とか少女の髪を洗い終える。次は、少女の体を洗わなければいけない。しかし、今このプニプニボディに触ってしまえば、俺はきっと自分を抑えられなくなる。
「あ、あの……こっから先は、自分で洗ってもらっても……」
「えぇー-…… ワシは、旦那様に体を洗って欲しいんじゃがなぁ……♡」
「うっ!」
わざとらしく、胸を見せつけながら、甘えた声で挑発してくる。しかし、ここで少女を襲ってしまっては、先ほどの言い訳が立たなくなる。俺はあくまで呪いの影響で暴走していただけで、いつも通りだったら幼女を犯すようなことはしない、という吹けば飛んでしまう僅かなプライドが、飛んで行ってしまうのだ。
「旦那様がその気なら、ワシが手伝ってやろう。些か、旦那様は遠慮気味じゃからな。ワシのことを便利なオナホドールくらいに思えるくらいにまで、堕としてやろうぞ♡」
そう言うと、少女はくるっと回って俺のズボンとパンツをズルズルと下ろし始めた。既に隆起していた引っ張られて、ビンッと少女の前に現れると、彼女はそれを息を荒げながら見上げた。
「あはぁ♡ 旦那様のおちんちん出たのじゃあ♡ 本当はお風呂上がってからにしようと思ってたのじゃが、浴場でと言うのも中々興奮する状況じゃ。では、頂くとするかのぉ♡」
「ちょ、待っ!」
「あーむっ♡♡♡ ほほひくて、ひゃごがはずれしょうなのひゃぁ♡♡♡」
「ぐっ! 刺激強すぎるって……!」
グロテスクなウィンナーを加えた少女は、チロチロと舌を這わせて俺を射精に導こうとしてくる。形だけは抵抗している風にして、その実全く振り払おうとしない俺は、奇しくも先ほどの少女と真反対の立場になっているのだった。
「ひゃんなひゃま? ひもちぃいでひゅか?」
「上手すぎ……! こんなん、すぐ出るって……!」
「♡♡♡♡♡♡」
少女は声を漏らす俺の様子を見て、嬉しそうに舌を躍動させる。とろとろになったその瞳は、ハートマークが浮かんでいるのではと思えるほどに情熱的で、それがさらに俺を昂らせていく。どんどんたまっていく射精感と、風呂場と言う場所での口淫は、俺の理性を破壊して性欲まみれにするには十分すぎた。
「ぶぼっっっっ♡♡♡♡♡♡ ひゅぐ♡♡♡♡♡♡」
「先に誘ったのはそっちだからな! このまま出すぞ!」
「んんんん♡♡♡♡♡♡」
濡れた髪と頭を持って、口の中にドンドン陰茎を入れて、また戻す。また入れて、戻して、また入れて……口の粘膜を削るように少女の口を掘削していくと、今までの自慰行為が何だったのかと思えるほどの快感が襲ってくる。涎と俺のチンカスで口を汚した少女の様子もまた、射精を気持ちよくするためのファクターでしかない。
「ぐぅ……! 搾り取られる……!」
「ふむぅぅぅうううぶぼぉぉおお♡♡♡♡♡♡」
時間にして約二分ほど、それだけの時間で俺は精を全て吐き出した。はちきれんばかりに膨らんだ口の中に、バキバキの管を喉奥まで押し込んで、そのまま白濁液を流し込んだ。以前よりも量が増えているように思えるそれは、何回かに分けられて少女の食道をゆっくりと進んでいく。
「んばっ♡♡♡♡♡♡うへへ……♡♡♡♡♡♡ 旦那様の精子、美味しいのじゃあぁ……♡♡♡♡♡♡」
「はぁっ……! はぁっ……!」
顔を色々なもので汚しながら、俺の精子を味わう少女。その姿にまた、俺は興奮を抑えきれなかった。本当に、性欲は上がっているらしい。一回射精したのに、俺の愚息はまだまだ元気いっぱいだ。少女もスイッチが入っているし、このまま二回戦と行こうか。
確か、蔵の掃除をしていて、それで……あれ? 高そうな箱をを見つけた所までは覚えているのに、そこから先の記憶がない。ただ、とんでもない高揚感と万能感で、空に飛んで行ってしまいそうな気分だったのは体が覚えている。おぼろげながら、自分好みの幼女を犯したような気もするのだが、あれは夢だったのだろうか? いや、きっと夢だったのだろう。
「そりゃそうか。普通、あんなことありえな……」
そこまで言って、俺は部屋の惨状に気付くのだった。生臭い臭いに、近くに散乱した丸まったティッシュ。何より、幸せそうな表情で涎を垂らしている、ほぼ全裸の少女の姿を。混乱しながらも、俺は理解してしまった。年端も行かぬ少女を、この手で、というか自分の愚息で汚してしまったのだと。
「むにゃむにゃ……あれぇ? 旦那様ぁ? うえへぇ、おはようなのじゃ……♡」
「ほんとすいませんでしたぁー-!!?? あれは何というか、なんかおかしくなっていたというか、自分を抑えられなかったというか、とにかく何でもするので許してくださいぁああい!!!」
「うぇ!? な、なんで謝ってるんじゃ!? ちょ、そんな情けない恰好で土下座などするなぁ!?」
完璧に思い出した。俺は興奮した面持ちで、欲望の赴くまま少女を穢した。嫌がる少女に汚らしい口でキスをし、そのままの勢いで挿入した。あの丸まったティッシュと生臭い臭いから、中に出してしまったのだろう。オロオロと狼狽える少女に対する申し訳なさで、死んでしまいたい。
「旦那様、とりあえず面を上げい。ワシはこれっぽちも怒っておらんし、そもそも旦那様がおかしくなったのは、元を辿ればワシのせいなのじゃ。だから、その……旦那様の旦那様を早く仕舞うのじゃ……」
「へ? あ! マジですんません!」
顔を朱に染めた少女にボクサーパンツを差し出され、慌ててそれを受け取る。しかし、この少女は一体何なのだ? 見た目は小学校中学年辺りだが、その落ち着き様も話し方もその限りではない。普通、成人男性から性被害にあった場合、これくらいの年の子なら泣いたり、怯えたりするものだろう。なのに、俺にパンツを手渡してきて、しかもチラチラと俺の俺を見てくる。もしかしてこの少女……
「ち、痴女なのか……!?」
「なななんじゃと!? おい旦那様!? 言っていいことと悪いことがあるじゃろ!?」
「いや、そういえばやけに感じやすかったし、キスしただけでぐちょぐちょになってたし……」
「あ、あれは違うのじゃ……ワシを封印した奴が仕掛けた、質の悪い嫌がらせのせいなのじゃ……」
少女は語る。そもそも、少女の正体は何なのか? 話はそこから始まった。
「ワシは、まぁ厳密に少し違うのじゃが、所謂神様と言う奴じゃ。今でこそ人間一人に組み伏せられて、発情していたとはいえ抵抗も出来ないほどに弱ってしまったがの」
「ほんとすいません……」
「あぁもう! 怒ってないと言うておるじゃろう! 男なら、乙女の一人や二人食ったくらいでクヨクヨするな! ワシの旦那様なのだから、これからはもっと堂々としておれ」
「あの……さっきから俺のこと、旦那様って言ってますけど、それはどういうことですか?」
おぼろげな記憶の中では俺に対する少女の呼び方は、お主だったはずだ。それに、旦那様だなんてまるで夫婦のようじゃないか。
「そのままの意味じゃ。旦那様がワシの中で射精したから、ワシは旦那様の物になってしまった。心の底からこの人の子を孕みたいと思ってしまったからな」
「そ、それってつまり……慰謝料と養育費を払えってことですか!?」
「なんでそうなるんじゃ!? 神が人の子に金など揺する訳無かろう! 心配しなくても、ワシのことは気にしなくてもいい。あり得んだろうが、子を授かったとしても認知する必要もない。問題なのは、ワシじゃなくてワシに仕掛けられた呪いの方じゃ」
理解が追い付かない。少女が実は神様だったとか、俺がいつの間にか童貞どころか少女を娶ることになっているとか、全く訳が分からない。けれども、それを投げることは駄目だ。例え幼い少女に欲情して襲うようなダメ人間でも、取れる責任は取るべきなのだ。それすら出来ないのなら、俺はダメ人間どころか外道にまで成り下がってしまう。それだけは、俺も嫌だ。
「肝心なのはここからじゃ。良いか? ワシを封印していた箱を開けた時、悪趣味な煙が吹き出たじゃろう? あれは、人の欲望を増大させる効果があるんじゃ。一度それを受ければ、聖人であっても邪な行動を抑えることは出来ないじゃろう」
「じゃ、じゃあ……俺があの時、君を襲ったのは仕方のないことだった?」
「だから、最初からそう言っておるじゃろう」
「あぁ~~よがっだぁ~~!!!」
「な、泣くほどワシとするのが嫌じゃったのか……?」
「めちゃくちゃ気持ちよかったし、許されるならいくらでも抱きたいけど、現代社会じゃそれは許されない行為なんだよ……いやぁ、マジで良かったぁ」
安心した。この年でロリコン性犯罪者のレッテルを張られ、死ぬまで汚名を背負ったまま生きるなど、ごめん被る。死ぬほど焦ったが、いざ大丈夫だったと分かった俺は、すっかり安心しきってしまった。続く言葉には、性犯罪者に落ちるより酷な内容がふんだんに盛り込まれているというのに。
「しかし、ワシを襲ったせいで旦那様は呪われた。自らの欲望を膨らませ続け、最後には破滅するじゃろう。それこそが、一番の問題点じゃ」
「……は? 呪い? どゆこと?」
「旦那様は随分と性に飢えておるようじゃから、このままだと性欲を抑えきれずに、最後は女と見れば襲い掛かる悲しき強姦モンスターと成り果てるぞ」
少女は無慈悲にも言葉を続ける。あの時、箱を開けると同時に吸い込んだ煙には、とんでもない呪いが込められていたようだ。その効果は、吸い込んだ者が一番渇望する欲望を、際限なく増幅させるというものだ。要するに、俺は誰かとエロイことするという欲望を青天井で引き揚げ続けられる。
「こればっかりは旦那様が悪いぞ。金や名誉なんぞの即物的なものなら、ワシがどうにかしてやったものを、性欲となると……ワシ一人じゃ到底受け止めきれなくなるな。この前は一発で済んでも、次は二発、次は四発と、終いにはワシ以外も食いたくなるじゃろう」
「つまり……俺は四六時中交尾のことを考え続ける、万年発情期になったってこと? え、ヤバいじゃん。俺昨日まで手も繋いだことのないクソ童貞だったのに、どうすればいいの神様ー!!!」
「簡単な事じゃ。ワシ以外の性交相手を見つければよいのじゃ。そうじゃのぉ……大体100人くらいおれば、流石に打ち止めになるじゃろう」
無理に決まってるだろう!? こちとら年齢イコール彼女どころか女友達すらもいない歴なんだぞ! あ、でも2000万あるし、風俗とかに行けば……
「それと、交尾相手とは少なからず、親愛の情を含んだ相手じゃないと意味がないぞ。もし商売として体を売っている相手と済まそうとしているなら、諦めた方が良い」
「なんでそんな無理難題ばっかり言うんだよぉ!?」
「しょうがないじゃろ。旦那様が満足しないといけないのじゃから、旦那様のこだわりを守らんとな」
うっ……確かに、俺はセックスするなら相手とは好き合っていたいと思っている。金だけの関係でする性行為に、あまり魅力を感じていないのも確かだ。少女はひとしきり話し終えると、体の匂いを嗅いで顔をしかめた。
「さぁ、話は終わりじゃ。湯浴みに行きたいのじゃが、浴場は何処じゃ?」
「部屋を出て曲がって右側……」
「うむ、あまり落ち込むでない。封印を解いてくれた礼もあるし、ワシが全身全霊でサポートしてやるのじゃ。じゃから、そんな顔をするな」
「うぅ……ありがと……」
今この少女が、大変頼もしい。童貞卒業という、今の年齢にしては低すぎる目標を達成したというのに、まさかこんなことになるだなんて……気分は落ち込むばかりだが、これ以上悩んでいても仕方が無い。幸い、少女も協力してくれると言っているのだ。大人の俺がいつまでもウジウジしている場合じゃないだろう。だから気分を入れ替えて――
「ぬわぁー-!? ど、どうなっとるんじゃこれはぁ!?」
「……そういえば、今まで封印されてたんだよな。じゃあ、風呂の使い方も分からないんじゃ……」
少女の大きな声で思考を中断された俺は、しかし同時にそりゃそうだと思った。少女がどれくらいの間封印されていたのかは知らないが、それにしたって10年や20年じゃないだろう。風呂場に行くと、ドアも開けっぱのまま、少女はシャワーの流水に怯えて、バスタブの中で縮こまっていた。
「なんじゃこれ……良く分からん金属を捻ったら、水が噴き出してきおった……ワシの知っている風呂とは違うと思ってはおったが、それにしたって進化しすぎじゃろ……」
「あー……神様、よければ俺がお背中流しましょうか?」
「よ、良いのか? な、なら済まないがお願いするのじゃ……」
シャワーを止めて、少女を正面のガラスまで来てもらう。もちろん、少女はすっぽんぽんで色んな部分が丸見えだ。まじまじと見るのは失礼な気がするので、若干目を逸らしながらタッチパネルを押してお湯を出す。古い日本家屋だが、意外と色んな所がリフォームしてあるのだ。
「ふおぉー--!? 板が喋ったのじゃ!?」
「家にはオールインワンのシャンプーしかないから、そこんところは期待しないでね」
「おーるいんわん? なんかよく分からんが、全部旦那様に任せるぞ!」
鏡越しに見える、キュウっと目を閉じてシャワーのお湯を浴びる少女は、大変可愛らしい。俺自身がロリコンの素質があるせいで、そんな少女の様子にすら興奮してきた。はっ! もしや、これも呪いのせいなのか? 後ろから見える白い肌やうなじ、モチモチとしていていくらでも触っていられる体も、全てが愛おしい。しかし、今は我慢だ。まずは、体を洗う方が先である。
「ぬおぉおお……なんじゃこれぇ……目が痛いぞぉ」
「シャンプーハットも無いから、ちゃんと目閉じててね」
ゴシゴシと長い銀髪を洗っていく。女性の髪の洗い方など知らないので、爪にひっかけないように指の腹で擦るぐらいしか出来ない。しかし、下から聞こえてくる少女の声を聞く限り、少なくとも不快ではないようだ。
「なぁぁぁー--♡これ、いいぞぉおおー--♡」
「ちょ、マジで……! そんな声出さないでって!」
「しょんなこと言ってもぉっ♡ 声が洩れちゃうのじゃあっぁ♡」
色っぽい声が、俺のマイサンを刺激する。既に今日、濃ゆいのを一発ぶちかましたというのに、元気なことだ。理性と性欲がせめぎ合いながら、何とか少女の髪を洗い終える。次は、少女の体を洗わなければいけない。しかし、今このプニプニボディに触ってしまえば、俺はきっと自分を抑えられなくなる。
「あ、あの……こっから先は、自分で洗ってもらっても……」
「えぇー-…… ワシは、旦那様に体を洗って欲しいんじゃがなぁ……♡」
「うっ!」
わざとらしく、胸を見せつけながら、甘えた声で挑発してくる。しかし、ここで少女を襲ってしまっては、先ほどの言い訳が立たなくなる。俺はあくまで呪いの影響で暴走していただけで、いつも通りだったら幼女を犯すようなことはしない、という吹けば飛んでしまう僅かなプライドが、飛んで行ってしまうのだ。
「旦那様がその気なら、ワシが手伝ってやろう。些か、旦那様は遠慮気味じゃからな。ワシのことを便利なオナホドールくらいに思えるくらいにまで、堕としてやろうぞ♡」
そう言うと、少女はくるっと回って俺のズボンとパンツをズルズルと下ろし始めた。既に隆起していた引っ張られて、ビンッと少女の前に現れると、彼女はそれを息を荒げながら見上げた。
「あはぁ♡ 旦那様のおちんちん出たのじゃあ♡ 本当はお風呂上がってからにしようと思ってたのじゃが、浴場でと言うのも中々興奮する状況じゃ。では、頂くとするかのぉ♡」
「ちょ、待っ!」
「あーむっ♡♡♡ ほほひくて、ひゃごがはずれしょうなのひゃぁ♡♡♡」
「ぐっ! 刺激強すぎるって……!」
グロテスクなウィンナーを加えた少女は、チロチロと舌を這わせて俺を射精に導こうとしてくる。形だけは抵抗している風にして、その実全く振り払おうとしない俺は、奇しくも先ほどの少女と真反対の立場になっているのだった。
「ひゃんなひゃま? ひもちぃいでひゅか?」
「上手すぎ……! こんなん、すぐ出るって……!」
「♡♡♡♡♡♡」
少女は声を漏らす俺の様子を見て、嬉しそうに舌を躍動させる。とろとろになったその瞳は、ハートマークが浮かんでいるのではと思えるほどに情熱的で、それがさらに俺を昂らせていく。どんどんたまっていく射精感と、風呂場と言う場所での口淫は、俺の理性を破壊して性欲まみれにするには十分すぎた。
「ぶぼっっっっ♡♡♡♡♡♡ ひゅぐ♡♡♡♡♡♡」
「先に誘ったのはそっちだからな! このまま出すぞ!」
「んんんん♡♡♡♡♡♡」
濡れた髪と頭を持って、口の中にドンドン陰茎を入れて、また戻す。また入れて、戻して、また入れて……口の粘膜を削るように少女の口を掘削していくと、今までの自慰行為が何だったのかと思えるほどの快感が襲ってくる。涎と俺のチンカスで口を汚した少女の様子もまた、射精を気持ちよくするためのファクターでしかない。
「ぐぅ……! 搾り取られる……!」
「ふむぅぅぅうううぶぼぉぉおお♡♡♡♡♡♡」
時間にして約二分ほど、それだけの時間で俺は精を全て吐き出した。はちきれんばかりに膨らんだ口の中に、バキバキの管を喉奥まで押し込んで、そのまま白濁液を流し込んだ。以前よりも量が増えているように思えるそれは、何回かに分けられて少女の食道をゆっくりと進んでいく。
「んばっ♡♡♡♡♡♡うへへ……♡♡♡♡♡♡ 旦那様の精子、美味しいのじゃあぁ……♡♡♡♡♡♡」
「はぁっ……! はぁっ……!」
顔を色々なもので汚しながら、俺の精子を味わう少女。その姿にまた、俺は興奮を抑えきれなかった。本当に、性欲は上がっているらしい。一回射精したのに、俺の愚息はまだまだ元気いっぱいだ。少女もスイッチが入っているし、このまま二回戦と行こうか。
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