異世界に転生した織田信長

プロローグ

本能寺
　
　燃え上がる本能寺、その中に一人の男がいた名を織田信長と言う、天下統一まで後わずかと言う所だった
　
　信長　おのれ光秀、謀反を起こすとは、だが‥‥家臣に裏切られるほどの器の男だったのか我は
　
　柱がまた燃えながらまた一本また一本と倒れていく
　
　信長　人間五十年、下天の内をくらべれば、夢幻の加くなり
　
　信長は最後と言うのに舞を踊っていた
　
　信長　我も終わるか天下統一まであとわずかであった、どのものが天下統一をなすかあの世で見届けよう
　
　全ての柱が倒れて瓦礫の下となりの信長は生涯を終えたはずであった


　信長　ぬ、ここは、一体
　
　信長は見たこともない場所に女性に抱かれていた
　
　信長　動けぬ、それにこのもの大きい
　
　初めまして、私の赤ちゃん私がママよ
　
　信長　何だと我は赤ん坊になっているのか
　
　母　あなたの名前は、リオン、リオンよ
　
　信長　我は此所では、リオンと言うのか
　
　母　もおすぐお父さんが帰って来るから
　
　ガタンと扉を開けた音がしたそして一人の男が笑いながら走ってきた
　
　父　ただいま、ん目が開けたんだな
　
　母　ええ、先ほど
　
　リオン　ふむ、この男が父か
　
　父　やあ、我が子よ
　
　リオン　ふむ、この家は仲がいいのか今世は、普通の人として生きてみるか
　
　父　おおー、笑った
　
　母　あら、本当に
　
　リオン　笑っているのか