私の恋人は異母兄で聖騎士団団長の凄い人

影葉 柚希

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9章

71話「戻りたい、そう願う心に従って/R18」

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 ティクス国に戻ってすぐにアレスは神殿に連れて行かれて天使達とフィンの協力の元、身体の汚れを浄化してもらい屋敷に帰された。同時にハルウッド達にランスロットから暫く仕事を頼むと告げられてアレスのケアに回る事も告げられていた。
 屋敷に戻ったランスロットは執事の男性に暫くアレスの部屋には近寄らない様に告げて、アレスの部屋に向かう。アレスは部屋の中でネグリジェの姿で窓辺に立っていた。
「アレス」
「お帰りなさい……」
「身体を冷やす、こっちに来なさい」
「はい……」
 鎧のままでアレスを呼び寄せる。アレスもまた静かにランスロットの元に向かう為に窓辺から離れて近付く。
 ランスロットは傍に来たアレスを抱き寄せるとそのまま安心した様に息を吐き出す。アレスの温もりをようやくこの腕の中に感じれて安心を今やっとしたという事を感じる。
 アレスの手がランスロットの鎧を脱がしていく。別に当たり前の事をアレスはしているだけだと考えていたランスロットの耳にアレスの震える声が入ってくる。
「ランスロットが……無事で良かった……」
「アレス……」
「ランスロットの事が大好きで、大事で、何よりも愛おしいから……だから、私が時間を稼いでなんとか出来ればって……その想いだけでラオンの元に行った……でも、結果として私は穢されてしまった……こんな穢れた女じゃ愛される資格はない……」
 アレスの心にも魂にも深いダメージと傷痕が残っている。ランスロットの身体がインナー姿になるとアレスは涙を浮かべたまま鎧を部屋のテーブルに置きに行く。
 ランスロットの身体に触れるのも怯えているのは鎧を外している時から気付いていた。だが、ランスロットの身体に触れていいのは間違いもなくアレスだけだとアレスは気付いていない。
 そっとアレスの身体を背後から抱き締める。その触れ合いにもアレスは身体を震わせて戸惑いを見せる。
「アレス……」
「ダメッ……こんな穢れた身体を愛さないで……っ」
「上書きするんだ。お前が穢れた事実は俺が綺麗にしてやる。お前を愛しているのは誰でもない……俺だ」
「ランスロットっ……あっ……」
 ランスロットの右手がアレスの豊満な乳房に触れる。下着を付けていないアレスの乳房はすぐにランスロットの右手の指を受け入れて柔らかな弾力で指の形が食い込む。
 左手はアレスの腰から尻を撫でで性感帯を刺激していく、それと同時にランスロットの唇がアレスの右耳を挟んで甘噛みし始める。それだけでランスロットの手による快感を教え込まれていたアレスの身体は最奥に熱を灯し始める。
「あっあ……ら、んすろ……ひゃあ……」
「アレス、下も付けてないのか?」
「下は、っん……履いてないのっ……」
「そんなに俺に愛されたかったか。可愛らしい……たっぷりとお仕置きも兼ねて愛してやらないとな……ベッドがいいか、窓辺がいいか選べ」
「あっあっ、べ、ベッドに行かせてっ……あぁ……っあん」
 ベッドを望むアレスにアレスの身体を抱き上げてベッドに寝かしたランスロットの両手が、アレスのネグリジェを脱がすと生まれたままの姿にする。乳房もハリがあって上向きで、両足を掴んで開かせれば蜜壺には生い茂っている陰毛も確認できる。
 アレスの両足を限界まで開かせたランスロットは天蓋のレースを止める紐を取り外して、柱とアレスの両足首を結んで開脚を固定する。これにアレスは抵抗するでも反論するでもなく、期待に満ちた瞳でランスロットの行動を見守る。
 これだけの事で蜜壺はジワリと濡れ始め、陰毛も愛液で光を帯びている。ランスロットの顔が蜜壺へと寄せられてペロリ、蜜壺を舐めていく。
「あぁ……そんな、舐めたら汚いっ」
「こんなに濡らしている場所を舐めて何が悪い? それに、ここはもうこんなにぷっくりとしているじゃないか」
「あっあっ、ダメダメっ……そこは舐めちゃダメェ」
 ランスロットの舌先は蜜壺の上部にある秘豆を刺激する。レロレロと舐めながら次第にぷっくりしてくる秘豆にランスロットの舌先が押し付けられて強い刺激を与えていく。
 必死に達しない様に我慢しているアレスも腰がくねくねと揺れながら足を閉じれない為に、腰が動くのは致し方ない。そして、蜜壺からは愛液がトロトロ溢れ流れてシーツを汚していく。
「アレスのここは物足りないんだな……だが、そう簡単にイかせたらご褒美になってしまうな?」
「はぁ、はぁ……お、仕置きして……下さい……」
「いい子だ。そうだな……少しこれでも入れて中の締め付けを取り戻してもらうか」
 ランスロットの手に握られているのはランスロットの肉棒よりも少し小さいが、立派な男の性器を模った木具だった。それを遠慮もなくアレスの蜜壺に挿入して固定する為に固定ベルトをアレスの下半身に装着させる。
 アレスは難なく木具を飲み込み、締め付けをしながらも動かない木具では達する事は出来なくても、圧迫感から蜜壺に男を感じる事を味わっていた。そして、足の紐を解かれて身体を起こすと同時に蜜壺の木具が角度を変えて蜜壺を刺激する。
「あぁぁぁ……これっ、辛いっ……」
「お仕置きなんだ、それで我慢しなさい。さて、下の口は満員だ。上の口を使わないといけないな?」
「はぁん……ご奉仕、させて下さい……」
「なら立ってこっちに来なさい」
 アレスはベットから立つだけで蜜壺の木具が存在感を示す。だが、それに負けない様にしながらランスロットの立つ窓辺に行くと、ランスロットは窓を解放してテラスにアレスを誘った。
 テラスに裸で、しかも固定具を付けたアレスが出ると間違いなく使用人からも見られるしなんなら市内巡回中の騎士達が見付ける可能性もある。そんな状況にアレスの身体は興奮をし始めて、蜜壺から愛液が流れ落ちる。
「興奮しているのか? 変態だな。外でこれから奉仕するってだけで愛液を垂れ流しにするなんて」
「はぁ、っあ……見られちゃってもいいから……ランスロットにご奉仕させて……こんな変態な女でも愛して……?」
 ランスロットは手摺りに寄り掛かりアレスを自分の股間前に座らせる。アレスは座るとランスロットのズボンから下着を降ろして自分を愛してくれる肉棒を取り出すと、まずは両手を使って硬さを持たせる為に扱き始める。
 根元から竿を扱きつつ、徐々に硬さを持ち始めて来れば先端に唇を寄せてチュッチュッと口付けをしながら愛情を示していく。その間も蜜壺からは愛液がダラダラと垂れ流し状態ではあるが。
 先端から中間地点まで口に含めば、ジュポジュポと音を立てながらバキュームしつつフェラをしていく。だが、思っている以上にランスロットの肉棒は膨張しないで先走りも出さない事に気付いたアレスは一生懸命奉仕を続けていく。
「はむっ、んんっ、くんっ」
「暫く振りに性行為だから簡単には出さないぞ。禁欲していたのもあって感度が悪くなっているんだ」
「はっん、頑張る、から……気持ちよくなるまで、私のお口を使って下さいっ」
 アレスは頬肉に肉棒を押し当てたり、喉奥にて吸い上げたり、口に入らない部分は手で扱いたりしながら必死に感じさせていく。そして、先走りが出始めるとゴクゴクと喉を鳴らしながら嬉しそうに飲んでいく。
 ランスロットの右手と左手がアレスの頭に添えられて固定されると、ランスロットの腰が前後に動き始める。アレスは喉を突かれる快感に小さく達して蜜壺からは愛液がプシャっと出て木具をギュウっと締め付けていた。
 腰を前後に揺らすランスロットの肉棒を必死に味わうアレスにランスロットの瞳には支配欲が満ち始めていた。そして、ランスロットの肉棒はパンパンに膨らみ射精に入り始める。
 アレスもそれを感じ取り、雌としてランスロットの肉棒に一気に喉の奥を使って吸い付いた。それによりランスロットの肉棒からは大量の濃い液体がアレスの咥内に吐き出される。
「んぐんぐっ……ぷはっ……美味しかった……です」
「ははっ、まだ物足りないだろう? 手摺りに両手をついて尻を出せ」
「はいっ」
 言われた通りに立ち上がり手摺りに両手を置いて尻を差し出すアレスの固定具を外したと同時にゴトンと木具が蜜壺から落ちて蜜壺はパクパクと収縮を繰り返しながら、ランスロットの肉棒を求めているのが分かる。ランスロットは肉棒を蜜壺に一気に挿入してアレスの口に手を添えて声を遮断させると蜜壺の締まりが良くなった。
「ほら、もっと俺の手を噛む勢いで喘がないと俺が満足しないぞ」
「ふっ、んんっ、ふぁぁ!」
 パンパンと腰同士がぶつかる音に合わせてアレスのたわわな乳房が揺れる。後ろから突き上げているランスロットの両手がアレスの細腰に添えられて、しっかりと打ち付ける腰に合わせて尻の肉もタプンと揺れる。
 口から手を離すとアレスは呼吸をしてから甲高い甘い声でランスロットの名を呼び続ける。それがなんとも嬉しく感じられてランスロットの肉棒はまた最大にまで膨らみを持ち、そして、勢いを付けて抽挿を繰り返す。
「あっあっ、ランスロット! ランスロット!」
「アレスっ」
「あっ、ダメ! イク! イッちゃう! イッちゃうの!」
「何回だってイケばいい。何回だって抱いてやるから」
「あっあっあっ……あぁぁぁ!」
「っ……くっ!」
 アレスが達すると同時にランスロットの肉棒から2度目の液体が大量にアレスの子宮内に注がれる。最期の1滴まで注ぐ様に腰を打ち付けるとアレスの中から肉棒を引き抜く。
 ズルズルと床に座り込んで息をしているアレスの座った場所にはランスロットの肉棒から吐き出された液体とアレスの愛液が混ざった液体が広がっている。それを満足そうに見つめたランスロットは軽く呼吸を整えてアレスを抱き上げる。
 されるがままになっているアレスをベッドに寝かせると、アレスのまだピクピクとしている蜜壺にまた肉棒を差し込み愛し始めるランスロット。アレスも身体の限界が来るまでランスロットの事を愛し続ける。
 月が沈み始める夜明け。夜から始まった性行為は朝方まで休みもなく続けられて、アレスは当然の様に意識を失い今は眠っている。
「……」
「明日も愛してやるからな……」
 アレスにそう告げて腕枕で眠るアレスを抱き締めたランスロットの瞳には誰よりも優しい感情の光が宿っていた。そして、アレスの魂と心に残されていた傷痕は徐々にランスロットの愛情を受けて癒されていくのであった――――。
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