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11章
84話「男として、お前だけを愛する」
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ティクス国に戻ってきてからは市民達の帰国も徐々に行われ始めていた。アレスはティナとの再会を喜び、そして、ハルウッドとティナの式が挙がる事についての報告を受けて、より一層喜びを見せる。
ランスロットもハルウッドからティナとの結婚を報告されて、上司として参列してほしいとの願いを受けてアレスと共に騎士団の代表として参列する事に決める。その結婚式の前夜、アレスとランスロットは屋敷内でフィンからある物を教わっていた。
「この部分でこれを使います」
「この部分で……あれ? おかしくなっちゃう」
「こっちをこうして……ん?」
「難しく考えないで2人とも。これは心が込められていればしっかり出来ますから。あとは形を整えて。そうそう、上手ですよ」
フィンから習っていたのは香りの高いソープの詰め合わせギフトパックのラッピング。ティナがアレスからいい香りのする事から何のソープを使っているのか? と聞かれたアレスが答えたらそれが欲しいと言っていたのをアレスが覚えていたので、そのソープの詰め合わせをランスロットと2人でギフトパックにして贈ろうと考えたのである。
フィンは2人がそれぞれのセンスでラッピングした箱に天使のロドを込めて祝福の魔法を掛けておく。これで祝いの品は完成したのでフィンが微笑みながら2人を労った。
「頑張りましたね。明日はきっと喜ばれますよ」
「お婆様のお陰です。ありがとうございます」
「ありがとうお婆様。ティナの結婚式、どんなに素敵な式なんだろう……」
「アレスとランスロットは式を挙げないのですか?」
「その事も含めてお婆様にご相談が。やはり赤ん坊が生まれる前に挙げたがいいのでしょうか?」
「そうですねぇ……ドレスを着せたいのであれば安定期に入ってからでもいいとは思います。お腹の部分が目立つのは悪い事ではありませんし。ただ、妊娠した身体で長時間の行動はあまりお勧めは出来ませんが」
「そうなると、やっぱり出産してから挙げたがいいんだろうね。子供にも私達の式を受け入れて欲しいし」
「そうだな……」
ランスロットは腕を組んで窓の外を眺める。何かを考えている時のランスロットだとフィンもアレスも知っているから何も言わないで見守っていた。
そして、ハルウッドとティナの結婚式の当日。フィンの見送りを受けてアレスはクリーム色のワンピース、ランスロットはネイビーカラーのタキシードを着て式に参列する。
教会のベンチに座って新郎新婦の入場を待っている間もアレスを始めとする女性陣達はソワソワとしている。ランスロットはそんなアレスの手を優しく握り締めて落ち着く様に言い聞かせていると教会のドアが静かに開かれて、純白のタキシード姿のハルウッドと純白のウェディングドレスのティナが入場してくる。
バージンロードを歩いて行く2人をアレスとランスロットは静かに見守り、2人の式を最後まで見届けた。ブーケトスでは風が邪魔をするでもなく高くまで上がり、そして、キャッチした友人の女性が嬉しそうにブーケを抱き締める。
アレスとランスロットは控室に戻って行ったハルウッドとティナの元に向かい、2人に祝いの言葉を掛ける。夫婦になった2人は微笑みながらその言葉を受け取るのだった。
「おめでとう。こうして君達の祝いの場に立ち合えて嬉しい」
「ありがとうございます。ランスロット様やアレス嬢が参列してくれて私達も嬉しく思います」
「良かったねティナ。とても綺麗だったよ」
「アレスも来てくれてありがとうございます。まさか、こんなに素敵な日を迎えられるとは思いませんでしたわ……。ハルウッド様の伴侶としてこうして共にあれる事、こんなにも幸せなのですね」
ティナの肩に腕を回して抱き寄せるハルウッドの横顔は男から見てもカッコイイと言える程に輝いている、そうランスロットとアレスは見ていた。少し会話をしていたが、そろそろ2人には着替えがあるのでランスロットとアレスは辞して屋敷に戻る事にした。
馬車の中でランスロットとアレスは今日の式について色々と話し合っていた。自分達の式についてアレスはある願いを口にする。
「私ね、昔からどうしても結婚式では叶えたい事があるんだ」
「なんだいそれは」
「私のドレスを愛する人の手でデザインしてもらいたいの。一生に一度の結婚式だから、最高の愛情が込められたドレスで式を迎えたいの」
「そうなると、俺がアレスのドレスをデザインしていいのか?」
「お願いしてもいい? 私の事を一番愛してくれているランスロット色のドレスに包まれて、式を迎えたい」
「それじゃ今の内から色々とデッサンしておかないといけないな。俺の好みで染め上げたアレスを妻にする……男からしたら最高の花嫁じゃないか」
「ふふっ、ランスロット色の妻でありたいから……叶えさせて?」
「お望みのままに我が姫」
馬車の中でランスロットはアレスの右手を掴んで口元に持って行けば指先に口付けて約束する。そして、屋敷に戻った2人はまずは普段着に着替えるとしてそれぞれの自室に向かう。
ランスロットはアレスのドレスをデザインする為に今のウェディングドレスのデザインを知る為に、執事の男性に頼んでデザインが揃った見せのリストアップを頼んだ。自分の好みに仕上がったドレスを着て、そして、身も心も染められた女を妻にするのは男であるランスロットにはたまらなく幸福に近い。
そこにルトが久々に姿を見せる、しかし、子猫の姿ではなかった。本来の姿であろう神獣の姿で窓から入ってくるルトにランスロットは苦笑する。
「初めてお前の本当の姿を見たな。今までの何処にいたんだ? 心配したぞ」
『ランスロット。少し厄介な事になった』
「……なにがあった?」
『神々の1人がラオンの魂を消滅させた』
「……それは喜ばしい事じゃないのか?」
『その神が問題なのだ。その神は……バルキットの存在を認めるべきだと言っている保身派の神なのだ』
ルトの言葉で分かったのは、保身派の神がラオンの魂を消滅させてバルキットの存在を受け入れようとしている事。それが本当であるなら少々、いや、かなり危険ではある。
それが他の神々が受け入れてしまえばバルキットの存在は神々の公認になって、ガハランド大陸において恐怖の時代が訪れる事に繋がるからだ。その果てにランスロットの肉体が奪われてしまう事にも繋がるのだが。
「今、他の神々はどうしている? 保身の神に同調しているのか?」
『他の神々はその保身の神を諫めている。だが、どうにか先手を打たねばこのままではいつ保身の神が暴走するか検討が出来ん』
「ラオンの存在が消えた今、バルキットの存在が俺達の敵である事は確定した。神々の天上界に反乱が起こる前にバルキットの存在を消滅させる必要があるだけの話だ」
『そのバルキットの存在を確認出来るのは異界のあの塔だ。あの塔は間違いなく死者の塔だ。その最上階にバルキットの存在を感じる』
「それさえ分かれば後は進軍するだけの話だ。俺達はまだ負けるとか決まっている訳じゃない」
ランスロットの言葉にルトは長い尻尾を揺らしてランスロットの足下に身体を寄せる。ルトのフワフワの背中の毛を撫でるランスロットの瞳には未来を見据えていた。
――――
「それじゃランスロット、私はルトと共に一度天上界に行って様子を見てきます。アレスには所用で離れていると伝えておいて下さい」
「はい。すみませんがよろしくお願いします。お気を付けて」
『では行くぞ。行ってくる』
ランスロットはフィンにルトが持ち帰った情報を共有して天上界の事を調べてもらう事にした。アレスは今バスタイムらしく、今ならフィンがいなくなっても気付かないという事で見送った。
アレスがランスロットの自室を訪ねてきたのはフィン達が天上界に向かって1時間後。アレスも異変に気付きランスロットにフィンの行方を尋ねに来たのである。
「ランスロット、お婆様の姿が無いのだけれど……?」
「あぁ、お婆様ならルトが迎えに来て天上界に所用で行かれている。何でも天使の話し合いがあるそうだ」
「あぁ、そうなんだね。良かった……お婆様がまた天使として天上界に行けるのは私は嬉しいな」
「アレスは本当にお婆様が大好きなんだな」
「だって……ランスロットと私がこうして出逢えたのはお婆様がお爺様を愛して、お父様を産んでくれた事がキッカケなんだよ? そのキッカケをくれた人を大事にしたいのはいけない事?」
「いや、アレスのそういう所は好ましいよ」
「あ、ありがとう」
ランスロットの言葉に照れてしまうアレスにランスロットの心は酷く愛情に満たされていく。この存在を守れる為なら何だってすると決めているランスロットの心を癒すのはいつだってアレスなのだ。
アレスに手招きして近付いてきたアレスをランスロットは優しく抱き上げてベッドに座らせると足元に片膝をついて見上げる。下から見上げられる感覚に慣れてないアレスは戸惑いながらもランスロットの瞳を見つめる。
「アレス、俺は男として誓おう。男として、お前だけを愛する事を」
「ランスロット……」
「だから、お前を守る為に知らせない事があったとしても信じて欲しい。それが結果としてアレスと、お腹の子供の為である事を」
「……分かった。信じていていいんだよね?」
「あぁ、信じてくれればいい。必ず俺は、俺の愛情がアレスの心を、未来を守る事になるって」
「それじゃ私はちゃんとランスロットの愛情を信じて待ってて、そして、受け止めていればいいのね。……自信はないけれど、それでランスロットの愛情を受けれるなら我慢してみる」
アレスはそういってランスロットの髪に触れて撫でる。その手に優しさと愛情を感じてランスロットの心は満たされていく。
フィンが翌日の深夜に天上界から持ち帰ってきた情報と神々の言葉を聞いたランスロットの心は決まる。アレスとお腹の子供、そして、このガハランド大陸の未来を守る為にランスロットの心は死者の塔にいるといわれているバルキットとの最終決戦への準備に取り掛かる事を決める。
天上界、ガハランド大陸、異界、この3つの世界が繰り広げる世界の未来とは――――?
ランスロットもハルウッドからティナとの結婚を報告されて、上司として参列してほしいとの願いを受けてアレスと共に騎士団の代表として参列する事に決める。その結婚式の前夜、アレスとランスロットは屋敷内でフィンからある物を教わっていた。
「この部分でこれを使います」
「この部分で……あれ? おかしくなっちゃう」
「こっちをこうして……ん?」
「難しく考えないで2人とも。これは心が込められていればしっかり出来ますから。あとは形を整えて。そうそう、上手ですよ」
フィンから習っていたのは香りの高いソープの詰め合わせギフトパックのラッピング。ティナがアレスからいい香りのする事から何のソープを使っているのか? と聞かれたアレスが答えたらそれが欲しいと言っていたのをアレスが覚えていたので、そのソープの詰め合わせをランスロットと2人でギフトパックにして贈ろうと考えたのである。
フィンは2人がそれぞれのセンスでラッピングした箱に天使のロドを込めて祝福の魔法を掛けておく。これで祝いの品は完成したのでフィンが微笑みながら2人を労った。
「頑張りましたね。明日はきっと喜ばれますよ」
「お婆様のお陰です。ありがとうございます」
「ありがとうお婆様。ティナの結婚式、どんなに素敵な式なんだろう……」
「アレスとランスロットは式を挙げないのですか?」
「その事も含めてお婆様にご相談が。やはり赤ん坊が生まれる前に挙げたがいいのでしょうか?」
「そうですねぇ……ドレスを着せたいのであれば安定期に入ってからでもいいとは思います。お腹の部分が目立つのは悪い事ではありませんし。ただ、妊娠した身体で長時間の行動はあまりお勧めは出来ませんが」
「そうなると、やっぱり出産してから挙げたがいいんだろうね。子供にも私達の式を受け入れて欲しいし」
「そうだな……」
ランスロットは腕を組んで窓の外を眺める。何かを考えている時のランスロットだとフィンもアレスも知っているから何も言わないで見守っていた。
そして、ハルウッドとティナの結婚式の当日。フィンの見送りを受けてアレスはクリーム色のワンピース、ランスロットはネイビーカラーのタキシードを着て式に参列する。
教会のベンチに座って新郎新婦の入場を待っている間もアレスを始めとする女性陣達はソワソワとしている。ランスロットはそんなアレスの手を優しく握り締めて落ち着く様に言い聞かせていると教会のドアが静かに開かれて、純白のタキシード姿のハルウッドと純白のウェディングドレスのティナが入場してくる。
バージンロードを歩いて行く2人をアレスとランスロットは静かに見守り、2人の式を最後まで見届けた。ブーケトスでは風が邪魔をするでもなく高くまで上がり、そして、キャッチした友人の女性が嬉しそうにブーケを抱き締める。
アレスとランスロットは控室に戻って行ったハルウッドとティナの元に向かい、2人に祝いの言葉を掛ける。夫婦になった2人は微笑みながらその言葉を受け取るのだった。
「おめでとう。こうして君達の祝いの場に立ち合えて嬉しい」
「ありがとうございます。ランスロット様やアレス嬢が参列してくれて私達も嬉しく思います」
「良かったねティナ。とても綺麗だったよ」
「アレスも来てくれてありがとうございます。まさか、こんなに素敵な日を迎えられるとは思いませんでしたわ……。ハルウッド様の伴侶としてこうして共にあれる事、こんなにも幸せなのですね」
ティナの肩に腕を回して抱き寄せるハルウッドの横顔は男から見てもカッコイイと言える程に輝いている、そうランスロットとアレスは見ていた。少し会話をしていたが、そろそろ2人には着替えがあるのでランスロットとアレスは辞して屋敷に戻る事にした。
馬車の中でランスロットとアレスは今日の式について色々と話し合っていた。自分達の式についてアレスはある願いを口にする。
「私ね、昔からどうしても結婚式では叶えたい事があるんだ」
「なんだいそれは」
「私のドレスを愛する人の手でデザインしてもらいたいの。一生に一度の結婚式だから、最高の愛情が込められたドレスで式を迎えたいの」
「そうなると、俺がアレスのドレスをデザインしていいのか?」
「お願いしてもいい? 私の事を一番愛してくれているランスロット色のドレスに包まれて、式を迎えたい」
「それじゃ今の内から色々とデッサンしておかないといけないな。俺の好みで染め上げたアレスを妻にする……男からしたら最高の花嫁じゃないか」
「ふふっ、ランスロット色の妻でありたいから……叶えさせて?」
「お望みのままに我が姫」
馬車の中でランスロットはアレスの右手を掴んで口元に持って行けば指先に口付けて約束する。そして、屋敷に戻った2人はまずは普段着に着替えるとしてそれぞれの自室に向かう。
ランスロットはアレスのドレスをデザインする為に今のウェディングドレスのデザインを知る為に、執事の男性に頼んでデザインが揃った見せのリストアップを頼んだ。自分の好みに仕上がったドレスを着て、そして、身も心も染められた女を妻にするのは男であるランスロットにはたまらなく幸福に近い。
そこにルトが久々に姿を見せる、しかし、子猫の姿ではなかった。本来の姿であろう神獣の姿で窓から入ってくるルトにランスロットは苦笑する。
「初めてお前の本当の姿を見たな。今までの何処にいたんだ? 心配したぞ」
『ランスロット。少し厄介な事になった』
「……なにがあった?」
『神々の1人がラオンの魂を消滅させた』
「……それは喜ばしい事じゃないのか?」
『その神が問題なのだ。その神は……バルキットの存在を認めるべきだと言っている保身派の神なのだ』
ルトの言葉で分かったのは、保身派の神がラオンの魂を消滅させてバルキットの存在を受け入れようとしている事。それが本当であるなら少々、いや、かなり危険ではある。
それが他の神々が受け入れてしまえばバルキットの存在は神々の公認になって、ガハランド大陸において恐怖の時代が訪れる事に繋がるからだ。その果てにランスロットの肉体が奪われてしまう事にも繋がるのだが。
「今、他の神々はどうしている? 保身の神に同調しているのか?」
『他の神々はその保身の神を諫めている。だが、どうにか先手を打たねばこのままではいつ保身の神が暴走するか検討が出来ん』
「ラオンの存在が消えた今、バルキットの存在が俺達の敵である事は確定した。神々の天上界に反乱が起こる前にバルキットの存在を消滅させる必要があるだけの話だ」
『そのバルキットの存在を確認出来るのは異界のあの塔だ。あの塔は間違いなく死者の塔だ。その最上階にバルキットの存在を感じる』
「それさえ分かれば後は進軍するだけの話だ。俺達はまだ負けるとか決まっている訳じゃない」
ランスロットの言葉にルトは長い尻尾を揺らしてランスロットの足下に身体を寄せる。ルトのフワフワの背中の毛を撫でるランスロットの瞳には未来を見据えていた。
――――
「それじゃランスロット、私はルトと共に一度天上界に行って様子を見てきます。アレスには所用で離れていると伝えておいて下さい」
「はい。すみませんがよろしくお願いします。お気を付けて」
『では行くぞ。行ってくる』
ランスロットはフィンにルトが持ち帰った情報を共有して天上界の事を調べてもらう事にした。アレスは今バスタイムらしく、今ならフィンがいなくなっても気付かないという事で見送った。
アレスがランスロットの自室を訪ねてきたのはフィン達が天上界に向かって1時間後。アレスも異変に気付きランスロットにフィンの行方を尋ねに来たのである。
「ランスロット、お婆様の姿が無いのだけれど……?」
「あぁ、お婆様ならルトが迎えに来て天上界に所用で行かれている。何でも天使の話し合いがあるそうだ」
「あぁ、そうなんだね。良かった……お婆様がまた天使として天上界に行けるのは私は嬉しいな」
「アレスは本当にお婆様が大好きなんだな」
「だって……ランスロットと私がこうして出逢えたのはお婆様がお爺様を愛して、お父様を産んでくれた事がキッカケなんだよ? そのキッカケをくれた人を大事にしたいのはいけない事?」
「いや、アレスのそういう所は好ましいよ」
「あ、ありがとう」
ランスロットの言葉に照れてしまうアレスにランスロットの心は酷く愛情に満たされていく。この存在を守れる為なら何だってすると決めているランスロットの心を癒すのはいつだってアレスなのだ。
アレスに手招きして近付いてきたアレスをランスロットは優しく抱き上げてベッドに座らせると足元に片膝をついて見上げる。下から見上げられる感覚に慣れてないアレスは戸惑いながらもランスロットの瞳を見つめる。
「アレス、俺は男として誓おう。男として、お前だけを愛する事を」
「ランスロット……」
「だから、お前を守る為に知らせない事があったとしても信じて欲しい。それが結果としてアレスと、お腹の子供の為である事を」
「……分かった。信じていていいんだよね?」
「あぁ、信じてくれればいい。必ず俺は、俺の愛情がアレスの心を、未来を守る事になるって」
「それじゃ私はちゃんとランスロットの愛情を信じて待ってて、そして、受け止めていればいいのね。……自信はないけれど、それでランスロットの愛情を受けれるなら我慢してみる」
アレスはそういってランスロットの髪に触れて撫でる。その手に優しさと愛情を感じてランスロットの心は満たされていく。
フィンが翌日の深夜に天上界から持ち帰ってきた情報と神々の言葉を聞いたランスロットの心は決まる。アレスとお腹の子供、そして、このガハランド大陸の未来を守る為にランスロットの心は死者の塔にいるといわれているバルキットとの最終決戦への準備に取り掛かる事を決める。
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