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青銅騎士は花冠の美女を救う〜王女は恋に堕ちない〜
2)妖怪と呼ばれた老獪*
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グラゼル・メイヤール侯爵は邸の自室で小さな鳥籠型の魔導具を眺めていた。
「話を聞いた時には眉唾物だと思っていたが、こいつは大した物だ」
先王スタインと現王ヘンリーに宰相として仕えたグラゼルは、現在は身を引き一侯爵として過ごしている。
「摩訶不思議だがコレの効果は抜群だ」
宰相時代グラゼルは、愛娘の出奔で腑抜けたスタインに代わって政務を取り仕切り、謁見希望者と接見して権勢を振るっていた。
「権力にすり寄る下劣な輩だが貢物は極上だな」
鳥籠からキラキラした謎の小石を取り出す。
「グフフ、これで後継者問題も解決出来そうだ」
引退して十年近く経ち、六十歳を目前にしたグラゼルは近年精力の衰えに悩んでいた。
「ヘイブンさえまともなら悩まずに済んだものを、アイツに子作りを望んでも無理だからな、だが傍流の奴等に家督は渡さんぞ」
元々メイヤール家は平凡な侯爵家だったが、グラゼルが宰相時代に集めた財を土台に資産を増やし、今や指折りの大富豪になっていた。
「ヘイブンに期待出来ないのなら、ワシが子供を作れば良いだけだ」
後継者が居ない場合は縁戚から養子を取る方法もあるが、自分が大きくした家門を他人に譲るのは我慢ならない。
ベルを鳴らしてメイドを呼び出し水差しを頼むと、小石を小鉢に入れてゴリゴリと砕く。
「これで精力を増強して子供を作る、すべて私達の息子の為だ許してくれ、ベラ」
「お水を持って参りました、旦那様」
「水差しはテーブルの上に置け、それと下がるついでにイブリースをここに呼べ」
砕いた石を水で流し込んだグラゼルは、たちまち身体に変化を感じる。
「凄いぞ、力が漲るのを感じる、謳い文句の通りなら若返りの効果か」
やがて一人息子の嫁イブリースがグラゼルの部屋にやって来た。
「お呼びでしょうか、お義父様」
イブリースはグラゼルが息子のヘイブンに妻として当てがった女だ。
「遅いぞイブリース、少し付き合え」
「遅れて申し訳ありません、アッ!、お義父様、何をなさるおつもりですか」
グラゼルがイブリースを強引に抱き寄せる。
出会った時二十歳だったイブリースは三十を過ぎ、若さの代わりに熟した色気を纏っている。
「分かっているのに聞くな、子供を作るのだ」
ドレスの下に入ったグラゼルの手がイブリースの股に触れると、嫁は戸惑う素振りを見せる。
「でも激しい運動はお体に触りますよ」
グラゼルの指が秘所に触れて、イブリースの身体がビクッと反応する。
「少し濡れてるな、まさか他の男と遊んだのではあるまいな?」
義父の指が蕾みに侵入して中を弄り、イブリースの息が乱れる。
「んっ、違います、あっ、ヘイブンが私の前で遊ぶから、アッ、興奮した、フッ、だけです」
「そうか、ヘイブンには困ったものだ、お前も辛かったなワシが慰めてやろう」
「で、でもお義父様は、アッ、アァッ」
内側から指で弱い所を刺激されたイブリースは、揺れる体を支えようと義父の肩を掴んだ。
「お前の良い所は全部知っている、昔の様に可愛がってやる」
「はぁ、はぁ、お義父さま」
義父は寝室の扉を開いて息子の嫁に命じた。
「裸になって股を開け」
イブリースは義父の命に逆らう素振りも無く寝室に入り、おもむろにドレスを脱ぎ始めた。
◆◇◆◇◆◇
グラゼル・メイヤールは人も羨む侯爵家の嫡男として生まれたが、容貌には恵まれず蛙顔の彼は女性受けが悪かった。
だが容姿に関係無く侯爵家との縁組を希望する者は多く、グラゼルは数ある申し込みの中から一番好みの女性と婚姻した。
「ベラ、私の妻になってくれ」
線が細くて清楚で儚い雰囲気に従順な性格、ベラは何もかもが好ましかった。
「愛してる、ベラ」
ベラとの結婚生活は順調で、いつしかグラゼルは熱烈な愛妻家になっていた。
「君を娶れた私は幸運な男だ」
愛する妻に似た可愛い息子も生まれて、幸せの絶頂にいた彼に不幸が訪れる。
「貴方、ヘイブンの事をお願いね」
ヘイブンが五歳の時に愛するベラと父が流行り病で亡くなり、その後暫くグラゼルは爵位継承と子育てに奮闘する。
…ヘイブンはベラの忘形見だ、あの子が困らない様にメイヤール家を裕福にしよう…
数年後に宰相となったグラゼルは賄賂で私腹を肥やすと共に、密かに闇ギルドを作り急激に資産を増やしていった。
しかし愛する妻の息子は度々問題を起こした。
子供時代には野生の生き物に駆除の名目で毒薬を飲ませた、それだけなら良かったが飼い犬にも毒を盛った。
「いいかヘイブン、生き物を殺しては駄目だ」
殺人を危惧したグラゼルは毒薬を取り上げた、そして多種多様な薬を与える代わりに、生き物を殺す事を禁じた。
息子が学園で性的問題を起こした時は奴隷商と取引を始めた。
「好きな奴隷を買ってやる、だから学園や外では問題を起こすな」
ヘイブンの望みを叶える為に作った闇ギルドで奴隷や薬物の売買を行なった。
「愛するベラの忘形見だ、どんなにイカれていても私がヘイブンを守らなくては」
中身は怪物の息子でもベラに似た面差しには情が湧く、全ては愛しい妻への慕情故の行動だ。
グラゼルの裏側を知る者達は、歪んだ愛情と蛙のような容貌を嘲り彼を妖怪と蔑んだ。
…ベラとの間にヘイブン以外のまともな子供がいれば良かったのだが…
「メイヤール侯爵、そろそろ後妻を娶っては如何ですか?」
ある日グラゼルは夜会でそんな話をされたが、彼にとって妻は未来永劫ベラだけだ。
「私は愛するベラの他に妻を迎える気にならないのです」
「メイヤール侯爵が愛妻家であった事は存じていますが、奥様が亡くなられて十五年以上経つのでは有りませんか?」
「どれ程の時が経とうとも妻に対する愛情は色褪せないのですよ」
「はははは、これは羨ましい、お二人は強い愛で繋がっておられたのですな」
他の貴族と違って女遊びをしていなかったグラゼルだが、アルセルナ王女の出奔を機に変わる。
王女付きの侍女達に事情聴取をする事になったグラゼルは、ベラに似たイブリースを初めて目にする、そして彼女に後継者を産ませる事を思いつく。
「アッ、アッ、お義父様、アッ、そこは弄っちゃ駄目、アアッ」
股を開いたイブリースを肉棒で串刺しにして、親指の腹でクニクニと花芽を擦る。
「誰に開発されたのか淫乱になりおって、初めての時の初々しさは何処にいった」
「あっ、全部、あっ、お義父様のせいです」
グラゼルは乱れる嫁に乱暴に楔を打ち込む。
ぱん!、ぱん!、ぱん!、ぱん!、ぱん!、ぱん!
「お前はメイヤールの子供を産むのだ、浮気は許さんぞ、イブリース」
近年の勃起不全が嘘のようにグラゼルの男性器は力強くて勢いがある。
…凄いぞ、これならいくらでも種付け出来る…
「今日こそ孕ませてやる、後継を産むのだ」
最愛の妻に似たイブリースを抱く事でベラとの情事を思い出し、興奮したグラゼルの陰茎が硬く尖って腰の動きが早くなる。
パンッ!、パンッ!、パンッ!、パンッ!、パンッ!
「あっ、お義父様、あっ、激し、あぁ、はん」
初めから濡れて緩かったイブリースの蕾みは、グラゼルが抽送する度に ぢゅぼぢゅぼ と淫らな音を立てている。
「初めての時は少しも濡れなかったのに今のお前はどうだ、慣れたものだな」
「いや、あっ、お、お義父様、はっ、あの時の事は、あっ、言わないで、あああっ!!」
グラゼルはイブリースの脚を肩に乗せて股間の繋がりを深くした、肉棒の先端でぐりぐりと最奥を刺激する。
「どれだけ嫌がっても、お前の初めての男がワシだという事実は変わらない、さあ、孕め!」
バチュッ!!!!と一際激しく肉棒を打ち込まれ、イブリースの身体が仰け反る。
「アヒィィッ、アアアァァッ」
子宮口を突き刺されて絶頂に喘ぎ、震える嫁の子宮に義父の子種が撒かれる。
「くうぅっ!!!…はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
…しかし、いくら子種を蒔いても孕まない役立たずな腹だ、別の苗床を試してみるべきか…
ベラに似た女が後継者を産むのが望ましいが、大事なのはイブリースでは無く後継者だ。
「あの石の力が有るとはいえ、ワシもいつまで種付け出来るか分からんからな」
イブリースの容姿は気に入っているが、種が芽吹かない苗床なら捨てても惜しくなかった。
「話を聞いた時には眉唾物だと思っていたが、こいつは大した物だ」
先王スタインと現王ヘンリーに宰相として仕えたグラゼルは、現在は身を引き一侯爵として過ごしている。
「摩訶不思議だがコレの効果は抜群だ」
宰相時代グラゼルは、愛娘の出奔で腑抜けたスタインに代わって政務を取り仕切り、謁見希望者と接見して権勢を振るっていた。
「権力にすり寄る下劣な輩だが貢物は極上だな」
鳥籠からキラキラした謎の小石を取り出す。
「グフフ、これで後継者問題も解決出来そうだ」
引退して十年近く経ち、六十歳を目前にしたグラゼルは近年精力の衰えに悩んでいた。
「ヘイブンさえまともなら悩まずに済んだものを、アイツに子作りを望んでも無理だからな、だが傍流の奴等に家督は渡さんぞ」
元々メイヤール家は平凡な侯爵家だったが、グラゼルが宰相時代に集めた財を土台に資産を増やし、今や指折りの大富豪になっていた。
「ヘイブンに期待出来ないのなら、ワシが子供を作れば良いだけだ」
後継者が居ない場合は縁戚から養子を取る方法もあるが、自分が大きくした家門を他人に譲るのは我慢ならない。
ベルを鳴らしてメイドを呼び出し水差しを頼むと、小石を小鉢に入れてゴリゴリと砕く。
「これで精力を増強して子供を作る、すべて私達の息子の為だ許してくれ、ベラ」
「お水を持って参りました、旦那様」
「水差しはテーブルの上に置け、それと下がるついでにイブリースをここに呼べ」
砕いた石を水で流し込んだグラゼルは、たちまち身体に変化を感じる。
「凄いぞ、力が漲るのを感じる、謳い文句の通りなら若返りの効果か」
やがて一人息子の嫁イブリースがグラゼルの部屋にやって来た。
「お呼びでしょうか、お義父様」
イブリースはグラゼルが息子のヘイブンに妻として当てがった女だ。
「遅いぞイブリース、少し付き合え」
「遅れて申し訳ありません、アッ!、お義父様、何をなさるおつもりですか」
グラゼルがイブリースを強引に抱き寄せる。
出会った時二十歳だったイブリースは三十を過ぎ、若さの代わりに熟した色気を纏っている。
「分かっているのに聞くな、子供を作るのだ」
ドレスの下に入ったグラゼルの手がイブリースの股に触れると、嫁は戸惑う素振りを見せる。
「でも激しい運動はお体に触りますよ」
グラゼルの指が秘所に触れて、イブリースの身体がビクッと反応する。
「少し濡れてるな、まさか他の男と遊んだのではあるまいな?」
義父の指が蕾みに侵入して中を弄り、イブリースの息が乱れる。
「んっ、違います、あっ、ヘイブンが私の前で遊ぶから、アッ、興奮した、フッ、だけです」
「そうか、ヘイブンには困ったものだ、お前も辛かったなワシが慰めてやろう」
「で、でもお義父様は、アッ、アァッ」
内側から指で弱い所を刺激されたイブリースは、揺れる体を支えようと義父の肩を掴んだ。
「お前の良い所は全部知っている、昔の様に可愛がってやる」
「はぁ、はぁ、お義父さま」
義父は寝室の扉を開いて息子の嫁に命じた。
「裸になって股を開け」
イブリースは義父の命に逆らう素振りも無く寝室に入り、おもむろにドレスを脱ぎ始めた。
◆◇◆◇◆◇
グラゼル・メイヤールは人も羨む侯爵家の嫡男として生まれたが、容貌には恵まれず蛙顔の彼は女性受けが悪かった。
だが容姿に関係無く侯爵家との縁組を希望する者は多く、グラゼルは数ある申し込みの中から一番好みの女性と婚姻した。
「ベラ、私の妻になってくれ」
線が細くて清楚で儚い雰囲気に従順な性格、ベラは何もかもが好ましかった。
「愛してる、ベラ」
ベラとの結婚生活は順調で、いつしかグラゼルは熱烈な愛妻家になっていた。
「君を娶れた私は幸運な男だ」
愛する妻に似た可愛い息子も生まれて、幸せの絶頂にいた彼に不幸が訪れる。
「貴方、ヘイブンの事をお願いね」
ヘイブンが五歳の時に愛するベラと父が流行り病で亡くなり、その後暫くグラゼルは爵位継承と子育てに奮闘する。
…ヘイブンはベラの忘形見だ、あの子が困らない様にメイヤール家を裕福にしよう…
数年後に宰相となったグラゼルは賄賂で私腹を肥やすと共に、密かに闇ギルドを作り急激に資産を増やしていった。
しかし愛する妻の息子は度々問題を起こした。
子供時代には野生の生き物に駆除の名目で毒薬を飲ませた、それだけなら良かったが飼い犬にも毒を盛った。
「いいかヘイブン、生き物を殺しては駄目だ」
殺人を危惧したグラゼルは毒薬を取り上げた、そして多種多様な薬を与える代わりに、生き物を殺す事を禁じた。
息子が学園で性的問題を起こした時は奴隷商と取引を始めた。
「好きな奴隷を買ってやる、だから学園や外では問題を起こすな」
ヘイブンの望みを叶える為に作った闇ギルドで奴隷や薬物の売買を行なった。
「愛するベラの忘形見だ、どんなにイカれていても私がヘイブンを守らなくては」
中身は怪物の息子でもベラに似た面差しには情が湧く、全ては愛しい妻への慕情故の行動だ。
グラゼルの裏側を知る者達は、歪んだ愛情と蛙のような容貌を嘲り彼を妖怪と蔑んだ。
…ベラとの間にヘイブン以外のまともな子供がいれば良かったのだが…
「メイヤール侯爵、そろそろ後妻を娶っては如何ですか?」
ある日グラゼルは夜会でそんな話をされたが、彼にとって妻は未来永劫ベラだけだ。
「私は愛するベラの他に妻を迎える気にならないのです」
「メイヤール侯爵が愛妻家であった事は存じていますが、奥様が亡くなられて十五年以上経つのでは有りませんか?」
「どれ程の時が経とうとも妻に対する愛情は色褪せないのですよ」
「はははは、これは羨ましい、お二人は強い愛で繋がっておられたのですな」
他の貴族と違って女遊びをしていなかったグラゼルだが、アルセルナ王女の出奔を機に変わる。
王女付きの侍女達に事情聴取をする事になったグラゼルは、ベラに似たイブリースを初めて目にする、そして彼女に後継者を産ませる事を思いつく。
「アッ、アッ、お義父様、アッ、そこは弄っちゃ駄目、アアッ」
股を開いたイブリースを肉棒で串刺しにして、親指の腹でクニクニと花芽を擦る。
「誰に開発されたのか淫乱になりおって、初めての時の初々しさは何処にいった」
「あっ、全部、あっ、お義父様のせいです」
グラゼルは乱れる嫁に乱暴に楔を打ち込む。
ぱん!、ぱん!、ぱん!、ぱん!、ぱん!、ぱん!
「お前はメイヤールの子供を産むのだ、浮気は許さんぞ、イブリース」
近年の勃起不全が嘘のようにグラゼルの男性器は力強くて勢いがある。
…凄いぞ、これならいくらでも種付け出来る…
「今日こそ孕ませてやる、後継を産むのだ」
最愛の妻に似たイブリースを抱く事でベラとの情事を思い出し、興奮したグラゼルの陰茎が硬く尖って腰の動きが早くなる。
パンッ!、パンッ!、パンッ!、パンッ!、パンッ!
「あっ、お義父様、あっ、激し、あぁ、はん」
初めから濡れて緩かったイブリースの蕾みは、グラゼルが抽送する度に ぢゅぼぢゅぼ と淫らな音を立てている。
「初めての時は少しも濡れなかったのに今のお前はどうだ、慣れたものだな」
「いや、あっ、お、お義父様、はっ、あの時の事は、あっ、言わないで、あああっ!!」
グラゼルはイブリースの脚を肩に乗せて股間の繋がりを深くした、肉棒の先端でぐりぐりと最奥を刺激する。
「どれだけ嫌がっても、お前の初めての男がワシだという事実は変わらない、さあ、孕め!」
バチュッ!!!!と一際激しく肉棒を打ち込まれ、イブリースの身体が仰け反る。
「アヒィィッ、アアアァァッ」
子宮口を突き刺されて絶頂に喘ぎ、震える嫁の子宮に義父の子種が撒かれる。
「くうぅっ!!!…はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
…しかし、いくら子種を蒔いても孕まない役立たずな腹だ、別の苗床を試してみるべきか…
ベラに似た女が後継者を産むのが望ましいが、大事なのはイブリースでは無く後継者だ。
「あの石の力が有るとはいえ、ワシもいつまで種付け出来るか分からんからな」
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