第二王子の僕は総受けってやつらしい

もずく

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冒険の始まり

科学者は実験が好き

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あれ、…僕何してたんだっけ…。


「ぁっ…んっ……ん…?」


僕がゆっくりと目を開けると目の前にはヤツがいて、眼鏡の奥の瞳を細くし、不気味に笑っている。


「おや、目を覚ましましたか。」

「ぇ、ぁっ…ぅん…?」


あれ…胸のあたりがなんか…?


「ふぇ…?…ぇ…なにこれぇ!?」


僕の乳首に細い管のような生き物が吸い付いていてドクンドクンと何かを吸われている。

しかも、僕は何も身に纏っていないようで、全裸で目の前の男に開脚させられているようだ。


「いま、ここにも装着するとこだったんです。」


そう言いながら謎の生き物を僕の下半身の中心に近づけている。


「ぇ、やだ!やめてぇ!」


僕が止めようと暴れるとガシャンガシャンと音がするだけで腕も足も動かない。


「う、うそ…。」


慌てて腕や足を見ると、鎖で拘束されているようで、腕は上に上げられたまま下ろすこともできず、足も開脚の体制から閉じれないようにしっかりと巻きつけられている。


「やだぁ!やめてぇ!なんでぇ、っ!」


無慈悲にも停止の声は聞き入れられることはなく僕のそこを生き物が包み込む。


「ひ、ひぁっ…!」

「うん、しっかりと飲み込みましたね。」

「やだぁっ!…これ、とってぇ!おねがぃいっ…!」

「煩いですね、少し黙っててもらえますか。」

「やだッ!やぁだ、…ぁっ、んっ…!」


ヤツが苛立ったように顔を近づけ、僕の口を自身の口で塞ぐ。

そのまま僕の口に舌を入れ、舌を吸い取るような動きで僕の舌を絡めとっていく。


「ん、ふ…っ…んん…んぅ…んっ…」


僕のことを拘束しているとは思えないぐらいの優しいキスで、思わずぽーっとしてしまい、顔がとろけていくのが分かる。

すると、突然キスが終わり、ヤツの顔が離れて僕を満面の笑みで見下ろしている。


「んぅ…?」

「っふ、…ようやく静かになりましたね。」

…、もう、ちゅー…終わり…?」

「…なっ!」


僕がヤツことリッパーのことを上目遣いで見つめ、声をかけるとリッパーは目を見開き、口をパクパクとさせている。


「ま、魔王様…、記憶が…あるんですか…?」

「え…?…うん。」

「そ、そんな!」


リッパーは顔を青くして慌てるように僕の乳首についた生き物を引っこ抜いた。


「あんっ…!」

「魔王様の記憶があると思わずこんなこと…!」


僕の股間に吸い付いている生き物もグイッと引っ張られる。


「ひゃぁあああああんっ…!」


最後のを搾り取るように吸い付かれ、びゅるるるるっと生き物に精液を吐き出してしまう。


「申し訳ありません…!」


鎖も外され、自由になった体を怪我してないか確認し終わるとリッパーは震えながら僕を抱きしめた。

よしよしと僕はリッパーのボサボサの髪を整えるように梳きながら撫でる。


「今世の魔王様は随分とお優しいようですね…。」


確かに、前の僕はだいぶ厳しかったようで、部下がなにか失敗するたびに体を縛り上げてムチで打ち付けてたっけ。

今だとそんなこと考えられないよ…。

あっ、そうだ!ユースたち無事かな…?


「僕と一緒にいた人たちって無事かな…。」

「…ああ、オーガたちを無事倒して魔王様のことを探しているようですね。」

「え、じゃあ行かないと!」

「行かせません。」

「…え。」


リッパーは満面の笑みで僕に告げる。


「な、なんで…探してるなら行かないと!」

「魔王様はまた僕を一人にするのですか…?」


リッパーは悲しそうに僕を見つめる。

ひ、ひとりにって…?


「僕は魔王様が勇者に倒されて、ずっとひとりぼっちだったんですよ…?」

「それは…。」

「だから、こうやって新しく生まれた魔王の魔力を吸い取り、元の魔王様を生成しようと思ったんです。…もとの魔王様の記憶を引き継いでいるとは思いませんでしたが。」

「な、なるほど…?」


え、生成って…てか、リッパーと僕…そんなに仲良かったかな…。

よく勝手に部下を実験の材料にするもんだからムチで打ち付けてたイメージしかないよ…?

だから今回の件も復讐かなにかと思ったんだけど…。


「ムチで打ちつけてくるドSな魔王様もいいですが、優しい魔王様も可愛くて良いですね。」

「…打ち付けられても、嬉しかったの?」

「ええ、最初は嫌でしたが何度がするうちに痛みが気持ちよくなってきて…。」


痛みが気持ちよくなるの…?

じゃあひどいことしても、気持ちいいってこと…?


「えいっ!」


リッパーを抱きしめたまま、リッパーの頬を引っ張る。

これで僕のこと離してくれるかな…。

恐る恐るリッパーを見つめると愛おしいもの見るような目で見られ、息が詰まる。


「あはは、今の魔王様には虐められるよりも虐めたい気持ちのほうが強くなりますね…!」

「え、…ひぁ!」


お尻をぎゅむっと強く鷲掴まれる。

むぎゅむぎゅと揉まれ、落ち着いていた僕のあそこがまた勃ってきてしまう。


「あ、…ひっ…ひあっ…あっ……!」

「あは、可愛いですね…!」


寒かったからか、ピン…と立っていた乳首を口に含み、唇で挟んでコリコリと舌で転がされる。


「あ、だめぇ…また、イッちゃうからぁ…あっ…、あん…!」

「イッて良いですよ。」

「ひっ…あっ…ぁあっ、…あん、あ、ひぁぁああああああっ、!」


びちゃっと僕のお腹やリッパーの白衣に僕の精液がかかる。


「いっぱい出ましたね…!」


リッパーは僕を嬉しそうに見ている。

ど、どうしよう…。

ユースたち僕のこと探してるだろうに…。

リッパーを出し抜くイメージが湧かないよぉ…。

リッパーの顔が僕の涙で歪んでくる。


「魔王様っ、!?……嫌でしたか?」

「ち、違うのぉ…リッパーも大事だけどユースたちのことも大事だからぁ、どうすればいいか分からなくてぇ…、ひぐっ…。」

「ま、魔王様…。」


リッパーは僕を見てオロオロと目を泳がせている。


「行くと、リッパーが……、んっ…」


ちゅっ…とリッパーに触れるだけのキスをされる。


「はぁ、…しょうがないですね…。勇者達に可愛い魔王様を預けるとしましょう…。酷いことされたらすぐこちらに帰ってきていいですからね!…魔王様が魔王城に帰ってくるのを大人しくお待ちしておりますよ。」


そう言って、リッパーは僕を抱きしめた。


「ありがとう…!」


僕はリッパーのおでこにキスをして笑いかけるのだった。
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