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冒険の始まり

盗賊らしくない盗賊

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リッパーと別れた僕はリッパーの趣味らしいゴスロリ?の黒が多い服を着せてもらった。

にしても、ユース達どこにいるんだろう。

取り敢えず魔力で探ることもできないから目で確認するしかないんだけど。

よそ見していたからか、気づかずに何かにぶつかる。


「わぷっ!」


後ろに下がりながら正面を見ると髭面のニヤニヤと笑ったおじさん達がこっちを見ている。


「…こいつは上玉だなぁ。服も高級そうだし、体も売れそうだ。」

「う、売る…?」

「取り敢えず持ち帰るぞ!お頭に報告だぁ!」

「や、やめて!…んぐっ…。」


男達に囲まれ口を何かで塞がれると意識が遠のく。






ガタンガタンと馬車が揺れている。

あ、あれ…?

僕はゆっくりと目を開ける。

床が冷たい。

体を確認すると手足を縛られ床に寝かされていたようだ。

口は開けられていたので誰かいないか声をかけてみる。


「だ、だれか~?」


奥でガヤガヤしている音は聞こえるが、こっちに反応する気は無いようでゲラゲラと笑い声が聞こえる。

うぅ…無視しなくたっていいじゃんか…。

思わず涙目になってしまう。

すると、目的地についたのか馬車が止まる。

髭面のおじさんが近寄ってくる


「おら、出ろ。」

「足が縛られてて動けないよ、手だって僕何もできないから外してよ!」

「うるせえ野郎だな!足は良いが手は外さねぇよ!」


ガン!と蹴り飛ばされ僕はそのまま地面に転がり落ちる。


「うう、…。」


涙目で地面にうずくまると遠くから誰かが駆け寄ってきた。


「おい大丈夫か。」


僕のことを抱き上げてくれた青髪の青年は手も足も縄を外してくれる。

僕はそれが救世主に見えてギュッとその青年に抱きついた。


「お、お頭?」

「商品に傷がついたらどうするんだお前ら。こんな上玉、傷がない方が売れるに決まってるだろ。」

「す、すいやせん!」

「それにこいつが攻撃魔法を使えないのは能力を見ればわかる。力比べで負けるわけねえし、このままでも問題ねえよ。」


お、お頭ってことはこの人が悪い人たちのリーダーなの…?

全然そうは見えないけど…。


「お兄さん悪い人なの…?」

「いや、ただの商売人だよ?ただ、ちょっと売るものが特殊なだけの。」

「な、何を売るの…?」

「ん?…例えば君みたいな美人な青年とか?」


ぼ、僕売られるの!?


「やだ、やぁだ…、売らないでぇ、なんでもするからぁっ…!」

「…っ…なんでも、かぁ…。」


なんでもというワードに反応した青年はぼくを米俵のように肩に担ぐと何か結界?のようなものが張られた建物の中に入っていく。


「あの、どこに向かってるの…?」

「んー?俺の部屋だよ。」


そういって入った部屋は住むための部屋というよりかは拷問でもするかのような部屋で窓もなく、暗い雰囲気だ。

思わず青年に抱きついて震えてしまう。


「…早速だけどこれに着替えてほしいんだ。」

「え、これって…。」


渡されたのは白いレースのスケスケな下着で、明らかにそれは女性用だ。


「何でもするって言ったよね?」

「…う、うん。」


僕は後ろを向くと下も上も脱いで白いレースのパンツをゆっくりと履いていく。

履き終わったけど、やはり女性用だからかお尻の間に食い込んでるし、前もギリギリ入ったぐらいで少しずらすと、はみ出そうだ。

上もレースのキャミソール?とか言うものらしくて、着ても乳首が透けてるし、あまり服としての意味はなさそう。


「あぁ、やっぱり似合ってる…。」


全部着終わると青髪の青年は僕を後ろから抱きしめて僕の太ももの内側をスリスリと撫でる。


「ん、ん…?」


あまり触られることのない場所だからかくすぐったい。


「それじゃあ気持ちいいこと、しようか。」


僕は青髪の青年に抱えられベットにそっと降ろされる。


「足、開ける?」

「う、うん。」


ゆっくりと足を開脚し膝を抱え青年の前で股を開く体制になる。

じっと僕のを見つめられて恥ずかしくてぷるぷると震えてしまう。


「よくできたね。」


ちゅっ…ちゅっ…と太ももにキスをされ顔が赤くなってるのが自分でも分かる。


「俺はグレンだよ。名前、呼べる?」

「っ、…グ、レン?」

「そう、グレン。君の名前聞いてもいい?」

「ネム、だよ…っ…」

「ネム…、ここ、触るね。」


レースの下着の上から僕のお○んちんをもみもみと揉まれる。


「あ、…はぁ、…あ、ん…ぁ…!」

「可愛いね…ネム…。」


グレンの指がつーっとなぞるように僕のお尻までいき、下着をずらし、穴に指が侵入してくる。

ぬぷぷ…と指が侵入してくるが僕のお尻は抵抗することもなく、ゆっくりと受け入れていく。


「あれ、もう濡れてる…エロい体してるね。」

「ん、ふ、…ぅ…!」


3本に増えたあたりでゆっくりと指が引き抜かれる。


「んあっ」

「それじゃ、俺の入れるよ。」

「あ、はぁ、…っ…は、ん…っ…!」


ギチギチと僕のお尻にグレンのが挿入されていく。

き、きつい…。


「ん、んんっ…んっ…」


グレンが俺がお尻を意識しないようにかキスをしてくる。


「は、あ…!」

「っ…俺の、入ったよ…。」


グレンに僕のお尻がピッタリとついていて、グレンは体温が低いのか触れたお尻が冷たくて気持ちいい。


「動くよ…っ…」


ぱちゅ…ぱちゅ…ぱちゅ…ぱちゅ…


「あ…あん…あっ…あ…ぁ…あん…」


手を取られ恋人繋ぎのように掴まれベットに縫い付けられる。

足は行き場をなくし、グレンの背中に絡みつく。

ぱちゅ!ぱちゅ!ぱちゅ!ぱちゅ!ぱちゅ!


「あっ!あん!ああ!あん!あん!あっ!」 


パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!


「ァん!アッ!あッ!あン!あん!ァア!あッ!」

「くっ…」


パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!


「アァ!だめぇ!イク!イッちゃうぅうううう、ぁああああアああアああッッ…!」

「…っ」


びゅるるるるっと僕のお腹の中にグレンの精液が注がれ、僕のお○んちんも下着からいつの間にかはみ出してたみたいで、レースの服を白い精液で汚してしまう。


「はぁ、は、…ご、ごめん、借り物なのに汚しちゃった…。」


僕が申し訳なさそうに涙目でグレンを見上げる。

グレンは驚いたように目を見開いている。


「それは、ネムにあげたんだから大丈夫だよ。」


グレンは僕のおでこにキスをして微笑んでくれた。


「…もうこんな時間だ…身体を拭いて続きは明日にしようか。」
 

グレンは丁寧に濡れたタオルで僕の体を拭ってくれる。


ゴンゴンゴン!


「お頭ぁ!騎士団の奴らがここに攻め込んできてやす!」


急にスキンヘッドの男の人達が入ってきて僕は驚き、隠れるようにグレンに抱きつく。


「おい、許可もなく入るな!」

「す、すいやせん!…で、でも騎士団が!」

「チッ…わかった、俺がなんとかする。お前らは全員配置につけ。」

「「はい!」」


スキンヘッドな人たちが部屋から出ていってホッと声を漏らす。


「ネム、申し訳ないがちょっと用事ができた。…ネムは大人しくベットで寝ててくれ。」

「ぇ、う、うん。」


正直、一人になるのは嫌だったが緊急事態なのは分かるので、おとなしく頷いた。

グレンが居なくなったあと、慌ててグレンに渡された先程のとは色違いのピンクのレースの下着に着替える。

ベットに潜り込んだはいいけど部屋の周りが騒がしくて落ち着かない。








ギィィと扉の開く音がして、グレンかな?とそちらを見る。





しかし、そこにいたのはグレンではなく、白銀の髪をなびかせて冷徹な目をした騎士のような男だった。

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