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最終章 異世界の記憶を持つものたち
30 とある僻地にて
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「家政夫って何やればいいんですか?」
ヨシヒデさんが元の世界へ帰り、ノーヴァさんも自宅へ戻った後、オレはデリムさんに尋ねた。
家政夫が何をするのかはだいたい分かる。実家でお手伝いさん達がやっていたように、家事を一手に引き受ける人だ。
しかしデリムさんの家について言えば、全ての家事は魔導具のボタンをぽちっと押せば済んでしまう。
数百年後の人類は、何もかもがボタンを押すだけで済むようになるので、指一本だけが異様に発達した姿に進化する、なんてトンデモ科学をどこかで読んだことがある。
オレの脳裏に浮かんだのは、そのトンデモ科学読物に添えられていた、リトルグレイのような生き物のイラストだ。
まさかそんな姿にはならないだろうが、何かあったときのために、デリムさんの魔導具なしでも自立できる術は身につけておきたい。
デリムさんはしばし小首を傾げてから、何かに気づいたように顔を上げた。
「カナメはもしかして、魔導具が何の燃料もなしに動いていると思っているかい?」
「えっ、魔力じゃないんですか?」
「魔力は一助に過ぎない。そういえばカナメには見せていなかったな。こっちへおいで。リインは……」
「僕も知りたいから見学させてもらう」
「わかった」
この家で一度も入ったことのない、用事のなかった部屋へ案内される。
そこは他の部屋よりも狭く、薄暗くてひんやりとしていた。
「魔力や魔法だけで食事は作れないからね」
薄闇に目が慣れてくると、部屋のあちこちには大きな麻袋や木箱がいくつも置いてあった。
「まあ、だいぶ前に十年分ほど買い込んで、それっきりなのだけどね。腐敗防止の魔法を掛けてあるから身体に悪影響は無いよ」
木箱の中には巨大な肉の塊や、様々な種類の瑞々しい野菜が入っている。
手近な麻袋を開いてみると、中には白い粉が大量に詰まっていた。
「それは小麦粉だよ。パンで買うと嵩張るからね」
「魔導具の料理は、ここの材料を使ってたってことですか?」
「そうだ」
「とんでもない魔法を創ったもんだな」
リインさんが部屋を見渡しながら、呆れている。
なるほど、これは、この世界でも異常なのか。
「今後、俺とリインは魔伐者として活動するから家を空けがちにはなるが、帰ってきた時に食事があるとたいへん助かる。カナメにはここの在庫の管理を頼みたいんだ」
「わかりました。あの、あと……」
ボタンを押す以外の仕事があることは助かるけれど、オレが欲しいのはこれじゃない。
「なんだい?」
「オレもえっと……金が稼げる仕事がしたいです。デリムさんやリインさんから貰うんじゃなくて、例えば、こんなこと言いたくないですけど、お二人に何かあっても大丈夫なように」
「そういうことか。それはカナメが好きなようにしていいよ。とりあえず、明日にでも食材を買い付ける場所へ案内するから、ついでに街を見てくるといい」
翌朝。オレはデリムさんから紫色の親指大の石を貰った。石は小さな革袋に入れて、紐で首から掛けている。
これはデリムさんが昨夜、ものの数分で創り上げた、オレでも転移魔法が使えるようになる魔導具だ。
「簡易的なものだから、一度行ったことのある場所でないと使えない。中途半端な代物で済まないがしばらく我慢してくれ」
デリムさんはそう謙遜していたが、リインさんが隣でまた呆れていたので、とても凄いものなのだとわかった。
「ところで、カナメって幾つだ?」
リインさんが「そういえば」と前置きしてから、オレに問いかけた。
「十七歳です」
「なら成人だな。僕たちのことはリイン、デリムでいい。一々敬称を付ける必要はないよ」
「えっと……はい、わかりました」
「敬語もいらない」
「そんなに一度に言っても追いつかないだろう。カナメ、ゆっくりでいい」
「わかった、デリム」
デリムとリインに街を案内してもらい、オレは結局、ヨシヒデさんによく連れて行ってもらっていた魔導具屋で、週に数回、時間工をすることになった。時間工は元の世界で言うところの「アルバイト」に似た雇用形態だ。
仕事が決まってすぐは時給が高いのか安いのか判断しかねたけれど、その後何度か食料品や日用品の買い出しをしているうちに、かなり貰っているのだと理解した。
いいのかな、未経験でこの世界に関しても初心者の域を出ない人間なのに。
「カナメは魔導具と相性が良いからな。我が家の家政夫業でも給料を渡したいくらいなんだが」
「生活費とトントンですよ」
「結構頑固だよなぁ」
オレの生活基盤が整ったところで、デリムとリインは魔伐者の仕事へ行くようになった。
三日ぶりに帰ってきた二人に、新たな料理を振る舞ったところだ。
「まさか白米と一緒に麻婆豆腐が食べられる日が来るとは……」
オレはデリムの魔導具から、白米他日本食や、元の世界で食べていた料理の幾つかを再現することに成功していた。
初めて白米を出してみせた時、デリムには泣かれた。何でも、転生してから二十年以上、再現が叶わなかったそうだ。
オレはたまたま街で見かけた舶来品の植物が稲科であることに気づいただけで、それを魔法で米にまで品種改良したのはデリムだ。
デリムは麻婆豆腐丼を美味しそうに頬張っているが、隣のリインは麻婆豆腐のドロッとした見た目に困惑している。
でも、デリムやオレがもりもり食べているのを見て、意を決して口に運んだ。
「……! ピリ辛で、美味いな。白米に合う」
後は男三人、無言でガツガツと食べきった。特に身体を動かしてきた二人は、二回お代わりしてくれた。
異世界での生活は楽しかったが、時折ホームシックのようなものに掛かった。
そんなときはデリムがヨシヒデさんを連れてきてくれて、しばらく駄弁っていると解消された。
それ以外はそこそこに充実した日々を送っていた。
「戻った」
「戻ったぞー」
「おかえりー……何? え、人? い、生きてる?」
ある日帰ってきたリインは、ずたずたの布袋を片手に下げていた。
布袋はよく見ると汚れて破れた服で、人間だと思われる形をした何かが包まれていた。
「一応生きてる。カナメがこの世界へ来ることになった元凶のひとりだよ」
リインは布袋を適当に転がすと、さっさと自室へ引き上げてしまった。
デリムもよく見たら布袋を背負っている。こちらは正しく布袋で、人ひとり入ってるくらい大きかった。
「まさか、そっちも?」
「ああ。こちらも生かしてある」
「生かしてあるって……」
「殺しても殺し足りない連中だからな」
魔導具屋でのバイト中、他の魔伐者を接客することがある。血気盛んな人が多いという印象だった。
この二人は稀有な例外だと思っていたのに。
オレが完全に引いていると、デリムに気づかれた。
「すまんな、カナメ。こいつらのことは忘れてくれ」
デリムが指を鳴らすと、家に新たな部屋が出来た。
二つの布袋を入れる時にちらっと見たら、石造りの牢屋みたいな部屋だった。
一体どうするつもりなのか……忘れてくれと言われたことを思い出し、これ以上考えないことにした。
考えないようにしたのに、忘れる努力もしたのに。
オレは袋から脱出を計った人間に、人質にされてしまった。
人間二人は男女で、女の方がデリムの魔法の戒めをどうやったのか解いてしまい、たまたま家にいたオレが拘束された。
オレが「万が一のときはこれを使え」と渡されていた紅い石に向かって「助けて!」と叫ぶと、今まさに魔物を狩ったばかりという状態のデリムが、家の中にぱっと現れた。
「ど、どこから!? いえ、そんなことより……こいつを殺されたくなかったら、私達をここから出し……ぎゃあっ!!」
「すまなかった、カナメ。怪我はないか?」
「平気です」
デリムは一瞬で状況を把握すると、今まで見たこともない怖い顔になり、瞬きよりも短い時間でなにかの魔法を使って、オレを解放してくれた。
そして気絶した女を厳重に拘束すると、デリムは「すぐ戻る」と言ってその場から消え、数分後にリインを伴って再び現れた。
「デリムからざっと聞いた。すまなかった」
リインにも謝られたが、この世界の良いところも悪いところも大体見てきたオレは、自分でも驚くほど肝が座っていて、本当に平気だった。
「無傷だし大丈夫。それよりふたりとも、魔物はいいの?」
「もう終わったところだったからな」
異世界――もうオレにとっては「この世界」での生活は、少し刺激的で、だけど頼れる人がいてくれるから、そこそこに幸せだ。
「家政夫って何やればいいんですか?」
ヨシヒデさんが元の世界へ帰り、ノーヴァさんも自宅へ戻った後、オレはデリムさんに尋ねた。
家政夫が何をするのかはだいたい分かる。実家でお手伝いさん達がやっていたように、家事を一手に引き受ける人だ。
しかしデリムさんの家について言えば、全ての家事は魔導具のボタンをぽちっと押せば済んでしまう。
数百年後の人類は、何もかもがボタンを押すだけで済むようになるので、指一本だけが異様に発達した姿に進化する、なんてトンデモ科学をどこかで読んだことがある。
オレの脳裏に浮かんだのは、そのトンデモ科学読物に添えられていた、リトルグレイのような生き物のイラストだ。
まさかそんな姿にはならないだろうが、何かあったときのために、デリムさんの魔導具なしでも自立できる術は身につけておきたい。
デリムさんはしばし小首を傾げてから、何かに気づいたように顔を上げた。
「カナメはもしかして、魔導具が何の燃料もなしに動いていると思っているかい?」
「えっ、魔力じゃないんですか?」
「魔力は一助に過ぎない。そういえばカナメには見せていなかったな。こっちへおいで。リインは……」
「僕も知りたいから見学させてもらう」
「わかった」
この家で一度も入ったことのない、用事のなかった部屋へ案内される。
そこは他の部屋よりも狭く、薄暗くてひんやりとしていた。
「魔力や魔法だけで食事は作れないからね」
薄闇に目が慣れてくると、部屋のあちこちには大きな麻袋や木箱がいくつも置いてあった。
「まあ、だいぶ前に十年分ほど買い込んで、それっきりなのだけどね。腐敗防止の魔法を掛けてあるから身体に悪影響は無いよ」
木箱の中には巨大な肉の塊や、様々な種類の瑞々しい野菜が入っている。
手近な麻袋を開いてみると、中には白い粉が大量に詰まっていた。
「それは小麦粉だよ。パンで買うと嵩張るからね」
「魔導具の料理は、ここの材料を使ってたってことですか?」
「そうだ」
「とんでもない魔法を創ったもんだな」
リインさんが部屋を見渡しながら、呆れている。
なるほど、これは、この世界でも異常なのか。
「今後、俺とリインは魔伐者として活動するから家を空けがちにはなるが、帰ってきた時に食事があるとたいへん助かる。カナメにはここの在庫の管理を頼みたいんだ」
「わかりました。あの、あと……」
ボタンを押す以外の仕事があることは助かるけれど、オレが欲しいのはこれじゃない。
「なんだい?」
「オレもえっと……金が稼げる仕事がしたいです。デリムさんやリインさんから貰うんじゃなくて、例えば、こんなこと言いたくないですけど、お二人に何かあっても大丈夫なように」
「そういうことか。それはカナメが好きなようにしていいよ。とりあえず、明日にでも食材を買い付ける場所へ案内するから、ついでに街を見てくるといい」
翌朝。オレはデリムさんから紫色の親指大の石を貰った。石は小さな革袋に入れて、紐で首から掛けている。
これはデリムさんが昨夜、ものの数分で創り上げた、オレでも転移魔法が使えるようになる魔導具だ。
「簡易的なものだから、一度行ったことのある場所でないと使えない。中途半端な代物で済まないがしばらく我慢してくれ」
デリムさんはそう謙遜していたが、リインさんが隣でまた呆れていたので、とても凄いものなのだとわかった。
「ところで、カナメって幾つだ?」
リインさんが「そういえば」と前置きしてから、オレに問いかけた。
「十七歳です」
「なら成人だな。僕たちのことはリイン、デリムでいい。一々敬称を付ける必要はないよ」
「えっと……はい、わかりました」
「敬語もいらない」
「そんなに一度に言っても追いつかないだろう。カナメ、ゆっくりでいい」
「わかった、デリム」
デリムとリインに街を案内してもらい、オレは結局、ヨシヒデさんによく連れて行ってもらっていた魔導具屋で、週に数回、時間工をすることになった。時間工は元の世界で言うところの「アルバイト」に似た雇用形態だ。
仕事が決まってすぐは時給が高いのか安いのか判断しかねたけれど、その後何度か食料品や日用品の買い出しをしているうちに、かなり貰っているのだと理解した。
いいのかな、未経験でこの世界に関しても初心者の域を出ない人間なのに。
「カナメは魔導具と相性が良いからな。我が家の家政夫業でも給料を渡したいくらいなんだが」
「生活費とトントンですよ」
「結構頑固だよなぁ」
オレの生活基盤が整ったところで、デリムとリインは魔伐者の仕事へ行くようになった。
三日ぶりに帰ってきた二人に、新たな料理を振る舞ったところだ。
「まさか白米と一緒に麻婆豆腐が食べられる日が来るとは……」
オレはデリムの魔導具から、白米他日本食や、元の世界で食べていた料理の幾つかを再現することに成功していた。
初めて白米を出してみせた時、デリムには泣かれた。何でも、転生してから二十年以上、再現が叶わなかったそうだ。
オレはたまたま街で見かけた舶来品の植物が稲科であることに気づいただけで、それを魔法で米にまで品種改良したのはデリムだ。
デリムは麻婆豆腐丼を美味しそうに頬張っているが、隣のリインは麻婆豆腐のドロッとした見た目に困惑している。
でも、デリムやオレがもりもり食べているのを見て、意を決して口に運んだ。
「……! ピリ辛で、美味いな。白米に合う」
後は男三人、無言でガツガツと食べきった。特に身体を動かしてきた二人は、二回お代わりしてくれた。
異世界での生活は楽しかったが、時折ホームシックのようなものに掛かった。
そんなときはデリムがヨシヒデさんを連れてきてくれて、しばらく駄弁っていると解消された。
それ以外はそこそこに充実した日々を送っていた。
「戻った」
「戻ったぞー」
「おかえりー……何? え、人? い、生きてる?」
ある日帰ってきたリインは、ずたずたの布袋を片手に下げていた。
布袋はよく見ると汚れて破れた服で、人間だと思われる形をした何かが包まれていた。
「一応生きてる。カナメがこの世界へ来ることになった元凶のひとりだよ」
リインは布袋を適当に転がすと、さっさと自室へ引き上げてしまった。
デリムもよく見たら布袋を背負っている。こちらは正しく布袋で、人ひとり入ってるくらい大きかった。
「まさか、そっちも?」
「ああ。こちらも生かしてある」
「生かしてあるって……」
「殺しても殺し足りない連中だからな」
魔導具屋でのバイト中、他の魔伐者を接客することがある。血気盛んな人が多いという印象だった。
この二人は稀有な例外だと思っていたのに。
オレが完全に引いていると、デリムに気づかれた。
「すまんな、カナメ。こいつらのことは忘れてくれ」
デリムが指を鳴らすと、家に新たな部屋が出来た。
二つの布袋を入れる時にちらっと見たら、石造りの牢屋みたいな部屋だった。
一体どうするつもりなのか……忘れてくれと言われたことを思い出し、これ以上考えないことにした。
考えないようにしたのに、忘れる努力もしたのに。
オレは袋から脱出を計った人間に、人質にされてしまった。
人間二人は男女で、女の方がデリムの魔法の戒めをどうやったのか解いてしまい、たまたま家にいたオレが拘束された。
オレが「万が一のときはこれを使え」と渡されていた紅い石に向かって「助けて!」と叫ぶと、今まさに魔物を狩ったばかりという状態のデリムが、家の中にぱっと現れた。
「ど、どこから!? いえ、そんなことより……こいつを殺されたくなかったら、私達をここから出し……ぎゃあっ!!」
「すまなかった、カナメ。怪我はないか?」
「平気です」
デリムは一瞬で状況を把握すると、今まで見たこともない怖い顔になり、瞬きよりも短い時間でなにかの魔法を使って、オレを解放してくれた。
そして気絶した女を厳重に拘束すると、デリムは「すぐ戻る」と言ってその場から消え、数分後にリインを伴って再び現れた。
「デリムからざっと聞いた。すまなかった」
リインにも謝られたが、この世界の良いところも悪いところも大体見てきたオレは、自分でも驚くほど肝が座っていて、本当に平気だった。
「無傷だし大丈夫。それよりふたりとも、魔物はいいの?」
「もう終わったところだったからな」
異世界――もうオレにとっては「この世界」での生活は、少し刺激的で、だけど頼れる人がいてくれるから、そこそこに幸せだ。
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