29 / 32
最終章 異世界の記憶を持つものたち
29 ナティビタス伯爵邸にて
しおりを挟む
*****
「うぷ……」
転移魔法を初めて使った直後、軽い吐き気を催した。
初めてで大陸間移動はやりすぎだったかしら。
屋敷の前でしばらく気持ちと呼吸を落ち着けてから、扉を開ける。
「おっ、おかえりなさいませ、お嬢様」
エントランスを掃除していた侍女が私に気づき、それから程なくして屋敷中に私の帰還が知れ渡った。
どこでどう確認したのか、気配でも読めるのか。
私が屋敷内に入って数秒後にはネウムが駆け寄ってきた。
「おかえりなさいませノーヴァ様! 顔色が悪うございます、お部屋でお休みを」
ネウムが問答無用で私を抱き抱え、部屋へ運ばれた。
部屋に着くと、これまたいつどうやって私の帰還を確認したのか、マノアとフェーヌとリージが待ち構えていた。
「おかえりなさいませ!」
私は手早く着替えさせられてベッドに座らされ、ミント水が入ったグラスを手渡された。
ミントの爽やかさが、吐き気を流してくれる。助かるわ。
「お食事はできますか? 何か軽いものでも……」
「そうね、軽くつまめるものを……スープやリゾットでなくて、サンドイッチがいいわ」
「かしこまりました!」
「あ、待って」
私が口にしたことを一瞬でも早く叶えようとする皆を止めた。
ようやく言えるわ。
「ただいま戻りました」
「はい、おかえりなさいませ!」
顔色が悪かったのは転移魔法を使ったせいで、出掛けた先ではずっと椅子に座っていたから疲れや怪我はなく、体調も問題ないと説明しているのに、ネウム達は納得しなかった。
「転移魔法はあの男に使わせればよかったではないですか」
「私が使ってみたかったのよ」
「ずっと椅子にって、横にはなられなかったのですか?」
「あの男の魔法のお陰で、本当に疲れはないのよ。食事も美味しかったわ」
マノア達私の専属侍女は仕事もあるから早めに引き下がってくれたけれど、ネウムはなかなか私から離れなかった。
「ネウム、仕事は?」
「ひと月先の分まで片付けてあります。飛び込みの仕事も全て私一人で事足りますので」
ネウムは元々、仕事のできる人だけれど、流石にやりすぎだわ。
「ひと月先って……貴方こそちゃんと休んでた?」
「私のことは心配なさらず」
「心配にもなるわよ」
「でしたら、お休みください」
「どうしてそうなるの」
転移魔法酔いはとっくに治っているし、屋敷に帰ってきてから十分に食べて、寝て、休んだ。
疲れていたとしても、ここまでされれば誰だって元通りになる。
「ノーヴァ様がご無事でいらっしゃることが、私の安心になりますので」
これ以上無事なことを主張しても、ネウムは引き下がらないのでしょうね。
「わかったわ。三日は休むから、ネウムも無理はしないで」
「はい。何事もお任せください」
ネウムが異常に張り切り、仕事を率先して片付けていた理由は、このあと存分に思い知ることとなった。
三日間、たっぷり休むという名目で自堕落に過ごした後、魔力供給の仕事を再開した。
再開して最初のお客様は、亡き父が懇意にしていた公爵閣下だ。
私が諸事情で屋敷を空けていて、帰宅後は療養していたという事情を軽く伝えてあったため、閣下からはお見舞いの品を頂戴した。
「まあ、素敵な花束。ありがとうございます。フェーヌ、これを飾って頂戴」
頂いた花束をすぐに侍女のフェーヌに渡し、少しでも新鮮なうちに花瓶に活けてもらう。
それにしても妙な花束だわ。確かこの、造り物にも見えるほど硬質で赤い花の花言葉は……。
私が首を傾げていると、公爵閣下が以外なことを仰った。
「貴女のところのネウム君には、随分仕事をしてもらったからね。彼は良いと思う。以前私が紹介した者たちのことは無かったことにして……」
「お、お待ちを。何のお話ですか?」
なんだか話の方向が……気の所為に違いないと思いつつ、失礼を承知で閣下の話を遮った。
すると閣下は気を悪くする様子も見せず、朗らかに笑った。
「本人同士ではまだ話をしていないのだね。今日は蓄積機を頂いたらさっさと退散するとしよう」
公爵閣下は「前祝いだよ」と、いつもより多めの代金を置いてお帰りになられた。
執務室に入ると、ネウムがいつもの席で、書き物をしていた。
「ネウム!」
「はい、ノーヴァ様」
公爵閣下からの贈り物と意味深な話、最近のネウムの様子、私の事情……。
回りくどい話はデリムのところでもうお腹いっぱいになっていた私は、直接尋ねることにした。
「貴方もしかして、私と結婚しようとしてる?」
「はい、恐れ乍ら」
ネウムは表情一つ変えずに肯定した。
ネウムは爵位を持っていない。
貴族は血で継ぐことが殆どで、国から新しい爵位を頂くには相当な実績が必要になる。あと、お金も。
そして、血を重要視する貴族の間では、爵位を持つ、あるいは継ぐ予定のある者が、平民と結婚する事例は殆どない。
そう、殆どないだけで、あり得なくはない。
平民が、貴族としてやっていけるだけの知識と教養を身に着け、領の経営に関する仕事の実績を積めば。
「公爵閣下に手回ししたの」
「はい」
「たくさん仕事をしたのも、このため」
「はい」
「……何が、目的なの?」
私と結婚するメリットといえば、伯爵位に就けることくらいしか考えられない。
あとは、私の持つ魔力を利用するとか。
私の問に、ネウムは顔を赤くして、ふい、と横を向いた。
しかしすぐに、赤い顔のまま、私を正面から見つめた。
「ノーヴァ様をお慕い申しております。主従関係ではなく、その、男女として」
「!?」
ネウムは、すらりとした長身に整った顔立ちをした美丈夫だ。
家令としても有能で、亡き父ですら、ひと月先の仕事をひとりでこなすことなんてできなかったはず。
他の使用人からの人望も厚く、上手に取り仕切ってくれている。
人格、能力、そして容姿と、完璧に近い人間だ。
対して私はどうだろう。
多少の魔力はあるが、父の爵位を継いだだけの、ただの貴族の娘だ。
見た目は侍女たちが磨いてくれたお陰でそこそこ整っている自覚はあるけれど、自分を虐げた人間たちを許せず、この手に掛けたことだってある。
ネウムがいなければ領の仕事をちゃんと切り盛りできていたかどうかすら怪しい。
「ノーヴァ様、他に想い人などおられますか? 例えば、例の男とか……」
「例の? ああ、デリムのこと。彼とはそういう関係じゃないわよ。ただ頼まれたから仕事を手伝っただけ。仕事は終わったし、まだ礼を貰っていないから少なくともあと数回は会うでしょうけど、それだけよ」
「では……」
「い、いないわよ。ネウムこそ、どうして私なの? 貴方ほどの人なら選り取り見取りでしょう」
ネウムは静かに首を横に振った。
「一目惚れでした」
「は?」
ネウムは立ち上がったかと思えば、椅子に座るのを忘れていた私の前に跪き、私の右手を取った。
その仕草も洗練されている。
「初めて会った時には、その麗しい容姿に。仕えるようになってからは、真っ直ぐな心根に。あの男……デリムと共に屋敷を出てゆかれたときは、生きた心地がしませんでした。もう二度と、放したくありません」
「べ、別に出ていったわけじゃ」
「私の主観では、ノーヴァ様が遠くへ行ってしまうと」
「戻ってきたじゃない」
「ええ。ですから、もう二度と……」
こんなに熱っぽいネウムは初めて見たわ。こういうのを、男の色気というのね。
私は結局、この場でネウムからのプロポーズは受けなかった。
しばらく心の整理をさせて欲しいと頼んだ。
ネウムは寂しげな顔で、了承してくれた。
心の整理には一年掛かった。
この一年、ネウムは今まで以上に完璧に家令の仕事をこなし、私を支え続けてくれた。
最初は断る理由をあれこれ挙げていたのだけど、ネウムはその全てを受け入れ、あるいは「問題ありません」と受け流した。
とうとう断る理由がなくなる日が来た。
「ねえ、ネウム」
「何でしょう」
「私ね、まだ貴方のことがす、好きとか、結婚するだとか、想像がつかないと言うか……そういう気持ちはあまりないの」
「はい」
「それでも私が好き?」
我ながらこの問いは、面倒くさいと思ったわ。
「はい」
でもネウムは、受け入れてくれる。
もうこんなの、断り続けるの、無理に決まってるじゃない。
「わ……かった、わ」
「ノーヴァ様!」
ネウムは立ち上がって私の両手を取った。
「様、はもう必要ないでしょう」
「はい……ああ、ノーヴァ」
抱きしめられた。
そういえばこの一年、私を口説くことはあっても、必要無いときに身体に触れることは一切なかったわ。
誠実の塊なのかしら。
「……ふふっ」
「ノーヴァ?」
「なんでもない。不束者ですが、よろしくお願いしますわ」
「うぷ……」
転移魔法を初めて使った直後、軽い吐き気を催した。
初めてで大陸間移動はやりすぎだったかしら。
屋敷の前でしばらく気持ちと呼吸を落ち着けてから、扉を開ける。
「おっ、おかえりなさいませ、お嬢様」
エントランスを掃除していた侍女が私に気づき、それから程なくして屋敷中に私の帰還が知れ渡った。
どこでどう確認したのか、気配でも読めるのか。
私が屋敷内に入って数秒後にはネウムが駆け寄ってきた。
「おかえりなさいませノーヴァ様! 顔色が悪うございます、お部屋でお休みを」
ネウムが問答無用で私を抱き抱え、部屋へ運ばれた。
部屋に着くと、これまたいつどうやって私の帰還を確認したのか、マノアとフェーヌとリージが待ち構えていた。
「おかえりなさいませ!」
私は手早く着替えさせられてベッドに座らされ、ミント水が入ったグラスを手渡された。
ミントの爽やかさが、吐き気を流してくれる。助かるわ。
「お食事はできますか? 何か軽いものでも……」
「そうね、軽くつまめるものを……スープやリゾットでなくて、サンドイッチがいいわ」
「かしこまりました!」
「あ、待って」
私が口にしたことを一瞬でも早く叶えようとする皆を止めた。
ようやく言えるわ。
「ただいま戻りました」
「はい、おかえりなさいませ!」
顔色が悪かったのは転移魔法を使ったせいで、出掛けた先ではずっと椅子に座っていたから疲れや怪我はなく、体調も問題ないと説明しているのに、ネウム達は納得しなかった。
「転移魔法はあの男に使わせればよかったではないですか」
「私が使ってみたかったのよ」
「ずっと椅子にって、横にはなられなかったのですか?」
「あの男の魔法のお陰で、本当に疲れはないのよ。食事も美味しかったわ」
マノア達私の専属侍女は仕事もあるから早めに引き下がってくれたけれど、ネウムはなかなか私から離れなかった。
「ネウム、仕事は?」
「ひと月先の分まで片付けてあります。飛び込みの仕事も全て私一人で事足りますので」
ネウムは元々、仕事のできる人だけれど、流石にやりすぎだわ。
「ひと月先って……貴方こそちゃんと休んでた?」
「私のことは心配なさらず」
「心配にもなるわよ」
「でしたら、お休みください」
「どうしてそうなるの」
転移魔法酔いはとっくに治っているし、屋敷に帰ってきてから十分に食べて、寝て、休んだ。
疲れていたとしても、ここまでされれば誰だって元通りになる。
「ノーヴァ様がご無事でいらっしゃることが、私の安心になりますので」
これ以上無事なことを主張しても、ネウムは引き下がらないのでしょうね。
「わかったわ。三日は休むから、ネウムも無理はしないで」
「はい。何事もお任せください」
ネウムが異常に張り切り、仕事を率先して片付けていた理由は、このあと存分に思い知ることとなった。
三日間、たっぷり休むという名目で自堕落に過ごした後、魔力供給の仕事を再開した。
再開して最初のお客様は、亡き父が懇意にしていた公爵閣下だ。
私が諸事情で屋敷を空けていて、帰宅後は療養していたという事情を軽く伝えてあったため、閣下からはお見舞いの品を頂戴した。
「まあ、素敵な花束。ありがとうございます。フェーヌ、これを飾って頂戴」
頂いた花束をすぐに侍女のフェーヌに渡し、少しでも新鮮なうちに花瓶に活けてもらう。
それにしても妙な花束だわ。確かこの、造り物にも見えるほど硬質で赤い花の花言葉は……。
私が首を傾げていると、公爵閣下が以外なことを仰った。
「貴女のところのネウム君には、随分仕事をしてもらったからね。彼は良いと思う。以前私が紹介した者たちのことは無かったことにして……」
「お、お待ちを。何のお話ですか?」
なんだか話の方向が……気の所為に違いないと思いつつ、失礼を承知で閣下の話を遮った。
すると閣下は気を悪くする様子も見せず、朗らかに笑った。
「本人同士ではまだ話をしていないのだね。今日は蓄積機を頂いたらさっさと退散するとしよう」
公爵閣下は「前祝いだよ」と、いつもより多めの代金を置いてお帰りになられた。
執務室に入ると、ネウムがいつもの席で、書き物をしていた。
「ネウム!」
「はい、ノーヴァ様」
公爵閣下からの贈り物と意味深な話、最近のネウムの様子、私の事情……。
回りくどい話はデリムのところでもうお腹いっぱいになっていた私は、直接尋ねることにした。
「貴方もしかして、私と結婚しようとしてる?」
「はい、恐れ乍ら」
ネウムは表情一つ変えずに肯定した。
ネウムは爵位を持っていない。
貴族は血で継ぐことが殆どで、国から新しい爵位を頂くには相当な実績が必要になる。あと、お金も。
そして、血を重要視する貴族の間では、爵位を持つ、あるいは継ぐ予定のある者が、平民と結婚する事例は殆どない。
そう、殆どないだけで、あり得なくはない。
平民が、貴族としてやっていけるだけの知識と教養を身に着け、領の経営に関する仕事の実績を積めば。
「公爵閣下に手回ししたの」
「はい」
「たくさん仕事をしたのも、このため」
「はい」
「……何が、目的なの?」
私と結婚するメリットといえば、伯爵位に就けることくらいしか考えられない。
あとは、私の持つ魔力を利用するとか。
私の問に、ネウムは顔を赤くして、ふい、と横を向いた。
しかしすぐに、赤い顔のまま、私を正面から見つめた。
「ノーヴァ様をお慕い申しております。主従関係ではなく、その、男女として」
「!?」
ネウムは、すらりとした長身に整った顔立ちをした美丈夫だ。
家令としても有能で、亡き父ですら、ひと月先の仕事をひとりでこなすことなんてできなかったはず。
他の使用人からの人望も厚く、上手に取り仕切ってくれている。
人格、能力、そして容姿と、完璧に近い人間だ。
対して私はどうだろう。
多少の魔力はあるが、父の爵位を継いだだけの、ただの貴族の娘だ。
見た目は侍女たちが磨いてくれたお陰でそこそこ整っている自覚はあるけれど、自分を虐げた人間たちを許せず、この手に掛けたことだってある。
ネウムがいなければ領の仕事をちゃんと切り盛りできていたかどうかすら怪しい。
「ノーヴァ様、他に想い人などおられますか? 例えば、例の男とか……」
「例の? ああ、デリムのこと。彼とはそういう関係じゃないわよ。ただ頼まれたから仕事を手伝っただけ。仕事は終わったし、まだ礼を貰っていないから少なくともあと数回は会うでしょうけど、それだけよ」
「では……」
「い、いないわよ。ネウムこそ、どうして私なの? 貴方ほどの人なら選り取り見取りでしょう」
ネウムは静かに首を横に振った。
「一目惚れでした」
「は?」
ネウムは立ち上がったかと思えば、椅子に座るのを忘れていた私の前に跪き、私の右手を取った。
その仕草も洗練されている。
「初めて会った時には、その麗しい容姿に。仕えるようになってからは、真っ直ぐな心根に。あの男……デリムと共に屋敷を出てゆかれたときは、生きた心地がしませんでした。もう二度と、放したくありません」
「べ、別に出ていったわけじゃ」
「私の主観では、ノーヴァ様が遠くへ行ってしまうと」
「戻ってきたじゃない」
「ええ。ですから、もう二度と……」
こんなに熱っぽいネウムは初めて見たわ。こういうのを、男の色気というのね。
私は結局、この場でネウムからのプロポーズは受けなかった。
しばらく心の整理をさせて欲しいと頼んだ。
ネウムは寂しげな顔で、了承してくれた。
心の整理には一年掛かった。
この一年、ネウムは今まで以上に完璧に家令の仕事をこなし、私を支え続けてくれた。
最初は断る理由をあれこれ挙げていたのだけど、ネウムはその全てを受け入れ、あるいは「問題ありません」と受け流した。
とうとう断る理由がなくなる日が来た。
「ねえ、ネウム」
「何でしょう」
「私ね、まだ貴方のことがす、好きとか、結婚するだとか、想像がつかないと言うか……そういう気持ちはあまりないの」
「はい」
「それでも私が好き?」
我ながらこの問いは、面倒くさいと思ったわ。
「はい」
でもネウムは、受け入れてくれる。
もうこんなの、断り続けるの、無理に決まってるじゃない。
「わ……かった、わ」
「ノーヴァ様!」
ネウムは立ち上がって私の両手を取った。
「様、はもう必要ないでしょう」
「はい……ああ、ノーヴァ」
抱きしめられた。
そういえばこの一年、私を口説くことはあっても、必要無いときに身体に触れることは一切なかったわ。
誠実の塊なのかしら。
「……ふふっ」
「ノーヴァ?」
「なんでもない。不束者ですが、よろしくお願いしますわ」
12
あなたにおすすめの小説
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる