ペトリの夢と猫の塔

雨乃さかな

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第1章『始まりの村と魔法の薬』編

第27話 洗脳/Mind Control

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 夜の闇に沈む静寂のカロポタス村。
 むせ返るほどの死の冷気が漂う夜の廃村を、エレリアは一人息を切らしながら必死に走り抜けている際中だった。
 コックル村の村長の妹だと自称しているニーナの亡霊に会い、エレリアは彼女を苦しめている呪縛を自身の手で解放してみせると約束を交わした。そして、その時離ればなれになっていたミサとソウヤの悲鳴を聞き、エレリアはニーナに別れを告げ、ミサたちを救出するべく声のしたほうへ急いでいたのであった。
 あの時ニーナが用意した道標もである紅い木を、来た時と逆の手順で辿っていく。
 ミサとソウヤの身に何も起きてなければいいが。
 しかし、二人の無事を願う気持ちとは裏腹に、エ
レリアは不吉な胸騒ぎを感じていた。しかも、足を進めるごとに、その焦燥感は次第に強くなってくる。
 とにかく、エレリアは悲観的な未来への想像を止め、二人のもとへ向かうことだけに意識を向けた。


「あっ、ミサ! ソウヤ!」
 無我夢中で漆黒の大地を駆け続け、エレリアはようやく二人の姿を捉えた。ミサとソウヤはこちらに背を向けるようにぽつりと佇んでおり、あの時ミサたちを囲んでいた謎の白い影の姿はどこにも無かった。
 見たところ、二人は無事そうだった。特に何者からか襲われた形跡などは見当たらない。
「はぁはぁ、良かった、無事だったんだ……。ごめんね、急にいなくなったりしちゃって。ちょっと行かなくちゃいけないところがあって。詳しいことは後で話すよ」
 エレリアは息を切らしつつ、二人にこれまでの経緯を簡単に話した。幽霊のニーナに会ったことは、常人だと信じてもらえそうにないので、家に帰ってからゆっくり丁寧に話すことにする。
 しかし、なぜか二人からは何の反応もなかった。
 それどころか、ずっとエレリアに背を向けたまま、沈黙を続けている。
「あ、あれ? 機嫌悪くしちゃったかな?」
 エレリアは少しからかうように薄ら笑いを漏らす。
 このとき、ミサとソウヤは機嫌を損ねてそっぽを向いているのだとエレリアは思い込んでいた。なにせ、喧嘩している二人を置いて、何も言わずにいなくなってしまったのだ。二人には心配かけたに違いない。
 ただそれと同時に、気味の悪い違和感というものもエレリアはおぼろけながらも感じていた。
 いくらなんでも、この距離で無視し続けるなんて不自然だ。何しろ、こんな危険な場所でへそを曲げている場合ではないだろう。それに、ミサたちはそんな幼稚な態度は取らないはずだ。
「ちょっと、どうしたの?」
 エレリアは困惑気味に笑いをこぼす。それでも、二人の様子は変わらない。
 その時、エレリアは不穏な胸のざわつきが次第に大きくなっていくのを感じていた。
 やはり、何かがおかしい。
 そう思えば思うほど、なぜか息が苦しくなってくる。
「ねぇってば……」
 無視を続ける二人に困惑し、エレリアがミサの肩を揺すろうと手を伸ばした瞬間、ついに事態は悪い方向へ動き出してしまった。

「っ!?」

 エレリアの手がミサの右肩に触れた矢先、とつぜん血相を変えたミサが勢いよく振り返り、なんとエレリアに襲いかかってきたのだ。ミサからのまさかの先制攻撃に、エレリアは先手を取られ、呆気なく地面にねじ伏せられてしまった。
 勢いよく尻もちをつくエレリア。
「ちょっと!! 何すんの……!」
 すると、ミサは何を思っているのか倒れ込むエレリアに無言のままよろよろと近づくと、彼女の身体の上に馬乗りになり、その両の腕でエレリアの首を抑え込んできた。彼女の手によって喉の気道を完全に塞がれてしまい、呼吸ができない。
「ちょ、ミサ、やめて……」
 掠れるように絞り出されるエレリアの命乞いをまるで嘲笑うかのように、彼女の首を締めていく手の力は次第に強められていく。その眼差しは完全なる殺意を秘めており、本気でエレリアを殺そうとしている。
 このままでは冗談抜きで命が危ないと思ったエレリアは、ミサの手を急いで掴み返し必死で引き離そうとした。
 しかし、おかしいのだ。いくら力を入れても、彼女の手を振りほどくことができない。それどころか、まるで彼女の手は石のように固く、ただ首を締める力だけが増していく。
「くっ……、やめて……! 死ぬ……!!」
「……」
 苦痛に顔を歪めながらもエレリアは必死に訴えかけるが、対してミサは狂気に満ちた微笑を浮かべたまま手の力を緩めようとはしない。依然として、殺気立った眼差しでこちらを鋭くにらんでいる。
 わけが分からないまま、エレリアは首を絞められ続け、次第に限界が近づいていた。
 まさか、ミサに殺される日が来るなんて夢にも思わなかった。
 ただ、明らかに何かがおかしい。否、おかしいことだらけだ。
 まず、ミサがこんなことするはずがないのだ。仮に、エレリアが先ほど少しいなくなったことに対して機嫌を損ねていたとしても、ここまで酷い仕打ちを行うだろうか。
 すると、かすむ視界の向こうにぼんやりと人影がふいに現れた。
「ソウ、ヤ……?」
 おぼほげながらも、その近づいてくる謎の人影かソウヤだとエレリアは認識することができた。
 良かった。これで、助かった。
 彼が来てくれたおかげで、何の根拠もなく無意識に安堵の意に包まれるエレリア。
 しかしその瞬間、彼女はまたしても絶望の感情に打ちひしがれることになる。
「何、それ……?」
 彼を見上げる形で地面に倒れているエレリアの視線の先。そのソウヤの手には何かが握られていた。
 月の光を受けて、鋭く光る白い刃。それは、よく見ると彼の自慢の剣『せいけんえくすかりばぁ』だった。
 すると、彼は何を思ったのかミサと同様に無言のまま、その刃の先をエレリアの顔先に向け、大きく剣を頭の上へ振り上げた。
「……ぇ?」
 この時、エレリアの頭の中では焦燥と絶望の耳鳴り、そして命の危機を伝える切迫したアラームが大音量で鳴り響いていた。
 まずい! 殺られる!
 首を締められ声が発せられない代わりに、エレリアは心の中で喉が張り裂けそうになるほど絶叫した。
 よく見るとソウヤもミサと同じく虚ろな目をしており、そこから彼自身の確たる意思は感じられない。
 窮地を脱するため、エレリアは自身の首を掴んで離さないミサの手を引き剥がそうと力いっぱいに抵抗した。
「こんのぉっ……!!」
 全身の肉体のリミッターを外し、渾身の力を振り絞る。
 しかし、結果は変わらなかった。なぜかいくら抗ったところで、やはり今のミサの腕力には敵わないのだ。
「ぁぁ……」
 ミサの狂気に歪んだ微笑とは裏腹に、エレリアは次第に自身の腕の力が弱くなっていき、意識が世界から薄れていくのを感じていた。
 いくら足掻こうと、この絶体絶命の状況を打破することができなかった。何より、エレリアは何もできない自分が悔しかった。今まで様々なピンチを彼女と共に乗り越えてきたが、どうやら今回ばかりはうまく行きそうにない。
 最後まで諦めない志を胸に強く刻んでおいたが、頭の片隅では自身の死を覚悟していた。
 ニーナの約束も果たせないまま終わってしまう。しかし、これ以上どうすることもできない。
 ソウヤが狂気にまみれた笑みを漏らし、ついに剣をエレリアの顔面目がけて振り下ろした。

 もう、駄目だ!!!!

 エレリアはついに死の覚悟を決め、この世界と自分を遮断するように強く目を閉じた。

「……っ!!」

 するとその瞬間、遠くの方で激しい地響きと共に大きな爆煙が立ち昇った。それは、とてつもない轟音で、意識を失う寸前だったエレリアを強制的にこの世界に引き戻した。
 まぶたの裏に広がる闇の中でまだ自分が生きていることをエレリアは悟ると、恐る恐る閉じていたまぶたを開いていった。
「…っ!?」
 徐々に景色の光が視界に入り込んでくる。
 すると目の前には何と、エレリアの肌と紙一重の差で剣を振り止めたソウヤの姿があった。彼は激しい動悸と大量の冷や汗を浮かべ、目を見開いて硬直していた。
 そして、ようやくソウヤは自身の意思を取り戻し、目の前で横たわるエレリアの姿を目にした。
「うわぁ!!!?」
 事態を飲み込み、彼は今にもエレリアの顔面を切り裂いてしまいそうな凶器を目にし、次の瞬間にはそれを慌てて遠くの方へ投げ捨てていた。『せいけんえくすかりばぁ』が乱暴に黒い大地に放り出される。
 すると、その音でミサも何者かの洗脳から目を覚まし、空虚と狂気に塗られていたその目にかつての暖かみを取り戻した。
「う、うーん……?」
 正気に戻ったはいいが、まだ半分寝ぼけまなこの状態でミサは意識を巡らす。
 そして数秒後、ミサは自分自身がエレリアの身体の上に乗っかり、彼女の首を締めている自分を認識した。すでにエレリアの顔は蒼白で、命の灯火は少し息を吹きかけるだけで、もう今にも消えてしまいそうなほどだった。
「いやぁぁぁあ!!!!」
 悲鳴にも似た絶叫と共に、目を見開いたミサはエレリアの身体から飛び起きるように離れ、勢い余ってそのまま尻もちをついてしまった。
「リアちゃん!!? な、な、なんで!?」
 対して、ようやくミサの絞首攻撃から解放され自由になったエレリアは切迫した勢いで激しく咳き込み、地面にうずくまった。そして、消えかかった命の灯火を繋ぎ止めるために、大きく肺に空気を流し込んだ。
 そんな瀕死の状態に近いエレリアを見て、ミサは状況が分からず、困惑の限りを尽くしていた。
「な、な、何がどうなってるの? ていうか、私は何してたんだ?」
 なぜ、エレリアがここにいて、そしてなぜ自分が自身の意思に反して彼女の首を絞めて殺そうとしていたのか。
 ミサは自身の両手を見つめて自問した。
 しかし、心当たりは一切ない。そもそも、彼女を殺したいと思ったことなんか当然これまでに一度もないし、何より自分が殺そうとしていた間の記憶がない。気がついたら、自分は地面に倒れたエレリアの上に馬乗りになり首を絞めていた。
 ただ、胸の内に何か邪悪な余韻のようなものが残っているのをかすかに感じる。
 すると、少し温かな顔色を取り戻したエレリアがよろよろと動き出し、困惑しているミサとソウヤに口を開いた。
「この事は後でゆっくり話すとして、今はここから逃げるよ……!」
 その言葉を聞いて、ミサとソウヤもエレリアの意見に賛成の意を示した。
 ミサの差し出した手を掴み、エレリアはゆっくりと立ち上がる。
 その時だった。
「これは……!!」
 3人は同時に、その異様で不気味すぎる戦慄の光景に息を呑んだ。
 そう、そこには真夜中の闇の中で、怪しげに瞳を紅く濡らして一斉にエレリアたちのことを凝視する大量の白装束の集団がいたのだ。
 それは、エレリアたちが初めて彼らと遭遇した時と比べて明らかに今の彼らは激昂した様子を見せており、その視線からは憎悪にまみれた敵意を感じられた。
 恐らく、先程までのミサとソウヤを操っていたのも彼らだろう。彼らがミサたちを洗脳して、自分を殺そうとしていたに間違いない。
「もう、何なんだよっ、こいつら!! いい加減にしてくれよ!!」
 理解の範疇を超えた状況に振り回され続け、ついにソウヤは激情に任せるがまま怒りの念を吐き散らした。
 すると突然、白装束の集団は彼の怒号に気を損ねたのか、紅蓮の瞳に敵意を宿らせ、一斉に耳障りなノイズを発し始めた。
 鼓膜を突き刺す不快な不協和音の咆哮に、エレリアたちは耐えきれずに両手で耳を塞ぐ。
「うぅ、何だこれ……」
 3人の耳をつんざくそのノイズは、彼らの威嚇そのもののようだった。そのおぞましい音色に、身体は恐怖に凍り、すくみ上がっていく。
「早く、逃げないと……」
 容赦なく浴びせられるノイズの洪水に苦しみながらも、エレリアはこの状況を脱する隙をひそかに伺っていた。
 あの時ニーナから言われたように、呼吸を止め気配を消して群衆の間を走り抜けるか。ただ、彼らは明らかに自分たちを認識しているに違いない。そのような状況で敵に無防備のまま向かっていくなど、あまりにもリスクが大きすぎる。
 では、どうすればここから逃げ出せれるのだろうか。
「……はっ、そうだ! これだ!」
 苦し紛れに辺りを見渡したエレリアの目に飛び込んだのは、先ほどソウヤが急いで投げ捨てた『せいけんえくすかりばぁ』だった。
 あの魔獣の群衆さえもこの剣は容易く退けたのだ。この絶大な力に頼れば、今回も何とかなるかもしれない。
 強く決心したエレリアは早速剣を手に取り、それを天高く掲げた。
 すると、天からの月の光を受けた剣の刃が、突然神々しい光と共に輝き出した。
 まばゆい光に3人はたまらず強く目を閉じる。
「何だ、これは!?」
 以前、魔獣と遭遇した際にはこのような不可思議な現象は見られなかった。
 剣の輝きは次第に光のヴェールとなり、エレリアたちを優しく温かく包み込んでいく。それは、白装束の集団から自分たちを守ってくれているようにも感じる。
 その時、エレリアはあることを閃いた。この光の加護を以ってすれば、この窮地を脱することができるのではないか。
「そうだよ! これなら行ける!」
 そうと決まれば、もはや迷っている暇なんてない。
「ミサ! ソウヤ!」
 そして、エレリアは早口で二人に打開策を伝えた。
「ま、まじか!? そんなウマくいけるのか!?」
「逆に、もうこれ以外に方法はないよ!」
「そうだね、リアちゃんの言うとおり! 私はリアちゃんのやり方についていくよ」
 ミサがエレリアの提案に賛同の意を示すと、しばらくしてソウヤも仕方なさそうに髪を手でかいて、「しゃあねぇな。おまえらの好きにさせてやるよ!」と恥ずかしそうに呟いた。
 3人は心を一つにすると、エレリアを中心に寄り添った。包まれた光の外では、未だに白装束の集団が敵意むき出しの状態で、こちらに向かって身構えていた。
「チャンスは一度だけ……」
 緊張で全身の筋肉が張り、心臓が張り裂けそうなほど高鳴っている。
 そんな状態の中、エレリアは静かにここから飛び出すタイミングを見計らっていた。ミサとソウヤも同じように息をひそめて、来たるべき本番に備える。
「じゃあ、行くよ。3、2、1……」
 エレリアは小さな声でカウントダウンを始めた。
 そして、3人が足に力を入れ、大地を蹴り飛ばし、駆け出そうとした瞬間、
「ゴー!!」
 これまでの緊張も、不安も、恐怖も、すべての負の感情を振り払うかのように、エレリアは大きく叫んだ。
 そして、3人は光の加護の力を信じて、白い影の集団に向かって一斉に駆け出した。
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