前世に嫌気が差したので人生リセットします！

村人

文字の大きさ

大中小

2 / 3

リセット人生での初めの試験

しおりを挟む

「はぁー、口ほどにもなかったなー。ちょっと期待したんだけど」

とレイティが一人ごとを言っていると。

「そう言えば、用事ってなんだったんですか？」

そう、俺は死んでから15年たった今目標ができていた。
前世では、絶対にあり得なかった目標それは、この異世界〈vaste lemone〉と言う世界で戦闘や戦術を教えてくれる学院に入ること。

「そうだ、今日は入学試験だった」
「そうだ、私も入学試験があるんだ」
「そう言えば君の名前は？」
「えっ、あー、私はエークリット・ノアールって言います。
気軽にノアでいいですよ」
「じゃあ、俺もレイでいいよ。
ってこんなに悠長に話てる暇なかったんだ」

そう言って２人共走り出した

―王都―

【受験者は校庭に集合してください】

「はぁ、はぁ何とか間に合ったな」
「、、、は、い」
「では、此れより試験を初める。
まず自分の行きたい科のほうに並べ
」

レイティたちが入ろうとしている学院は魔法戦術学院という学院で魔法科と戦術科で別れている。

「俺は戦術科だからこっちか、ノアはどっち受けるんだ？」
「私は魔法科に」
「そうかじゃあな、もう獣人には、捕まるなよ、後受かったらこれからも宜しくな」
「はい。
それでは」

そう言って２人は別れて行った。

ー鍛練場―

ノアと離れたレイティは、鍛練場に来て戦術科の試験を受けていた。

「では、さっそく戦術科の試験の説明を開始する。
試験はいったて簡単だ。
試験官と戦い、君たちの戦術の技量を見る。それに寄って合格者、不合格者を判断する。
では、試験開始」

説明をした試験の指示寄って試験が開始された。

「では、さっそく試験を初める。
自分の番号を言われたら、すぐに来るように」
「「はい！」」

受験者の盛大の返事と共に試験が始まった。

「次148番」
「はい」

次々と受験者が呼ばれていき、次の次でレイティの番がまわってこようとしていた。
これまで、受けていた受験者でレイティの試験官に勝った人を見たのは、ほんの一握りくらいしかいなかった。

「次150番」
「はい」
「お前が最後か。
ラストナンバー」
「ラストナンバーって何ですか！？」
「嫌、今までは、番号で呼んでいたが、お前が最後ならラストナンバーのでいいかなと思っただけだ！
呼びやすいし」

その試験官はふんぞりかえって言ってきた。

「えー俺もちゃんと番号で呼んでくださいよー」

そんなやり取りをしているうちに試験の準備ができ、試験が始まった。

受かる条件はいったて簡単だ。
説明をしていた試験官は難しいことを言っていたが、用は、勝てば合格、負ければ不合格という訳だ。
引き分けの場合は、試験官が言っていた通り技量を見るんだと思う。
などと考えているうちに試験官が右上から片手剣程度の大きさの剣で降りかかってきた。

「オラッ、ぼさっとしてると一気に終わらせるぞ、ラストナンバー。」

焦りぎみで試験官の剣をかわした俺は、体制を立て直し剣を構えた。

「試験官あなた強いですね」
「あたりまえだ俺は軍人の修練施設に通っていたんだぞ。
そう簡単には倒せんぞ」
「そうですね。
なら少し本気を出します」

とレイティが言うとものすごいスピードで試験官の懐に飛び込み左下から右脇に向け切りかかった。
だが、試験官も瞬時に反応し後方に下がった。
でも、レイティはその動きを呼んでいたかのように２撃に入った。
その攻撃には、さすがの試験官も反応できず体制を崩しうしろに倒れたと共にレイティはその瞬間を逃さず試験官の首筋に剣を突き立てた。

「ま、参った」
「ありがとうございました」

レイティの礼と共に試験は、終了した。

しおりを挟む