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陸編
17.謁見の間
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二人は朝食をとり終わると、メリアは着替えるために自室に戻り、俺は寝室にそのまま取り残されたので、着替えを新たに召喚した、この後どんなことが行われるのか何も聞いていなかったので、今まで着ていた戦闘服では失礼だと思ったので(戦闘服で行ったら完全に捕まるね)海上自衛隊が着用している第一種礼装(冬服)を召喚した、今までスーツを着ていたので服じたいには違和感はないのだが、セットで召喚された帽子は今までつけ慣れてなかったためか、変な感じがする……、にしても鏡で見ると、自分で言うのもアレだがカッコイイ。
着替え終わって、しばらくすると、いきなりドアが壊れそうな勢いで開きベルが突っ込んできた。
「ワタ様!助けに参りまし……た?」
「どうした?いきなり入ってきてはダメだろう?」
「いえ、門に入った後、兵に連行されたと聞きまして……でモここハ?ドコデスカ?」
ベルは話している途中から、救出作戦の時も見せた顔になり黒いオーラが発生する……怖い
「ちょ、ちょっとベル?ど、どうしたのかな?」
「ワタサマガ……ベット?オンナ?ニオイ?」
ベルは何かをぶつぶつと呟きながら、ふらふらとこちらに近づいてくる
俺にベルがつかみかかって来そうになったとき、さっきのドアの開く(壊れた)音が聞こえていたのか、レナ達メイドとサクラが駆けつけてきた。
「貴様!何者だ!ここはメリア女王陛下とワタ国王陛下の寝室であるぞ!」
「アナタハダァレ?テキ?ミカタ?」
もはや何かに取り憑かれたかのような動きでベルはふらふらとサクラ達の方向へ向かう
「陛下のそばから離れろ!」
ベルとサクラはお互い無言で剣を引き抜き戦闘状態に発展し緊迫した空気が漂う、サクラの後ろに控えていたメイド達も慌てて護身用ナイフを構える。
「二人ともそこまでよ!」
そこに着替えを終え4人の侍女達に連れられ、百合のように白いドレスを着たメリアが、少し息を切らしながら、二人を制止する。
「今すぐ剣をおさめろ!!」
いきなりの怒声に驚き、皆一様にこちらを向き、そのまま固まってしまう。
「俺の目の前で仲間割れをするな!!そもそもベルはこの事を知っていたはずだろう?何故こんなことをする?」
「し、失礼しました、気付いたらその……我を失いこんなことに……この罪一生をかけてでも償います」
俺の怒声に驚きベルは我を取り戻したようで、恥ずかしさから顔をほのかに赤くし俯かせていた。
「いっそのこと奴隷になってしまいなさい……そうしたら正室の座は揺るぎないものに」
「ちょっと待て、何故そうなる!?とはいえ何故止めなかった、シルヴィア、キューレ、それにエレザ、ミレイユ」
「こんなことになってしまい申し訳ありません陛下、こうなってしまったのは、ワタ様が兵に捕らわれていたままかと思いあの後私達5人は城に侵入しました、ただ侵入したさきが不幸なことにこの後宮でした、その時偶然ワタ様が国王になられていたことをこの付近を歩いていた関係者から盗み聞き救出する事を断念しましたが、それでも何故かベル殿はこの部屋に突入していってしまいました……、この軽挙で無計画な事を起こし、門での陛下の警護を怠った事をお許しください、罰はいくらでも受けます、それでも足りなければ終身奴隷として陛下にお仕えいたします」
「わ、私も止めたんだけど……あんなことに……ごめんなさい」
「我々も成す術がなかった申し訳ない」
「何よ!私たちは最初から関係なかったんだから!フンッ……でも奴隷ねぇ、ウフフ」
「そうね、5人ともに終身奴隷ね!」
「いや、いいよ、ここまで派手にドアを壊したとはいえ、結局被害もないし、反省もしているようだし、ただ……次はないと思え!」
「「「ハッ!」」」
この国の王室・軍部・内閣府との昼食会は、ちょっとしたハプニングも有り予定より少し遅れたが何事もなかったかのように開催された、ちなみに事件を起こした本人含めた先ほどの5人は、罰として一日だけ部屋に軟禁させられていた、ミレイユは依然として怒っているようだが。
この昼食会に参加しているのは。
王室からは、第二王女のエリサ、第三王女のアリサが参加
軍部からは、陸軍総司令官のウェルシュ・ヨナ、参謀総長のヴァーテ・エレン、海軍大臣のガンダルシア・ヴィアラ、海軍参謀総長アルバ・リザ・近衛師団長のリメリア・セレナが参加
内閣府からは、首相のエルミナ・ユリア、外務大臣のカイル、財務大臣のイリア、内務大臣のヘルドルが参加
この国の主要メンバーが一堂に会したわけだが、なぜだか全員女性であった、そのことについてメリアに聞いてみると、曰く、先の大戦で多くの男性が出征したのと、官僚はほとんど臨時司令官としてかり出されてしまった結果全員戦死してしまったからなのだと言う、ただ、ここにいる官僚と司令官達は大戦で戦い亡くっていった者たちの副官や参謀・秘書などをやっていたので職務経験はあるようだ。
ただ海軍大臣と首相だけは5年以上の経験のあるベテランだ。
「国王陛下、女王陛下の御入来!!」
声と共に3メートルぐらいある重々しい扉が開かれると、拍手とともに入場する。
入るとそこには、跪いたまま顔を伏せこの国最上級の敬礼をしている、王女含め官僚がいる。
その間を進みながら少し高い場所にある王座へと歩みを進める
二人そろって王座の前に着くとまずメリアから話し始める
「みんな、立って顔をあげて、今日からこの国の王となるワタ様よ!これから少しばかりお言葉を頂戴しましょう!」
えぇ!いきなりそんな無茶振りですか!しょうがないここはなりきりで――
「どうも!はじめましてワタです、今回は――――」
(やばい、みんなの前でこんなセリフ恥ずかしい!しかも噛み噛みだし!)
顔が真っ赤になるような挨拶を済ませ、内閣府や軍部の人たちに一人一人挨拶まわりを終えた後、形だけの戴冠式を行った、その後玉座に座らされた後、メリアによって二人の王女が集められる。
「エリサ!アリサ!こっちへいらっしゃい、未来の“旦那さま”よ」
呼ばれたドレスを着たいかにも“お姫様”な二人が俺に駆け寄り、いきなり抱きついてくる、しかし、抱きついてきた二人は何故か涙を流していた
「どうかこの、コンダートをお救い下さい!この国の未来は、今潰えようとしています」
「私たちは、もう……」
気付くとメリアもそのほかの人たちもうつむき静かに泣いていた……
「そんなに、この国は危険な状態なのか?外の城下町を見てもそんな感じではなったのに……誰か今の状態を教えてくれ!」
「陛下、このエルミナ・ユリアがお答えしましょう、以後ユリアとお呼びくださいませ」
すると、列の中から普通の人と違って耳のとがった首相のエルミナが出てきた
「フフ、先程から耳が気になっているようですね、この耳は妖精の特徴なんですよ?その中の私はハイエルフ族に属しますが……、すみません話がそれました、この国の現状をお伝えしますと、現在この国の国境全てを帝国軍により封鎖され、海上も帝国軍によって封鎖されています、国境付近の部隊とは常に小競り合いが発生しており、本格的な衝突も時間の問題です、今一番危険な場所はハミルトン城で、すでに3万を超す帝国軍がハミルトンへと進軍しており、すでに住民を城のなかへと避難させ、1万の守備兵が籠城しているそうですがここが落ちるのも時間の問題です……以上がこの国の状態です、もうすでにこの国は蝕まれています、どうかこの国をお救い下さい……」
「よし、わかった、まず手始めにハミルトンを救いに行こうじゃないか!ただちに関係閣僚を集めて作戦会議を始める! あ!それとメリアこのあとの式は残念だけど全部キャンセルね」
「ええ、わかったわ、私もハミルトンを救いに行かなくちゃね……あそこには私の大切な従姉がいるの」
そうして、ハミルトン救出作戦が始まった――――
着替え終わって、しばらくすると、いきなりドアが壊れそうな勢いで開きベルが突っ込んできた。
「ワタ様!助けに参りまし……た?」
「どうした?いきなり入ってきてはダメだろう?」
「いえ、門に入った後、兵に連行されたと聞きまして……でモここハ?ドコデスカ?」
ベルは話している途中から、救出作戦の時も見せた顔になり黒いオーラが発生する……怖い
「ちょ、ちょっとベル?ど、どうしたのかな?」
「ワタサマガ……ベット?オンナ?ニオイ?」
ベルは何かをぶつぶつと呟きながら、ふらふらとこちらに近づいてくる
俺にベルがつかみかかって来そうになったとき、さっきのドアの開く(壊れた)音が聞こえていたのか、レナ達メイドとサクラが駆けつけてきた。
「貴様!何者だ!ここはメリア女王陛下とワタ国王陛下の寝室であるぞ!」
「アナタハダァレ?テキ?ミカタ?」
もはや何かに取り憑かれたかのような動きでベルはふらふらとサクラ達の方向へ向かう
「陛下のそばから離れろ!」
ベルとサクラはお互い無言で剣を引き抜き戦闘状態に発展し緊迫した空気が漂う、サクラの後ろに控えていたメイド達も慌てて護身用ナイフを構える。
「二人ともそこまでよ!」
そこに着替えを終え4人の侍女達に連れられ、百合のように白いドレスを着たメリアが、少し息を切らしながら、二人を制止する。
「今すぐ剣をおさめろ!!」
いきなりの怒声に驚き、皆一様にこちらを向き、そのまま固まってしまう。
「俺の目の前で仲間割れをするな!!そもそもベルはこの事を知っていたはずだろう?何故こんなことをする?」
「し、失礼しました、気付いたらその……我を失いこんなことに……この罪一生をかけてでも償います」
俺の怒声に驚きベルは我を取り戻したようで、恥ずかしさから顔をほのかに赤くし俯かせていた。
「いっそのこと奴隷になってしまいなさい……そうしたら正室の座は揺るぎないものに」
「ちょっと待て、何故そうなる!?とはいえ何故止めなかった、シルヴィア、キューレ、それにエレザ、ミレイユ」
「こんなことになってしまい申し訳ありません陛下、こうなってしまったのは、ワタ様が兵に捕らわれていたままかと思いあの後私達5人は城に侵入しました、ただ侵入したさきが不幸なことにこの後宮でした、その時偶然ワタ様が国王になられていたことをこの付近を歩いていた関係者から盗み聞き救出する事を断念しましたが、それでも何故かベル殿はこの部屋に突入していってしまいました……、この軽挙で無計画な事を起こし、門での陛下の警護を怠った事をお許しください、罰はいくらでも受けます、それでも足りなければ終身奴隷として陛下にお仕えいたします」
「わ、私も止めたんだけど……あんなことに……ごめんなさい」
「我々も成す術がなかった申し訳ない」
「何よ!私たちは最初から関係なかったんだから!フンッ……でも奴隷ねぇ、ウフフ」
「そうね、5人ともに終身奴隷ね!」
「いや、いいよ、ここまで派手にドアを壊したとはいえ、結局被害もないし、反省もしているようだし、ただ……次はないと思え!」
「「「ハッ!」」」
この国の王室・軍部・内閣府との昼食会は、ちょっとしたハプニングも有り予定より少し遅れたが何事もなかったかのように開催された、ちなみに事件を起こした本人含めた先ほどの5人は、罰として一日だけ部屋に軟禁させられていた、ミレイユは依然として怒っているようだが。
この昼食会に参加しているのは。
王室からは、第二王女のエリサ、第三王女のアリサが参加
軍部からは、陸軍総司令官のウェルシュ・ヨナ、参謀総長のヴァーテ・エレン、海軍大臣のガンダルシア・ヴィアラ、海軍参謀総長アルバ・リザ・近衛師団長のリメリア・セレナが参加
内閣府からは、首相のエルミナ・ユリア、外務大臣のカイル、財務大臣のイリア、内務大臣のヘルドルが参加
この国の主要メンバーが一堂に会したわけだが、なぜだか全員女性であった、そのことについてメリアに聞いてみると、曰く、先の大戦で多くの男性が出征したのと、官僚はほとんど臨時司令官としてかり出されてしまった結果全員戦死してしまったからなのだと言う、ただ、ここにいる官僚と司令官達は大戦で戦い亡くっていった者たちの副官や参謀・秘書などをやっていたので職務経験はあるようだ。
ただ海軍大臣と首相だけは5年以上の経験のあるベテランだ。
「国王陛下、女王陛下の御入来!!」
声と共に3メートルぐらいある重々しい扉が開かれると、拍手とともに入場する。
入るとそこには、跪いたまま顔を伏せこの国最上級の敬礼をしている、王女含め官僚がいる。
その間を進みながら少し高い場所にある王座へと歩みを進める
二人そろって王座の前に着くとまずメリアから話し始める
「みんな、立って顔をあげて、今日からこの国の王となるワタ様よ!これから少しばかりお言葉を頂戴しましょう!」
えぇ!いきなりそんな無茶振りですか!しょうがないここはなりきりで――
「どうも!はじめましてワタです、今回は――――」
(やばい、みんなの前でこんなセリフ恥ずかしい!しかも噛み噛みだし!)
顔が真っ赤になるような挨拶を済ませ、内閣府や軍部の人たちに一人一人挨拶まわりを終えた後、形だけの戴冠式を行った、その後玉座に座らされた後、メリアによって二人の王女が集められる。
「エリサ!アリサ!こっちへいらっしゃい、未来の“旦那さま”よ」
呼ばれたドレスを着たいかにも“お姫様”な二人が俺に駆け寄り、いきなり抱きついてくる、しかし、抱きついてきた二人は何故か涙を流していた
「どうかこの、コンダートをお救い下さい!この国の未来は、今潰えようとしています」
「私たちは、もう……」
気付くとメリアもそのほかの人たちもうつむき静かに泣いていた……
「そんなに、この国は危険な状態なのか?外の城下町を見てもそんな感じではなったのに……誰か今の状態を教えてくれ!」
「陛下、このエルミナ・ユリアがお答えしましょう、以後ユリアとお呼びくださいませ」
すると、列の中から普通の人と違って耳のとがった首相のエルミナが出てきた
「フフ、先程から耳が気になっているようですね、この耳は妖精の特徴なんですよ?その中の私はハイエルフ族に属しますが……、すみません話がそれました、この国の現状をお伝えしますと、現在この国の国境全てを帝国軍により封鎖され、海上も帝国軍によって封鎖されています、国境付近の部隊とは常に小競り合いが発生しており、本格的な衝突も時間の問題です、今一番危険な場所はハミルトン城で、すでに3万を超す帝国軍がハミルトンへと進軍しており、すでに住民を城のなかへと避難させ、1万の守備兵が籠城しているそうですがここが落ちるのも時間の問題です……以上がこの国の状態です、もうすでにこの国は蝕まれています、どうかこの国をお救い下さい……」
「よし、わかった、まず手始めにハミルトンを救いに行こうじゃないか!ただちに関係閣僚を集めて作戦会議を始める! あ!それとメリアこのあとの式は残念だけど全部キャンセルね」
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そうして、ハミルトン救出作戦が始まった――――
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この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
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