79 / 93
空編
79.セレンデンス空軍基地
しおりを挟む俺たちは、空軍幹部たちが乗る車に先導され基地中央部にある司令部に到着した。
この司令部は、管制塔と一緒になったビルに入っており、両隣には航空機を守るための鉄筋コンクリート造の大型シェルターがある。
管制塔は高さ150mあり、管制室のある部屋は地上120m付近にある。
ビルの中に入ると、新築のマンションなどによくある“匂い”がしたと同時に今まで木造やレンガ造りの建物が多かったので久しぶりの感覚だ。
魔術核融合炉発電所が無事に発電と送電を開始したので、ビル内は蛍光灯の明かりで満たされている。
大きめの玄関から入ってすぐの場所は、講堂のように広く造られていて、そこにはコンダート空軍第101保安警務大隊から編成された特別儀仗隊の隊員たちが広間の中心を挟むようにして整列し、突然の来訪にも関わらず俺たちを出迎えてくれた。
特別儀仗隊の装備は、指揮官(大佐)はサーベルを装備し、他の隊員はM1ガーランドを装備している。
このM1ガーランドはアメリカ軍が第二次世界大戦時に主力ライフルとして使っていたもので、よく戦争映画などで連合国側の兵隊が使っていることで有名で、この銃で最も有名な特徴として最終弾が排莢されると同時に「キーン!」と甲高い金属音を響かせながら挿弾子(クリップ)が飛んでいくことだろう、そんなM1ガーランドは現在新しい銃に置き換えられつつあるが今でも一部の自衛隊の儀仗隊が使用している。
M1ガーランドの使用弾薬は30-06弾で7.62×51㎜NATO弾より威力が高いものが使われている。
この特別儀仗隊は、コンダート王国の王族や貴族、高級武官や各国からくる国賓などを出迎え“栄誉礼”をとり行うために編成した部隊のことで、普段の保安警務大隊の任務は基地の警備を担当している。
この特別儀仗隊の後ろには、演奏を担当する軍楽隊もいる。
栄誉礼は日本の自衛隊のやり方に沿ってやっていた。
これが終わると俺たちは、空軍総司令官ルーメル・クレイシ―に連れられ空軍司令官室に案内された。
中に入ると中心にデスクがお互いに向かい合うようにして6個あり、それを囲むように本棚が部屋の壁側すべてにあり、その本棚はぎっしりと埋まっていて、入り口を背にしデスクの目の前にする形で長めのソファーがあった。
そこには、この基地を整備すると同時に軍事関連の辞書や教書なども納入していたので、おそらくそこから厳選してきたのであろう。
こういうところを見ていると、クレイシ―空軍大将がものすごく真面目で努力家なんだろうなというのが伝わってくる。
そんなクレイシ―は王国士官学校時代、空軍総参謀長エレテス・セフィーロと二人でよく図書館に毎日のようにこもり、様々な軍事関連の書籍を読み漁り研究していたようで、それもあって卒業時提出した論文当時の軍上層部に評価されるほどであった、今でもこの部屋にある現代の軍事技術や用兵術などについて研究をしているらしい、特に空軍はこの世にはない“航空機”を使う軍なのでなおさらであろう。
クレイシ―は、明るく人当たりのいい性格のセフィーロと対照的で、人見知りで且つ物静かな印象がある、見た目はキャリアウーマンを思わせるような感じで、黒縁の眼鏡をかけ目つきは鋭い、髪は黒くショートカット、体つきは出るところは程よく出て、引っ込むところは程よくといった感じだ。
正直、俺が彼女と初めて会ったとき、かなりの塩対応に見えてしまったので印象は残念ながらよくはないが、本人からすればそういうつもりはなく気恥ずかしさや緊張からああいった反応になっていたのだろう。
通された部屋にはすでに空軍の以下の主要幹部がすでに座って待っていた。
大臣 コンダート・エリカ大将(第三王女)
総参謀長 エレテス・セフィーロ大将
航空総軍司令官 イチカ・カイル中将
東部航空方面隊司令官 エレンシア・ベレーザ中将
俺とメリアが入室した瞬間、部屋にいた全員が起立し敬礼をして出迎えてくれた。
「予定より早く着いたにも関わらず、集まってくれてありがとう、みんな楽にしてくれ」
全員が席についたことを見届けた後、俺から話始めた。
「ここにいるみんなは、この世界に今までなかった考えなどに困惑や苦労をしていると思うが、この空軍が今のこの国にとって救うための最も重要なところである分、これから行う空軍の作戦の成功にかかってくる、強引なことは承知の上だがどうか頑張ってほしい」
この言葉に皆、賛同してくれたのか、大きくうなずいてくれていた。
本当はもう少し時間を取りたかったのだが、思った以上にここまで来るまで時間をかけてしまった。
しかし、こうなってしまった以上、強引なのは承知の上で彼らにどうにかして頑張ってもらうしかない。
俺からの話が終わると、次に東部航空方面隊司令の エレンシア・ベレーザ中将がセレンデンス空軍基地所属部隊近況について報告があった。
「現在訓練は順調に進み、航空管制もよどみなくかつ完璧にこなせるようになってきています、緊急着陸訓練や滑走路が攻撃を受けた時の対処法なども習得済みです。後は全部隊を挙げての大規模模擬戦闘訓練をしたのち、海軍航空隊との共同訓練と模擬戦を行えば暫定的な運用は可能かと思われます」
これを聞く限りだと、かなり速いペースで運用能力を整えてくれているようだ。
この後の訓練をみて、しっかりと運用されているかどうかを確認してみてから、実戦配備という流れで行ければ最高だ。
このほかにあった報告は以下の通り。
B-2爆撃機による長距離偵察を本日決行予定、目的は帝国首都付近の軍事施設の偵察、および帝国に対してこちらの空軍の軍事的優位性を示すため、可能であれば敵航空基地に対する限定的な爆撃をする。
安心してすぐにでも前線に投入できるのは、基地内で評価が高いF-22が主力の第2航空団と第4航空団。
スクランブル発進対応は今日の訓練を視察し、その程度を見て早くて明日から開始。
基地から北に2㎞離れた位置に(北セレンデンス基地)防空用の固定式警戒管制レーダーサイトを一基設置し、運用を開始、同時に重要防護施設なので基地防衛・防空隊を以下の通り配備
陸軍近衛第四師団隷下第23歩兵連隊(暫定配備)
空軍第一基地防空連隊
空軍基地防衛隊(大隊規模)
レーダーサイトは航空自衛隊が運用しているJ/FPS-5とこれと合わせて見通し外通信装置(OH(オーバーホライゾン))と対空無線を設置する。
これによって、今までこちらが気付かないことをいい事に、王国領空・領土内を我が物顔で飛び猛威を振るっていた竜騎兵や飛行艇に、ようやく対抗措置が取れるようになる。
これにともない、防空指揮所をセレンデンス基地内に設置した。
ベレーザ中将の近況報告が終わると、次に空軍総参謀長であるエレテス・セフィーロ大将から我が軍の作戦進行状況と敵軍の情報について話し始めた。
「まず、陸軍からアイアンフィスト作戦の進捗状況について共有があったので、お伝えします。現在陸軍特殊作戦軍第一連隊と陸軍特殊部隊第一師団がウルス城近くにある山の麓に到着し、特殊部隊第一師団隷下の建設工兵隊により前哨基地を建設完了したようです。そして両部隊の一部はすでにウルス城内に潜入し情報収集を開始しているとの事です。東部遠征軍の本隊はすでに編成が完了し、行軍を開始しました」
どうやら陸軍の作戦はここまでは予定通り進んでいるようだ。
「その他にエンペリリア・ローザ王女殿下率いる“青の騎士団“(兵力1000)と冒険者1人がウルス城の南に位置する敵の前哨基地に攻撃し見事撃破したそうです、その後ローザ王女殿下の率いる部隊はアイアンフィスト作戦に参加する予定です」
援軍としてローザが駆けつけてくれたおかげでこちらも大助かりである。
「最後に海軍からの共有事項をお伝えします。第1・2・5艦隊は編成を完了したので、第1・2艦隊は東部海域に向けて出航し、第一艦隊はベルン港沖合2㎞迄にこの後昼過ぎには到着し、陸軍の攻撃と合わせてウルスに向けて対地ミサイル(トマホーク)や空母艦載機による往復爆撃、ベルンに向けては艦砲射撃を行う予定です、そのほかに第一艦隊所属の航空部隊はこの後当基地に飛来し合同演習を行う予定です、第2艦隊は予定通り出雲国の要人を洋上で回収後すぐに帰還、第5艦隊はエンペリア王国周辺海域にいる帝国艦隊と戦闘中のエンペリア王国海軍艦隊の支援に向かうようです。以上が海軍からの情報です」
第一艦隊に関していえば、出港はバーグ沖海戦から帰還した翌日にはしていたので、確実にうまく海軍が機能している
その他の敵軍の情報は以下の通り。
ベルン港に水棲モンスター大量発生、これにより港に停泊していた軍艦の約30%が沈没し、物資・兵員輸送用の船は壊滅的な被害を受けた。
情報収集要員曰く、沈没した船はすべてイッカクに似た巨大モンスターによって攻撃されたらしく、この話は運良くその場から脱出しエミナ港にたどり着いた商人から聞いた確かな情報のようだ。
敵が現在占領中のウルス城とベルン港では伝染病(インフルエンザ)が蔓延している(パンデミック級 非常に致死性が高くこの世界の治癒魔法や医療では対処不可能で、これにかかったものは残念ながら助けてもらうこともされずただ死にゆくしかない(現代医療でこれは簡単に解決が可能で、薬によって治せる、潜入任務に付いている兵にはワクチンを投与したのでこの影響は受けない)その二つの影響を受け敵兵力が大幅に減少し、さらに補給手段を海運に頼っていたため食糧不足にも悩まされはじめている(占領時にはすでに食料などは領民によって全て運び出されているので、現地調達も不可能)
現地住民はすでに避難を完了しているので被害皆無。
ただ、これを受けてそのまま放っておくほど帝国軍も馬鹿ではないので、この対策として陸路での援軍(兵数不明)と補給物資を送ることにしたようで、その援軍の中に最高位の治癒魔法師が数人含まれているようだ。
さらにこれとは別に、行動を開始した部隊があるという情報が入って来ているのでこれにも注意が必要だ。
敵航空部隊の様子は、陸と海の状況に何の左右もされることもなくむしろ活発な動きが多くなっている、中でも顕著なのがセレンデンス空軍基地周辺空域への竜騎兵による偵察が多くなってきている事だ。
敵もどうやら、今こちら側の航空戦力を準備していることを察知し、これに対して警戒感を露わにしているようで、威嚇するかのようにギリギリ近くまで飛んでくるが、少し前に防空部隊によって迎撃を受けたのと以前のバーグ沖海戦で竜騎兵がこちら側の攻撃で全滅したのを聞いているので、近付いてくる以外のことはしない。
ただ、情報によると流石に危機感を覚えた帝国空軍は、すでに大型飛空艇多数を出撃させているようで、その飛空艇で空爆を仕掛けてくるつもりだ。
今はまだ航空部隊は訓練途中なのでまだ緊急発進(スクランブル)の許可を下していない、その為現状は地上に配備されている防空部隊に頼りきりの状態(消極的防御)
しかし、今は防空部隊で防いでいるものの、地上と空の同時進行を受けたら、流石に防げなくなってしまうので、早くても今夜には緊急発進ができるようにしたい。
「これで報告を終わらせていただきます、この後の予定ですが、両陛下にはここより北にある射爆撃場にておこなわれる第一爆撃航空軍と第23近接航空支援団の大規模爆撃演習を見学していただくことになっております、そのあとに当基地に戻り海軍航空隊との合同演習と敵味方に分かれての模擬戦を行います」
報告が終わると、いよいよ今回のメインイベントの空軍の演習を見学に向かうこととなった。
10
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活
仙道
ファンタジー
リメイク先:「視線が合っただけで美少女が俺に溺れる。異世界で最強のハーレムを作って楽に暮らす」
ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。
彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる