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19 意識を掬う
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「イクマ君は?何か特殊な力あるの?」
「自分っすか?自分は…」
興味深く聞いた私の質問にイクマ君が答えようとした時だったーー
ーーガラガラガシャン!と玄関戸を乱暴に開け放たれたような大きな音の後に
「 イクマァーーっ! 」と焦ったように叫ぶトビさんの声がして、イクマ君と慌てて向かえば…
そこにはぐったりと意識のないナズナさんと、かろうじて意識を保っている様子のゲンナイさん。…そして二人を支えているトビさんサダネさんが、壊し倒された玄関戸の前に立っていた。
「猫魔の瘴気にやられました!すぐにキトワさんを呼んできてください!」
「フダツの村にいるらしいぜぃ!急げっ!」
「っはい!!」
二人に指示されたイクマ君は大きな返事の後、一瞬でその場から消えてしまった。
そのあまりの足の速さ故にブワリと風圧が残って、目の前の光景に固まっている私の髪の毛を揺らした…
「イクマさんは、特殊な脚力をもってるので走るのが凄く速いんです。すぐにキトワさんを呼んできてくれます」
「キトワさえ来てくれりゃすぐ治んだろぃ。だからそんな顔すんな」
サダネさんとトビさんに言われ、やっと自分がどんな顔をしているのか気付く。
キトワさんが誰なのかという疑問すらわかないくらい私の頭は目の前の光景に驚愕していた。
だって、ねぇ…ほんの昨日まで…
ゲンナイさんもナズナさんも元気だったのに…今、目の前でぐったりとしている二人はそんな面影なんてまったくない…。
ナズナさんに至っては至る所に血らしき跡があるし、腕からは血が滴っている…。消滅してしまう姿ばかり想像していた私には、この光景は予想外すぎて…
消滅ではなかったからマシだと、喜ぶ気には…とてもなれない
「とりあえず怪我の手当しましょう」
医務室へと二人を運び寝かせるトビさん達に私はふらふらとついていく…
いや、しっかりしろ私。私もなにか手伝わなきゃ。とそう思うのとは裏腹に体は思う通りに動いてくれない。
だって今まで、間近でこんな血まみれの人や苦しそうな人を見たことがない。ましてや他人じゃない…昨日まで元気な姿を知っている人が目の前で倒れているなんて…
「っ俺はいい。怪我は大したことない…瘴気も少し浴びただけだ」
「ゲンナイさん!」
「俺を庇ったせいでナズナの方が重症なんだ」
ゲホゲホと咳をしながら言うゲンナイさんは呼吸がしづらいのか話すたびにひゅうひゅうと息が漏れているようだった。
こんな様子でよく大したことないなんて言えるなこの人。いい加減にしてほしい…!
でも確かにゲンナイさんの言う通り、ナズナさんの衣服に付着している血の量と、さきほどからピクリとも動かないその体がナズナさんの危機的状況を表している
ただでさえ色白の肌が更に白く、まるで血の気がない。
「爪でやられたようだねぃ」
血が滲むナズナさんの服を破り、患部をみたトビさんが苦々しく呟く。
右腕の二の腕から肘にかけて鋭く切り付けられたような傷から、何か禍々しい黒い霧のようなものが滲み出ていた。
「瘴気に触れないように気を付けてください」
「おう」
漏れ出る瘴気とやらに触れないようにしながらも、なんとか止血を試みるトビさんとサダネさんを前に、私は小さく震える体を支えてその場に立ち尽くすしかできなかった…
いい加減、役立たずにもほどがある
「由羅、ちゃん」
呼ばれた名前にビクッと反応する。ゲンナイさんが私を見ながら「大丈夫」と小さく笑った
「よくある、ことだ。誰も死なないから大丈夫だよ」
「ゲンナイさん…」
「それと由羅ちゃ、悪いけど…紙とペンを…」
少し眠くてね、と小さな声で言うゲンナイさんに泣きそうになりながらも私は固まる体をむりやり動かし、事務室から急いで紙とペンを取ってくるとそれをゲンナイさんに手渡した。
「ありがとう」と掠れた声で御礼を言われ、私は歯を食いしばる
苦しそうなゲンナイさんと血の気がどんどん無くなっていくナズナさんをこれ以上見ていられない!何かしなきゃ…!
(どうすればいい…。キトワさんっていうお医者さん?はいつ来るのかわからないし…。というか、こういう時こそ時成さん出番じゃないの!?今こそ不思議な力使ってよ!何やってんの!!)
心のなかで地団駄を踏みながら、そう叫んだ時だったーー
「生憎、私に治癒はできなくてね」
ーー突然背後から声がして、振り向けばそこにはいつのまに来たのか時成さんが立っていて、驚いたけど。その口から告げられた期待外れの言葉に私は心の中で、役立たず!と叫んだ。
「時成、様」
「災難だったねゲンナイ。瘴気でつらいだろうけど、メモを書き終えるまでは眠らないように。今回の件を聞かないとだからね」
「っは、はい…」
「ナズナも瘴気が深くまで侵されかけているね。キトワが来るまで意識だけでも掬っておこうか」
「それくらいなら(役立たずの)私でもできるからね」とこちらを一瞥してきた時成さんには
さきほど私が心の中で何を叫んだかが、どうやらバレていたらしい…まずいな。後で絶対小言言われる…
少しだけ思考が落ち着いてきたと思えた時、ナズナさんの額に指を押し当て、時成さんは目を瞑っていた
うわ、あの気持ち悪いやつだ…。と自分にも同じ事をされた時を思いだして眉間に皺がよる。
暫くしてすぐに、それまで微動だにしなかったナズナさんの目がパチっと開いた
「っハ、ァぅうう、くそっ…!ぐぁ、ぁ…」
意識を取り戻したのはいいものの苦しみが軽減されたわけではないのか、苦しそうに顔を歪めるナズナさんは今にも失いそうな意識をかろうじて手繰り寄せているようで、見ていると泣きそうになってしまう…
「ぅ、時成…様、く…すみま、せん」
「うん、少し危なかったねナズナ。意識が瘴気に呑まれれば戻ってはこれないからね。苦しいかもしれないけど呑まれないよう気張りなさい」
「っは、い…」
「ちくしょぉ、…俺があの時お前らと逸れなきゃっ…!」
「いや、逸れたのは猫魔の罠のせい、だ。トビさんのおかげで…俺たちは生きてる」
辛い体を無理やり動かすようにメモをとり話すゲンナイさんの腕が震えていて、いよいよ限界が近い事を訴えいる…
それにナズナさんの苦しみ方が尋常じゃない。低く唸るようなうめき声が医務室に響いていて…何もできないくせに私の気持ちは焦る。
なにか、ないの薬とかなんか…
キトワさんはまだなんだろうか…早くきて、お願い。
もう私にはこんなのとても見ていられない
目の前の凄惨な光景にズキズキと痛む心臓に手を添えながら溢れそうになる涙を堪えていた時だった。
「由羅、おいで」とナズナさんの傍に立つ時成さんから手招きをされ、不思議に思いながらも私は素直に近づいていく
「ナズナの傷に触れてみて」
「へ・・・?」
「なっ、時、成様!これは、っ、猫魔の、爪でや、られました…!触れば瘴気がっ…コイツにも、ぅ…」
苦しみに耐えながら言ったナズナさんに時成さんは平然と「そうだね」と頷いた
「時成様!そんなことをしても触れたものも瘴気に侵されるだけで、ナズナさんの瘴気が減るわけじゃありません、瘴気に侵される犠牲者を増やすだけです!」
止めようと叫ぶサダネさんの近くでゲンナイさんとトビさんもこちらを見ていた。
焦る皆の様子に対してなんら変化を見せず、時成さんは「普通ならそうだよね」と胡散臭い笑みを浮かべる
「でもね、由羅は少し普通とちがうからね」
(あぁ、なるほど。)と理解した。だって時成さんのその顔が数時間前、屋根裏に入る私を観察していた時とまったく同じだ…。
(この人さては、また実験しようとしてるな…)
「試す価値はあると思うんだよ」と時成さんは私の手をガシリと掴むとその手をナズナさんの瘴気の傷へと近づけていく
「え、ちょっ…!」
「「時成様っ!」」
「「由羅さん!」」
「うぅっ!」
待って待って待って心の準備が…!心の準備が必要です!せめてどうなる可能性があるとかの説明を聞いてからではダメでしょうか!
心の中で叫ぶ声は届くわけはなく。グイッと問答無用で引っ張られた私の手はナズナさんの傷口へと距離を縮め、それに触れた。
「自分っすか?自分は…」
興味深く聞いた私の質問にイクマ君が答えようとした時だったーー
ーーガラガラガシャン!と玄関戸を乱暴に開け放たれたような大きな音の後に
「 イクマァーーっ! 」と焦ったように叫ぶトビさんの声がして、イクマ君と慌てて向かえば…
そこにはぐったりと意識のないナズナさんと、かろうじて意識を保っている様子のゲンナイさん。…そして二人を支えているトビさんサダネさんが、壊し倒された玄関戸の前に立っていた。
「猫魔の瘴気にやられました!すぐにキトワさんを呼んできてください!」
「フダツの村にいるらしいぜぃ!急げっ!」
「っはい!!」
二人に指示されたイクマ君は大きな返事の後、一瞬でその場から消えてしまった。
そのあまりの足の速さ故にブワリと風圧が残って、目の前の光景に固まっている私の髪の毛を揺らした…
「イクマさんは、特殊な脚力をもってるので走るのが凄く速いんです。すぐにキトワさんを呼んできてくれます」
「キトワさえ来てくれりゃすぐ治んだろぃ。だからそんな顔すんな」
サダネさんとトビさんに言われ、やっと自分がどんな顔をしているのか気付く。
キトワさんが誰なのかという疑問すらわかないくらい私の頭は目の前の光景に驚愕していた。
だって、ねぇ…ほんの昨日まで…
ゲンナイさんもナズナさんも元気だったのに…今、目の前でぐったりとしている二人はそんな面影なんてまったくない…。
ナズナさんに至っては至る所に血らしき跡があるし、腕からは血が滴っている…。消滅してしまう姿ばかり想像していた私には、この光景は予想外すぎて…
消滅ではなかったからマシだと、喜ぶ気には…とてもなれない
「とりあえず怪我の手当しましょう」
医務室へと二人を運び寝かせるトビさん達に私はふらふらとついていく…
いや、しっかりしろ私。私もなにか手伝わなきゃ。とそう思うのとは裏腹に体は思う通りに動いてくれない。
だって今まで、間近でこんな血まみれの人や苦しそうな人を見たことがない。ましてや他人じゃない…昨日まで元気な姿を知っている人が目の前で倒れているなんて…
「っ俺はいい。怪我は大したことない…瘴気も少し浴びただけだ」
「ゲンナイさん!」
「俺を庇ったせいでナズナの方が重症なんだ」
ゲホゲホと咳をしながら言うゲンナイさんは呼吸がしづらいのか話すたびにひゅうひゅうと息が漏れているようだった。
こんな様子でよく大したことないなんて言えるなこの人。いい加減にしてほしい…!
でも確かにゲンナイさんの言う通り、ナズナさんの衣服に付着している血の量と、さきほどからピクリとも動かないその体がナズナさんの危機的状況を表している
ただでさえ色白の肌が更に白く、まるで血の気がない。
「爪でやられたようだねぃ」
血が滲むナズナさんの服を破り、患部をみたトビさんが苦々しく呟く。
右腕の二の腕から肘にかけて鋭く切り付けられたような傷から、何か禍々しい黒い霧のようなものが滲み出ていた。
「瘴気に触れないように気を付けてください」
「おう」
漏れ出る瘴気とやらに触れないようにしながらも、なんとか止血を試みるトビさんとサダネさんを前に、私は小さく震える体を支えてその場に立ち尽くすしかできなかった…
いい加減、役立たずにもほどがある
「由羅、ちゃん」
呼ばれた名前にビクッと反応する。ゲンナイさんが私を見ながら「大丈夫」と小さく笑った
「よくある、ことだ。誰も死なないから大丈夫だよ」
「ゲンナイさん…」
「それと由羅ちゃ、悪いけど…紙とペンを…」
少し眠くてね、と小さな声で言うゲンナイさんに泣きそうになりながらも私は固まる体をむりやり動かし、事務室から急いで紙とペンを取ってくるとそれをゲンナイさんに手渡した。
「ありがとう」と掠れた声で御礼を言われ、私は歯を食いしばる
苦しそうなゲンナイさんと血の気がどんどん無くなっていくナズナさんをこれ以上見ていられない!何かしなきゃ…!
(どうすればいい…。キトワさんっていうお医者さん?はいつ来るのかわからないし…。というか、こういう時こそ時成さん出番じゃないの!?今こそ不思議な力使ってよ!何やってんの!!)
心のなかで地団駄を踏みながら、そう叫んだ時だったーー
「生憎、私に治癒はできなくてね」
ーー突然背後から声がして、振り向けばそこにはいつのまに来たのか時成さんが立っていて、驚いたけど。その口から告げられた期待外れの言葉に私は心の中で、役立たず!と叫んだ。
「時成、様」
「災難だったねゲンナイ。瘴気でつらいだろうけど、メモを書き終えるまでは眠らないように。今回の件を聞かないとだからね」
「っは、はい…」
「ナズナも瘴気が深くまで侵されかけているね。キトワが来るまで意識だけでも掬っておこうか」
「それくらいなら(役立たずの)私でもできるからね」とこちらを一瞥してきた時成さんには
さきほど私が心の中で何を叫んだかが、どうやらバレていたらしい…まずいな。後で絶対小言言われる…
少しだけ思考が落ち着いてきたと思えた時、ナズナさんの額に指を押し当て、時成さんは目を瞑っていた
うわ、あの気持ち悪いやつだ…。と自分にも同じ事をされた時を思いだして眉間に皺がよる。
暫くしてすぐに、それまで微動だにしなかったナズナさんの目がパチっと開いた
「っハ、ァぅうう、くそっ…!ぐぁ、ぁ…」
意識を取り戻したのはいいものの苦しみが軽減されたわけではないのか、苦しそうに顔を歪めるナズナさんは今にも失いそうな意識をかろうじて手繰り寄せているようで、見ていると泣きそうになってしまう…
「ぅ、時成…様、く…すみま、せん」
「うん、少し危なかったねナズナ。意識が瘴気に呑まれれば戻ってはこれないからね。苦しいかもしれないけど呑まれないよう気張りなさい」
「っは、い…」
「ちくしょぉ、…俺があの時お前らと逸れなきゃっ…!」
「いや、逸れたのは猫魔の罠のせい、だ。トビさんのおかげで…俺たちは生きてる」
辛い体を無理やり動かすようにメモをとり話すゲンナイさんの腕が震えていて、いよいよ限界が近い事を訴えいる…
それにナズナさんの苦しみ方が尋常じゃない。低く唸るようなうめき声が医務室に響いていて…何もできないくせに私の気持ちは焦る。
なにか、ないの薬とかなんか…
キトワさんはまだなんだろうか…早くきて、お願い。
もう私にはこんなのとても見ていられない
目の前の凄惨な光景にズキズキと痛む心臓に手を添えながら溢れそうになる涙を堪えていた時だった。
「由羅、おいで」とナズナさんの傍に立つ時成さんから手招きをされ、不思議に思いながらも私は素直に近づいていく
「ナズナの傷に触れてみて」
「へ・・・?」
「なっ、時、成様!これは、っ、猫魔の、爪でや、られました…!触れば瘴気がっ…コイツにも、ぅ…」
苦しみに耐えながら言ったナズナさんに時成さんは平然と「そうだね」と頷いた
「時成様!そんなことをしても触れたものも瘴気に侵されるだけで、ナズナさんの瘴気が減るわけじゃありません、瘴気に侵される犠牲者を増やすだけです!」
止めようと叫ぶサダネさんの近くでゲンナイさんとトビさんもこちらを見ていた。
焦る皆の様子に対してなんら変化を見せず、時成さんは「普通ならそうだよね」と胡散臭い笑みを浮かべる
「でもね、由羅は少し普通とちがうからね」
(あぁ、なるほど。)と理解した。だって時成さんのその顔が数時間前、屋根裏に入る私を観察していた時とまったく同じだ…。
(この人さては、また実験しようとしてるな…)
「試す価値はあると思うんだよ」と時成さんは私の手をガシリと掴むとその手をナズナさんの瘴気の傷へと近づけていく
「え、ちょっ…!」
「「時成様っ!」」
「「由羅さん!」」
「うぅっ!」
待って待って待って心の準備が…!心の準備が必要です!せめてどうなる可能性があるとかの説明を聞いてからではダメでしょうか!
心の中で叫ぶ声は届くわけはなく。グイッと問答無用で引っ張られた私の手はナズナさんの傷口へと距離を縮め、それに触れた。
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