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56 ルーツ
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「ぐっもーにんプリンセス!昨夜はよく眠れたかな?ちなみに僕はゲンナイの部屋でトビとトランプに勤しんでいたよ!もちろん種目は七並べさ!実に白熱した良い試合だったね!トビが最後までスペードの6を隠していたのだけど、だがやはり最後に勝つのはこの僕だと決まっているからね!僕は持っていたジョーカーをそこに置き事なきを得たのさ!」
「……おはようございます。」
身支度をしてトキノワの外に出ると同時に、キラキラオーラでまくし立てるキトワさんの猛攻に私は目を細めた
何故、参加していないゲンナイさんの部屋でわざわざトランプをしていたのかも疑問だけど。なにより自室をそんな煩い空間にされてしまったゲンナイさんが不憫でならない…。ただでさえ一緒に行けなくて落ち込みようが半端なかったのに…。
それにしても、例の王族ご利用のふかふかソファの馬車の中で、ふんぞり返りながら高らかに笑い声をあげるキトワさんの王族感がすごい…
牽引するために乗馬しているシオ君がただの従者に見える。本物の王族はシオ君のはずなのに……。
この前とはまた違った意味で、ものすごく乗りづらい…。
「お気になさらず。由羅様乗ってください。」
ふわりと笑顔を浮かべたシオ君に遠慮ぎみに頷いて「おじゃまします」とキトワさんの隣に腰掛けると、入れ違いにキトワさんは立ち上がった
「では、僕は警戒陣形で前を駆けるとしよう!」
二人共この国にとって守るべき御仁だからね!と華麗に馬に跨り、あっという間に前に出たキトワさんに続くようにシオ君が手綱を引き、馬車はゆっくりと走り出した。
ガタガタと揺れはするものの、相変わらずこの馬車の乗り心地は良く、気を抜けば眠ってしまいそうだけど、あいにくそんな暇はない。
考えなければ…。どうすればキトワさんのハート、もとい好感度を増やせるのかを…!
今までの私は何も自覚なく、いつの間にか皆のハートが勝手に増えていたから、実際それを真剣に考えたことはなかったかもしれない。
だけど今度の相手はキトワさんだ。そもそもまともに会話すら成立せず、気付けば相手のペースにのまれてしまう…放っておけばずっとしゃべり続けてしまうあのキトワさんなのだ…!
何か策でも講じないと、まずハートは増えないだろう…
しかし当然ながら私がキトワさんについて知っていることはすごく少ない。
医者であること、熱を感知できたり、嘘や感情を見抜けることと。あとは…射的が上手いということぐらい。でもこれって全部特徴というだけで、キトワさんの人となりという訳ではないし…
一見ただのアホそうにふるまっているその奥で、一体なにを思っているのかわかれば、その心に触れられそうに気がするんだけどな…
「難しいな…」
「…私でよろしければお教えいたしますよ」
「え?」
「さきほどからキトワ様を見ておられたので、あの方について私が知っている事でよろしければ」
…さすが、次期国王様である。いやどちらかというとその察し能力は優秀執事の方だろうか…なんにしてもありがたい、と「お願いします」と頭を下げれば、シオ君は前を向いたまま「兄上様から聞いた話になりますが…」と話しだした
「兄上様の幼馴染であるキトワ様もトビ様も、元は名家の生まれです。特にキトワ様の家は古くからある伝統的な家柄で、それ故に幼い頃からとても厳しく育てられ、その頃はキトワ様も今のような性格ではなく、物静かで真面目で従順な子供だったと聞いています」
「…え?キトワさんがですか?」
あのキトワさんが?物静かで従順??…まったく想像できない。でもじゃあ何がきっかけであんなに自由奔放な王様っぽい感じになってしまったのか…
「兄上様が身分を隠して庶民として暮らしていたのは申し上げたと思いますが…その兄上様が8歳の頃、隠していたその身分が露呈するという事件がありました。」
「え…」
「学舎に通う子には名家の者も多く、瞬く間に広がったそれは、ついには兄上様の暗殺が計画されるまでに大きくなったのです。」
「ひぇ…あ、暗殺…」
た、確かに。ツジノカさんは次期王様候補だったわけだし、己の保身と出世のためのそういうことは起こりうるのかもしれない。
王族とかにありがちな話なのかもしれないけれど…。なんだか血生臭い話だ。と私はゴクリと固唾を飲み込む。
当のシオ君もこういう話は慣れっ子なのか、さも平然とした顔で「キトワ様の家も、兄上様を暗殺しようとした家のひとつでした。」とさらっと言った言葉に私は「へ?」と声がもれた。え、なにどういうこと?
「幼い頃からの厳しい教育で、キトワ様の戦闘技術はすでに高かったので、学友であることを利用し、兄上様を殺せと親に命令され、キトワ様は暗殺を実行しました。」
「キ、キトワさんがツジノカさんを暗殺…!?」
「はい。ですが、それは失敗に終わり。その後キトワ様と兄上様と友人になったそうです。…というか、気付けばずっとそばにキトワ様がいるようになった。と兄上様は言っていました。」
自分の子に人を殺せと命令する親もどうかと思うけどそれをしようとするキトワさんも普通ではない。だけどそんなキトワさんの暗殺執行をツジノカさんが一体どうやって止めたのか気になる。それどころかなんだかキトワさんを懐柔しているみたいだし…
「兄上様と過ごすうちキトワ様の中で何か変化があったのでしょう。真面目で従順だった仮面を剥ぎ捨て、生まれ変わったかのように明るくなったキトワ様はある日、自らの家に火を放ちました」
「・・・ん?え、火を?放った…?」
「はい。一応死人も怪我人もなかったらしいですが、家はあとかたもなくチリと化し、キトワ様は呆然とする自らの家族にこう言ったそうです」
『今あるものを守るのに必死になるのではなく。
ないものをあるものにするため生きる方が楽しいではないか!』
「えぇ~…」
「…さすがに勘当され、家を追い出されたそうですが。それも狙いではあったようで、キトワ様は嬉々として家を出ると、そこからあまたの医者のもとに勉強のため渡り歩いたようです」
「え・・・とつまり?」
「今のキトワ様ができあがったルーツは兄上様にあるのではないかと思います」
いや、放火のインパクト強すぎて頭の整理がおいつかない。つまりなに?キトワさんはどういう人なの?ツジノカさんが今のキトワさんのルーツだったとして、そのきっかけたる暗殺失敗の時のことがわからないからなんともいえないーー…
「つまりね、僕は衝撃を受けたのさ。ツジノカという人間に対してね」
聞こえてきたその声に「衝撃…?」と聞き返して気付く。あれ?私いま誰に聞き返したんだ?
「事の発端である。ツジノカの身分が露呈し、始まった暗殺合戦はツジノカ自らの計画だったんだよ。つまり自分で自分の秘密をばらまいたのさ」
言葉と共に、バサリと布が翻す音がして、ストンと目の前にキトワさんが舞い降りた
おそらく馬上からこの馬車に飛び移ってきたのだろうキトワさんは私を見下ろし顔を斜めに傾けると、にっこりと笑みを見せた
「さきほどから聞いてはいたんだけど、シオだけでは語るに落ち度があるからね。やはりこういうものは本人の口から語られるべきではないかな?案ずるなかれ由羅嬢。僕のすべてを知りたいという欲求はこの世に生き、僕という存在をその眼に宿した人間ならば願わずにいられないものだからね!恥ずかしがることはないよ。さぁ遠慮せず聞いてくれてかまわない!この僕に隠すべきことなどひとつもないからね!!」
アッハッハッハ!と高らかに笑うキトワさんにガクリと力がぬけた。一体いつから聞いていたのかもわからないけど、本人に直接聞くのは違うんですよ。好感度の上げ方を聞く事なんてできないし…
(至難にもほどがある…。)
この人のハートを増やすのは、そもそも無理な話なのかもしれない…
「……おはようございます。」
身支度をしてトキノワの外に出ると同時に、キラキラオーラでまくし立てるキトワさんの猛攻に私は目を細めた
何故、参加していないゲンナイさんの部屋でわざわざトランプをしていたのかも疑問だけど。なにより自室をそんな煩い空間にされてしまったゲンナイさんが不憫でならない…。ただでさえ一緒に行けなくて落ち込みようが半端なかったのに…。
それにしても、例の王族ご利用のふかふかソファの馬車の中で、ふんぞり返りながら高らかに笑い声をあげるキトワさんの王族感がすごい…
牽引するために乗馬しているシオ君がただの従者に見える。本物の王族はシオ君のはずなのに……。
この前とはまた違った意味で、ものすごく乗りづらい…。
「お気になさらず。由羅様乗ってください。」
ふわりと笑顔を浮かべたシオ君に遠慮ぎみに頷いて「おじゃまします」とキトワさんの隣に腰掛けると、入れ違いにキトワさんは立ち上がった
「では、僕は警戒陣形で前を駆けるとしよう!」
二人共この国にとって守るべき御仁だからね!と華麗に馬に跨り、あっという間に前に出たキトワさんに続くようにシオ君が手綱を引き、馬車はゆっくりと走り出した。
ガタガタと揺れはするものの、相変わらずこの馬車の乗り心地は良く、気を抜けば眠ってしまいそうだけど、あいにくそんな暇はない。
考えなければ…。どうすればキトワさんのハート、もとい好感度を増やせるのかを…!
今までの私は何も自覚なく、いつの間にか皆のハートが勝手に増えていたから、実際それを真剣に考えたことはなかったかもしれない。
だけど今度の相手はキトワさんだ。そもそもまともに会話すら成立せず、気付けば相手のペースにのまれてしまう…放っておけばずっとしゃべり続けてしまうあのキトワさんなのだ…!
何か策でも講じないと、まずハートは増えないだろう…
しかし当然ながら私がキトワさんについて知っていることはすごく少ない。
医者であること、熱を感知できたり、嘘や感情を見抜けることと。あとは…射的が上手いということぐらい。でもこれって全部特徴というだけで、キトワさんの人となりという訳ではないし…
一見ただのアホそうにふるまっているその奥で、一体なにを思っているのかわかれば、その心に触れられそうに気がするんだけどな…
「難しいな…」
「…私でよろしければお教えいたしますよ」
「え?」
「さきほどからキトワ様を見ておられたので、あの方について私が知っている事でよろしければ」
…さすが、次期国王様である。いやどちらかというとその察し能力は優秀執事の方だろうか…なんにしてもありがたい、と「お願いします」と頭を下げれば、シオ君は前を向いたまま「兄上様から聞いた話になりますが…」と話しだした
「兄上様の幼馴染であるキトワ様もトビ様も、元は名家の生まれです。特にキトワ様の家は古くからある伝統的な家柄で、それ故に幼い頃からとても厳しく育てられ、その頃はキトワ様も今のような性格ではなく、物静かで真面目で従順な子供だったと聞いています」
「…え?キトワさんがですか?」
あのキトワさんが?物静かで従順??…まったく想像できない。でもじゃあ何がきっかけであんなに自由奔放な王様っぽい感じになってしまったのか…
「兄上様が身分を隠して庶民として暮らしていたのは申し上げたと思いますが…その兄上様が8歳の頃、隠していたその身分が露呈するという事件がありました。」
「え…」
「学舎に通う子には名家の者も多く、瞬く間に広がったそれは、ついには兄上様の暗殺が計画されるまでに大きくなったのです。」
「ひぇ…あ、暗殺…」
た、確かに。ツジノカさんは次期王様候補だったわけだし、己の保身と出世のためのそういうことは起こりうるのかもしれない。
王族とかにありがちな話なのかもしれないけれど…。なんだか血生臭い話だ。と私はゴクリと固唾を飲み込む。
当のシオ君もこういう話は慣れっ子なのか、さも平然とした顔で「キトワ様の家も、兄上様を暗殺しようとした家のひとつでした。」とさらっと言った言葉に私は「へ?」と声がもれた。え、なにどういうこと?
「幼い頃からの厳しい教育で、キトワ様の戦闘技術はすでに高かったので、学友であることを利用し、兄上様を殺せと親に命令され、キトワ様は暗殺を実行しました。」
「キ、キトワさんがツジノカさんを暗殺…!?」
「はい。ですが、それは失敗に終わり。その後キトワ様と兄上様と友人になったそうです。…というか、気付けばずっとそばにキトワ様がいるようになった。と兄上様は言っていました。」
自分の子に人を殺せと命令する親もどうかと思うけどそれをしようとするキトワさんも普通ではない。だけどそんなキトワさんの暗殺執行をツジノカさんが一体どうやって止めたのか気になる。それどころかなんだかキトワさんを懐柔しているみたいだし…
「兄上様と過ごすうちキトワ様の中で何か変化があったのでしょう。真面目で従順だった仮面を剥ぎ捨て、生まれ変わったかのように明るくなったキトワ様はある日、自らの家に火を放ちました」
「・・・ん?え、火を?放った…?」
「はい。一応死人も怪我人もなかったらしいですが、家はあとかたもなくチリと化し、キトワ様は呆然とする自らの家族にこう言ったそうです」
『今あるものを守るのに必死になるのではなく。
ないものをあるものにするため生きる方が楽しいではないか!』
「えぇ~…」
「…さすがに勘当され、家を追い出されたそうですが。それも狙いではあったようで、キトワ様は嬉々として家を出ると、そこからあまたの医者のもとに勉強のため渡り歩いたようです」
「え・・・とつまり?」
「今のキトワ様ができあがったルーツは兄上様にあるのではないかと思います」
いや、放火のインパクト強すぎて頭の整理がおいつかない。つまりなに?キトワさんはどういう人なの?ツジノカさんが今のキトワさんのルーツだったとして、そのきっかけたる暗殺失敗の時のことがわからないからなんともいえないーー…
「つまりね、僕は衝撃を受けたのさ。ツジノカという人間に対してね」
聞こえてきたその声に「衝撃…?」と聞き返して気付く。あれ?私いま誰に聞き返したんだ?
「事の発端である。ツジノカの身分が露呈し、始まった暗殺合戦はツジノカ自らの計画だったんだよ。つまり自分で自分の秘密をばらまいたのさ」
言葉と共に、バサリと布が翻す音がして、ストンと目の前にキトワさんが舞い降りた
おそらく馬上からこの馬車に飛び移ってきたのだろうキトワさんは私を見下ろし顔を斜めに傾けると、にっこりと笑みを見せた
「さきほどから聞いてはいたんだけど、シオだけでは語るに落ち度があるからね。やはりこういうものは本人の口から語られるべきではないかな?案ずるなかれ由羅嬢。僕のすべてを知りたいという欲求はこの世に生き、僕という存在をその眼に宿した人間ならば願わずにいられないものだからね!恥ずかしがることはないよ。さぁ遠慮せず聞いてくれてかまわない!この僕に隠すべきことなどひとつもないからね!!」
アッハッハッハ!と高らかに笑うキトワさんにガクリと力がぬけた。一体いつから聞いていたのかもわからないけど、本人に直接聞くのは違うんですよ。好感度の上げ方を聞く事なんてできないし…
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