道诡异仙

きりしま つかさ

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第0629話 答え

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銀陵城の監天司が自分に対してこんなに丁寧な態度を取っていると、正徳寺の方丈は驚きながらも両手を合わせた。

「アミ陀フ、施主は大変な人物です。

貧僧、感謝します。

ただこの礼は大きすぎます」

「いやいや、たいしたことないんですよ。

ただ誰も取りに来なかった空地だけですから」

道装の正伯橋が老僧に向かって熱心に語りかけた。

眼前の老道士と老僧が言い合いを続ける様子を見ていた李火旺は、この大梁の監天司が大齊から来た宗門教派を吸収していることに気づいた。

彼らが大齊の百姓と共に新たな力を生み出すことは法教への一大助力となる。

「よしよし、お坊さん。

初めに来ていただいたので、雨華斎で素食一席ご馳走するつもりです。

味は悪くないですよ」

「えっ、その…施主がお気をつけてください。

貧僧はすでに食事を済ませました」

「お坊さんよ、この料理が無駄になるのは佛祖に申し訳ないでしょう?」

方仙道が禅度を連れて去ろうとした時、不機嫌な李火旺が彼らの前に立ちはだかった。

「正伯橋道長。

他のことをする前にお忘れ物はないですか?監天司に人を集めるだけでは法教の大巫女を審問しないのですか?」

上京城で見ていたように、この正伯橋は冗舌だった。

「李道友、焦がなくてよかろう。

一食くらいなら時間はかかるものだ」

「お前は本当に無能なのか?お前がやらないなら私が手を出すしかない」

李火旺の強い口調に気付いた禅度が仲裁に入った。

「道長、いつでも食事は可能です。

重要なことこそ優先しましょうよ」

禅度の言葉で正伯橋はふと手にした拂子を地面に置き、地上の人棍へ向かって歩み出した。

「李道友、法教の問題は一日や二日では解決しないものです。

焦がすほど速く進めても、大巫女の頭の中にある情報だけで法教全体を滅ぼせるわけではありませんよ」

確かに解決策は簡単ではないと正伯橋も理解していたが、相手が重要な仕事をしているのにそれを放り出していようとする点に腹立たしさを感じていた。

やっと動き出した正伯橋を見ながら李火旺は後ろに下がり、李歳と共に並んだ。

佛玉炉がその口から金仏陀を吸い取り始めると、何信来の口から「バチッ」と音を立てて唾液が飛び出す。

しかし正伯橋はそれを避けるどころか手で受け止め、そのまま外に出した。

その様子を見て何信来は眉をひそめた。

さらに熊晶林の髪の毛と拂子の白い糸を口から取り出し、何かを呟いた。

「お前は何をしている?」

「当然煉丹だよ」

正伯橋が八尊の彫像の後ろに回り込み、炉外から灰を取り出して口に入れた。

「煉丹?それは煉丹なのか?」

何信来は煉丹術については詳しく知っていた。

丹陽子から教わったこともあるが、そのような方法は聞いたことがなかった。



「金で器を作り、これは里丹(りだん)という。

落とすのは上位の術。

方仙道(ほうせんどう)は自身を皿とする。

すべてのものが薬になる、それは内丹(うちたん)という下等な煉丹術だ」

そう言って正伯橋(しょうばいきょう)が何信来(かずなり)の背後に回り込み、手にした拂子(ぶちす)を私の横で揺らしながら呪文を唱えた。

何信来が七週間分の空気を細かく震わせた瞬間、正伯橋はゆっくりと術式を変え、鼻先を彼の側面に近づけて鋭く吸い込んだ。

そのすべての振動を私は腹の中に取り込み、顔が紫色になり額の青筋が浮き上がった。

「一体何をしているんだ?」

正伯橋の閉じた口から僅かに隙間が開き、極高い声で言った。

「彼は心素(しんそ)だ。

あなたが何をやっているのかと尋ねている」

そう言いながら正伯橋は両足を組み、先ほどと同じように動かない姿勢で座り直した。

私の頭上から白い煙が立ち昇る。

その時ようやく何信来も正伯橋が何をしているのか悟ったらしい。

私は実は煉丹術を行っていたのだ。

「あの方仙道は一体どういう手口なんだ? 自身の身体を炉にするなんて、本当に奇妙な」

半刻(はんとき)ほど経過した時、正伯橋が小首を傾げて呪文を唱え始めた。

彼女の唇から現れたのは、捩りながら回転する一粒の丹丸(たんがん)だった。



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