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第0831話 贈り物は凶徒パック
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バラエティ番組の観客枠は限られているため、参加する人はスターの熱烈ファンかバラエティ愛好家か、あるいはESFP(パフォーマンスを好む性格)の人々がほとんどだ。
メラの言葉が途切れた直後、ほぼ全員が手を挙げた。
「私が何人か選びたいと思います。
江さん、どのくらい選ぶのが適当ですか?」
メラは江遠の気分を和らげるためとあって、「普段犯人が何人かという点で、あなた方はどう考えていますか?」
と続けた。
編集可能な部分なら後からカットできるので、寧ろ余計に会話を延ばした方が良い。
江遠が「被害者の心理状況などを考慮しない限り、関与する人物は多いほど良い」と答える。
「犯人が多すぎると逃亡者が出てきそうですね」
「可能性はあるが、犯人の情報を特定できればいずれ捕まえられるだろう」江遠は法の知識を普及させるように付け加えた。
「多くの殺人犯は逃亡中に非常に怯えている。
心理的プレッシャーに耐えられない人もいて、自首するケースもあるのだ」
「それがあるのか……編集部が手を挙げた観客を選んだところで、江遠法医の自信があるのであれば、予定の3人から6人に増やそう」
下の観客席からは笑い声が響く。
数名の観客がステージに上がり、スタッフの指示で一列に並ぶと、順番に砂場を歩き始めた。
最初の5人は普通に前に進むが、最後の1人が突然横に飛び出し、狂ったように走り去った。
その結果、彼の足跡は前の人のものと混ざり合い、揚げた砂で前面の足跡が隠れてしまった。
メラは眉をひそめた。
このコーナーでは2~3人犠牲にするつもりだったが、江遠の評価が下がれば全体の意味が失われる。
「江遠警官、難易度を上げるなら問題ないですか?」
メラは編集し直す覚悟で sẵった。
「大丈夫です」江遠は笑って首を振った。
「この場所は犯罪現場ではないので、難易度を下げていただけませんか?」
メラが冗談めかして提案する。
「えぇ……実際には既に簡単な設定です。
犯罪現場の犯人はこんな整然と並ばないものですよ」江遠は真面目に続けた。
「足跡が少し混乱した程度で問題があるとは思えません。
反偵察を知る犯人ならさらに痕跡を消そうとするし、時には半分や三分の一の足跡さえ貴重な証拠になるのです」
「江警官は相当自信を持っていらっしゃいますね。
では始めてみましょうか?」
メラは江遠を紹介したのはこのゲームの権威性を示すためで、実際には彼を利用しているのだ。
江遠がうなずき、左から右へと順に説明を始めた。
「173センチ、156センチ、164センチ上下一センチくらいの幅で、この方はヒール(ハイヒール)を履いていますね。
重心が高いですね。
ヒールは6センチ分です。
四番目は157センチ、ヒール5センチ。
五番目は181センチ、ヒール5センチ。
六番目は149センチくらいで、ヒール7センチ分でしょう」
「だから走り回る観客が最も高いヒールを履いているんだな」隣にいたゲストが笑い声を上げた。
不粋だが面白い。
メーラーはまず手紙を見つめてから牙を剥いた。
「つまり、今は有名人だけでなく一般人もヒールを履くようになったということだね。
では皆さん、測定機器に乗ってください」
事前に合意していた通り、微かな抵抗の声と悲鳴が響き渡り、六名の観客は電子式身長計に引き上げられた。
「173センチ!」
「156センチ!」
「163センチ!」
身長計が順番に数値を表示し、江遠が提示したデータと完全一致していた。
拍手が鳴り響いた。
メーラーも思わず江遠を見直す。
マイクを切った隙に編集長に囁くように尋ねた。
「事前に答えを教えなかったよね?」
「観客の身長は誰一人測っていません」編集長が明確に答えた。
「彼が自分で見つけ出したのでしょう。
警察の捜査技術を使ったんだと。
相当腕前ですね」
横のアシスタントが付け加える。
「それだけじゃなく凄いんです。
足跡だけでなく、実際の人間を見たとしても私は身長を言い当てられませんよ。
ヒールの高さなんて言うに言われず……」
「いい質問だね」メーラーは瞬時に要点を暗記し、江遠に向き合った。
「では江遠さんにお尋ねします」
足跡鑑定のポイントを軽く説明するたびに驚きの声が上がる。
公開されている知識だから誰でも学べるはずだが、無料の知識は毒のように敬遠されるものだ。
観客たちは聞き流すばかりで、内心では「殺人現場では足跡を残してはいけない」と考えるだけだった。
犯罪現場の証拠は犯人が粗忽だからこそ残るものではない。
例えば80点を取った子供が試験中に粗忽だったように、本気で100点を目指す時こそ粗忽は許されないのだ。
メーラーが質問を続けた後、笑みを浮かべてスター陣に向き合った。
「では皆さん」
「大丈夫よ」声を出したのは映画のヒロイン・ロック珊ナ。
国内二線トップクラスで主演女優であり、興行収入と人気を兼ね備えた存在だった。
堂々とした容姿は大柄な美女そのもの。
長年のスター生活ゆえに物言いも派手だ。
業界では「何でも言う」ことで知られていたが、この場で大きな声を出したのは当然のことだった。
メーラーが笑みを浮かべ、「どうぞ」と促すとロック珊ナはヒールを外し、堂々と砂坑に足を入れた。
先ほどの軽い掃除で跡は全て消えていた。
彼女の身長はもともと高いほうだったから、虚偽報告などしていないに違いない。
他の数人がその背中を追って砂場へ突っ込む。
十二人全員が同時に飛び込んだら、誰かが混乱に乗じて隠れる可能性もあるかもしれない……観客席からは歓声が湧き上がり、ファンたちはスターの勇気を称賛し、純粋に見世物として楽しむ者もいた。
メラは全員が一巡した後、ようやくジャン・ユアンを呼び出した。
彼女は笑みを浮かべながら言った。
「実は忘れていたわ。
法医は足跡から身長と体重だけでなく年齢までも読み取れるのよ。
ジャン・ユアンさんもそうでしょう?」
「その通りです」ジャン・ユアンが頷く。
その言葉に、高級ヒールを履き始めたロクサナ・メラの顔色が一瞬で変わった。
女優たちの中では晩成タイプの彼女は、年齢を公表したことがなかった——現代なら誰も年齢など気にしないと言えるものの、完全に無関心だとは言い切れない。
メラは満足げに笑みを浮かべた。
今日ロクサナ・メラを犠牲にしておけば、夜のニュースで話題になるだろうし、彼女が主演する映画も宣伝に乗るはず。
本人が不快に思っているならともかく、芸能界では不満があっても仕方ない。
一方、ジャン・ユアンは白板を受け取り、左側に十二人のゲスト名を書いた。
スタッフが記号ペンを渡すと、彼はそれぞれの身長体重を書き始めた。
彼女たちの顔を見つめるたびに数値を書き、数人が冗談交じりに驚きの声を上げる。
隣では映画の男女主役と別の配役が集まり、不満げな表情を見せていた。
身長体重や年齢といった数字は公開されても良いものだが、それが自身の評価を高めるのか、製作側なのか、番組自体の熱量を上げるのか——目的によって意味合いが変わる。
ジャン・ユアンが砂場を見たとき、三人の視線が目に飛び込んできた。
彼は長年の刑事として様々な表情に慣れていたが、この人たちの顔には明らかに拒絶感があった。
「あなたたちも身長や年齢を公開したくないのか?」
ジャン・ユアンはカメラの位置など気にせず尋ねた。
「当たり前だわ。
誰だって嫌でしょう」スターはカメラを見つめながら一瞬で答えた。
「私は皆さんが事前にプロデューサーと話し合ったと思っていました。
もし本当に公開したくないなら、黙っていればいいんです」
ジャン・ユアンがそう言うと、他の数人を指差す。
先に手を挙げた観客たちも、スターのビヌは身長を公表するため砂場に入ったのだから——しかしロクサナ・メラらは年齢公開に備えていなかった。
他のスターたちはジャン・ユアンの会話を聞き耳立てていたが、メラはすぐにカメラを切って近づいてきた。
「ジャンさん、難儀ですか?」
「私は明らかに拒絶しているゲストを見ています。
皆さんも同じように思われますか?」
彼女たちを見つめた。
フロントの数人たちは笑いながらも態度を決めなかった。
彼らの身長や年齢にポイントはなく、特に問題ない。
「あなたたちはどう?」
江遠がロクサーナとその三人に尋ねる。
「いやだわ」とロクサーナが即答した。
彼女が先頭を切ったため、他の二人も同じ答えを返した。
そもそも個人情報を公開したくなければ集まっていたのだから。
「それなら消すよ」江遠は白板上の三人の名前を塗りつぶした。
メーラーが驚きを顕わにする。
「それはダメだ」
ポイントがなくなったから、この番組は何を見るのか。
江遠は無視して続けた。
メーラーが眉をひそめて言う。
「江遠さん、これは契約違反です。
どうしてもそうするなら……」
「メーラーさん、江遠さんの意思は明確に示されています」ニチャが暗闇から近づいてきた。
スタジオは大混乱だったが、ニチャの険しい目つきでメーラーは我に返った。
「もちろん江遠さんの選択を尊重します」メーラーの口調が一気に軟化し、次いで哀れっぽい表情を作りながら言った。
「でもこの回は全く見所がない。
皆さんも時間を無駄にしてしまいましたし、あとで視聴者から叱られるかもしれません」
「じゃあ犯人を捕まえて?」
江遠は最近よく各地を飛び回っているので、自然にメーラーにその言葉を返した。
メラの言葉が途切れた直後、ほぼ全員が手を挙げた。
「私が何人か選びたいと思います。
江さん、どのくらい選ぶのが適当ですか?」
メラは江遠の気分を和らげるためとあって、「普段犯人が何人かという点で、あなた方はどう考えていますか?」
と続けた。
編集可能な部分なら後からカットできるので、寧ろ余計に会話を延ばした方が良い。
江遠が「被害者の心理状況などを考慮しない限り、関与する人物は多いほど良い」と答える。
「犯人が多すぎると逃亡者が出てきそうですね」
「可能性はあるが、犯人の情報を特定できればいずれ捕まえられるだろう」江遠は法の知識を普及させるように付け加えた。
「多くの殺人犯は逃亡中に非常に怯えている。
心理的プレッシャーに耐えられない人もいて、自首するケースもあるのだ」
「それがあるのか……編集部が手を挙げた観客を選んだところで、江遠法医の自信があるのであれば、予定の3人から6人に増やそう」
下の観客席からは笑い声が響く。
数名の観客がステージに上がり、スタッフの指示で一列に並ぶと、順番に砂場を歩き始めた。
最初の5人は普通に前に進むが、最後の1人が突然横に飛び出し、狂ったように走り去った。
その結果、彼の足跡は前の人のものと混ざり合い、揚げた砂で前面の足跡が隠れてしまった。
メラは眉をひそめた。
このコーナーでは2~3人犠牲にするつもりだったが、江遠の評価が下がれば全体の意味が失われる。
「江遠警官、難易度を上げるなら問題ないですか?」
メラは編集し直す覚悟で sẵった。
「大丈夫です」江遠は笑って首を振った。
「この場所は犯罪現場ではないので、難易度を下げていただけませんか?」
メラが冗談めかして提案する。
「えぇ……実際には既に簡単な設定です。
犯罪現場の犯人はこんな整然と並ばないものですよ」江遠は真面目に続けた。
「足跡が少し混乱した程度で問題があるとは思えません。
反偵察を知る犯人ならさらに痕跡を消そうとするし、時には半分や三分の一の足跡さえ貴重な証拠になるのです」
「江警官は相当自信を持っていらっしゃいますね。
では始めてみましょうか?」
メラは江遠を紹介したのはこのゲームの権威性を示すためで、実際には彼を利用しているのだ。
江遠がうなずき、左から右へと順に説明を始めた。
「173センチ、156センチ、164センチ上下一センチくらいの幅で、この方はヒール(ハイヒール)を履いていますね。
重心が高いですね。
ヒールは6センチ分です。
四番目は157センチ、ヒール5センチ。
五番目は181センチ、ヒール5センチ。
六番目は149センチくらいで、ヒール7センチ分でしょう」
「だから走り回る観客が最も高いヒールを履いているんだな」隣にいたゲストが笑い声を上げた。
不粋だが面白い。
メーラーはまず手紙を見つめてから牙を剥いた。
「つまり、今は有名人だけでなく一般人もヒールを履くようになったということだね。
では皆さん、測定機器に乗ってください」
事前に合意していた通り、微かな抵抗の声と悲鳴が響き渡り、六名の観客は電子式身長計に引き上げられた。
「173センチ!」
「156センチ!」
「163センチ!」
身長計が順番に数値を表示し、江遠が提示したデータと完全一致していた。
拍手が鳴り響いた。
メーラーも思わず江遠を見直す。
マイクを切った隙に編集長に囁くように尋ねた。
「事前に答えを教えなかったよね?」
「観客の身長は誰一人測っていません」編集長が明確に答えた。
「彼が自分で見つけ出したのでしょう。
警察の捜査技術を使ったんだと。
相当腕前ですね」
横のアシスタントが付け加える。
「それだけじゃなく凄いんです。
足跡だけでなく、実際の人間を見たとしても私は身長を言い当てられませんよ。
ヒールの高さなんて言うに言われず……」
「いい質問だね」メーラーは瞬時に要点を暗記し、江遠に向き合った。
「では江遠さんにお尋ねします」
足跡鑑定のポイントを軽く説明するたびに驚きの声が上がる。
公開されている知識だから誰でも学べるはずだが、無料の知識は毒のように敬遠されるものだ。
観客たちは聞き流すばかりで、内心では「殺人現場では足跡を残してはいけない」と考えるだけだった。
犯罪現場の証拠は犯人が粗忽だからこそ残るものではない。
例えば80点を取った子供が試験中に粗忽だったように、本気で100点を目指す時こそ粗忽は許されないのだ。
メーラーが質問を続けた後、笑みを浮かべてスター陣に向き合った。
「では皆さん」
「大丈夫よ」声を出したのは映画のヒロイン・ロック珊ナ。
国内二線トップクラスで主演女優であり、興行収入と人気を兼ね備えた存在だった。
堂々とした容姿は大柄な美女そのもの。
長年のスター生活ゆえに物言いも派手だ。
業界では「何でも言う」ことで知られていたが、この場で大きな声を出したのは当然のことだった。
メーラーが笑みを浮かべ、「どうぞ」と促すとロック珊ナはヒールを外し、堂々と砂坑に足を入れた。
先ほどの軽い掃除で跡は全て消えていた。
彼女の身長はもともと高いほうだったから、虚偽報告などしていないに違いない。
他の数人がその背中を追って砂場へ突っ込む。
十二人全員が同時に飛び込んだら、誰かが混乱に乗じて隠れる可能性もあるかもしれない……観客席からは歓声が湧き上がり、ファンたちはスターの勇気を称賛し、純粋に見世物として楽しむ者もいた。
メラは全員が一巡した後、ようやくジャン・ユアンを呼び出した。
彼女は笑みを浮かべながら言った。
「実は忘れていたわ。
法医は足跡から身長と体重だけでなく年齢までも読み取れるのよ。
ジャン・ユアンさんもそうでしょう?」
「その通りです」ジャン・ユアンが頷く。
その言葉に、高級ヒールを履き始めたロクサナ・メラの顔色が一瞬で変わった。
女優たちの中では晩成タイプの彼女は、年齢を公表したことがなかった——現代なら誰も年齢など気にしないと言えるものの、完全に無関心だとは言い切れない。
メラは満足げに笑みを浮かべた。
今日ロクサナ・メラを犠牲にしておけば、夜のニュースで話題になるだろうし、彼女が主演する映画も宣伝に乗るはず。
本人が不快に思っているならともかく、芸能界では不満があっても仕方ない。
一方、ジャン・ユアンは白板を受け取り、左側に十二人のゲスト名を書いた。
スタッフが記号ペンを渡すと、彼はそれぞれの身長体重を書き始めた。
彼女たちの顔を見つめるたびに数値を書き、数人が冗談交じりに驚きの声を上げる。
隣では映画の男女主役と別の配役が集まり、不満げな表情を見せていた。
身長体重や年齢といった数字は公開されても良いものだが、それが自身の評価を高めるのか、製作側なのか、番組自体の熱量を上げるのか——目的によって意味合いが変わる。
ジャン・ユアンが砂場を見たとき、三人の視線が目に飛び込んできた。
彼は長年の刑事として様々な表情に慣れていたが、この人たちの顔には明らかに拒絶感があった。
「あなたたちも身長や年齢を公開したくないのか?」
ジャン・ユアンはカメラの位置など気にせず尋ねた。
「当たり前だわ。
誰だって嫌でしょう」スターはカメラを見つめながら一瞬で答えた。
「私は皆さんが事前にプロデューサーと話し合ったと思っていました。
もし本当に公開したくないなら、黙っていればいいんです」
ジャン・ユアンがそう言うと、他の数人を指差す。
先に手を挙げた観客たちも、スターのビヌは身長を公表するため砂場に入ったのだから——しかしロクサナ・メラらは年齢公開に備えていなかった。
他のスターたちはジャン・ユアンの会話を聞き耳立てていたが、メラはすぐにカメラを切って近づいてきた。
「ジャンさん、難儀ですか?」
「私は明らかに拒絶しているゲストを見ています。
皆さんも同じように思われますか?」
彼女たちを見つめた。
フロントの数人たちは笑いながらも態度を決めなかった。
彼らの身長や年齢にポイントはなく、特に問題ない。
「あなたたちはどう?」
江遠がロクサーナとその三人に尋ねる。
「いやだわ」とロクサーナが即答した。
彼女が先頭を切ったため、他の二人も同じ答えを返した。
そもそも個人情報を公開したくなければ集まっていたのだから。
「それなら消すよ」江遠は白板上の三人の名前を塗りつぶした。
メーラーが驚きを顕わにする。
「それはダメだ」
ポイントがなくなったから、この番組は何を見るのか。
江遠は無視して続けた。
メーラーが眉をひそめて言う。
「江遠さん、これは契約違反です。
どうしてもそうするなら……」
「メーラーさん、江遠さんの意思は明確に示されています」ニチャが暗闇から近づいてきた。
スタジオは大混乱だったが、ニチャの険しい目つきでメーラーは我に返った。
「もちろん江遠さんの選択を尊重します」メーラーの口調が一気に軟化し、次いで哀れっぽい表情を作りながら言った。
「でもこの回は全く見所がない。
皆さんも時間を無駄にしてしまいましたし、あとで視聴者から叱られるかもしれません」
「じゃあ犯人を捕まえて?」
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