明ンク街13番地

きりしま つかさ

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第0256話「闇の福音」

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光の神服が腐ち切っていない白い衣服は、光の神に仕える者たちの遺体を覆っていた。

暗月島周辺の海域にあるこの墓場には、整然と並ぶ千を超える遺骸が眠っている。

彼らは暗月族長ベルナの招きで暗月島へ来島し、その発展に莫大な貢献をした光の神の信者たちだった。

タフマン将軍の言葉通り、現在暗月島民から崇敬される英雄ベルナが愛の物語だけでは評価されないのは、彼がどれほど偉大で功績を残したかに由来する。

その上で彼の愛の物語は後世に語り継がれ、美談と伝説となったのだ。

ベルナの統治下で暗月島は飛躍的な発展を遂げた。

海辺の小さな勢力から地域では無視できない存在へと成長し、現在では秩序神教会との提携まで実現した。

これら全てがベルナ時代に築かれた基盤であり、確立された枠組みだった。

カレンはその二冊のノートを読んでいなかったが、規模が尋常でない光の残党勢力を暗月島へ誘致し提携させたベルナが何らかの約束をしたことは容易に推測できた。

そして光の残党たちにとって、拠点となる基地や新たな出発点を得ることは断じて拒否できない誘惑だった。

しかし彼らは警戒していた。

自身の身分が敏感であることを知っていたからだ。

それでもベルナの個人的な魅力で島に招かれたのは明らかだった。

そしてその光の残党たちが暗月島の発展に尽くした後、ここに毒殺されたのだ。

この石碑は彼らの墓標であり、墓標にはその功績を称えつつもベルナの醜悪な裏切りを隠さない。

この島は暗月島から近いが永久に封鎖され、船で眼前を通っても存在すら気付かないほどだった。

ここは蛇島ではなく「墓島」であり、光の信者の遺骸と共に埋葬されているのは、暗月島が真に台頭する秘密と、先祖ベルナの汚れた陰険な一面だった。

オフィーリアは唇を噛み締めていた。

彼女の中では複雑な感情が渦巻いている。

カレンは彼女がすぐに回復すると信じていた。

この事件で「崩壊」するどころか防御ラインすら崩せないだろうと確信していた。

なぜなら先祖ベルナは後世の暗月島民や島民の長であるオフィーリアのような次代族長候補者に、高位に立つ者の陰険な一面を教える必要があったからだ。

ただ先祖ベルナの物語が美しいのは、現実との接点で落差を感じさせるほどだった。

その落差感はカレン自身にもあった。

彼が知っている「ベルナ」は、普洱を求めて苦悩する若き少族長に過ぎなかったのだ。



ふと普洱が彼を苛めるような言葉を投げつけた。

冷ややかな皮肉、そして危険な孤島に放り出すという「大海に忘れ去る」ような捨て身の仕打ちにも関わらず、彼はそのみだらな感情に溺れ続けていた。

だが彼はさらに虚構の世界を作り上げていた。

そこでは己が感動を独占するだけでなく、暗月島の代々の人々までも感動させるという奇妙な現実が生まれていた。

オフィーリアがヴィーン城の普洱の墓碑に立つときさえ、その目尻は自然と潤んでいた。

この男は滑稽で哀れでありながらも、どこか共感を誘う存在だった。

しかしカレンは彼の仮面の下に隠された冷酷さを目撃したのだ。

光の神教の人々は警戒心が強く、周囲への不信感を持っていたにもかかわらず、ベルナは彼らを欺き裏切った。

「このメモはまだ序盤です。

結末部分にはその記述があるはずです」

「残念ながら答えは早くも明らかになりました」

「残念ですか?」

オフィーリアがつぶやいた

「おそらく貴方の叔父様がこれらの資料を読む際に暗月の力が必要とした理由でしょう。

これらは光に晒されると消えてしまうものなのです」

頷くと彼女は尋ねた。

「追っているその男、光の残党ですか?」

「はい」

「あの別荘にある伝送陣のことを知っていますか?」

「現在ではそう見えます」

「正体は誰でしょう?」

「分かりません」

「まだ隠しているのですね」

「はい。

いくつかの秘密を抱えています」

「我々は同じ種族ですか?」

「まだ帰属先を探していますし、今はその話ではありません。

帰りましょうか」

「あの石碑は伝送陣の接続点です」

「貴方の叔父様の別荘は宮内産業でずっと所有されていました。

嫡系ならば使用権を得られます」

「つまり過去にもベルナ先祖が所有していた可能性がありますね。

その人物こそ、この光の残党集団のリーダーだったのでしょう」

「大きな建物なので必ずしも一人だけとは限りません。

ここは単方向伝送ではなく、暗月島への法陣もあるはずです

ご覧ください。

これらの遺体が整然と並んでいるのは殺害後に処理された証拠です。

遺体を処理した人々や墓標を作った人々は必ず帰還するでしょう

先祖ベルナ在世の頃も、たまに訪れていたかもしれませんね。

友人への追悼という行為と裏切り・殺害は矛盾しませんから

さあ探しましょう。

ここを公開にするのは危険です」

「貴方の言葉には私を抹殺するような響きがあります」

「先祖ベルナの末裔として、先祖の英名を守るべきでしょう」

「もしかしたら、詩人ロジンのように『カルンの秘密日記』を残しておいて、死後五十年後に発表するのもいいかもしれない」

「今ごろは冗談じゃねえよ。

私は貴方の夜間の隠し事を許せない怒りで一杯だ」

「分かってる 分かってるから 貴方の注意力をそらしてやりたいだけなんだ」

オフィーリアがカルンの衣領に手を伸ばした瞬間、カルンは目を見開いて片足で地面を蹴って避けた

「今夜私が叔父さんに言ったこと 貴方も聞いていたんだろう。

『貴方には好意がある』と言った」

「私も貴方に好意がある。

美しいし 可愛いわ」

「もしかしたら 先祖ベルナのように貴方もここに埋めてやる。

この場所は恥辱を隠すのに最適だと思わない?」

カルンが言葉を聞いて唇を舐めた

彼女が怒っているのは明らかだった

彼女の立場から考えれば 午後に会って夜に会い そして今になってようやく爆発させるというのは非常に稀なことだった

「私はできる。

貴方も暗月の血統を持つし 神聖騎士団での地位も高いが 貴方が本当に怒らせたら……」

「承知しました」

オフィーリアが頷いた。

「では 伝送法陣を探そう」

「はい」

カルンは分かっていた。

彼女は腹立たしいし 気に入らないのだ。

その前提で何かを口にしたなら罪悪感を感じるだけだ

幸いカルンは彼女が冗談だと信じていた。

感情のコントロールができると確信していた

伝送法陣は海辺にはないはずなので 二人は濃密なジャングルに向かった

この島には蛇が多く 靴底に軽く踏みつけるだけで蛇皮が剥がれるほどだった。

カルンは「蛇皮袋」という名称の由来をようやく理解した

しかし この島では植物以外の生物活動の痕跡がないのに どうやって蛇だけが繁衍しているのか疑問だった

島の中央に位置する小山の頂上までオフィーリアが岩場を登り カルンは後ろについていく。

二人は周囲を見回しながら登る

頂上に到達した時 二人は島全体を見渡すことができる。

四面が海で切り立ったような孤独感を感じさせる

「分かれて探そう。

私はこの方へ 貴方はあちらへ。

一時間後にここで合流しよう」

カルンは黙っていた。

ずっと沈黙を保っていた

「私は貴方だけを置いて帰れない」

カルンが彼女を見やると 笑いを堪えながら穏やかに言った

「私は決して貴方が一人で帰ることを心配していない」

「それでは……」

「私は臆病者だ。

暗闇が怖いの」

オフィーリアはカルンを見てしばらく黙っていた後 頷いた。

「よし ここから下りよう」

二人は山を下りた。

オフィーリアが先頭を歩き カルンが後に続いた

下坡途中、オフィーリアが足を止めたのは山洞の前だった。

「伝送法陣は中にありましょう」彼女がポケットから夜明珠を取り出し指先で触れた瞬間、その光は探照灯と比べても劣らない輝きを放った。

二人が洞内に入った時、蛇群の巣穴と予想した場所には意外にも乾燥した空気が広がり、鱗や皮膚の残骸も臭気もないことに驚かされた。

さらに進むと石造りのドアが現れた。

カルンが近づこうとした時オフィーリアが先に手を伸ばし軽く押し開けた。

夜明珠が浮き上がり内部を照らすと、小さな台所とその上に鍋が置かれていた。

台所は鍋を支える程度の簡素なものだった。

さらに奥には石床と石製の収納庫があり、ここは最低限必要なものだけ備えられた住居であることが分かる。

カルンが角に目をやると大きな容器があった。

「痰盂だろう」夜明珠が上昇し天井から吊り下げる形の灯籠が浮かび上がり内部には油を入れるための彫刻が確認できたが、今は点火不可能だった。

「来た方向は違う入口はこちらだ」カルンが壁に目をやるとオフィーリアがそのドアを開けた先には広い空間がありテーブルと椅子が並んだ部屋があった。

夜明珠がさらに浮かび上がり前方に二つの人形像が現れた。

二人は同時に防御態勢に入ったがすぐに虚驚だと気付いた。

それは石造りの人間の姿をした彫刻だった。

その向かいには二つの石棺が並んでいた。

「先祖ベルナールの像だ」オフィーリアが一つの彫刻を指し示す。

「この方、よく見覚えがある」

カルンが近づくと女性の彫刻であることに気付いた。

風帽に宝石ネックレス、長衣とブーツ、魔杖を持った姿だった。

「普洱だ」

「ああ、ベルナールが彼女のために建てた追悼の宮殿で見た像と同じだわ」

カルンはその手が握り合っていることに目をやると不快感を感じた。

もしオフィーリアが近くにいなければベルナールの彫刻を砕きたい衝動に駆られていた。

普洱の言葉「この人本当にうざいわね」カルンはようやくその気持ちを理解した。

ベルナールは明らかに自己顕示欲で腐っている。

「二つの石棺は……」

オフィーリアが二人の石棺を見つめながら尋ねた時、カルンが提案した。

「開けてみようか」

カレンは腰を屈め、石棺の蓋の端に手を伸ばし力を込めて押し始めた。

摩擦音と共に埃が舞い上がり、彼女の視界を曇らせた。

やっと石棺の蓋がわずかに開き、中身は空っぽだった。

死体はどこにもない。

「やはり象徴的な意味合いでしょう」オフィーリアは先ほどの推測を繰り返した。

カレンは無言で二つ目の石棺へと向かい、腰を屈め手を伸ばす。

蓋を持ち上げようとした瞬間、埃が舞い上がらなかったことに彼女は驚いた。

これは明らかに誰かが最近開けた跡だ!

「隊長ですか?」

「先ほどここに来たのは隊長だけでしょう。

三人で同時移動したのだから、ほぼ確実に」

カレンが蓋を開けると、この棺の中には確かに死体があった。

脱水して干尸化しているが、顔立ちは生前のままだった。

身につけていたのは光の神の衣装だ。

「ポール様ではないわ」オフィーリアは言った。

冗談か?今頃ポールは寝室のベッドで眠っているはずよ

カレンは首を横に振った。

「彼の妻さ」

「彼の妻?」

「象徴的な配置ではなく、二人の家族が設けたものでしょう。

お互いいつも仲良くしていたという意味合いです」

「メモを残した人物ですか?」

叔父さんがベルナールと『他』に二つのメモを残していた。

ベルナールの方は石像で、『他』の方はこの棺の中の女性だ

「そうでしょう」カレンはベルナールの石像を指差した。

「彼はこうして友情を継続させようとしているのでしょう。

この石像はベルナール自身を、隣にはポール様がベルナールが自分と結婚すべき相手だと考えていた女性です」

オフィーリアはカレンがベルナールの名前を敬称なしに呼ぶことに気づかなかったが、彼女は単純にカレンが暗月島や血統への帰属感を持たないと思っていた。

実際にはカレンはベルナールに対する憎悪が極限まで高まっていたのだ。

こんな卑劣な人物でなければ、他人の部下や妻を皆殺しにしてからこのように遊び心のある配置を作り出すなんて

本当に醜い男だわ

「彼の妻だけですか?」

「『他』は逃げたのでしょう。

ベルナールに殺されていない」

「逃げた?あなたが追っているその人物は『他』の子孫か?」

「現在のところそうでしょう」

その『他』とは狂信者教皇の末裔、つまりフィリアス家の人間だ。

彼は海底で死んでいて、隊長がその遺体を食べた上に一定程度融合している

だから隊長が『他』の子孫と言えるなら間違いではない

かつてフィリアスは大規模な光の信者団を率い、ベルナールと協力して暗月島を建設した。

完成後ベルナールは彼ら全員を裏切り殺害したのだ

フィリアスの妻もこの裏切りで死んだが、彼自身は逃亡した。

彼が追跡者に襲われて死亡したのか、それともしばらくして海底洞窟で死んだのか。

その点、カルンには分からない。

しかし隊長「記憶」からの示唆からすれば、フィリアスこそが「彼」であることは明らかだ。

怪我もつかの間、現主人が帰ってきたことなどお構いなしにこの秘密を探しに来た理由は、ここにある秘密が「彼」にとって極めて重要だったからだろう。

「伝送法陣はここにはないわ」とオフィーリアが言った。

「やはり外側にあるはず。

我々は裏口から入ったのだから、正門はこちらだ」

カルンが気持ちを整え棺桶の蓋を閉じると、立ち上がりオフィーリアと共に外へと向かった。

外にも石造りのドアがあり、それを開けると視界が一気に明るくなった。

ここは暗月島を見渡せる位置にあった。

外側には木々で覆われたプラットフォームがあり、そこに伝送法陣の跡が確認できた。

「誰かいる!」

オフィーリアが警告した。

カルンも気づいた。

プラットフォームに鹿頭を乗せた人物が立っている。

隊長だ!

カルンはため息をついた。

隊長が自分と一緒に戻ってくるよう待っていたのか。

この探検、あるいは騒動は終わったはずだ。

ホテルのシングルベッドで寝転びたい夜なのに、彼は温泉に入りたかった。

しかし次の瞬間、カルンの心は再び高鳴った。

「イリーザ、君は私を捨てて行った……イリーゼ……」

隊長がイリーゼさんを偲んでいるのか?

「ジェーン・フーニー、君は私を捨てて行った……ジェーン・フーニー……」

ジェーン・フーニー?

カルンは先ほど自分が開けた棺桶の中の女性に思い至った。

その時、

隊長がカルンとオフィーリアを見つけるように振り返り、深呼吸をした。

そして恐ろしい笑みを浮かべる。

「暗月血統の匂い……間違いなくこの匂いだ……消滅すべき暗月……全ての血統は抹殺されるべきだ」

隊長が鹿頭のマスクを取り外すと、現れたのは黒縁メガネではなく、赤黒く渦巻く顔だった。

隊長はオフィーリアを見つめながら深呼吸をし、恐ろしい笑みを浮かべた。

「暗月……滅びよ……」

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