301 / 310
番外編
兄の寵愛弟の思惑123 (王太子視点)
ボナクララが帰った後、私は自分の失言を悔みながら部屋を出た。
「そういえば今日はエマニュエラの顔をまだ見ていないな」
ボナクララから受け取ったデルロイの見舞いの品を侍従に持たせ、デルロイがいる私の寝室へと向かう途中で思い出した。
すでに午後のお茶の時間も過ぎたというのに、今日はまだエマニュエラの姿を見ていない。
いつもなら私が執務中だろうが、大臣達と話をしていようが関係なく部屋に来るというのに珍しいこともあるものだ。
「なにか予定が入っていたか?」
「先程ご友人のイラリア・ルイス様のお屋敷に向かわれたそうで、夕餉も不要と」
ルイスというのは伯爵家の中でも歴史の浅い家で、数代前の当主が子爵位を親から譲り受け分家し、その後子爵が代官として管理していた地で起きた迷宮の魔物の氾濫を、私兵と冒険者を率いて討伐に成功した功績をたたえて子爵から伯爵に陞爵した。
親の領地の代官として管理していた土地なのだから、魔物の氾濫を食い止めるのは管理している者の役目だと言えなくもないが王都からさほど離れていない土地だったこともあり、当時の国王陛下が陞爵と共に領地を与えたと聞いている。
ルイス家は陞爵以降目立った功績は無いが、堅実な領地運営をしている。
「ルイス家、たしかあの家の娘がビンダール侯爵家の嫡男と婚約していたな」
「はい、イラリア・ルイス様が婚約している相手がアルティエロ・ビンダール様です」
デルロイは、ビンダール侯爵家の嫡男と話している途中に倒れた。その嫡男の婚約者がエマニュエラの友人というのはただの偶然だろうか。
「その者とエマニュエラはかなり親しいのか?」
「どの程度か分かりませんが、以前エマニュエラ様が馬車の事故でお怪我をされたのがルイス家からの帰宅途中と聞いております」
そういえば以前エマニュエラは、馬車の事故で怪我をしたと言っていた。
王家から贈った馬車が頑丈だったため、軽い怪我で済んだと珍しく礼を言われたが、不思議な事に御者も同乗していた侍女も怪我はなく、後から確認したところ馬車にも傷らしい傷は無かった。
サデウス家に確認すると、馬車の事故というのは通行人を轢きそうになった御者が馬を無理矢理止めただけでなぜそれでエマニュエラだけが怪我をしたのか分からないとのことだった。
しかも、轢きそうになった通行人は、エマニュエラが怪我をしたと騒いでいる間にその場から逃げてしまったらしく、エマニュエラが「轢いていないならどうでもいい、自分の怪我の治療の方が大切だ。馬をまともに御せない者んの馬車になんて怖くて乗られない」と騒ぎ、ビンダール侯爵家が近いからそこで治療すると従者を走らせビンダール侯爵家から馬車を呼び、御者も侍女も連れずビンダール侯爵家に向かい治療を受けたのだ。
「そうか、あの時治療に行った家がピンダール家」
「はい」
「エマニュエラに誰がついている」
「王妃殿下の宮のメイドが一人と、護衛騎士がついて行こうとして断られましたので、一人だけ」
「そうか、相変わらずだな」
一人というのは影が付いているということだ。
護衛もメイドもつけずに夜まで出掛けるというのは、まともな貴族令嬢とは思えない行動だがエマニュエラはそういう常識外れなことを平気でするから、王妃宮の使用人達はそれに慣れつつある。
母上はそれを知っていて、あえて放置している様子なのがまた頭が痛い。
エマニュエラと私の婚約が解消できないのは両親も嫌になるほど理解しているから、エマニュエラの素行の悪さが周知のものとなるのだけは避けようと苦慮しているのに、彼女自身は何も気にしていないのだから皆の頭痛の種になっている。
いっそ婚姻後、エマニュエラを体調不良にして離宮かどこかに閉じ込めた方がいいのではないかとも思うが、占術師にはエマニュエラが心身共に健康でないと守りの魔法陣に影響が出ると言われてしまい、そうなるとこの手は使えない。
「エマニュエラ付きになる者達に、魔道具は配ったな」
「神官が急ぎ用意したものなので数が足りず、最低限の者になりますが」
「とりあえずはそれでいい」
デルロイの意識が戻らない間、占術師からエマニュエラの闇属性の魔法への対策を聞いた。
私達王家の者が常につけている魔道具の強化と、エマニュエラにつけさせる闇属性の魔法の使用を封じる魔道具、それからエマニュエラの周囲にいる使用人達に与える魔道具だ。
魔道具に組み込む魔法陣を、なぜ占術師が描けたのか分からないが、それを受け取り神官に魔道具の強化と新たな魔道具の作成を頼んだ。
神官にはだいぶ無理をさせたが、これが国を守ることになるのだからと頼み込んだ。
「お前は私と共にあれの近くにいることが多い、気を抜くことなく肌身離さずいろよ」
「畏まりました」
占術師は気になる事ばかりを話し、それでも占術師の言う通りデルロイは目を覚ました。
だが、心労が掛かり過ぎて気弱になったせいで、私はボナクララに言ってはいけないことを告げてしまった。
「デルロイと私に気持ちが安らかになる茶を用意せよ」
従者から荷物を受け取り、寝室の扉を開きながら命令する。
デルロイには失言できない、ボナクララに言ったことも、占術師の言葉も、何もかも飲み込んで余裕のある振りで笑ってみせる。
デルロイに不安は見せない、私はいつも強い兄であり続けなければならないのだから。
守りの魔法陣は、王太子殿下、第二王子殿下の婚約式以後国の守りが徐々に弱くなっていくでしょう。
今、守りの魔法陣は魔法陣の書き換えにより勝手に守りの壁を脆くし修復するのを繰り返しており、その修復に大量の魔力を消費しています。
それを行わなくするため魔法陣を修復するのですが、それを行うことで国土が広がっても守りの範囲が変わらなくなり、守りの壁が脆くなっても修復できなくなり守りが弱くなるのです。
その代わり、魔力を勝手に陛下から奪う事もなくなるでしょう。
それは占術師のお告げとも言える言葉だった。
今までこんなに具体的な話を、占術師がしたことはなかった。
あまりのことに、私と父上は言葉を発することは出来ず、占術師の言葉を受け止めることも出来なかった。
国土は前国王陛下の頃に若干増えた程度で、父の代では変化はない。
だが、今後どうなるか分からない。
増えることもあるし、そもそも守りが弱くなれば、減ることもある。
占術師は今すぐ何かあるわけでないと言った、これからいくらでも準備は出来るとも言われた。
それでも、今迄確実にあったものが弱くなると聞いただけで、衝撃だった。
衝撃過ぎたのだ。
「そういえば今日はエマニュエラの顔をまだ見ていないな」
ボナクララから受け取ったデルロイの見舞いの品を侍従に持たせ、デルロイがいる私の寝室へと向かう途中で思い出した。
すでに午後のお茶の時間も過ぎたというのに、今日はまだエマニュエラの姿を見ていない。
いつもなら私が執務中だろうが、大臣達と話をしていようが関係なく部屋に来るというのに珍しいこともあるものだ。
「なにか予定が入っていたか?」
「先程ご友人のイラリア・ルイス様のお屋敷に向かわれたそうで、夕餉も不要と」
ルイスというのは伯爵家の中でも歴史の浅い家で、数代前の当主が子爵位を親から譲り受け分家し、その後子爵が代官として管理していた地で起きた迷宮の魔物の氾濫を、私兵と冒険者を率いて討伐に成功した功績をたたえて子爵から伯爵に陞爵した。
親の領地の代官として管理していた土地なのだから、魔物の氾濫を食い止めるのは管理している者の役目だと言えなくもないが王都からさほど離れていない土地だったこともあり、当時の国王陛下が陞爵と共に領地を与えたと聞いている。
ルイス家は陞爵以降目立った功績は無いが、堅実な領地運営をしている。
「ルイス家、たしかあの家の娘がビンダール侯爵家の嫡男と婚約していたな」
「はい、イラリア・ルイス様が婚約している相手がアルティエロ・ビンダール様です」
デルロイは、ビンダール侯爵家の嫡男と話している途中に倒れた。その嫡男の婚約者がエマニュエラの友人というのはただの偶然だろうか。
「その者とエマニュエラはかなり親しいのか?」
「どの程度か分かりませんが、以前エマニュエラ様が馬車の事故でお怪我をされたのがルイス家からの帰宅途中と聞いております」
そういえば以前エマニュエラは、馬車の事故で怪我をしたと言っていた。
王家から贈った馬車が頑丈だったため、軽い怪我で済んだと珍しく礼を言われたが、不思議な事に御者も同乗していた侍女も怪我はなく、後から確認したところ馬車にも傷らしい傷は無かった。
サデウス家に確認すると、馬車の事故というのは通行人を轢きそうになった御者が馬を無理矢理止めただけでなぜそれでエマニュエラだけが怪我をしたのか分からないとのことだった。
しかも、轢きそうになった通行人は、エマニュエラが怪我をしたと騒いでいる間にその場から逃げてしまったらしく、エマニュエラが「轢いていないならどうでもいい、自分の怪我の治療の方が大切だ。馬をまともに御せない者んの馬車になんて怖くて乗られない」と騒ぎ、ビンダール侯爵家が近いからそこで治療すると従者を走らせビンダール侯爵家から馬車を呼び、御者も侍女も連れずビンダール侯爵家に向かい治療を受けたのだ。
「そうか、あの時治療に行った家がピンダール家」
「はい」
「エマニュエラに誰がついている」
「王妃殿下の宮のメイドが一人と、護衛騎士がついて行こうとして断られましたので、一人だけ」
「そうか、相変わらずだな」
一人というのは影が付いているということだ。
護衛もメイドもつけずに夜まで出掛けるというのは、まともな貴族令嬢とは思えない行動だがエマニュエラはそういう常識外れなことを平気でするから、王妃宮の使用人達はそれに慣れつつある。
母上はそれを知っていて、あえて放置している様子なのがまた頭が痛い。
エマニュエラと私の婚約が解消できないのは両親も嫌になるほど理解しているから、エマニュエラの素行の悪さが周知のものとなるのだけは避けようと苦慮しているのに、彼女自身は何も気にしていないのだから皆の頭痛の種になっている。
いっそ婚姻後、エマニュエラを体調不良にして離宮かどこかに閉じ込めた方がいいのではないかとも思うが、占術師にはエマニュエラが心身共に健康でないと守りの魔法陣に影響が出ると言われてしまい、そうなるとこの手は使えない。
「エマニュエラ付きになる者達に、魔道具は配ったな」
「神官が急ぎ用意したものなので数が足りず、最低限の者になりますが」
「とりあえずはそれでいい」
デルロイの意識が戻らない間、占術師からエマニュエラの闇属性の魔法への対策を聞いた。
私達王家の者が常につけている魔道具の強化と、エマニュエラにつけさせる闇属性の魔法の使用を封じる魔道具、それからエマニュエラの周囲にいる使用人達に与える魔道具だ。
魔道具に組み込む魔法陣を、なぜ占術師が描けたのか分からないが、それを受け取り神官に魔道具の強化と新たな魔道具の作成を頼んだ。
神官にはだいぶ無理をさせたが、これが国を守ることになるのだからと頼み込んだ。
「お前は私と共にあれの近くにいることが多い、気を抜くことなく肌身離さずいろよ」
「畏まりました」
占術師は気になる事ばかりを話し、それでも占術師の言う通りデルロイは目を覚ました。
だが、心労が掛かり過ぎて気弱になったせいで、私はボナクララに言ってはいけないことを告げてしまった。
「デルロイと私に気持ちが安らかになる茶を用意せよ」
従者から荷物を受け取り、寝室の扉を開きながら命令する。
デルロイには失言できない、ボナクララに言ったことも、占術師の言葉も、何もかも飲み込んで余裕のある振りで笑ってみせる。
デルロイに不安は見せない、私はいつも強い兄であり続けなければならないのだから。
守りの魔法陣は、王太子殿下、第二王子殿下の婚約式以後国の守りが徐々に弱くなっていくでしょう。
今、守りの魔法陣は魔法陣の書き換えにより勝手に守りの壁を脆くし修復するのを繰り返しており、その修復に大量の魔力を消費しています。
それを行わなくするため魔法陣を修復するのですが、それを行うことで国土が広がっても守りの範囲が変わらなくなり、守りの壁が脆くなっても修復できなくなり守りが弱くなるのです。
その代わり、魔力を勝手に陛下から奪う事もなくなるでしょう。
それは占術師のお告げとも言える言葉だった。
今までこんなに具体的な話を、占術師がしたことはなかった。
あまりのことに、私と父上は言葉を発することは出来ず、占術師の言葉を受け止めることも出来なかった。
国土は前国王陛下の頃に若干増えた程度で、父の代では変化はない。
だが、今後どうなるか分からない。
増えることもあるし、そもそも守りが弱くなれば、減ることもある。
占術師は今すぐ何かあるわけでないと言った、これからいくらでも準備は出来るとも言われた。
それでも、今迄確実にあったものが弱くなると聞いただけで、衝撃だった。
衝撃過ぎたのだ。
あなたにおすすめの小説
【完結】遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
【残り数話を持ちまして3月29日完結!!】
夫にも子どもにも、私は選ばれなかった。
長年の裏切りを抱え、離縁状を置いて家を出た――。
待っていたのは、凍てつく絶望。
けれど同時に、それは残酷な運命の扉が開く瞬間でもあった。
「夫は愛人と生きればいい。
今さら縋られても、裏切ったあなたを許す力など残っていない」
それでも私は誓う――
「子どもたちの心だけは、必ず取り戻す」
歪で、完全な幸福――それとも、破滅。
“石”に翻弄された者たちの、狂おしい物語。
前世の記憶が蘇ったので、身を引いてのんびり過ごすことにします
柚木ゆず
恋愛
※明日(3月6日)より、もうひとつのエピローグと番外編の投稿を始めさせていただきます。
我が儘で強引で性格が非常に悪い、筆頭侯爵家の嫡男アルノー。そんな彼を伯爵令嬢エレーヌは『ブレずに力強く引っ張ってくださる自信に満ちた方』と狂信的に愛し、アルノーが自ら選んだ5人の婚約者候補の1人として、アルノーに選んでもらえるよう3年間必死に自分を磨き続けていました。
けれどある日無理がたたり、倒れて後頭部を打ったことで前世の記憶が覚醒。それによって冷静に物事を見られるようになり、ようやくアルノーは滅茶苦茶な人間だと気付いたのでした。
「オレの婚約者候補になれと言ってきて、それを光栄に思えだとか……。倒れたのに心配をしてくださらないどころか、異常が残っていたら候補者から脱落させると言い出すとか……。そんな方に夢中になっていただなんて、私はなんて愚かなのかしら」
そのためエレーヌは即座に、候補者を辞退。その出来事が切っ掛けとなって、エレーヌの人生は明るいものへと変化してゆくことになるのでした。
間違えられた番様は、消えました。
夕立悠理
恋愛
※小説家になろう様でも投稿を始めました!お好きなサイトでお読みください※
竜王の治める国ソフームには、運命の番という存在がある。
運命の番――前世で深く愛しあい、来世も恋人になろうと誓い合った相手のことをさす。特に竜王にとっての「運命の番」は特別で、国に繁栄を与える存在でもある。
「ロイゼ、君は私の運命の番じゃない。だから、選べない」
ずっと慕っていた竜王にそう告げられた、ロイゼ・イーデン。しかし、ロイゼは、知っていた。
ロイゼこそが、竜王の『運命の番』だと。
「エルマ、私の愛しい番」
けれどそれを知らない竜王は、今日もロイゼの親友に愛を囁く。
いつの間にか、ロイゼの呼び名は、ロイゼから番の親友、そして最後は嘘つきに変わっていた。
名前を失くしたロイゼは、消えることにした。
魔法のせいだから許して?
ましろ
恋愛
リーゼロッテの婚約者であるジークハルト王子の突然の心変わり。嫌悪を顕にした眼差し、口を開けば暴言、身に覚えの無い出来事までリーゼのせいにされる。リーゼは学園で孤立し、ジークハルトは美しい女性の手を取り愛おしそうに見つめながら愛を囁く。
どうしてこんなことに?それでもきっと今だけ……そう、自分に言い聞かせて耐えた。でも、そろそろ一年。もう終わらせたい、そう思っていたある日、リーゼは殿下に罵倒され頬を張られ怪我をした。
──もう無理。王妃様に頼み、なんとか婚約解消することができた。
しかしその後、彼の心変わりは魅了魔法のせいだと分かり……
魔法のせいなら許せる?
基本ご都合主義。ゆるゆる設定です。
【完結】私ですか?ただの令嬢です。
凛 伊緒
恋愛
死んで転生したら、大好きな乙女ゲーの世界の悪役令嬢だった!?
バッドエンドだらけの悪役令嬢。
しかし、
「悪さをしなければ、最悪な結末は回避出来るのでは!?」
そう考え、ただの令嬢として生きていくことを決意する。
運命を変えたい主人公の、バッドエンド回避の物語!
※完結済です。
※作者がシステムに不慣れかつ創作初心者な時に書いたものなので、温かく見守っていだければ幸いです……(。_。///)
※ご感想・ご指摘につきましては、近況ボードをお読みくださいませ。
《皆様のご愛読に、心からの感謝を申し上げますm(*_ _)m》
【書籍化決定】アシュリーの願いごと
ましろ
恋愛
「まあ、本当に?」
もしかして。そう思うことはありました。
でも、まさか本当だっただなんて。
「…それならもう我慢する必要は無いわね?」
嫁いでから6年。まるで修道女が神に使えるが如くこの家に尽くしてきました。
すべては家の為であり、夫の為であり、義母の為でありました。
愛する息子すら後継者として育てるからと産まれてすぐにとりあげられてしまいました。
「でも、もう変わらなくてはね」
この事を知ったからにはもう何も我慢するつもりはありません。
だって。私には願いがあるのだから。
✻基本ゆるふわ設定です。
気を付けていますが、誤字脱字などがある為、あとからこっそり修正することがあります。
✻1/19、タグを2つ追加しました
✻1/27、短編から長編に変更しました
✻2/2、タグを変更しました
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。