サンタナの奇妙じゃない日常

サンタナの奇妙じゃない睡眠⑦

大好きなハンバーグを食べ終わったサンタナ。

二足歩行でお風呂にはいります。

その瞬間からサンタナの妄想タイム。

先ずは明日にわんぱくワンワン相撲協会に入会希望の往復ハガキを出す。

返信が来たら、試験場所と試験方法が書いてあるハズなので
受験をし、合格をする。

頭と体を洗い、泡を洗い流し終えたら湯船に浸かる。

返信が返ってくるまでの時間が勿体ないので、トレーニングもしなくちゃ。

湯船から出てブルブルをして水気を飛ばす。

お風呂から出てタオルで体を拭く（注:サンタナは犬です）

二足歩行で自分の犬小屋に向かい愛読誌の【月間ワンプロ】を持って机に座ります。

普段は読み飛ばすコーナーも隅々まで読んでみる。

一通り読み終え時計を見ると、21時過ぎ。もう寝る時間だ。

喉を潤す為にリビングに向かう。
冷蔵庫からお茶を出し腰に手を当て一気に飲み干す。

妹のシスタナは既に寝てるみたい。

『シャンちゃんもう寝るね、おやすみ。』
『おやすみ、サンタナ』父親の声
『シャンちゃんおやすみ。』母親の声


母親に教えて貰いながら書いた、入会希望の往復ハガキを持ち再び自分の犬小屋に戻り、ベッドの枕元に往復ハガキを置きました。

寝る前に犬っぽく伸びをして、ベッドにとぐろを巻いて寝る事に。

翌朝。。。

前日にお昼寝したのにも関わらずぐっすり寝れたサンタナ。

起きたのは7時。

枕元の入会希望の往復ハガキを持ってリビングへ。

『ママぁ！おはよう。』
『シャンちゃんおはよう。パパもシスちゃんもまだ寝てるわよ。』

『シャンちゃんは今からポストにハガキを出しに行くのだ！』

印籠を見せ付けるかのようにハガキを見せ付けるサンタナ。
『ポストに行ってくるね！』近くのポストは昨日行って来た、郵便局の敷地内にあります。

『気を付けて行ってらっしゃい。』と母親。

郵便局までは歩いて5分。普段は二足歩行のサンタナ。

時間を短縮する為に四足歩行で走って行く事に。

『モンタナ君に会いませんように。』

そう願って猛ダッシュのサンタナ。
郵便局までは2分で到着。往復ハガキをポストに入れて
またまた四足歩行で走って帰路につく。

信号に引っかかり帰りは3分掛かったけど、半分の時間で家に帰って来れました。

『ただいまー！』

『シャンちゃんおかえり。パパとシスちゃんを起こしてきてくれる？』

二足歩行で父親の寝室に向かい『朝だよ！起きて！』

シスタナの犬小屋に向かい『シスちゃん朝だよ！起きて！』

2人を起こすミッションをクリア。

今日は何して過ごそうかな。パパにまた練習相手になってもらおうかな？


続く