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第九話 死地
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軍議の翌日未明。
才寿丸は俊実と共に父元春率いる本隊の一員として本陣を出立した。
間道は雑草が才寿丸の腰まで伸び、倒木が行く手を遮る。
その荒れ具合は、獣道と呼ぶ事すら憚られる。
無論軍馬を引いて来れる筈もない。
草木の朝露が具足を濡らし、足を重く引く。
出立に際して兄より激励を受けた。
『父上を信じ、己を信じろ。
其方がもたらした情報がこの戦を切り開くんだ。
必ず生きてここに、そして母上の元に帰るんだ。
だが決して死を恐れてはいけない。
共に戦い、勝つんだ』
兄はどこか透き通る眼差しをしていた。
何かを悟ったかの様であり、また大きな覚悟を決めた様でもあった。
既に肩で息をする才寿丸は俊実に問う。
「兄上は大丈夫であろうか」
才寿丸の目には、今朝の兄の様子がただならぬものに感じられていた。
山陰の麒麟児と異名をとる山中鹿介の武名は、才寿丸も幾度となく聞いてきた。
長く山陰で戦ってきた父の武名の影には常に鹿介の名があった。
父の偉大さを聞けば聞くほどに、鹿介が如何に強大な敵将であるかも知らされた。
そんな男に対し、兄が真っ向から戦う。
吉川本隊が水谷口の攻め手から消えたことを隠す為。
「若、ご安心なされよ。
駿河守様は少輔次郎(元資の通称)様を『まだまだ』と仰有りますが、決してお認めになられていないわけではありませぬ。
駿河守様は現状に満足せず、武士として更なる高みを目指していただきたいのです。
それこそ自身を越えるような武士に」
才寿丸とて兄の武勇をを信じない訳ではない。
毎日剣や組打ちの稽古をつけてもらっているが、今までに一本取るどころか、常につけいる隙なく打ちのめされてきた。
また父を相手にしては、時に押し込み、一本を取る姿を見てきた。
兄の武技は決して父に劣るものではない。
だがそれは、実力が拮抗しているならば勝負に絶対はない、という事を意味している。
そして鹿介の武勇もまた、父に引けをとるものでもないのだ。
まさか兄が最前線に出るとは思わないが、万が一にも鹿介と相対しない事を願うばかりだ。
そんな思案を巡らす才寿丸を察してか、俊実が声で背中を押す。
「それよりも若、今は自身の任に集中いたしましょう。
例えが少輔次郎様が奮闘されても、我々が任に失敗しては何の意味もなく、むしろ意味もなく少輔次郎様が死地に身を置いただけとなってしまいます。
少輔次郎様のお覚悟に応える為にも、我々は尼子勢を征討せねばならぬのです」
才寿丸はそれを聞き、黙って頷いた。
それとほぼ同時に背後にて喚声が沸き起こる。
才寿丸は振り返る事なく、重い具足を前に進めた。
その頃、元資は馬上にて逸る気持ちを押さえながら声を張っていた。
「安芸新庄の強者よ、今日こそ尼子の残党共を殲滅し、山陰の憂いを打ち払う時ぞ」
不在する父の代役を担い、馬上の体は熱く滾る。
飛ばす檄は覇気を纏い、その気勢は今にも敵陣を切り裂かんばかり。
「少輔次郎殿、逸るではないぞ」
そう諭すのは自身の陣旗を下ろして吉川隊の補佐につく宍戸隆家。
元資の伯母五龍局を妻とし、そして元資の妻の父親でもある。
つまり元資にとっては義理の父であり、伯父にあたる。
「しかしながら若き頃の駿河守殿を彷彿とさせつつも、それとは異なる鋭利なる気勢。
良き武士となられた」
この宍戸隆家は元々は代々毛利家と争い、敵対していた国人領主であった。
しかし元就の長女を妻に迎えてからは毛利家に従い、若き元春や隆景と共に戦場で馬を並べて武功を挙げてきた。
そして今や次女を元資、そして更に三女を輝元に嫁がせるなど毛利家と親密な関係にあり、元就からは一門と同等の扱いを受けている。
「何の安芸守(隆家)殿。
不在の父を示すが我が役。
この程度の気勢ではまだまだ不足でありましょう」
武門に生きる者として、作戦とは言え自身の軍旗を下ろさねばならない憤懣はあったであろう。
険しい表情をしていた隆家だったが、元資の言葉を聞くと表情を少し崩して言う。
「遠慮すること無く、我ら安芸高田勢を存分に指揮するがよい。
此度、新庄勢の一員として少輔次郎殿の手足となろう」
その提言に対して、元資は滾る眼差しで指示をする。
「ならば安芸守殿は我が左翼で兵を伏せられよ。
数刻後に私自らが血気に逸り突出する。
その後後退する我が隊に釣られた尼子勢を挟撃するのです」
それを聞いた隆家は驚いて制止する。
「待たれよ。
少輔次郎殿自ら突出しようと言うのか。
それはあまりに危険ではないか。
御身は今、この吉川隊と我ら宍戸隊を預かり指揮する身なのだぞ。
それにも関わらず最前線に出ようとは如何なる事か」
無論『私自らが血気に逸り』との言葉から、隆家もそれが罠に誘い込む策である事は理解している。
とは言えもし元資の身に何かあれば、元春を不在にしている吉川隊はもとより、間道から回り込んだ部隊との挟撃の作戦も、全てが瓦解してしまう。
しかし元資は冷静に返して言う。
「安芸守殿、今日もこの隊を率いるのは駿河守元春でありましょう。
また私がいつまでもこの場に控えていては尼子勢に駿河守不在を気取られかねません。
『虎穴に入らずんば虎児を得ず』の言葉の通り、私が死地に赴く事で駿河守の存在を示し、敵の目を惑わせるのです」
元資の目に宿る決意を見て、隆家は気圧された様に黙って頷いた。
大地から雷が打ち上がったような轟音に才寿丸は頭を上げた。
今日の布部山に初めて轟いた火縄の銃声。
才寿丸の脳裏に昨日まで見た、凶弾に倒れ斜面を転がる兵の姿が蘇る。
一抹の不安。
それを胸の底に押さえ込み凝視する。
険しい間道を抜け、眼下に翻る尼子の陣旗。
布部山に陣取る尼子勢の本陣だ。
その更に先で尼子勢の主力は毛利勢と対峙、交戦いている。
遂に背後を取ったのだ。
刀の柄を握る手に力が入る。
二度目の銃声が鳴り響くと元春が高らかに号令をする。
「今この布部山の攻防に決着をつける。
死力を尽くしてかかれ」
それと同時に才寿丸は懸命に駆けた。
未明からの進軍で、既に手足は石のように重く、関節は鉄のように固い。
胸は見えない鎖で締め付けられているかのようだ。
必死の思いで腿を上げ、足を前に出す。
だが腹の底は燃えるように熱い。
こみ上げるそれは胸を伝い、自然と雄叫びとして吐き出される。
恐らく周囲の兵も同様であろう。
互いが互いを鼓舞するように、皆雄々しく咆哮する。
尼子勢の主力は麓まで降りて毛利本隊と対峙している今、当然本陣の守備は薄い。
ここ数日語りかけてきた声の事など完全に忘れ去り、才寿丸は夢中で駆け、刀を振るう。
火を放ち、慌てふためく尼子の兵に斬りかかり、そして前へ。
一心不乱に前へ、前へ。
「本陣は安芸新庄の吉川駿河守元春が制圧した。
者共このまま麓まで駆け降り、尼子本隊を味方と挟撃せよ」
元春の声が響くと兵は大きな歓声をあげ、そして息つく間もなく再び走る。
今度は麓へ。
麓の尼子勢はまだ本陣が陥落した事に気付いてはいないだろう。
麓では昨日までと同様に激しい攻防が繰り広げられているに違いない。
いち早く伝えなければ。
背後を衝かれ、本陣が落ちた事を知れば尼子勢は動揺し、形勢は一気に毛利に傾く。
父の代わりを果たし、耐えている兄を助けられる。
そしてこの布部山で勝利する事で月山富田城の味方を助けられる。
また銃声が聞こえた。
先刻感じた不安が再び脳裏によぎる。
兄よ、無事であってくれ。
この戦に勝ち、共に母の元へ生きて帰ろう。
やがて尼子本隊の人影が才寿丸の視界に入った。
才寿丸は俊実と共に父元春率いる本隊の一員として本陣を出立した。
間道は雑草が才寿丸の腰まで伸び、倒木が行く手を遮る。
その荒れ具合は、獣道と呼ぶ事すら憚られる。
無論軍馬を引いて来れる筈もない。
草木の朝露が具足を濡らし、足を重く引く。
出立に際して兄より激励を受けた。
『父上を信じ、己を信じろ。
其方がもたらした情報がこの戦を切り開くんだ。
必ず生きてここに、そして母上の元に帰るんだ。
だが決して死を恐れてはいけない。
共に戦い、勝つんだ』
兄はどこか透き通る眼差しをしていた。
何かを悟ったかの様であり、また大きな覚悟を決めた様でもあった。
既に肩で息をする才寿丸は俊実に問う。
「兄上は大丈夫であろうか」
才寿丸の目には、今朝の兄の様子がただならぬものに感じられていた。
山陰の麒麟児と異名をとる山中鹿介の武名は、才寿丸も幾度となく聞いてきた。
長く山陰で戦ってきた父の武名の影には常に鹿介の名があった。
父の偉大さを聞けば聞くほどに、鹿介が如何に強大な敵将であるかも知らされた。
そんな男に対し、兄が真っ向から戦う。
吉川本隊が水谷口の攻め手から消えたことを隠す為。
「若、ご安心なされよ。
駿河守様は少輔次郎(元資の通称)様を『まだまだ』と仰有りますが、決してお認めになられていないわけではありませぬ。
駿河守様は現状に満足せず、武士として更なる高みを目指していただきたいのです。
それこそ自身を越えるような武士に」
才寿丸とて兄の武勇をを信じない訳ではない。
毎日剣や組打ちの稽古をつけてもらっているが、今までに一本取るどころか、常につけいる隙なく打ちのめされてきた。
また父を相手にしては、時に押し込み、一本を取る姿を見てきた。
兄の武技は決して父に劣るものではない。
だがそれは、実力が拮抗しているならば勝負に絶対はない、という事を意味している。
そして鹿介の武勇もまた、父に引けをとるものでもないのだ。
まさか兄が最前線に出るとは思わないが、万が一にも鹿介と相対しない事を願うばかりだ。
そんな思案を巡らす才寿丸を察してか、俊実が声で背中を押す。
「それよりも若、今は自身の任に集中いたしましょう。
例えが少輔次郎様が奮闘されても、我々が任に失敗しては何の意味もなく、むしろ意味もなく少輔次郎様が死地に身を置いただけとなってしまいます。
少輔次郎様のお覚悟に応える為にも、我々は尼子勢を征討せねばならぬのです」
才寿丸はそれを聞き、黙って頷いた。
それとほぼ同時に背後にて喚声が沸き起こる。
才寿丸は振り返る事なく、重い具足を前に進めた。
その頃、元資は馬上にて逸る気持ちを押さえながら声を張っていた。
「安芸新庄の強者よ、今日こそ尼子の残党共を殲滅し、山陰の憂いを打ち払う時ぞ」
不在する父の代役を担い、馬上の体は熱く滾る。
飛ばす檄は覇気を纏い、その気勢は今にも敵陣を切り裂かんばかり。
「少輔次郎殿、逸るではないぞ」
そう諭すのは自身の陣旗を下ろして吉川隊の補佐につく宍戸隆家。
元資の伯母五龍局を妻とし、そして元資の妻の父親でもある。
つまり元資にとっては義理の父であり、伯父にあたる。
「しかしながら若き頃の駿河守殿を彷彿とさせつつも、それとは異なる鋭利なる気勢。
良き武士となられた」
この宍戸隆家は元々は代々毛利家と争い、敵対していた国人領主であった。
しかし元就の長女を妻に迎えてからは毛利家に従い、若き元春や隆景と共に戦場で馬を並べて武功を挙げてきた。
そして今や次女を元資、そして更に三女を輝元に嫁がせるなど毛利家と親密な関係にあり、元就からは一門と同等の扱いを受けている。
「何の安芸守(隆家)殿。
不在の父を示すが我が役。
この程度の気勢ではまだまだ不足でありましょう」
武門に生きる者として、作戦とは言え自身の軍旗を下ろさねばならない憤懣はあったであろう。
険しい表情をしていた隆家だったが、元資の言葉を聞くと表情を少し崩して言う。
「遠慮すること無く、我ら安芸高田勢を存分に指揮するがよい。
此度、新庄勢の一員として少輔次郎殿の手足となろう」
その提言に対して、元資は滾る眼差しで指示をする。
「ならば安芸守殿は我が左翼で兵を伏せられよ。
数刻後に私自らが血気に逸り突出する。
その後後退する我が隊に釣られた尼子勢を挟撃するのです」
それを聞いた隆家は驚いて制止する。
「待たれよ。
少輔次郎殿自ら突出しようと言うのか。
それはあまりに危険ではないか。
御身は今、この吉川隊と我ら宍戸隊を預かり指揮する身なのだぞ。
それにも関わらず最前線に出ようとは如何なる事か」
無論『私自らが血気に逸り』との言葉から、隆家もそれが罠に誘い込む策である事は理解している。
とは言えもし元資の身に何かあれば、元春を不在にしている吉川隊はもとより、間道から回り込んだ部隊との挟撃の作戦も、全てが瓦解してしまう。
しかし元資は冷静に返して言う。
「安芸守殿、今日もこの隊を率いるのは駿河守元春でありましょう。
また私がいつまでもこの場に控えていては尼子勢に駿河守不在を気取られかねません。
『虎穴に入らずんば虎児を得ず』の言葉の通り、私が死地に赴く事で駿河守の存在を示し、敵の目を惑わせるのです」
元資の目に宿る決意を見て、隆家は気圧された様に黙って頷いた。
大地から雷が打ち上がったような轟音に才寿丸は頭を上げた。
今日の布部山に初めて轟いた火縄の銃声。
才寿丸の脳裏に昨日まで見た、凶弾に倒れ斜面を転がる兵の姿が蘇る。
一抹の不安。
それを胸の底に押さえ込み凝視する。
険しい間道を抜け、眼下に翻る尼子の陣旗。
布部山に陣取る尼子勢の本陣だ。
その更に先で尼子勢の主力は毛利勢と対峙、交戦いている。
遂に背後を取ったのだ。
刀の柄を握る手に力が入る。
二度目の銃声が鳴り響くと元春が高らかに号令をする。
「今この布部山の攻防に決着をつける。
死力を尽くしてかかれ」
それと同時に才寿丸は懸命に駆けた。
未明からの進軍で、既に手足は石のように重く、関節は鉄のように固い。
胸は見えない鎖で締め付けられているかのようだ。
必死の思いで腿を上げ、足を前に出す。
だが腹の底は燃えるように熱い。
こみ上げるそれは胸を伝い、自然と雄叫びとして吐き出される。
恐らく周囲の兵も同様であろう。
互いが互いを鼓舞するように、皆雄々しく咆哮する。
尼子勢の主力は麓まで降りて毛利本隊と対峙している今、当然本陣の守備は薄い。
ここ数日語りかけてきた声の事など完全に忘れ去り、才寿丸は夢中で駆け、刀を振るう。
火を放ち、慌てふためく尼子の兵に斬りかかり、そして前へ。
一心不乱に前へ、前へ。
「本陣は安芸新庄の吉川駿河守元春が制圧した。
者共このまま麓まで駆け降り、尼子本隊を味方と挟撃せよ」
元春の声が響くと兵は大きな歓声をあげ、そして息つく間もなく再び走る。
今度は麓へ。
麓の尼子勢はまだ本陣が陥落した事に気付いてはいないだろう。
麓では昨日までと同様に激しい攻防が繰り広げられているに違いない。
いち早く伝えなければ。
背後を衝かれ、本陣が落ちた事を知れば尼子勢は動揺し、形勢は一気に毛利に傾く。
父の代わりを果たし、耐えている兄を助けられる。
そしてこの布部山で勝利する事で月山富田城の味方を助けられる。
また銃声が聞こえた。
先刻感じた不安が再び脳裏によぎる。
兄よ、無事であってくれ。
この戦に勝ち、共に母の元へ生きて帰ろう。
やがて尼子本隊の人影が才寿丸の視界に入った。
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