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帰る場所
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真っ白な、部屋の中だった。
ここが仮に死後の世界であるならば、随分寂しいものだと思った。私はその場で膝を抱えている。首を捻って周囲を見渡しているあたり、どうやら体を動かすことはできるようだった。
殺風景というにはあまりにも何もない部屋で呆けているうちに、私は自分の記憶が曖昧なことに気づいた。自分がおそらく死んだであろうことは理解できたが、なぜ死ぬことになったのかは、皆目見当がつかなかった。なんとか思い出そうにも、どうも思考力そのものが吸い取られているような感覚だった。脳だけがひどく眠たいような、雲の上に腰を下ろしているような浮遊感の中で、瞼を閉じているのが堪らなく心地よかった。
私はしばらく、そのまま眠っていたらしい。薄々、もうこの眠りが覚めることはないかもしれないと思いながら眠りについたのもあって、自分が目覚めたことに少し驚いたくらいだ。
しかし、私の驚きはそれだけじゃなかった。
「吉名先生、来ちゃったんですね」
目の前の、寂し気な顔をした青年が何者なのか、私は知っていた。私が知っている彼はもっともっと幼かったけれど、この青年は確かに私の記憶の中で存在していた。私が何度も思いを馳せた、失ってしまった彼の成長した姿。高校生になって、時々同じ電車に乗り合わせて軽い現状報告をし合うような、片手に分厚い参考書を持って、私と同じ教員の道を志しているような、そんな彼の姿だった。
「悠人……君?」
この真っ白な世界で声を出せたことに、少しだけ安心していた。私と彼は今同じ世界線の上にいるのだと、その事実を受け入れるのにさして抵抗はなかった。私はこの部屋に来た時から、彼のことを待っていたのかもしれないとさえ思えた。
「先生、さあこっちに」
彼に手を引かれて立ち上がると、途端に真っ白だった視界が色づき始めた。四角い部屋のあちこちに見覚えのある家具が配置され、あっという間にそこは平木悠人と初めての密会を果たしたあのリビングへと変貌を遂げた。木製の丸テーブルの上には、学校の課題のような問題集と、使い込まれた筆箱、そして私が教員時代に使っていたノート類が広げられていた。
私が眼前で起きた事象を理解する間もなく、青年姿の平岸悠人は二人掛け用のソファの右側に腰をおろして、私にも着席を促した。戸惑いながらも、私は彼に従って柔らかなクッション素材に体を沈ませる。
数十センチ離れた距離に、彼の肩が並んでいた。それは私が知っている彼のものよりもずっと厚く、細身ながらもしっかりとした、男性の体つきというのが適切な表現に思えた。あまりに生々しい光景に私は息を呑みながら、彼に会話を振った。
「私達って、ずっとこんなふうに一緒だったのかな。悠人君は先生になりたいんだもんね。私にも教えられることはあるだろうし、卒業してからもこんなふうに家庭教師みたいなことやったりして……」
「これは、僕の妄想ですよ。僕が変われたら、こういう未来が待っていたのかもしらないっていう、ただの妄想」
悠人は淡々とそういった。
私は思わず想像する。この部屋で、誰よりも優しく繊細な彼がひたむきに夢を追う光景、そしてそんな彼を安らかな瞳で見つめる、平岸鈴江の姿を。
「母さんのこと、ありがとうございました」
心の中を透視しているかのように、悠人は机の方に目線をやったまま礼をいった。
「私はなんにも」
最後に目にした彼女の涙を思い出しながら、私は力なく返した。言葉通り、私には何一つ彼女の苦しみを救うことなどできなかったのだから。
「先生が会いに行ってくれたってだけで、十分なんです。だめなんですよ、今を生きなきゃいけない母さんが、無くなったものをいつまでも変わらずに覚えているなんて。少なくとも先生が会いに行ってくれたことで、母さんはあの時のことをやっと言葉として吐き出せた。言葉っていうのは、体の中の毒なんです。みっともなくても、吐き出さなきゃ無くならないんですよ」
悠人はそういうと、薄く息を吐いた。大窓から差し込む光が白いレースのカーテン越しに彼の輪郭をぼやけさせる。それが自分の目に浮かんだ涙のせいだということに、私は彼の笑顔で気づいた。
「先生は、やっぱり優しいままなんですね」
悠人の長い指が目尻に溜まった私の涙を掬う。
私は彼の言葉にならって、胸の中に溢れた説明のつかない感情を吐き出した。
「ううん。私も、救われたから」
この気持ちはなんなのだろう。救われた、とは一体誰になのだろう。私は自分の言葉に自分で疑問を持つ。その答えは、もう取り出しようもない記憶の箱の中にしまわれているような気がした。
「……僕は、先生のことを迎えに来たんです。先生が今思い出そうとしていることは、向こう側へ行く為には捨てておかなければならないものなんですよ」
悠人の言葉が真実であることは、疑いようがなかった。二度と会えないはずの彼が目の前にいるということが、何よりの証明なのだから。そして彼の指す『向こう側』というものも、私はとうに理解できていた。彼を失ってからの一年、何度行こうとしたか分からない、行ってしまえば二度と戻れない未知の世界。この場所は、そこへ向かうまでの中継地点でしかないのだろう。
このままここで喋っていても、かえって悠人を困らせてしまう。きっと向こう側に行けば、時間なんて腐るほどあるに決まっている。次に生まれ変わるまでの間、死者を相手に勉強会でも開いてみようか。そんな楽観的な考えさえ浮かんでくるほど、私の頭は向こう側に惹かれていた。
「……もう、思い出せないの?」
惹かれていた、はずなのに。私の左手を引いて立ち上がろうとする悠人の背中に、私の口は勝手にそんな問いを投げかけていた。
悠人はそれを受けて、少し眉を曇らせた。
「はい。だからもう、行きましょう」
やはりここに留まるのは都合が悪いのか、彼の声には焦りが含まれ始めているように思えた。しかし、私の足は一向に動こうとしない。何か決定的なものが欠損した感覚が、胸に大きな穴を空けていた。
「向こうに行けばもう何も考えなくていいんです。苦しい思いも、もうしなくていい……だから」
だんだんと必死そうに訴えかけてくる悠人の瞳が、潤んでいるような気がした。その顔を見ても、私の体は動かなかった。あれだけ再会を望んだ悠人の呼びかけを拒んでしまうのが、自分でも不思議だった。
「待って、私行けない」
「なんで。早くしないと、また僕たちは離れ離れになるんですよ」
悠人は取り乱していた。彼の目に浮かんだ水滴は次々と頬を伝い、語尾はしゃくりあげる音で聞き取れないほどになっていた。
彼の涙に胸を痛めながらも、私はそっと、悠人に握られていた左手を解いた。
「誰かが……まだ私のこと待ってるんだ」
今になって私は気づいた。名前の分からない熱が、私の右の手をずっと包んでいることに。私が思い出せないでいるのは、この泣いてしまいそうになるほど優しい熱の持ち主のことなのだと思った。いや、それはもう確信だった。
「その人は、そんなに吉名先生にとって大切な人なんですか。名前だって覚えてないんですよね? それに、僕だって先生にとって特別な存在でしょ? 帰ったからって、先生が死ぬまでその人が傍にいる保証なんてどこにも……」
「いいんだよ、そんなの」
私は悠人の言葉を遮った。彼が本心から私を責めているわけではないことはわかっていた。そして、私はここで何を言うべきかも知っていた。
しかし、本人を前にしているわけじゃなくても、この感情を口にするのは緊張するものだ。といっても、私にはこの言葉の先にいる人の顔も分からないのだけれど。ただこの右手の熱を知覚したときに胸に感じた、乾いた泉に水が満たされるような感覚がなんなのか、それくらいは私にも分かっていた。
「私が、どうしようもなく好きなんだから」
できるだけの笑顔で、人生一番の幸福な瞬間を紡ぐように私は、右手の彼へ告白をした。
ここが仮に死後の世界であるならば、随分寂しいものだと思った。私はその場で膝を抱えている。首を捻って周囲を見渡しているあたり、どうやら体を動かすことはできるようだった。
殺風景というにはあまりにも何もない部屋で呆けているうちに、私は自分の記憶が曖昧なことに気づいた。自分がおそらく死んだであろうことは理解できたが、なぜ死ぬことになったのかは、皆目見当がつかなかった。なんとか思い出そうにも、どうも思考力そのものが吸い取られているような感覚だった。脳だけがひどく眠たいような、雲の上に腰を下ろしているような浮遊感の中で、瞼を閉じているのが堪らなく心地よかった。
私はしばらく、そのまま眠っていたらしい。薄々、もうこの眠りが覚めることはないかもしれないと思いながら眠りについたのもあって、自分が目覚めたことに少し驚いたくらいだ。
しかし、私の驚きはそれだけじゃなかった。
「吉名先生、来ちゃったんですね」
目の前の、寂し気な顔をした青年が何者なのか、私は知っていた。私が知っている彼はもっともっと幼かったけれど、この青年は確かに私の記憶の中で存在していた。私が何度も思いを馳せた、失ってしまった彼の成長した姿。高校生になって、時々同じ電車に乗り合わせて軽い現状報告をし合うような、片手に分厚い参考書を持って、私と同じ教員の道を志しているような、そんな彼の姿だった。
「悠人……君?」
この真っ白な世界で声を出せたことに、少しだけ安心していた。私と彼は今同じ世界線の上にいるのだと、その事実を受け入れるのにさして抵抗はなかった。私はこの部屋に来た時から、彼のことを待っていたのかもしれないとさえ思えた。
「先生、さあこっちに」
彼に手を引かれて立ち上がると、途端に真っ白だった視界が色づき始めた。四角い部屋のあちこちに見覚えのある家具が配置され、あっという間にそこは平木悠人と初めての密会を果たしたあのリビングへと変貌を遂げた。木製の丸テーブルの上には、学校の課題のような問題集と、使い込まれた筆箱、そして私が教員時代に使っていたノート類が広げられていた。
私が眼前で起きた事象を理解する間もなく、青年姿の平岸悠人は二人掛け用のソファの右側に腰をおろして、私にも着席を促した。戸惑いながらも、私は彼に従って柔らかなクッション素材に体を沈ませる。
数十センチ離れた距離に、彼の肩が並んでいた。それは私が知っている彼のものよりもずっと厚く、細身ながらもしっかりとした、男性の体つきというのが適切な表現に思えた。あまりに生々しい光景に私は息を呑みながら、彼に会話を振った。
「私達って、ずっとこんなふうに一緒だったのかな。悠人君は先生になりたいんだもんね。私にも教えられることはあるだろうし、卒業してからもこんなふうに家庭教師みたいなことやったりして……」
「これは、僕の妄想ですよ。僕が変われたら、こういう未来が待っていたのかもしらないっていう、ただの妄想」
悠人は淡々とそういった。
私は思わず想像する。この部屋で、誰よりも優しく繊細な彼がひたむきに夢を追う光景、そしてそんな彼を安らかな瞳で見つめる、平岸鈴江の姿を。
「母さんのこと、ありがとうございました」
心の中を透視しているかのように、悠人は机の方に目線をやったまま礼をいった。
「私はなんにも」
最後に目にした彼女の涙を思い出しながら、私は力なく返した。言葉通り、私には何一つ彼女の苦しみを救うことなどできなかったのだから。
「先生が会いに行ってくれたってだけで、十分なんです。だめなんですよ、今を生きなきゃいけない母さんが、無くなったものをいつまでも変わらずに覚えているなんて。少なくとも先生が会いに行ってくれたことで、母さんはあの時のことをやっと言葉として吐き出せた。言葉っていうのは、体の中の毒なんです。みっともなくても、吐き出さなきゃ無くならないんですよ」
悠人はそういうと、薄く息を吐いた。大窓から差し込む光が白いレースのカーテン越しに彼の輪郭をぼやけさせる。それが自分の目に浮かんだ涙のせいだということに、私は彼の笑顔で気づいた。
「先生は、やっぱり優しいままなんですね」
悠人の長い指が目尻に溜まった私の涙を掬う。
私は彼の言葉にならって、胸の中に溢れた説明のつかない感情を吐き出した。
「ううん。私も、救われたから」
この気持ちはなんなのだろう。救われた、とは一体誰になのだろう。私は自分の言葉に自分で疑問を持つ。その答えは、もう取り出しようもない記憶の箱の中にしまわれているような気がした。
「……僕は、先生のことを迎えに来たんです。先生が今思い出そうとしていることは、向こう側へ行く為には捨てておかなければならないものなんですよ」
悠人の言葉が真実であることは、疑いようがなかった。二度と会えないはずの彼が目の前にいるということが、何よりの証明なのだから。そして彼の指す『向こう側』というものも、私はとうに理解できていた。彼を失ってからの一年、何度行こうとしたか分からない、行ってしまえば二度と戻れない未知の世界。この場所は、そこへ向かうまでの中継地点でしかないのだろう。
このままここで喋っていても、かえって悠人を困らせてしまう。きっと向こう側に行けば、時間なんて腐るほどあるに決まっている。次に生まれ変わるまでの間、死者を相手に勉強会でも開いてみようか。そんな楽観的な考えさえ浮かんでくるほど、私の頭は向こう側に惹かれていた。
「……もう、思い出せないの?」
惹かれていた、はずなのに。私の左手を引いて立ち上がろうとする悠人の背中に、私の口は勝手にそんな問いを投げかけていた。
悠人はそれを受けて、少し眉を曇らせた。
「はい。だからもう、行きましょう」
やはりここに留まるのは都合が悪いのか、彼の声には焦りが含まれ始めているように思えた。しかし、私の足は一向に動こうとしない。何か決定的なものが欠損した感覚が、胸に大きな穴を空けていた。
「向こうに行けばもう何も考えなくていいんです。苦しい思いも、もうしなくていい……だから」
だんだんと必死そうに訴えかけてくる悠人の瞳が、潤んでいるような気がした。その顔を見ても、私の体は動かなかった。あれだけ再会を望んだ悠人の呼びかけを拒んでしまうのが、自分でも不思議だった。
「待って、私行けない」
「なんで。早くしないと、また僕たちは離れ離れになるんですよ」
悠人は取り乱していた。彼の目に浮かんだ水滴は次々と頬を伝い、語尾はしゃくりあげる音で聞き取れないほどになっていた。
彼の涙に胸を痛めながらも、私はそっと、悠人に握られていた左手を解いた。
「誰かが……まだ私のこと待ってるんだ」
今になって私は気づいた。名前の分からない熱が、私の右の手をずっと包んでいることに。私が思い出せないでいるのは、この泣いてしまいそうになるほど優しい熱の持ち主のことなのだと思った。いや、それはもう確信だった。
「その人は、そんなに吉名先生にとって大切な人なんですか。名前だって覚えてないんですよね? それに、僕だって先生にとって特別な存在でしょ? 帰ったからって、先生が死ぬまでその人が傍にいる保証なんてどこにも……」
「いいんだよ、そんなの」
私は悠人の言葉を遮った。彼が本心から私を責めているわけではないことはわかっていた。そして、私はここで何を言うべきかも知っていた。
しかし、本人を前にしているわけじゃなくても、この感情を口にするのは緊張するものだ。といっても、私にはこの言葉の先にいる人の顔も分からないのだけれど。ただこの右手の熱を知覚したときに胸に感じた、乾いた泉に水が満たされるような感覚がなんなのか、それくらいは私にも分かっていた。
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