美醜逆転の異世界で騎士様たちに愛される

志季彩夜

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 二人の休みを合わせて貰って、早速の町デートの日がやって来た。

「お待たせしました!」
「ううんー、ちょうど準備でき……わっ!かわいっ!」
「可愛い……」

 庭で待っていてくれた二人に駆け寄る。

「色々洋服迷っちゃって……」
「今日ちょっと寒いもんね、てかめっちゃ可愛いよ!」
「よく似合っている」
「ありがとうございます……!」

 半袖のブラウスに薄手のカーディガン、下は黄色のスカート。
 昨日は暑かったのに今日は少し肌寒い。
 天気予報が無いとやっぱり不便だな…。

「あ、ラグトさん黄色お揃い!」
「ほんとだね!やったー!」

 二人で手を取ってはしゃぐ。
 若干色味が違うが四捨五入すれば同じ色。何でもこじつけでも、楽しければ良いのだ。

「先輩も服買ったりしないんすか?」
「俺は別に……」

 ミスカさんは言いかけたが、若干心配そうに私を見る。

「……何かお洒落をしたほうが良いだろうか」

 お洒落…ミスカさんがジャケットやブーツを着て……。
 カッコよすぎて妄想に浸りそうになったが、やっぱりと思い直す。

「ミスカさんはシンプルなのが似合うと思うんですよね」

 体が大きいから着飾るとゴツくなっちゃうし、今のTシャツ長ズボンだけで完成されてる気がする。

「確かにそうだね、何でも着ればいいってものでもないし」

 ラグトさんも頷いている。

「そうか、すまない。こういう事には疎くてな」
「そのままのミスカさんが一番ってことです!カッコいいです!」
「ありがとう」

 お洒落服ということは、今回は馬車移動だ。
 荷物がだいぶ多くなっちゃいそうだからね。

「俺がサキの隣に座ろう」
「いや、それは流石にずるいっすよ」

 ミスカさんとラグトさんまだ言い合ってる…。
 私と同じくらいの体型の人であれば横三人で並んで座れるけど、体の大きい二人とだと流石に無理がある。

「私一人で良いですよ?二人並んで座って」
「サキちゃん、根本的に違うよ……」
「それは一番無い」

「じゃあ行き帰り交代で良いじゃない」と言えば普通に納得してくれた。
 二人もたまに抜けてるよね。
 ラグトさんと並んで座り馬車に揺られること三十分程、近場で便利なサロディーアに到着した。

「庭で使う用具を買うんだったよね」
「そうです!色々揃えたくて」

 ミスカさんに案内されて、入り口から十分程歩いたところに店があった。
 小規模だが園芸用品の専門店らしい。
 中に入ると、私には見ても分からない道具が沢山置いてある。ラグトさんは全く分からないみたいで興味深そうにずっとキョロキョロしていた。

「土とかめっちゃ種類ある……これ何が違うんすか?」
「育てる植物によって変わる」
「へぇ……大粒、小粒……」

 少しは勉強したので、大半は分からないが「土」くらいは読める。あと…「水」「野菜」?
 少し分かったところでどうしようも無いので夫を頼ろう。

「ラグトさん、ここ野菜の次はなんて読むんですか?」
「これは、この文字が「専用」で「肥料」だね」
「野菜専用の肥料!分かると楽しいですね」
「だね!」

 お勉強しながらも二人でミスカさんの後を追い、棚を見る。
 ジョウロだけでも色々あるなぁ……上までズラっと並んでる。

「どんなものが良いか希望はあるか?」
「お家に合わせて白色が良いかなって」
「じゃあ……」

 ミスカさんが手を伸ばせば一番上まで届く。一つ手に取り渡してくれた。

「一番白いのはこれだな」
「取っ手の形がお洒落!」

 お洒落だけど使い勝手は……微妙かな。

「これどう?真っ白じゃないけど」
「可愛い!くすみカラーですね」

 ラグトさんが見せてくれたのは色はとっても好きだけれど注ぎ口が細い屋内用だ。

「うーん……」
「どっちも違うな」
「そうですね……」

 長く使いたいから機能性重視なんだよね……。

「じゃあ緑色は……」
「これだけだな」
「ちょっと違う……」

 こだわりが強すぎると決めるに決めれない。
 どう妥協するかと悩んでいると、ラグトさんが思いついたように言う。

「家と同じ白か緑も良いと思うけど、どっちにも合うベージュはどう?」
「ベージュ……!いいですね!」

 その提案を受けてミスカさんが今一度棚を見る。

「それなら形はこれが一番使いやすい」
「わぁ!欲しかったのピッタリだ!」

 二人の連携によりとても良い物に出会えた。
 その他色々見て回り無事買い物を済ませた。

「ミスカさんありがとうございます!」
「ああ」
「ラグトさんが居てくれて良かった!」
「へへ、役に立てて嬉しいな!」

 それぞれ得意なことがあって、補い合えるのっていい関係だよね。

 時間もあるのでしばらく町を見て回っていると、一人の男の子が悲しそうに木の上を見つめていた。その視線の先には青色の風船。
 どうやら彼の物が引っかかってしまったらしい。
 ミスカさんが私たちを見て、察したラグトさんは彼の持っていた荷物を受け取る。
 そしてミスカさんは手を空けて男の子のほうへ近寄った。

「!!」

 急に近づいてきた背の高い男性に怯えているようで少し後ずさりをするその子を置いて、ミスカさんは引っかかった風船を簡単に外した。

「……サキ」

 取ったはいいもののビクビクしている彼に渡すことは躊躇われたようだ。
 代わりに私が屈んでその子に渡した。

「はい、どうぞ」

 ボーッと私を見つめて風船を受け取った男の子は顔を赤らめる。

「ぼ、僕と結婚してください!」
「えっ!?」

 唐突なプロポーズ……どうしてそうなったのかな……。
 戸惑っているとミスカさんが手を差し伸べてくれたので、私はその手を取って立ち上がる。

「ごめんね。私はもう素敵な旦那さんたちがいるから結婚は出来ないかな」
「……結婚してるの?」

 ミスカさんと私の傍に来たラグトさんを見て驚いたように言う男の子に笑顔で頷く。

「そう!とっても優しい人でしょ?」
「…うん!お兄さんありがとう」

 ぺこりと頭を下げたその子は向こうへ走って行った。

「……子供に礼を言われたのは初めてだ」

 ミスカさんは分かりやすく口角が上がっている。

「流石先輩!カッコいいっす!」
「カッコいいです!」
「二人して……止めてくれ。サキが居てくれたからだろう。俺は何も……」

 怖がられると分かっても何かしてあげたくなっちゃうんだろうな。本当に、そういうところが大好きだ。
 照れたミスカさんと笑顔のラグトさんと手を繋ぎ直して私たちはまた歩き出す。

「俺たちは素敵な旦那さんなのか?」
「勿論です!」
「はは、ちょっと気恥ずかしいね」
「じゃあ…ハイスペな旦那さん?」
「「はいすぺ……?」」
「ハイスペックの略です」

 でも高学歴高収入って意味だった気がするな……。騎士だから合ってはいるけど二人の魅力はそこじゃない……。

「優しくて気遣いが出来て料理が上手で身長が高くて顔も声もカッコよくて……」

 ミスカさんとラグトさんに共通する良いところをあげると二人共とても嬉しそうにする。
 私も嬉しくなって、一度手を離すと彼らのその腕を両手でそれぞれギュッと抱きしめる。

「纏めて、やっぱり素敵な旦那さんです!」

 そんな彼らとのデートはあっという間に時間が過ぎていく。

「そろそろ時間だな」
「楽しかったね!」
「はい!また今度……」

 私が言いかけた時、後ろから駆け寄ってきた男性に声をかけられる。

「あの、黒騎士団に居る人だよね!俺、前の入団試験受けに行ったんだ!覚えてる?」

 えぇー……今凄く良い感じで終わるところだったのに……。
 会っても無いのに覚えてるわけない……。
 何度も声をかけられて辿り着いた解決策はほぼスルーだ。

「すみません、全く覚えがありません」
「じゃあ……」

 話を続けようとする彼から、愛しの夫たちへ視線を変える。

「ねぇ、私早くお家帰りたいな」
「!ああ、すぐに帰ろう」
「帰ったら何しよっかー」

 私たちはスタスタと歩き出し、取り残された男性からだいぶ離れたところで二人に小声で言う。

「……一緒に…お風呂入る?」
「さ、サキちゃんからの初めてのお誘い……!」
「今すぐ帰ろう」

 半ば抱えられる勢いで馬車まで行く。

「急いでくれ」
「えっ、あ、はい!」

 そこまで急がなくてもちゃんと一緒に入るのに……。
 まるでタイムリミットがあるかのような剣幕だ。
 ミスカさんの隣に……ではなくやっぱり膝の上に乗せられて、団員さんへの無茶振りもあり二十分で寮に着いた。

「サキちゃんとお風呂~」

 ルンルンなラグトさんに一つずつボタンを外してもらう。
 お風呂自体は何度も一緒に入っているのだけど、私から誘ったのが何やら特別だったらしい。
 頭も体も丁寧に洗ってくれた。
 ……やっぱり勃ってる……二人とも……。
 そういえば初めて一緒にお風呂……シャワー浴びたのミスカさんだったな…。

「サキ、湯船に入ろう」
「あ、はい!」

 三人並んでお湯に浸かる。
 私は普通に座って肩まで浸かれるけど、ラグトさんと特にミスカさんはどうしてもお湯から出てしまう。
 なので、二人の肩にパシャパシャお湯をかけた。

「ど、どうしたの?サキちゃん」
「いえ、寒いかなと思って」
「あはは!充分温かいよ」

 ふと、ミスカさんに手を引かれて抱き寄せられる。

「この方が温かい」
「ふふ、私も温かいです」

 私も彼の肩をさするように抱きしめる。

「ラグトさんも!」
「わーい!ありがとう!」

 抱きしめて幸せなのは良いけれど……。
 恥ずかしさで顔が見れなくて、二人から少し離れて深くお湯に浸かりながら聞く。

「……今日……してくれますか?」
「え!い、いいよ!てかもう大丈夫?」
「だいぶ無理させただろう」

 先日のことで分かったのは、ちゃんと自分の口から言わなければいけないということだ。
 遠慮も必要かもしれないが、したかったらしたいと言わなければ伝わらない。

「え、えっちしたいです!」
「「!」」
「よし、しよう」
「すぐしよう!」

 今日は二人の行動力が増し増しだ。
 湯船から引き上げられて瞬で部屋に向かった。
 ベッドに上がるとミスカさんにキスされて、その後ろではラグトさんがまさかの髪を拭いている。

「…ん……そんな急がなくても……」
「風邪ひいたら大変だから!」

 いや、えっちしてから髪乾かすんじゃなくて……。というかそれだとほぼ乾いてると思う。
 寝転がれないので、ミスカさんとの初めての時のように膝立ちで中を弄られる。
 懐かしいななんて思う余裕も無く、いつもより激しい指の動きに思わず腰が揺れる。

「あん…っ、あ……」
「……ヤバい、入れたい」

 私の後ろ姿が見えるラグトさんが率直な感想を言ってくる。

「俺たち立ってると入れれないじゃないすか」
「そうだな」

 確かに私とラグトさんでも20cm以上差があるので無理だ…けど、急に何の話?

「膝立ちだったらいけるかなって」
「お前は頑張れば出来そうだが」

 真剣に体位の話してる……。

「俺は後ろからでもだいぶ無理がある」
「えっ、ん…あんっ……ミスカさん……」
「どうした、サキ」
「はぁ…あ……いつも…うしろからっ……するとき」

 手が全く止まってくれないから話しずらい!

「ああ、無理にしている訳では無くて、他の人と同じようには出来ないというだけだ。すまないな、不便をかけて」
「あっ!いい……」
「ここがいいのか?」
「あぁっ!」

 気持ち「いい」じゃなくて「大丈夫ですよ」って意味なのに、伝わらずに呆気なく指でイカされてしまった。

「ぁ…はぁ……」
「サキちゃん、試してみていい?」
「は、はい……」

 いつの間にか髪も乾いていたようで、ラグトさんはミスカさんにもたれかかっていた私の体を後ろから抱きしめ、支えながら挿入する。
 これは後ろからだしいつもと同じなんじゃないかな……と思ったのだが全然そんなこと無かった。

「は、あん!っ……!」
「これ気持ちいい?」
「きもちいっ……あぁ…!」

 下から突かれて私の体が押さえられた時に重力も加わって、より深くまで入ってる気がする。
 そう言うとミスカさんのいつもじゃないと思うかもしれないけれど、何だか皆アレの形が違うようで当たる場所も違うのだ。
 最初は大きさの違いしか分からなかったが何度もしてるうちに入れた時の感覚が違うことに気がついた。
 多分、顔を見なくても入れただけで誰だか分かると思う。……そんなことしないけど。
 つまり、今初めての場所を強く抉られている訳で。

「そこだめっ、きもちいいのっ!」
「だ、だめ?気持ちいいのがだめ?」
「……難しいな」

 快感で喘ぐ私に、真面目な二人は戸惑っている。思わず声が出てしまうがなんとか制御しなくては。

「だ、だめじゃない……」
「いい?」
「うん……もっとして……」
「っ……」

 先程より速く突かれて、トントンと気持ちいいところに当たる。

「ラグトさ…っ、あ……んん!」

 ギュッと体に力が入り中を締める。
 彼のが注がれるのを感じながらゆっくり抜かれて降ろされた。
 ボーっとする私を受け止めてミスカさんは正面から入れた。

「ミスカさん……」

 顔を擦り寄らせ唇にキスをすると、舌を入れて返してくれる。
 深く入れないようにと私の腰を逞しい腕で持ち上げながら上下に動かしていく。

「奥入れて……」
「……今日は駄目だ」

 口に出しても叶わないことはあるらしい。
 私の要望の代わりにか弱いところをいっぱい突いてくれるのであっさり不満はなくなった。

「あっ、ん……!あぁ!」

 横からラグトさんが優しく頭を撫でながら耳元にキスをして、フワフワとした快感も混ざりながら全身が熱くなっていく。

「イきそ…う……っ、ミスカさっ」
「ああ」

 彼のその返事と共に絶頂し大きな体を抱きしめる。中に注がれても彼のモノが愛しくて、すぐに抜いてもらうのを拒否するようにより強く抱きしめた。

「…はあ……っ」
「サキちゃん……」
「ん……もっと……」

 ラグトさんとのキスも深く求めながらようやくえっちを終えた。

「ありがとうございます……」
「満足できたか?」
「はい……」
「俺も気持ちよかった!ありがとう!」

 何だか今日はお願いしてばかりだったが、二人とも文句も言わず笑顔で付き合ってくれる。
 せっかくならともう一つお願いしてその日は三人一緒で寝てもらった。勿論私は真ん中で。
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